前例/経験のない状況に直面している現在です
将来、世界中の人と同じ話題で話が出来る
であろう年となりそうです
哀しみは最小限で願いたい
その為に出来ること
可能な限り家に居る #stayathome
人の悪口を言わない
主語を大きく語る人の言説は聞き流す
民族等の属性で語る人の言説は聞き流す
そして、、、
↑ 実はコレ、昨年の4月に出したEHAGAKIの冒頭挨拶です
日本の状況は進まず、悪くなっている様に思われます
我々に必要なことは、心の栄養補給
音楽はもちろんですが
煽情的なテレビやネットニュースよりも
ラジオ、本をお勧めします
さて、今回のお題は「対談本」です
その著者の考えのダイジェスト版のようで
入門としては、ピッタリで軽くサラッと読め負担になりません
参考図書)
◇「世間とズレちゃうのはしょうがない」
養老孟司、伊集院 光(著) PHP研究所 (2020/10/14)
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〇「宇宙に行くことは地球を知ること」
野口聡一、矢野顕子、林公代(著) 光文社新書(2020/9/16)
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◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
◇ゲームはよくないという時代が長く続いた
楽しいモノは、必ず中毒になる
二宮金次郎は、勉強中毒
当時は役にも立たない勉強を
夢中でやっているどうしようもない変わり者だと言われていた
〇宇宙体験
宇宙で痛感したのは
「宇宙は引き算の世界だ」ということです
皆さんは宇宙に行ったら
すごい体験をたくさんするに違いない、と思っている
実際は、重量がない
人との繋がりもない
物からの刺激も圧倒的に少ない
新鮮でおいしいモノを食べることは出来ない
ISSの中は無機質でグレーの世界だから色の情報も少ない
動くモノがない
圧倒的に地上の方が、驚きに満ち
人や物との相互作用があり喜怒哀楽にあふれている
そこからどんどん引かれて何が残るか
残されたモノから
一生懸命に世界観をつくろうとする
それが宇宙体験
◇人口減少
人口減少が救済になるかも知れない
日本の人口減少って本能的にそういう方向に向かっている?
諸々調整出来れば、少子化は必ずしも悪い面ばかりでない
今は人が多すぎる
日本は歴史上最も多い
今の三分の二ぐらいの人口でいいんじゃない
人間がある程度のエネルギーレベルの暮らしをすると
地球がもたない
適当にしておいた方がいいんじゃないかな
持続可能性とはそういうことです
ただ、減らしていく過程がいちばん難しい
◇我々人間は何か?
我々人間は何か
といえば、もはやノイズなんですよ
不潔で猥雑で意味不明
そういう存在が人間
だから国は「マイナンバー、番号ひとつでいい」
と言ってる
あなた本人はいらない
EHAGAKI #402≪本人というノイズ≫20/10/23
https://blog.goo.ne.jp/kanbai-
〇硬さで感じる温度
宇宙服の手袋は指先にヒーターがついていて温度は感じない
でも
手袋はシリコン製なので夜はカチカチに硬くなり
昼は柔らかくなる
硬さによって温度を感じ、手のひらが太陽を感じる
◇必ず100に到達する?
自分の積み上げたモノが必ず100に到達すると思い込んでいた
コツコツ積み上げていけば100%になる
と、世間から教わってきた
逆に100%なりそうにないモノには
最初から行きたがらないし
100%にならないと分かった時のショックが大きい
積み上げても時に逆戻りする
あるいはガラガラポンで無くなってしまうコトに関して
恐怖や絶望を抱いたり
100%に近付きたいことに慢心する
◇ゾウムシ
アジア「ゾウムシの検索表」としてまとめた人に
「こういうのも居るんだけど」と
新種を持っていったら
「こちらの表が壊れるからもうやめてくれ」
と言われた
まとめた苦労が、最初からやり直さなければならない
わからないではない、その気持ち
逆に言うと
その表をまとめるのに努力しすぎた
もう少し手前で止めておかなきゃいけない
そうすれば新しいのが入ってきても
最初からガラガラポンでいける
〇手で感じる水平線
無重力空間で
どうやって水平・垂直など
「無重力空間での新しい秩序」を構築するか
サッカー場ほどのISSの移動は
足を使わず、手すりが頼り
手すりの方向やスイッチの位置情報など
手からの触覚情報によって
脳内に水平・垂直という三次元空間を描き移動する
◇与太郎
世間には不必要な人間が必要です
与太郎みたいな
≪与太郎的こころ≫2019年03月18日EHAGAKI #366
https://blog.goo.ne.jp/kanbai-
与太郎曰く
「壊れた時計だって、1日に2度は合う」
≪業の肯定≫2020年02月13日 EHAGAKI #389
https://blog.goo.ne.jp/kanbai-
〇宇宙空間
宇宙空間は空気のない真空
昼は120度以上、夜はマイナス150度以下
そこから宇宙服に守られる
逆にその宇宙服が
温度変化や圧力、感覚を遮断する
すると
地上では考えられない「感覚のクロスオーバー」が現れる
◇解明するわけねぇだろ
ジョン・ホーガンというジャーナリストがノーベル賞受賞者たちと
「科学は世界を解明するか?」
という簡単な質問をした その答えの9割9分が
「解明するわけねぇだろ」
1996年“The End of Acience” 邦訳:科学の終焉
ジョン ホーガン(著)、竹内薫(翻訳) 徳間文庫(2000/10/1)
https://amzn.to/3dv2bsp
「科学が進歩すれば、世界がだんだん解明されていく」
これが一応建前
でもやっている本人だちは、信用していない
◇世間から完全に離れられるのはいつ?
死んだら世間と完全に離れる
生きている限り世間から抜けることは出来ない
死んだら死体 土左衛門
でも家族の中では生きている
亡くなった人を「死体」と呼ぶ人は居ない
名前で呼ぶ
つまりまだ生きている
一人称、私の死は無い
私が死んでいることを知っている「私」はいない
二人称の死は家族の死
三人称、つまり赤の他人の死は「関係ない」ものになる
しかし現代人は客観的な死がある、と思っている
それはいわば神の目線
二人称の死も三人称の死も
客観的な死、と見なしている
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
ということでした
冒頭、テレビよりもラジオをお勧めしました
それは
「もう少し時間をかけて聞いてみる」
ということです
結論、0か100を誰が言ったか?を短い時間で伝えるテレビ
内容についての情報量は少ないです
タレントではなく専門家(又はその本人)から
時間をかけて聞けるのが、ラジオではないかと思います
このEHAGAKIのネタにしている本
ラジオで著者自ら語る話を聞いている場合が多いです
ラジオで聞く
↓
検索
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図書館予約
電子書籍のKindle検索→無料サンプルがあればダウンロード
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図書館で借りた本を読む
↓
気に入れば買う
こんなパターンであります
早くこの言葉↓を省略出来る日を願って
厳しい時は続きます
皆様におかれましても
心の栄養補給は怠らない様、ご自愛下さい
ではまた