【この記事は2002年1月1日、当時“葉書”で出していたモノの復刻掲載しています】
さて2002年はどんな言葉が使われる年になるんでしょうか
昨年6月にバーンド・H・シュミットの「経験価値マーケティング」をヒントに
弊社の経営計画の方針として
「心地よい空間を目に見える形で演出する」という言葉を使ったら
9月になり「目で見える形の支援が欲しい」と言う言葉が使われたりもしました
スターウォーズ エピソード1では
クワイ=ガン・ジンがアナキン・スカイウォーカーへ次の様に語っています
concentrated on a moment feel don't think
「その瞬間に集中するんだ、感じるんだ、考えるな」
そういえばブルース・リーも
「燃えよドラゴン」のなかで弟子に向かって
don't think feel
「考えるな、感じるんだ」
と同じ言葉を使っていました
一方、ネイティブアメリカンのストーキング・ウルフは
お前たちを取り巻く、もっと大きな自然で起きている変化に
気づくことができなくなるほど
一つの小さい自然に決して集中してはいけない
と言っています(Tom Brown,Jr 著:THE TRACKERより)
言葉とはなんとも多様でコミュニケーションは難しいものです
これからの価値を生みだす為には自分自身の中で
どんなプロセスを持てば良いのでしょうか
SLOW云々とよく言われています
そう「ゆっくり」です
「ゆっくり」は時間ではなく「志」です
力を抜いて、周りを良く見る
丁寧に、そして動き、事にあたる
頭で考えるのではなく、手で感じる
これからはSLOWHANDでありたい、と
ギターでGのコードを鳴らすには2弦の開放(シ)よりも
3フレット(レ)を押さえた方が、少しだけ陽気に響く気がします
ゆっくりと明るく行きたいものです