August,2011 LEICAⅢg,Voigtlander SNAPSHOT-SKOPAR 25mm,FUJI NEOPAN400(1994-1) 以下同じ
EHAGAKI #237≪集団無意識≫
随分以前に２０ペーシほどで投げ出していた本をお盆休み中には読了しようと 読みはじめましたがなかなか進みません 後書きまで５６２ページ 私には手強いです
2006年5月28日「読みかけの本」というお題のブログを書いておりましたが その時は リチャード・フォーティ著「生命40億年全史」を読みかけ として取り上げていました
で 現在読みかけ中がそのリチャード・フォーティ著の「地球46億年全史」地質学の本であります
その序文
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「世界はあまりにも広大で変化に富んでいる。一冊の本ですべてを伝えることは出来ない。
それでも地質はあらゆるものの下に存在する。風景の土台となり、農業の方法を指図し、村の特徴を決定する。
いうなれば、ある種の集団無意識のようなものとなって、海洋や大陸の下から深く世界をコントロールしているのだ。」
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“集団無意識”という言葉が気になりました 今回のお題は以下４題であります
■地質年代表
■ソーシャルネイティブ
■忘れちゃいけません（発掘ブログ2007.03.11）
■Facebookにて
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■地質年代表
単位
１００万年 主な区分 地質年代
０．０１ 完新世 第四紀
１．６４ 更新世 同上 氷河時代～特に北半球の特殊な適応した哺乳類に影響
５．２ 鮮新世 第三紀
２３．３ 中新世 同上
３５．４ 漸新世 同上 アルプス山脈の発達
５６．５ 始新世 同上
～哺乳類と鳥類の多様化～
６５ 暁新世 同上
～大量絶滅「恐竜の終焉」～
１４５．６ 白亜紀 中生代 広域でチョーク層が堆積
２０８ ジュラ紀 同上 現代につながる海の拡大
２４５ 三畳紀 同上
～大量絶滅～
２９０．５ ペルム紀 古生代後期 パンゲア超大陸
３６２．５ 石炭紀 同上 「氷河時代」石炭の起源となる森と沼
４０８．５ デボン紀 同上 魚類と両生類
４３８．１ シルル紀 古生代前期 カレドニア山地の発達、生物の上陸
５０５ オルドビス紀 同上 古代の海、イアベスト海の発達
５４５ カンブリア紀 同上 三葉虫その他海生動物の登場
「スノーボールアース」
２５００ 原生代 先カンブリア代 多細胞生物、大気中の酸素が増大
３５００ 始生代 同上 生命～岩石中の明確な痕跡
４５５０ 冥王代 同上
リチャード・フォーティ著「地球４６億年全史」から
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■ソーシャルネイティブ
「テレビとマンガの時代」
１９５３年 テレビ放送開始
１９５９年 皇太子結婚、テレビブーム
１９７０年 大阪万国博
１９７７年 パソコン登場
「ゲームとビデオの時代」
１９８３年 任天堂ファミコン発売
１９９５年 ウィンドウズ９５発売
「携帯とネットの時代」
１９９９年 iモード開始
２００１年 ヤフーＢＢ開始
２００４年 ミクシィ登場
２００７年 iPhne 登場
２００９年 ツイッターブーム
テレビネイティブ
「テレビとマンカの時代」に生まれた世代
１９６０年頃生まれが２０歳（１９８０年頃）「ゲームとビデオの時代」になる
デジタルネイティブ
「ゲームとビデオの時代」に生まれた世代
１９８０年頃生まれが２０歳（２０００年頃）「携帯とネットの時代」となる
子供の頃よりファミコンやＰＣと過ごしてきた世代は３０代前半が最年長
すでに組織の中心になっていて 当然デジタルメディアに親しみを持っている
ソーシャルネイティブ
「携帯とネットの時代」に生まれ２０代となり 常に誰かと“ゆるい繋がり”をもっている 中学・高校で携帯を手にしメール・ネットからＳＮＳを利用していく
３０代以上は「起承転結」があり主張する（ミクシィの日記等）～主張したくない人は発信しない？
２０代はもっと直感的で「今、どこに着いた」「暑い」と大した意味を持たないコミュニケーションが普通となっている
マスメディアが取り上げると「流行って売れる」、ということが少なくなりつつある それに対して「カッコ悪くない？」「こっちの方がよくない？」と個人の意見 それも様々な意見がいつでも自由に見ることが出来る
震災がきっかけでマスメディアの報道に疑問をもつようになったテレビネイティブも多くいる（私も）が 彼らはソーシャルネイティブなので マスメディアへの疑問云々ではなく 自然と彼らの中でマスメディアの占める割合が減っている この流れは益々加速し 他の世代にも浸透していく
と 私は思います
参考文献：Works 107(2011.08-09)
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埋もれていたブログに「忘れちゃいけません」というお題がありました
２００７年３月１１日付！ 地震と行政の話題でありました↓
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■忘れちゃいけません（発掘ブログ2007.03.11）
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■Facebookにて
先般Facebookでこんなやりとりをしました
Ｋ氏）
徐々にではあるが、やっぱスポーツは地域密着型になりつつある。「地元のチーム応援せんと、東京のチーム応援してるのカッコ悪いやん」というのが、10年内に普通の時代になるだろう・・・。もちろん「アンチ」という注目度は特定球団やビッグクラブにおいて、益々育つだろうが。
SPORTS運慶: スポーツ人気調査から ←全文はこちら
橋長）
デジタル・ネイティブさらにソーシャル・ネイティブ達の“向き”と“気分”なんやろね。でも甲子園で彼らが熱く母校を応援しているのも事実。
私ら“テレビ・ネイティブ”も変わらんとね。まぁ、これ見てる人は中央からのテレビから距離を置いてるんでしょうけどね。
Ｋ氏）
もういろんなもんの人気が視聴率やマスメディア感覚では解らんようになってます（残念ながら広告や販促活動も）。特にスポーツの興行は、ライブを直接的に、間接的に、観る人や係る人を中心に組み立てなくては、えらいコトになると思う・・。
たとえば大相撲なんかは、「巡業」の方に力点を置いた方がいいかもしれない・・・。
といっても、もう俺は「大相撲」はサヨナラしたのですが・・・。
橋長）
御意。考えてみたら私らの子供やもんね。私らの想いの先が彼らやから。
Ｋ氏）
そうですね！いま「東京オリンピック」関連本読んでるけど、俺たち新幹線や東名・名神高速や首都高がないときから生きてるんですからね・・・w えらいことです。
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ということでした
震災に際して“大本営発表”的なモノに対して疑問を持たれた方も多いかと思います
それは私達の子供である“ソーシャルネイティブ”達に大いに影響を受けているのかも知れません
そしてそれは 私達の想いの先である と愚考する次第です
ではまた
写真はこの８月に撮ったモノですがフィルムの有効期限は1994年1月というビンテージものです
