3月21日
前回の「石川・福井の旅」からだいぶあいてしまいましたが、続きは山代温泉の朝からです。
いつもなら、朝は旅館の温泉が男女入れ替えになるので、また違う湯に入ることが多いのですが、今回は山代温泉の
中心にある、古総湯に入りに行くことにしました。朝6時からやっているので早起きして、向かいました。
総湯を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪(ゆのがわ)」と言って、日本の温泉文化を正しく伝え、温泉地の原風景が今も残って
いる場所と言われています。とても落ち着いた温泉地です。
空に月が残っています。
明治時代の温泉を復元したもので、入り口にいたお婆さんが何度も、お湯の加減を聞きに来てくれます。
ステンドグラスのすてきなレトロな温泉でした。脱衣場も同じスペースの中にあり、ミニマムな温泉です。
既に先客が来ていました。あとからも次々やってきます。
古総湯では体を洗うこともできず、蛇口も何もありません。
他の温泉に入ってから来て、最後に入る湯とされています。ただゆったり浸かって過ごすだけです。
山代温泉のHPより写真をお借りしました。
ステンドグラスと九谷焼のタイルがすてきな明治時代の共同浴場を忠実に復元しています。
お風呂上りは二階の休憩場へ。
山代温泉が九谷焼の里とは知りませんでした。
選ばず、嫌わず、見捨てず
はじめに尊敬あり
と書かれていた専光寺の前を再び通ります。
ホテルに戻ってからの朝食。
さすがお皿もカラフルでした。
干物は自分で焼くのだったかしら・・
右端のラッピングされていたのは確かだし巻き卵。説明を聞いていたのに忘れました。
左手前は茶粥。
味噌汁には車麩が入っていました。さすが麩の産地。普段はなかなか使いませんがおいしかったです。
このホテルの建築。 いしかわインテリアデザイン賞、金沢市長賞受賞を受賞しているとフロントに書いてありました。
第44回 いしかわインテリアデザイン賞 金沢市長賞に選ばれたのは大浴場「くろの湯」と「しろの湯」。
とてもモダンだった印象で、古い歴史のある建物ではありませんでした。
開湯千三百年、明智光秀、与謝野晶子、泉鏡花、北大路魯山人などの偉人たちもたちも愛した山代の湯は今はひっそりと
していた印象でした。
加賀温泉駅からIRいしかわ号で福井に行きました。
山代温泉で前日見る場所は全部回ってしまったので、予定よりずっと早く9時にホテルから
駅まで送ってもらいました。当初の予定では11時でした。
Lady Kagaには笑った。
かわいいローカル線
福井は新幹線開通1周年記念。駅もそのためにきれいになったのでしょう。
恐竜王国の福井はあちこちに恐竜のモデルが・・
バス乗り場も駅の目の前でわかりやすく、その前には観光案内もあり、とても便利にできていました。
ここから永平寺ライナーというバスに乗って永平寺に行くのですが、増発はしないバスなので少し並んで待つことに。
ほぼ満杯で出発しました。
観光案内では永平寺から朝倉氏遺構まで直接行くバスがあることを教えてもらい助かりました。
時間がかなり前倒しになっていたので、福井で平泉寺白山神社の外に行きたい場所として永平寺と朝倉氏遺構を
選んでいましたが、アクセスも良く、両方行くことができることがわかりました。
町中をくぐり抜けて、山に向かってバスは進んで行きました。
March 21 2025 Yamashiro Onsen → Fukui