私が参加しているマーケティングの勉強会「MCEI」で毎年1回「百人百語」という冊子を発行しております MCEI会員や携わった方々が 気づいたこと 変化・兆候を踏まえた予想 等々の発言をまとめたものです
以下 橋長の原稿であります
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「耐久消費文化へ」
無料版でも充分役立つ“Evernote”であるが、有料版にアップグレードする第一の理由は、「好きだから」だそうだ。
都心のマンション、購入基準は価格や立地だけでなくは「好き嫌い」が大きな要素となって久しい。
今年買った一番高い買物は?私の場合は、カメラ。最新のデジタル一眼レフではなく、私と同じ年齢1959年製のライカ。機械式のカメラや時計の優れている点は、修理が出来る、ということ。
耐久消費財であったはずのカメラや電化製品は、春モデル・夏モデルなどと、めまぐるしくモデルチェンジを繰り返し 修理に出すと同等の新製品で帰ってくる始末。消費文化の典型である。
憧れ、尊敬、高級に値するモノを手に入れたい。好きなモノを手にいれたい。それを手にした利用者がいかなるパフォ-マンスを見せるか、利用者なりの価値を創造するか。供給側の進むべき道は、利用者の心地よいパートナーとなることに尽きる。
もう一度、耐久消費文化になるべきである。
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ということでした
他と比べ『技術的に優れていること』だけが人に好まれるわけではないことを忘れないようにしたいと思います
十人十色 百人百語であります