Reflections

時のかけらたち

10月も終わり・・・ ending of October

2017-10-30 23:55:20 | a day in the life
一昨日はヨガでストレッチをしっかりして汗をかいてきましたが
寒かったり、暑かったり、台風が来て、風が強く、気温も上がったり、下がったり・・
我が家でもやっとシャワーからお風呂にしているけれど、お布団はまだ夏掛け。
なんだか変な気候です。




昨日は雨にもめげず遠くのスーパーまで食料品を買いに行きました。
さざんかの花が雨のなかできれいでした。

夜はあるもので済ますことにして、冷凍庫にあったさんまで炊き込みご飯を
作ってみました。思いがけずおいしかったです。今ではパスタやビリヤニにも
さんまが登場です。




昼間にケーク・オ・シトロンを作ったのですが、うまく焼けません。
寒くなったから? バターが150gを半分にして100gなかったせい?
前回も同じ量だったけど。卵が大きかった? ベーキング・パウダーを入れ忘れて
最後に型に流した後入れて混ぜたから?
中心まで何度も回しても焼けません。うちの古いオーブンはパウンドケーキが以前
全然焼けなくて困ったことがありました。電子レンジのオーブン機能を使った方が
いいのかしら?

                


11月1日からまた毎日仕事だと思うと緊張し始めてきました。夜更かしはやめて早めに寝ようと思っても
1時は回ってしまう。この自由な日々がもう終わってしまうなんてとちょっと残念。
ヴォリーズが設計した東京では珍しい建物、早稲田のスコット・ホールのガイド付き見学会が2日の午後1時から
あって行きたくてたまらないのだけど復帰して次の日に早退はいくらなんでも言い出せないとやっとあきらめました。
1年に1回だけ非公開のところも見せてくれて説明があるらしい。友人は週に1回ヴォランティアで日本語を教えているので
いつでも見に来てと誘ってくれているので、ついでにシラグーサのCDを借りに行こうかしら。

仕事帰りに紺屋めぐりパート2くらいは寄れそうかもしれません。昨年見れなかった紅型工房を見たいとは思っています。

そろそろ中学同期会のことをまとめて行かなくてはならなくて、ちょっと焦り気味です。最終名簿を作って
当日の寄付の件とか考えなくてはいけないことも多くて。二次会の場所は一欅庵のオーナーが同期生で場所提供を
してくれることになってホッとしています。やはり仕事で夜しか来れない方もいそうです。
閉会挨拶の人もお願いしました。メールだけで顔も知らない人たちがすごく協力してくれてすごいと思いました。




今日は銀行に行って、運用を切り替えたりしました。
その足で、インフルエンザの予防接種。とにかく職業上、受けなければなりません。
今年は不足していて、予約の上行きましたが。予約していてもちゃんと入らないこともあるとか。
先生に良かったねと言われました。今年は特に時間がかかっているみたいです。





今日着物を畳んだりしていましたが、気が付いたらまた最近買ってしまって増えています。また来年分予算まで
使ってしまった感じでしめないといけないと思いました。

モアレの帯によく似合う小紋を紀尾井アートギャラリーに一度返したのですが、安くしてもらって
戻ってきました。八掛の付け替えが半年に一度いち利で安くなるので、替えたらどうかと思いましたが
裏だから替えることはないとの皆さんの意見。良く着る方は天地替えをして、最後に取り換えるとか・・
そこまで着たらすごいですよね。
















夕飯にはものすごく久しぶり、何十年ぶりかにピーマンの肉詰めを作りました。
お弁当にもいいしね。




大好きなジーマーミー豆腐と副菜は残り物。





同期会と仕事の再開・・プレッシャーだわ。
明日は最後の確認に中学校まで再び出かけて打ち合わせです。
同期会がらみのメール連絡や、最終名簿整理で時間が足りません。

古美術ギャラリーを銀座でやっていたT君に会いたくて思い立ったクラス会に
続いて同期会まで発展して・・T君のおかげでまたいろいろな人たちと新しいつながりが
できて行くような・・ 空から見ていてくれるかな・・


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久々の池田訪問と紀尾井アートギャラリーへ ・・・ visitng Ikeda & Kioi art gallery

2017-10-29 23:46:01 | a day in the life
着物のmy boom が復活してきました。恐ろしいことに。
でも今までの着物を着て出かけることを目標としています。それほど持ってはいませんが
これ以上増やそうとは思いません。あとサーモンピンクの色無地が一つ欲しいところ・・
ここ数か月、月に3回は着て出かけることができてうれしいことです。

あるばとろすさんに池田さんを紹介するために久し振りに池田を訪問しました。
ブログでは素敵な久米島紬が出ていたりしてほしくなってしまいますが・・



ここでもスタッフの方とお話をして、着物の着方について多くの発見がありました。
まだまだきもの初心者で、うまく着れません。
どうして後ろが長くなってしまうのかとか、長襦袢と着物の合わせ方とか
なかなかきれいにできません。
着物の着丈を決める時は思いっきり前にひっぱて、体にぴたっとつけていないと緩んで
裾が下がってきてしまうのですね。いつも後ろが下がってしまっています。
長襦袢の合わせ方もまだ足りないみたいでした。あんなに引っ張って重ねているのに。
着物はもっとゆったりと合わせて。

和服を着るのはお茶の作法と同じでとても理屈に合っているのでその流れで
着て行けばうまくできると思います。一つやり忘れたことがあったり、いろいろで
うまくできていません。

池田のほかに南北線を使えばすぐ行ける紀尾井アート・ギャラリーにお誘いしました。
時々利用する都市センターホテルの和食「梅林」でランチの後で
すぐ近くのギャラリーに行きました。










アートギャラリーの向こう側のちょっとしたスペースは江戸時代そのまま残された土地があります。
上野の芸大裏から桜木に出るところも江戸の空気を感じてしまいます。
紀尾井町は名前の通りの土地ですが、この一部が皇族のものとなって、プリンスホテルとなって行きました。
北白川宮家がコンドルに依頼して建てた赤プリ旧館。ここにも維新の歴史やその後の悲劇の歴史がありました。










あるばとろすさんのコーディネイトがすばらしくて。

















伊勢型紙の職人さんが彫った柄を刷ったものです。紫ですが、写真では色が出ません。
氷割れ文様が斬新です。






















出かける前に。着物と帯、帯揚げ、帯締め を決めて。




帰った時もチェック。帯を引っ張って下に下げました。
後ろも少し高くなって、しょっているようなのはおかしいといけだで注意してもらいました。






Oct.28  2017  Meguro & Kioicho

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コンサートの前に西早稲田散歩 ・・・ walking around Nishi-waseda before concert

2017-10-28 17:29:36 | wonderland
池田行きのやり取りをしている時にあるばとろすさんが富田染工芸にお友達と
いらっしゃるということをお聞きして、日曜日で前半が終わってしまう紺屋めぐりに
散歩がてら行ってみることにしました。

一度リーガロイヤルホテルまで駅からシャトルバスに乗って、川沿いの
桜を見て、椿山荘のお庭を見に行ったことがあります。

今回は家からプリントアウトしたグーグルマップの道案内を見ながら歩きましたが
初めての道は面白いです。行きすぎて戻ったりしながらやっとたどり着きました。
お寺もあったり、ところどころに歴史を感じる街です。












面影橋まで出てくればもう富田染工芸はすぐです。





































この辺は粋な女優さん沢村貞子さんの貞子好みと書かれています。




半分だけ浸透する糊置きでマダラに染まる手法です。























色糊







 
二葉苑と違い、建物も老朽化していますが、古くから機械化されています。
糊置き用の機械で反物はこちらを使うようです。





反物の糊を洗い流す機械です。昔は川で洗っていたとのことです。
水道水だと化学反応を起こすので、天然の雨をためたものを使うとのことです。
こういう機械の大規模なものは製鉄所にもあります。




小さな風呂敷などは蒸しの前に、染料が渇いているので湿らせるために裏は糊を引いて、均等に色が出るようにします。










表は霧吹きで湿らせます。

糊で布同士が引っ付かないようにおがくずをまいて蒸し箱に入れます。



こちらのブログに説明してくれた職人さんが載っていました。ほかに富田染工芸の紹介がありました。
若い職人さんたちもいましたし、活気がありました。
ずっと説明してくれた年配の職人さんはonly one のものづくりで大変な手間を惜しまずいいものを作られていました。
いろいろ工夫をされて、より良いものをと楽しそうでした。
写真は撮らなかってけれどマフラーやストールのようなものもたくさん販売していました。
































あるばとろすさんのすてきな小紋。






すてきな内田秀一の江戸小紋です。帯がまた粋で素敵です。あるばとろすさんのブログで素敵なお着物姿と
富田染工芸の説明を見ることができます。




あるばとろすさんのお友達もしっとりした和服の似合う方でした。ろうけつのお着物がすてきです。



見終わってから、そこから今度は早稲田までまた歩いて、途中甘泉園*を横目で見ながら・・・
今度ゆっくり散歩してみよう。

  *元々当地は徳川御三卿の一つ・清水家の下屋敷があったところで、当公園は屋敷にあった回遊式の大名庭園であった。
  当地から湧き出ていた湧き水がお茶に適して評判であったことから、「甘泉園」と呼ばれていた。


早稲田から飯田橋で南北線に乗り換え、永田町へ。紀尾井ガーデンテラスにエリック・サウスがあったので
秋鮭のココナッツミルクのカレーでコンサート前の軽い食事。





紀尾井アート・ギャラリーによって、前回八掛がきれていたので返品した名家のリサイクル着物が
気になったのでお聞きすると、伊勢型紙実演準備のため、持ち主に返品しようと箱詰めしてあったのを
出してもらいました。たまたまギャラリーにいた館長のお友達も一緒にその分安くしてもらうコールをして
成功。再び手元に戻ってきた小紋です。オリーブグリーンで海草のような模様で藍田さんの帯がすごく
良く合っていました。竜宮城っぽい建物の絵もあり、おめでたい時の柄とのことでした。独特の柔らかい手触り
方に掛けたときになじむ感がありました。



Oct.26  2017  Nishi-waseda
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「秀や」好みと築地のお土産 ・・・ Hideya taste & Tsukiji food

2017-10-26 23:59:49 | a day in the life
日曜日の築地散歩の帰りに寄ったのは、銀座三越のサロンドきもの。いつもKさんにいろいろと
特に小物について教えてもらったりしています。以前習っていたワンコイン着付け教室の近くだったので
帰りによくよって、話を聞いていました。そのころの私の相談相手はしぎやさん(店主と娘さん)、
池田の池田さん(重子さんの娘さん)と大泉学園、吉祥の田中さんが京王に出店している時に伺って
初めての着物着付について教えてもらっていました。池田には最近行っていないので、今回機会があって
嬉しいです。行くとすぐ欲しくなるので、なるべく近寄りません。
最近は貝紫の展覧会があった銀座とみひろに行くことも多いです。

貝紫に行った時に帰りに三越に寄りました。前回築地の時は娘がいっしょだったので長居出来ず
すぐ帰りました。イベントで田園調布の「秀や」と言う呉服屋さんの女将のトークショーが始まるところでした。
とても人が多く、人気らしかったですが、娘を待たせるわけにはいかないのでKさんと少しだけ料理教室の
ことを聞いてすぐ去りましたが、ドットの帯がかわいくて参考に写真を撮らせていただこうと思い
再び立ち寄りました。最終日の午後です。

Kさんが女将に聞いてくれて、写真OKとなりました。

2度目に行ったときは他に一人お客さんがいて、一緒に話を聞きました。
職人さんに色指定とかして、今までにない色を追及しているみたいです。新しさは感じます。
パステル調で色もきれいで女将にはとてもよく似合っていました。
キモノ雑誌にもよく乗っていてカリスマらしいです。私は美しいキモノとかそういう本は全く見ないので
どういう人がいるのか知りません。
呉服屋さんと言うのは今ではプロデュースをする人なのですね。しぎやさんを見てもそうですし、
とみひろも制作からしています。



秀やの女将さん。さばけた感じの人でした。




何とも素敵でこの帯の写真が撮りたくて来ました。三越の企画で見立ててセットにしたものを
販売していましたが、最後なのでばらして帯だけでも大丈夫と言うことになり、
心揺らぎました。







この帯はインドで刺繍してもらっているとか。京都に出すとあと10万円高くなるというお話でした。
アジアでも器用な人たちが多いですよね。刺繍ならではの風合いです。
私も小花の型押しの紬があるのでこういう帯を合わせるのかと勉強になります。


当日展示のものがブログにも載っていたので、そちらから女将の写真も含め載せさせていただきました。
















なかなか素敵ですが、田園調布のお店ではご縁がないという感じです。



* * *  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *  * * *

築地では売っているおじいさんたちとも会話も面白く、うに丼のお姉さんはきびきびとさばく江戸っ子風でした。
乾物屋さんに挟まれたお店で、青さ海苔の佃煮と、美味しそうな納豆(何しろ娘の大好物、納豆ソムリエになりたいとか)
珍しいごぼうと胡麻のドレッシング。鮭などの専門店で切り落としを買いましたが、会話成り立たず。いつまでもつの?と聞いたら
ずっともつよだって。もうとぼけたお爺さん。築地お面白さってこういう売り買いの言葉も面白いのよね。




大当たり。とてもおいしいです。




こちらも大豆の味がしておいしかったです。味は甘めでした。




これは普通のおいしさ。ドレッシングが欲しかったので買ってみました。





鮭はその日は焼いて食べましたが、切り落としだったので、形が悪いのは後日サツマイモと舞茸も一緒に炊き込みご飯にしました。
角煮用の三枚肉が安かったので久しぶりに作りました。塊肉でなかったので出来上がりずいぶん薄いです。
煮ているとお正月みたい。普段にはほとんど作らない料理です。

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このごろ そして Blue ・・・ these days and Blue

2017-10-26 23:53:56 | blue moon
娘が年末調整の資料を仕事で送ったと話していて、まだでしょうなんて答えたら
もうそんな季節が近づいていた。今私は部屋で半袖で仕事しているし・・
もう季節感がなくなって・・ 外を歩けば、年賀状の発売のPR・・もうウソでしょう?って言う感じです。

昨日は妹が主人のお墓参りに来るというので案内をする予定でしたが
去年からもう1年くらい具合が悪い柴犬のタロウが安らかな死を迎えたとの連絡があり
キャンセルとなりました。
看病がずっと大変で、夏も軽井沢にも行けずに過ごしていました。
人間と同じで見ているのがつらかったと話していました。うさぎと先代のタロウとすでに見送っています。

ブルーも昼間はじっとしているようで、心配な感じもありますが、なんとか食べて元気にしているようです。
前のような若さはないみたいだけど。いつかは迎えなければならないペットの死。完全に家族の一員ですから。
毎日元気でいてねと話しかけています。


最近のブルー

テーブルの下作戦です。かまうと逃げています。
















最近はSの机の下が大好きです。潜んでいます。








今日は久々のいい天気。昨日は疲れていたので、妹が行かなくなったお墓参りを私もやめて
家の中で1か月分の家計簿と献立をレシートでがかりにつけていました。
それで今日はコンサートの前に紺屋めぐりに行ってから紀尾井ホールまで行きました。
あるばとろすさんたちが富田染工芸にいらっしゃるということで、確か以前に行きたかったと思っていたところ
だったので、散歩がてら地図片手に家から歩いて行きました。知らない道を歩くのはおもしろいです。
型染めと言っても二葉苑とは全く違って面白かったです。今度写真とともに載せますね。
紺屋めぐりイベントもあっという間に終わってしまいます。

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ルイサダと堀米ゆず子 デュオ・リサイタル ・・・ Yuzuko Horigome & Jean-Marc Luisada Duo Recital

2017-10-26 23:42:52 | music

堀米ゆず子& ジャン=マルク・ルイサダ デュオ・リサイタル





2017年10月26日(木) 開演:19時 紀尾井ホール

出演者 堀米ゆず子(Vn),ジャン=マルク・ルイサダ(Pf)

曲目 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番
   シューベルト:ソナチネ第2番
   シューマン/クライスラー:ロマンス
   ラヴェル:ハバネラ形式の小品
   フランク:ヴァイオリン・ソナタ

 アンコール
   パラディス: シチリアーノ
   ベートーヴェン: ヴァイオリンソナタ 第5番 「春」


まるで家に招かれて、演奏を聴いているようなアットホームなコンサート。
二人の息がぴったり合って、音の会話を聞いているようでした。
音が本当にきれい。伴奏だけど伴奏ではないようなルイサダ。時に寄り添い、
時にリードしてしまうような・・
アンコールもぐいぐい引っ張って行って、スプリングソナタは最初第1楽章だけだったのに
全部演奏してしまいました。
堀米ゆず子は一度聞いてみたかったヴァイオリニスト。とてものびやかで温かい音色でした。
弦楽器もいいですよね。
この息の合い具合は事前のインタヴューで納得。30年来の友人ですって。



* * * * * * * * * *

11年ぶり待望の日本公演が実現
円熟の今、ふたりが魅せる、薫りと彩りの音世界

ルイサダとの音楽
フランスのピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダとは30年来の友達です。
彼の醸し出す音楽世界、また音色の変化、表情の多様さは、私を自由にしてくれます。
今時珍しいほどの古典主義を見せるかと思えば、
ヴァイオリンの小品などではびっくりするほどお洒落な伴奏をしてくれます。
ルイサダとの日本ツアーを、今から楽しみにしています。
  -2017年4月 ブリュッセルにて 堀米ゆず子
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紫貝 ・・・  mysterious purple dyeing from shell

2017-10-25 23:59:20 | art
紫貝で染めた色、貝紫を見に銀座まで出かけました。
とみひろの店長さんから紫貝の勉強に来てくださいねと招待いただきました。
レセプションだったので一人で他の方をお誘いできませんでした。
貝紫制作発表会は25日から29日まで銀座のメルサ2 8階で開催されています。

またとみひろの歴史もとても面白かったです。
近江商人の出で最初は薬品等扱っていて、安政の時代に呉服商に専念して今に続いています。
440年ですって。蒲生一族と関連があって織田信長の時代から変わって、今度は伊達の動向を探るため
東北に移り、国替で山形に渡ったとか。

今では単に呉服商だけでなく、工芸研究所や養蚕も始め、桑畑を持っています。
貝紫とは不思議な縁でつながっています。
HPには貝紫や、工芸研究所や歴史が付いていておもしろいです。

今ではメキシコに残っていた貝紫の貝の捕獲が禁止となり、これ以上染めることができないとのことです。
鮮やかで色褪せることがないとのことです。空気に触れるだけで紫になるそうです。

この作品展のために2年間準備されてきたそうです。織リ手の方も来ていました。








いちばん最初に飛んで行ったのがこの縞の織物。
左側の紫がとても素敵でした。


















































命がけで取った貝で染めた糸を
フィアンセにあげて、彼女が織るという
すてきな物語がありました。

貝は液で染めたら海に戻していたとのこと。

紫というこの高貴な色。祖母の鮫小紋が紫で好きな色みです。母のは赤みがかった紫。
特別な色感があって、ベージュやモカ茶、グレーの方が着やすい感じがします。
貝紫は輝きもあって不思議な色です。












































手が届かない着物ですので、気楽に見て楽しみました。
ヨーグルトのお酒から梅酒、日本酒から口からフルーティまで、洋梨酒とテイスティングして、山形って
おいしいものが多いのねと思いました。私のブーツも山形で作られていて、最近はいろいろなデザインも
山形ってよく聞きます。サクランボと山形牛と・・ 一度行ってみたいところです。山寺のみ行ったことがあります。









帰ってから前と後ろを鏡に映っているのをとりました。
もうお疲れ様の顔をしています。この後三越にも寄ったので、本当に疲れました。




帯は博多織、その前に買っていた帯締めと帯揚げが同じような色合いでした。好きなものを買っていると
同じようなものが多いのでだいたいあってくるのですね。

着物は初めて手を通した藍田正雄の江戸小紋。新古品でしつけが付いたままでした。身幅が狭いので袖も短くて。
長襦袢を安全ピンでとめて短くして着ています。





Oct. 24   2017  Ginza
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台風が来る中、T高校同窓会へ ・・・ high school reunion in coming typhoon

2017-10-23 23:59:29 | a day in the life
高校の同窓会が高校の生徒ホールで10月22日に行われました。
今回は特に私たちの期に声をかけて同期会も兼ねるようなことになって
担当を頼まれたのだけれど、中学の同期会に取り掛かっていたのでお断りしました。
結局同期会のようなことはしなくて、自然に懇親会の時に集まっているような感じに
なりました。同期会は古希の時に開催の予定です。

最初は同窓会にも参加できないかと思っていましたが、行けそうになり、出席申し込みも
期限が過ぎてしまいましたが、あわてて送って、当日台風がくる雨の中出かけて行きました。
担当を他の方に振ってしまったのもちょっと申し訳ないような感じがして。

私はバス通学をしていたので、駅からさっぱりわからず、それらしき人の
後をついて行きました。




高校の入口




この並木道だけが当時の面影を残しています。







視聴覚室での講演が同期の鉄道史研究家 山田俊明氏の 「鉄道遺産が物語るもの ~東京西部の鉄道と地域のあゆみ~」
と言う講演でとても面白く、時間が足りないくらいで、もっと聞きたかったです。
同期と言っても全く接点のない人だったので、初めて会う人と同じです。講演後にこの間軽井沢に行った時に天空のカフェに行く途中の
道が草軽鉄道の線路の後と言う話を確認するために懇親会でお話しました。どこかで軽井沢在住となっていたので。場所を説明すると
やっぱりあたりでした。あんな高いところを昔鉄道が通っていたとは驚きです。
そして講演が面白くてブラタモリみたいだったとお話しすると自分も好きで、だんだん話し方が似てきたと答えていました。
鉄道と言うと単なる「撮り鉄」とか「乗り鉄」とかいうマニアかと思ったら「僕は総鉄」ですだって。



ジャンルは鉄道を巡る歴史なのです。




卒業後50年になるので、当時の自分たちからまた50年さかのぼって鉄道がどう発展したきたかの、街がどう形成されて
どういう暮らしをしてきたのかの歴史の話になりました。いくつかの鉄道会社が合併したり、いろいろなことが起きています。
消えた外環鉄道の構想があったり、京王線が昔は新宿3丁目まで来ていた話しとか・・ それで御苑の近くや、伊勢丹の前に
京王と名のつくビルがあったりするのねと納得。東急の資本を得て、今の新宿駅の近くの東急が持っていた土地に最終的になったとか。



新宿三丁目の伊勢丹の向かい側から昔は四谷と呼ばれていて伊勢丹からは郡部で豊多摩郡と言う名前で、その名前は
私たちの高校に名前をとどめている。知らなかったよ~。何か田舎っぽい名前だと思っていたけれど。



神泉駅のトンネルの秘密や明大前に他の線が入る予定だったので、今のホームの幅が広くなっているとか・・
おもしろいことが続出。彼が歩いて聞いて調べたことが今ではほかの人たちも語っていて、自分が第一発見者だと思うと
自負していた件もありました。



とにかく面白くて話しが尽きない。
今の調布の競輪場は京王閣と言うところの跡地で素敵なお庭や、藤棚か何かもあるらしい。
競輪のある日だったらただで入園できるらしい。

鉄道が敷かれ、人々が郊外に住むようになり、さらに人を運ぶために行楽地を作り、デパートを作り・・
最初は国から余った電力を買えと言う奨励があって始まった鉄道事業。鉄道は商業や文化やいろいろなものを人が
生きるのに必要なものを作ってきたのね。

講演の後で1階の生徒ホールでノンアルビールで乾杯。担任の先生や行きにお会いした地学の先生は全く年を取らなくて
先生と生徒の差が無くなってきた。1年の時に同じクラスの方が数名来ていて、途中からやっと思い出した人もいて
思い出したことを話しに行ったり。良くある苗字だったのでその名前の人はたくさんいたので覚えていないと最初失礼なことを
言ってしまったが、おまけにコーイチとかコーサクとかいたのよねなんて話して。その人がまさにコーイチ君であった。
昔の顔から今の顔がやっとつながりました。

私たちのクラスは11月にクラス会もするので台風もあるし、そのまま帰宅することになりました。

帰りにPTAが母校のマフラータオルを売っていたけれど私はパス。
総会で今年より設立された奨学金制度には納得。受験料と入学金の補助をする。返還は求めない。
倍の応募があったそうだけれど、母子家庭で苦労されている家の生徒さんだったそう。子供の貧困って
ほんとうに深刻だと思う。以前にあしなが育英会のお話を聞きに行って多くの大変な現実を
目の当たりにしたことがありました。


今日ネットで高校のところを見ていたら、約150名参加したとの報告がありました。


Oct.22  2017
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雨の築地散歩 ・・・ Tsukiji walking in the rain

2017-10-22 22:30:03 | a day in the life
夏ごろから築地に行きたいと娘から誘われていて、どうも夏は生ものはねと言うことで
今まで伸びてしまった築地散歩。日程があった昨日の土曜日の雨の中の散歩となりました。
少し遅れて出かけたのだけど、雨なのにたくさんの観光客がいました。それもいろいろな国からの人たちです。

歩くとはずれであまり人が来ていないようなお店でも、おもしろいものがたくさんあります。
海草の専門店とか・・いろいろな種類のものがあって面白い。これは外国人でなくても
おもしろいエリアです。

またお店の人との会話も面白くて。築地もどんなスタイルで移転するのだろうと
思ってしまいます。





朝食兼昼食で思い切ってうに丼のお店に行きました。
初めて食べるうに丼は甘くておいしかったです。



元祖「こぼれうに丼」ですって。




やっぱり市場の方にも行ってみたのですが、お昼にはもう片付いていました。
















喉が渇いたので、米本珈琲店でほっとコーヒーを飲む。黒蜜カフェラテ。
その時にかかっていた曲が、「太陽にいっぱい」とか、「煙が目にしみる」、「Smile」・・あ~この曲なんだっけ・・
そう「Love Letters」どの曲聴いても心に沁みる曲。最近聞いてない曲ばかり・・ Smileは良くフィギアスケートで
流れているけれど・・


そのあとは銀座まで歩き、銀座三越で着物サロンのKさんに会いました。彼女は11月の星岡に行けたととても喜んで
話してくれました。生徒が二人きりで先生がとても丁寧で、料理と器のマッチングが素晴らしかったと話していました。
デパート勤めなので休日が合わないので、あまりご一緒できないかもしれませんが、これからも続けるとのことでした。
またファンが一人増えました。私はもう慣れてしまったけれど、皆さん驚く空間です。


Oct.21 2017   Tsukiji
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あれこれの一日 ・・・・ a day of multiple things

2017-10-21 23:48:35 | a day in the life
昨日は午前中に近くの病院に行って、キレそうな血圧の薬を出してもらいました。
とても混んでいて午前が消えました。お昼を急いで食べて
午後は型染め教室へ。次のコース初回です。型紙を4枚に展開して、色は2色。
複雑に入り組んでいるところをどう切り分けるか先生と相談しながら
最終決定して、図案を写しました。次回は彫りになります。

今回は帯に挑戦なので、帯の生地をたくさんある中から選びました。
3ランクに分かれていましたが、とても素敵な生地がたくさんありました。
紬で地を引き染めしなくてもいいような自然でいい色で、畝があるものを選びました。
問屋さんで買うよりかなり安く買えるとのことで、引き染めしない分
帯揚げとか染めることができるということで、その材料費も安く手に入れることが
できます。長くやっているとお得なことが増えてくると先生が教えてくれました。

地元で10月25日からまた紺屋めぐりのイベントが開催されます。
染織12業種、22工房を見学できます。小さなところで普段なかなか見ることが
できないところも参加するとのことです。昨年は行けなかったので
どこか行くことができればと思っています。

その時に合わせるような感じで二葉苑の教室の作品展が開催されます。
11月1日から5日の間です。私のテーブルセンターもまだ出せるようなものでは
ないけれど展示されてしまいます。興味あればご覧ください。







新宿区が力を入れている産業です。


帰ってから丸ビルで買ってきた紅茶を入れて、ケーク・オ・シトロンをデザートでいただきました。













今回のゴージャスなコーヒーカップはロンドンに留学していた主人の親友が留学を終えて日本に帰ってきて
結婚祝いで持ってきてくれたものです。アナスタシアを入れたのですが、紅茶もフレーバーが楽しめる飲み物だったのですね。
紅茶の映えるカップで、薄く切ったレモンケーキが合いました。
次回は妹がお墓参りに来てくれるので、その時に作ろうかと。私の定番になりつつあります。以前はチョコレートケーキや
チョコレートバナナケーキだったのだけど。

Oct.20 2017

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