
パートドヴェールという技法で作られたガラスの筒には葡萄の模様、覗き口のところには葡萄の葉をあしらい、装飾はんだで植物のつるをオブジェクトセルの周りに這わせたエミール・ガレ風のこの万華鏡はどなたの作品か分かるでしょうか。
このところ何回かご紹介した和の万華鏡の作家、溝口好晴さんの作品です。日本の伝統工芸に加えて、ガラスの万華鏡にも挑戦なさいました。石膏を割って出来上がってきた筒の印象から、このようにアール・ヌーボーのデザインで万華鏡を創ったそうです。個展の会場では、ガラスの作品はこれだけだったと思いますが、源氏物語の世界から生まれる万華鏡も、19世紀末にヨーロッパで一世を風靡したアートを取り入れた万華鏡も、どれも溝口さんの世界をごく自然に作り上げていました。さまざまな工芸技術に通じていらっしゃる作家さんだからこそできる幅の広さですね。内部映像は、光を通して淡いピンク色になる貝や白い珊瑚などのオブジェクトが生み出す6ポイントの、やさしい印象の世界を展開します。
このところ何回かご紹介した和の万華鏡の作家、溝口好晴さんの作品です。日本の伝統工芸に加えて、ガラスの万華鏡にも挑戦なさいました。石膏を割って出来上がってきた筒の印象から、このようにアール・ヌーボーのデザインで万華鏡を創ったそうです。個展の会場では、ガラスの作品はこれだけだったと思いますが、源氏物語の世界から生まれる万華鏡も、19世紀末にヨーロッパで一世を風靡したアートを取り入れた万華鏡も、どれも溝口さんの世界をごく自然に作り上げていました。さまざまな工芸技術に通じていらっしゃる作家さんだからこそできる幅の広さですね。内部映像は、光を通して淡いピンク色になる貝や白い珊瑚などのオブジェクトが生み出す6ポイントの、やさしい印象の世界を展開します。
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