「露出計」というよりも 星座早見表のようなつくりで時期・明るさの状況を合わせて適正露出を得る為のものです 亡き父所蔵の1956年から生産された東京光学~トプコンの二眼レフカメラ “Primoflex Automat” に付属していたモノと思われます
今でこそ シャッタースピードも絞りも はたまたピントも自動が当たり前 当時はまだ露出計付きカメラはほとんど登場していませんでした そこで フィルムの紙箱には露出の目安が書かれていました これなどは それより少し精巧にしたモノでしょうか
もちろん計器としての露出計も父はもっておりましたが(それはまた改めて)
自分で判断して決める 古いやり方は新しく面白いモノであります かの木村伊兵衛は 朝出がけに露出計をだし「今日はコレ」と決めて街に出かけて撮影したとか 粋 です
そこまで達人にはなれませんが 「無くても出来る」ことを学びたいモノであります というコトで有升