時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

第11回世界陸上競技選手権大会閉幕

2007-09-03 | スポーツ
25日から始まった世界陸上が
昨夜その幕を閉じました
男子50㌔競歩では
選手の誘導を間違えて日本人選手が失格になったり
ホテル側の不手際か
外国人選手に部屋が提供されなかった
等というとんでもないことが
あった大会でもありました




中学・高校と陸上部に属し
走り高跳び・100ハードル・4×100・・・
走りました
飛びました
昔を思い出し
久しぶりに血が騒いだ数日間でした
昨日は
ハードルに出場する夢まで見てしまいました


昨今
運動会で勝敗をつけないとか
人生には
勝ち負けが付き物
勝った時の嬉しさ
負けた時の悔しさ
それらを身をもって経験するって
大切なんじゃないかと思うわけ



勝敗が全てではない
それは
男子砲丸投げで
ライバルの勝利を讃える室伏の姿
男子槍投げで
3位に終わった選手が
次の選手のため
場内の観客に拍手を求める姿
女子7種競技終了後
全選手が手を取り合い
抱き合い
お互いを讃える姿を見れば解ること
国を背負っているのも確か
だけど
根底にあるのは
一個人のプライドであり
努力であると思う
切磋琢磨しあい
互いに高みへと上ろうとする
その姿は
果てしなく美しく感動するのであります
心揺さぶられるのであります
DNDが著しく活動するのであります


ただひたすら走る
ただ無心に投げる
陸上競技は
野球やサッカー、フィギアースケートと言った
他のスポーツとは違い
イマイチ華やかさにかける
でも
そのシンプルなところが良い
もともと
陸上競技って軍事鍛錬を目的に始まったのよね~
ご存知でしたか



リレーはグループ競技だけれど
基本的には孤独なスポーツ
孤独な戦いを強いられます
競技場内で
各種競技が行われるため
競技を一時中断しなければならなかったり
常に歓声や視線を浴びながら
競技に集中する難しさ
彼らの凄いところは
歓声や視線を
自分達のパワーに変えてしまうこと




幅跳びの選手だった朝原さんが
100スプリントで日本記録を出しちゃって
それから100に転向し
長らく短距離会を牽引してくれました
4×100の走りは
素晴らしかったです
ありがとう朝原選手



世界の壁はとてつもなく高い
どの国をみても
持って生まれた身体能力の差を感じずにはいられない
そう言ってしまえばそれまでだけど
そんな中で
日本選手の皆さんは
ほんと頑張りました
ありきたりな言葉だけれど
感動をありがとう
そして
お疲れ様でした