有山じゅんじ 実は今晩(2/10 sat)嫁と2人でLIVEに行く予定だったのですが いろいろありまして
仕方なく昔 録画したビデオをみておりました この“夢の乱入者”という番組 ギタリストの渡辺香津美が大阪にやってきて様々なゲストを招いてスタジオライブでセッションする という非常に密度の濃い大好きな番組でした 単に演奏するだけでなく お酒でも飲みながら雑談 曲の打合せ風景もあり レギュラーのドラムの東原力哉やベースの清水興も結構前に出てきていて 音楽好きにはタマラナク魅力的な番組でした
特に この有山じゅんじの回は印象に残っていました
俺がリズムやねん 俺を見て合わせて・・・ と凄腕のミュージシャン相手に堂々と言い放っている という記憶があり 私はその後 酔っ払って音楽の話なぞしていると よくそのコトを語っていました で 今回 改めて確かめると
ここはまって
これも待ってもろて
俺の歌とんの 難しいけど ウッ ッツクシイ~
これ一コづつ 言葉にあわしてブレイクすんねん
アッ! ラッ! マッ!
その“間”は俺の言葉やねん
だからズレてもエエから 俺もう むちゃくちゃするから
アッ! ラッ! マッ!
これインテンポやないねん そやから 俺みといて下さい
ズレてもかまいません
という 言葉でした 1992年7月6日の収録 思えば その時期 仕事についていろいろ考えていた時期です 数年後に転職 ~ライフステージで出直し と相成った次第です 自分らしさを求め もがいていた頃なんだと思います 勝手に言葉を変え「俺が・・・や!」と思い込んでいたようです まだ自分の評価を自分でしていた時期なんでしょうね 俺が 俺が とリズムではなく言葉にこだわっていたのでしょうか
「俺のリズム 俺の“間”はこれです 聞いて 感じて~ぇな」余裕を持ってそう言いたいものです 若くはないのですから
“月光価千金” 渡辺香津美のギターでエンディング その瞬間 スタジオから歓声 ミュージシャン達は口々に
わ~ これはス~ゴイわ ワン・アンド・オンリーやぁ! これは何回も出来んなぁ