今回の台風被害 心からお見舞いとお悔やみを申し上げます
上の写真は 奈良の天川によく通っていた頃のものです 豊かな山と豊かな川 そして豊かな人 紀伊山地 近年はパワースポット的な話題もありますが そんな言葉の問題ではなく 懐の深い神秘的な場所であります
ひとり川に入り 集中してフライフィッシングをしてると 突然 川のせせらぎが聞こえなくなる時があります それがまた 大きな音となることもあります 人の気配を感じたり と
私にとって大事な時期 多くのヒントを与えてくれた山と川でありました おじいちゃんから聞いた神様の話 父や母から聞いた神様の話 山や水 その土地の神様の話を実感出来る 大切な場所であります
今日の富士川です
同じく今日の銀座です
私のホームである大阪府枚方市も雨風もそれほどたいしたことなく 淀川の支流の天の川もわずかしか増水していませんでした 紀伊山地が大阪を守ってくれていることを痛感いたします
震災をはじめ大きな天災が襲う2011年 明確に転換しなければならない時代の始まりであるかと思っています
下の写真は“釘”です 実家の蔵の改修(昭和の時代)の時 今時の丸い釘ではいけない と考えた父親(?祖父)が特注で作った昔ながらの釘であります 大地も気候も常に動いている日本 長年培った知恵を再勉強し それを活かすことが それを平成生れの若者の知恵にすることが 昭和生まれの務めではないかと愚考する次第です