お世話になります
久しぶりの“EHAGAKI”となってしまいました
おそらくこれは“facebook”の影響かと思われますが
さて 表題のポテチですが 先般東京に出張に来て同僚と飲んでいて「帰れなくなったので 泊めてちょうだい!」という知人が 夜遅くに角瓶とポテトチップスだけを手土産に来たことに触発されてのことであります
「やめられない とまらない」という素晴らしいコピー!
ポテチと言うと食品の中では“良くないモノ”というイメージが定着している感がありますが
今回のお題は メーカーの思いと国家の思惑であります
■小学校出張事業カルビースナックスクール
■ポテチ税、雇用まで「減量」ハンガリー
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MCEI大阪支部 2012年2月度 定例会 理事長レポート
「夏休みの間には…」「夏休みの間にはポテチと清涼飲料水とカップラーメンを食べてはい
けません」
小学生の我が子が学校からもらってきた連絡事項のお手紙を読んだカルビーの社員は私たちが作っている商品って悪者?って思ったのが始まりです。
カルビースナックスクールはこんなカルビーの社員の思いから始まりました。そんなお話を聞きました。
昨日のMCEI大阪支部2012年2月度 定例会です。カルビーの食育活動を聞きたいとお願いして東京から女性お二人、部長さんとご担当にお越しいただきました。
カルビー株式会社 総合企画事業開発本部
カスタマーリレーション部 部長 二宮かおるさんと
同じくカスタマーリレーション部の太田江美さん。
テーマは
「お菓子会社がする小学校出張事業カルビースナックスクール」です。
カルビーの創業は戦後間もない1949年(昭和24年)焼け野原の広島での創業です。オーナー創業者の熱き思いが詰まった創業です。
非上場のままでの業務拡大が続いてきましたが昨年2011年3月11日、東京証券取引所市場第一部に上場して改めて上場企業としてのスタートを切りました。
そして2011年4月カスタマーリレーション部が設立され二宮かおるさんが部長として就任されました。
カスタマーリレーション部には三つの大きな仕事があります。
先ずは「お客様相談室」としての対応です。クレームからお問い合わせまでを担当しています。
特にクレームのお客さんをどう離反することなくロイヤルカスタマーになっていただくかが重要です。
そして今日のテーマ「カルビースナックスクール」を推進するフードコミュニケーション活動です。子供の身近なおやつから大切な“食”を考える。これをテーマに「カルビースナックスクール」は2003年から始まりました。
冒頭に書いたように「ポテチは悪くありませんからっ!」という熱き思いをもった社員から上がってきた活動です。
でも最初は苦労なさったようです。教育界とはなにもコネがなかったスナック菓子メーカーです。担当の太田さんは小学校をアポなしで回られピンポーン!とインターフォンを押
して回られたといいます。
「間にあってまーす!」
教材メーカーの営業に間違えられることもありなかなかお話を聞いてもらうことができなかったようです。
ようやく2005年にマスコミに取り上げられ小学校からも来てほしいという申し込みも増え2010年には全国で471校で実施できました。
カルビーの社員によるスナックスクールの展開です。
小学生小学校3~6年生を対象としての45分間の授業です。基本プログラムは三つのテーマです。
1.おやつの量を知る。
2.おやつを食べる時間を知る。
3.パッケージ表示の見方を知る。
昨日の講演でも参加者がグループになって10歳ぐらいの男の子のおやつの適正な量を知るというリアル体験もしました。両手でこんもりいっぱいが一回のオヤツの量らしい。
ついついお酒を飲みすぎてしまうおじさんたちにはおいしいお酒もおいしいポテチも「やめられない とまらない」なんですけどねぇ。
直接お客様と社員が話をする。お客様がカルビー製品とどう関わっていただくのか。どうすればカルビーらしさを伝えることができるのか。それがカスタマーリレーション部のミッションと仰る。
単純でなーんも考えていない男どもの単品思考でなく女性の持つ人間理解力をフルに発揮しての活躍がまだまだ続きそうです。
いやあぁぁっ!
昨日もおもしろいお話を聞くことができました。
MCEI大阪支部は今「旬」のお話が聞けます。
昨日定例会終了後のコミュニケーションサロンでぼくの定例会レポートは起伏が激しすぎるとご指摘を受けましたので今回は出来るだけクールにレポーティングでした。
2011年度のMCEI大阪支部のは年間テーマは
「素」(す)のマーケティング。
来月の定例会が2011年度の最後の定例会です。
MCEIは多様なマーケティングの現場で困難な課題に挑戦し続けている実務家の組織です。
勝負はこれから。
これからが面白くなる。
元気出していきまっしょい!
http://www.mcei-osk.gr.jp/article/14260976.html
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■ポテチ税、雇用まで「減量」 ハンガリー これは朝日の記事です 検索して下さい
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ということでした
「やめられない とまらない」という素晴らしいコピーが かえって悪者のイメージを持たれてしまったんでしょうね
事実・本質を理解し判断する という至極当たり前のコトがいかに困難なことか 理解が無いから間違う 理解した上で自分の立場を優先する
身近なコト 組織のコト
21世紀になり“見直す時”と言われながら
今だ出来ていない我々であります
ではまた