Reflections

時のかけらたち

さよなら2019年 ・・・ good by 2019

2019-12-31 23:59:13 | seasons
おとその道具を出してしまったのがつい昨日のことのようです。
年が明けたらすぐ長年療養中の高校時代のクラスメイトから長文の年賀状が
届いたのも昨日のようです。

また一回りしてしまいました。

2019年には悲しい別れや新しいことの出会いがたくさんありました。
秋以降は自然災害が続き、いろいろな影響を受けました。大きな被害を直接受けなくても
まわりで災害に見舞われた友人がいて、心配事が続きました。早々とインフルエンザにかかって
その後体調が不調でしたが、やっと元に戻ってきました。

年の始めに親しくしていた友人が難しい病気でしたが、突然亡くなってしまい、大きな喪失でした。
恩師も奥様を追うように亡くなりました。年々こういう思いをする年になってしまいました。

一昨年の秋に定年後の仕事を退職して、やっと自由な日々がやってきました。ちょっと遅かったかなと
思いましたが、今年は旅行に結構行くことができました。6月に念願の釧路湿原に娘と行き、夏は祇園祭に
和服と音楽の友人たちと一緒に行くことができました。今年の初めに思い切ってやっと望遠レンズを
買ったので鳥撮りをやっと始めることができました。ニッコウキスゲが咲き始めた霧ヶ峰を諏訪ッチさんに
案内してもらえて、三番瀬でもこんなにたくさんの海鳥を見たのが初めてというくらい見ました。
諏訪ッチさんやあるばとろすさんのおかげで大自然の中の鳥を楽しむことができました。
夏に軽井沢に定住を始めたいとこと上田に出かけたり、夜持ち寄りで一緒に食事して飲んだり
楽しい思い出がありました。友人のヨットに乗せてもらっての初めてのクルージングも私にとって
大冒険でした。波に揺られて進む空と海の間は今までに経験したことがない素晴らしさでした。

一番の思い出はホセ・カレーラスを話して、握手をしたことです。
カレーラスの音楽は私が一番苦しかったときにずっと支えてくれたものでした。

今年は能以外に落語、文楽と言う日本の古典芸能に出会いました。落語は偶然花緑さんの関係者と
出会い、初めて落語を聞きに行き、その世界にはまりました。文楽は一番見たかった心中天の網島を
最初にラッキーにも見ることができ、その総合芸術に魅了されました。

工芸では昨年の古民家ミュージアムに続いて、アミューズで見たBoro展がすばらしかったです。
東北のコギン刺しの世界がこんなにアートだったなんて驚きました。ミラノコレクションにでも
出せそうなランダムな刺しがある布も素敵でした。

池田さんを某美術館の館長さんと引き合わせることができたことも、私には冒険でした。
その後進展はなさそうですが、種がまかれいればいいな~と思う私です。

秋から習っているフェアアイルニットでは私の今までの編み物は何だったのかしらと思うものでした。
今までやって来たことを全部捨てて、新しく編み方を変えました。編んでいるうちにその方が効率的にも
仕上がり的にもいいことがわかってきました。編み物は私の傲慢な思いを反省させてくれました。
年取ってからでも新しい展開があるものですね。

ベルカント唱法も少しは分かってきました。イタリア語とペアでとても楽しい勉強です。

来年はどんな出会いがあるでしょうか・・


12月31日

昨日と打って変わって朝からいい天気。昨日の窓ガラスふきを天気の関係で最終日に伸ばして
いましたので、娘と一緒に午前中に片付けて、お風呂場のカビも娘がハンズで買ってきた今度の
カビとりはチューブで張り付く感じで、今までで一番良く取れました。一昨年私が買ったのは
同じくハンズでデモしていたおじさんにちょっとだまされた感がありました。



お昼に買い忘れた買い物も兼ねて家の近くを少し歩いて、ベトナム料理のランチ。この街では
お正月でも海外の人があふれていて、このお店でも日本人は私たちだけみたいで、まるで
外国にいるような感じでした。おそらく日本で勉強をしている学生が多いと思います。
とても活気にあふれていました。どうして日本で学んでいるのかわかりませんが、国に帰ったり
日本で仕事をする人たちも多いでしょう。これからは海外の労働力も必要なこの国で
外国人を職業実習のような形で不当な扱いをしないで、国際的にも恥じない態度で接して
欲しいと思いました。




おせち料理をやっと始めました。昨日は黒豆だけ煮ましたが、昆布巻きでは北海道の旅行の時に
買った昆布を使いました。




年越しそばは星岡で習った鰊そばを作ってみることに。これは松葉と同じやり方を昔星岡の料理長が
教わって来たとのことでした。番茶でゆでるということでしたが、なかったのでジャスミン・ティにしました。
その後調味料に浸けて2時間もむします。 出汁も鰹と昆布でとるのでとてもおいしかったです。




年越しそばは夕飯としていただくようになりました。




ネットで見た「頑張らない令和のおせち」と言うのがとても気に入って、簡単な紅白ピクルスを作りました。




ごまめは娘の担当です。出来上がったのをうちわでさましています。星岡で分けてもらった黒豆とごまめは最高の材料です。




黒豆は今年星岡で習ったのにしました。ぶどう豆と直煮の中間と言うことですが、やってみるとぶどう豆の茹でこぼし回数が
4~5回から1回に減ります。そのあと蒸してから、また煮るという工程です。これで十分だと思いました。


Dec.31  2019




1週間くらい前に送ってもらった軽井沢の雪景色です。







毎日が発見の暮らしをしている従妹。私も冬の軽井沢に行ってみた~い。

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新宿御苑の秋の終わりの中で -2・・・ in the end of autumn -2

2019-12-30 23:34:27 | seasons
取り残された私はやっとギアが入りました。
つい一昨日前まで1日余計あると勘違いしていました。昨日残りあと2日しかないと知り、
気持ちだけ焦りました。料理に関してはネットに出ていた「頑張らない令和のおせち」
と言うフレーズが気に入りました。昨年よりさらに最低限にして、年末も混んだデパートで
年越しそば用の天一の天ぷらを買うようなこともしないようにして、星岡で習った松葉と同じ
ようにできる鰊そばにしようかと思いました。

昨日ISETANで小布施の栗かのこを買って、今年は栗きんとんは作らないようにしましたが、荷物を
まとめる時にカウンターに忘れて来てしまって、電話をしたら遺失物に届いているということで
今日再び取りに行きました。デパートではどこの店でも長い列で、そこまでおいしいのかしらと
思ってしまいます。時間ももったいないので、すいているところで買って帰りに近くのスーパーで
最後の買い物をしました。

今朝はお正月飾りをしようと思って、飾りを取ろうとしたところ滑って転んでしまって
娘からお母さんが寝たきりになるかと思ったと心配されてしまいました。ちょうど娘が頼んだヨガマットが
配送されて玄関に箱ごと置きっぱなしで、その上に倒れてそれがクッションになり、どこも打たなくて
すみました。忘れ物と言い、転倒と言い、すべて加齢によるものかとこれから先が思いやられます。

昨日は娘と待ち合わせて、無印で台所に置く収納ケースを買って帰り、台所に溢れていたものを
だいぶ捨てて、整理をしたらとてもすっきりしました。

写真は12月18日の新宿御苑の続きです。



12月18日

紅葉だけを見に行ったので、まず玉藻池から廻りました。
そこでカメラを持った人たちがいたので、カワセミでもいるのですかとお聞きしたら、前の木に
止まっているとのこで、またしても望遠レンズを持ってこなかったことを後悔しました。






池の向こう側なので普通のズームレンズでは無理でした。





イイギリの赤い実の下に鴨が何羽も浮かんでいました。




玉藻池からイギリス庭園の方に抜けて、下の池に向かいます。






今年は秋薔薇も見ませんでした。



ひっそりと名残の秋薔薇




新宿御苑の紅葉のお気に入りはこの下の池の端の方です。


   

























池をぐるっとまわって行けば左にもみじ山が見えます。





















































Dec.18  2019  Shinjuku Gyoen National Garden
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新宿御苑の秋の終わりの中で -1 ・・・ in the end of autumn -1

2019-12-29 23:59:10 | seasons
今年は続けて関東を直撃した台風で秋が短かったように思います。
大好きな秋は気が付いた時には去ってしまっていました。


12月18日

やっと今年の紅葉に追いついた新宿御苑です。TVで紅葉も20日くらいまでと紹介していたので
急遽出かけました。またしても普通のズームレンズに付け替えて、後悔の結果となりました。
また思いつきで、お節料理の材料を星岡に注文して取りに行きました。ここの黒豆と田作りの材料は他で
みつけることができません。今年は娘と相談して、掃除を中心にすることに決めました。
新宿御苑に新宿門から入り、玉藻池、下の池、もみじ山と回ることにして、千駄ヶ谷門に抜ければ
すぐ総武線に乗れるので中野まで時短となり、なかなかいいコースでした。

ところどころ台風のつめ跡が残る公園を歩き、残された秋を楽しみました。
紅葉の盛りが過ぎて人も少なく、静かな公園でした。紅いもみじの下に、水仙が春が来ることを知らせて
いるようです。自然はターン ターン とても着実。 ついて行けないのは私。 遅ればせながらやっと追いついています。





























































ヒマラヤ桜




















Dec.18  2019   Shinjuku Gyoen National Garden
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金継ぎで久々にTRYへ ・・・ repairing cracked tableware

2019-12-28 23:54:31 | a day in the life
暮の近くなった日々の中で大好きなお皿が絶叫と共に割れてしまいました。
一瞬スローモーションになりましたが、2つの使い勝手のいい小鉢2個と共に。

いつもだったら割れたら捨てるというのが普通ですが、かけらを集めていたら、うまくはまりそうなので
陶器でなく、磁器もあったのですが久々に「器スタジオTRY」さんに連絡して金継ぎのことをお願いしたら
年末の金、土でセールもするので来てみたらと言うことになり、懐かしい地に伺うことになりました。

12月27日

Jazzが好きな人がやっている定食屋さんに顔を出して、お昼を食べてからTRYに行きました。






この4つに割れちゃった小鉢は接着剤で着けるだけにしました。




他の3つは金継ぎ。取っ手が取れちゃったコーヒーカップは接着剤で着けてから補強してさらに全部金で塗ることにしました。







出来上がり。




仕事が上がった友人も来て、年末にいろいろ話をしました。私が最近まで働いていた職場で唯一お話しできる人でした。
何か余裕がなくなってしまった職場に、職員の人たちは本来の意味を失いかけているようにも思いました。働く喜びを
感じられる環境になってほしいと思いました。彼女は子どもとの交流を楽しんで、聖書のマリアとマルタの話では
ないけれど、マリアになっているのだと思いました。










12月28日

金継ぎを一晩乾かしてもらって、翌日の今日、取りに行きました。









昨日、めったにセールをしないお店なので、使い勝手の良さそうな鉢と、皿、湯呑を買いました。




和久井正吉



八木橋 昇



山田 晃


売りたくない店主なので困ってしまいます。気に入ってコレクションにしたものが多そうです。
いつだったか好きな感じの作家さんのがあっていつか買いたいからと予約していたのに
ご主人が売らないことにしたというので、あきらめて、他の店で探し当てたこともありました。

後は上布で作った上着がぴったりだったので、即決しました。
他にコギンざしのテーブルマットがとても素敵でした。こちらはアンティークでした。

いつ行っても楽しいTRYです。



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師走 ・・・ Shiwasu

2019-12-27 23:41:32 | wonderland
昨日は一日家で郵便物や、書類の片づけをしていたら、TVで「赤ひげ」をやっていて、片付けをしながら
見入ってしまいました。単なるヒューマン・ドキュメントの映画かと思ったけれど、モノクロの画面に
出演者たちの迫真の演技で最近見られないような心をえぐられるような映画でした。



画面が写真のように決まっていましたが、ちょっと決まりすぎと言うか、Sさんがいつも言っているように
完璧すぎる感じもしました。ヴィクトル・エリセ監督のようにナチュラルな感じもいいな~と思います。

出演者がすごすぎて驚きました。さすがお金がかかっていると思いました。山崎努のエピソードなどは
人形浄瑠璃の世界のようでした。一番感動したのは二木てるみの演技でした。三船の演技も大げさすぎず
良かったです。



出演:三船敏郎、加山雄三、山崎努、団令子、桑野みゆき、香川京子、江原達怡、土屋嘉男、二木てるみ、頭師佳孝
根岸明美、東野英治郎、志村喬、笠智衆、杉村春子、田中絹代、藤山陽子、内藤洋子、野村昭子、藤原釜足、西村晃
常田富士男、菅井きん、風見章子、富田恵子、左卜全、渡辺篤

赤ひげは中村医師のように、病気の根源に迫ろうとしています。
貧困と無知が無くならない限り、病気は無くならないと。
「病気の原因は社会の貧困と無知から来るものでこれに治療法はない」と言っていた赤ひげ先生にもできることの限界が
あります。政治にも頼れないと今も変わらない問題です。


12月25日

この日はまさに師走のように東京をかけめぐりました。
郵便局で振り込みをしたり、買い物もして、目白の明日館に前日クリスマス礼拝の時に椅子の前のポケットに
忘れた老眼鏡を取りに行きました。その後銀座に向かい三越のサロン・ド・きものが来年で閉じるというので
歌舞伎座裏の圓蔵に行く前に寄りました。きもの初心者の時に立ち寄ってはいろいろ教えてもらいました。
三越の中から銀座とはいえ、呉服が消えるのは寂しいですね。
圓蔵では仕立て以外のものを引き取り、新橋の荒井商店にロースト・チキンを取って、最後は大江戸線に乗って
帰るという 17,447歩 13.2km と万歩計にでた すごい距離を歩くこととなりました。途中道に迷うという
ロスもありました。新橋あたりはわかりにくいです。

最近は1万歩以上歩くことも多くなり、以前のように体調が戻ってきました。













志むらでは、ランチについているデザートの方が価値がありました。かき氷に洋梨のコンポートが下にたくさん
入っていてバナナミルクのソースがかけてあり、とてもおいしかったです。単品で食べている人も数人いました。
夏は1回しかかき氷は食べなかったけれど、冬でもいけるものですね。デザートでミニサイズだったものちょうどよかったです。

銀座では歩き回る時にディズプレイを楽しみながら、通り過ぎて行きました。





































荒井商店




GRACIASと書いてありました。







今年はケーク・オ・ブールにイチゴと生クリームを添えて簡単デザートです。


クリスマスのお祝いでした。いつもチキンを買っていた以前の職場の近くのラ・リヴィエールは何回電話しても
出ないので、出版社のお抱えレストランはもうやっていないのかと思い、以前に買ったことがあった荒井商店にしました。


Dec.25  2019  Mejiro ~ Ginza ~ Shinbashi
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忘年会 ・・・ a year‐end party

2019-12-26 23:56:58 | a day in the life
21日

ベルカントの後で、12月の初めに和服で食事をする予定だった着付け仲間から、銀座の
呉服屋さん巡りをするというので、以前から圓蔵さんに興味があったこともあり、合流しました。
メルサの上で開催中の京都きもの市場のセールに追いつきました。買う予定はないのですが、彼女たちが
持っていた反物を仕立ててもらったりしていました。京都祇園祭でご一緒した方も見えていました。
その方の案内で、お昼を簡単に食べた後、フェニックスプラザでのリサイクルの市に行ったら、
なんと以前鎌倉で出会い、神楽坂などでの展示会によく行っていた、あづまさんが出店していて再会しました。
花織とかいいものがいつもあります。Gさんはとても上品なモノトーンで裾の方に雲の模様がある加藤改石の
牛首を買ってしまっていました。その後圓蔵のダンボールセールに行って、見学しました。歌舞伎座の裏にある
何とも粋な感じがするお店でした。その後和貴と、京都きもの市場のお店に用事があるというのでついて行きました。
見るだけだととても楽しいです。時間ぎりぎりに以前の職場の人たちとトドちゃんのご主人も一緒に参加のワイン会に
八丁堀MARUまで向かいました。圓蔵さんでは今までに持っていたことがない、深いグリーンの結城の無地とそれに合わせた
というか帯に合わせたセットアップで、仕立て料込の驚きの値段でつい気が緩みました。帯揚げも帯締めもちょっと
ない感じで素敵でした。帯も茶系と紫も入ったベイズリーっぽいもので、茶にもベージュにもグレー系にも
何でも合う感じでした。今までにないコーディネートに冒険してしまいました。

京大で八島君と闘ったT先生とお会いすると彼の話が出ないことはありません。悪く言わないのです。純粋な人だったと。
まだ体調にあまり自信がなかったので、美味しそうな生牡蠣も控えて、牡蠣はグラタンにして、あとはパエリアとかおいしかったです。






パエリアやマッシュルームのサラダ、串焼きをいろいろ取って、最初はスパークリング、イスラエルワイン、トスカーナ
のワインをいただきました。美味しくて、すっかり写真を撮るのを忘れています。

イスラエルワインにちょっと変わった風味があったのですが、私たちだとよくわかりません。トドちゃんが
コルクがかびているのではないかと、お店のに人に話したら、取りかえてくれました。この葡萄だともっとさわやかな
感じがするとのことでした。



MARUは2時間となっていたので、他の銀座のお店に寄りました。私はまだ本調子ではないので、
ワインは控えて、デザートとコーヒーにしました。

ヴァンドレーヴと言うおしゃれなワインバーでした。



トドちゃんお薦めのブルゴーニュワイン。テイスティングさせてもらいました。
それぞれシェリー酒だったり、珈琲だったり、好きなものを頼んでカウンターでいただきました。


次回は三鷹で日本酒?
程よいお酒を片手に気の置けない人たちとの会話を楽しむいい時間です。
何十年ぶりかで再会したトドちゃんは積み重ねた豊かな世界を広げてくれます。
イタリア語の先生との出会いも彼女のおかげです。

Dec.21  2019


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今年最後のイタリア語、ベルカントのレッスン ・・・ last Italian and bel canto lesson of the year

2019-12-25 23:56:31 | a day in the life
ベルカントのレッスン今年の最終日は21日、そしてイタリア語はその翌日の22日で
今年最後となりました。

Il Volo のクリスマスソングを聴きながら、クリスマスの最後の時間を過ごしたいと思います。





Astro Del Ciel - Bianco Natale - Ave Maria - O Holy Night - Santa Claus In Coming To Town

彼らはSilent Night をドイツ語でも歌っているけれど、英語よりも何よりもイタリア語のAstro del Ciel が一番あっています。

21日は今年最後のベルカントレッスン。
前回インフルで休んだので、コーラスフェスティバルについてのコメントはもう終わってしまっていたようでしたが
当日のアンケートを見せていただいたら、指揮者のオーラを感じたというのと、イタリア語が良かったというのがいくつか
ありました。先生は他との違いはオペラとイタリア語と言っていましたが、イタリア語らしいイタリア語で歌えるように
なったのは先生のおかげです。口はあまり開かず、音を後ろに投げるように歌う。腹式呼吸で歌うのを習慣化する。

3月15日に九段生涯学習館で九段フェスがあり、先生が何曲か歌い、私たちがバックをつけます。
バックをつけるのは「フニクリ フニクラ」と 「誰も寝てはならぬ」 だけですが、他に「星は光ぬ」とか
「歌に生き恋に生き」を歌われるようです。ベルカント唱法に興味がある方は是非聴きにいらしてください。



コーラスフェスティバルの後で撮ってもらった写真です。テノールの安藤英市先生とソプラノの山畑晴子先生と
私の顔だけそのままで他の方は目にモザイクにしています。







翌22日がイタリア語の今年最後のレッスン。1か月に一度でもだいぶ聞き取れるようになってきました。
いまだに部分冠詞にアレッみたいな感じですが、何とか慣れてきました。一緒にやっているzさんは検定試験を
受けて、今まで習ったことでオーラルもうまく行ったようです。作文が一番難しかったということでした。

その日はチワワのモアちゃんも部屋にいて、何とも和やかなレッスンでした。



私はシュトレーンをZさんはパネトーネを持ってきてくれましたが、なんと先生が今年最後なのでということで
スプマンテと生ハムやチーズを用意して下さって、レッスンの後、イタリアの歌を聴きながらみんなで
乾杯しました。

イタリアの話になり、階級ははっきり残っているけれど、それぞれが自分に合った暮らしをして、そして
それぞれのクラスを尊重して、弱者を助けようとすることはカトリックの影響なのかしらと
話し合いました。

弱者で最も下に見られていた人々の中に生まれたイエス・キリスト。多くの人たちを照らすその生き方。
先日の礼拝でも、中村哲氏の「天、我と共にあり」と言う本のタイトルが紹介されていました。
礼拝の献金は東日本震災の被災者とユニセフを通して世界の子どもたちに送られるということでした。
責めて年に一度くらいは弱者のことを考える機会を持ちたいものです。









お土産でいただいたパネトーネ




我が家では慌ててミニのクリスマスツリーを出したけれど、今気が付いたのですが、毎年出している
木の聖歌隊と、娘が生まれた年にもらったロイヤル・コペンハーゲンのお皿を出すのを忘れました。







来年ホセ・クーラが日本で「アイーダ」に出るらしい。聴いてみたいな~。
ボブ・ディランはホセ・カレーラスの来年のチケットを引き取ってきたので、立ち飲みスタイルで2時間以上はつらいし
とても高いのであきらめました。バーリ歌劇場はオペラにしてはそれほど高くないようです。



やっぱりクリスマスソングの締めは三大テノールでしょうか・・
体格のいい二人に挟まれて、カレーラスがちょっと気の毒に思えます。



MEDLEY
1 - White Christmas 1:24
2 - Let It Snow 4:24
3 - Oh Tannenbaum 6:03
4 - Ay! Para Navidad 8:07
-------------------------------------------
5 - Tu Scendi Dalle Stelle 10:20
6 - Carol of the Drum 13:05

MEDLEY
7 - Ave Maria, Dolce Maria 16:54
8 - Wiegenlied 19:54
--------------------------------------------
9 - Jingle Bells 22:13

MEDLEY
10 - Children of Christmas 23:20
11 - La Virgen Lava Pañales 23:30
12 - I’ll Be Home for Christmas 27:40
-------------------------------------------------------
13 - Adeste Fideles 30:05
14 - Cantique de Noël 33:31
15 - Amazing Grace 37:48
16 - Feliz Navidad 41:35
17 - Silent Night 44:46
18 - Pregaria 50:27

MEDLEY
19 - Winter Wonderland 55:27
20 - Wiegenlied 57:33
21 - Sleigh Ride 1:01:57
22 - Susani 1:04:00
---------------------------------------------------
23 - Un Nuevo Siglo 1:06:29

MEDLEY
24 - Dormi, O Bambino 1:10:45
25 - Happy Christmas/War Is Over 1:14:20
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大手町の秋 ・・・ autumn in Otemachi

2019-12-25 23:48:30 | seasons


1年に一度、信託銀行にピーターラビットのカレンダーをもらいに行って、今の経済状況について
銀行の方に説明をしてもらいます。為替とか株とか、全く分からないのですが、今の経済的な
世界情勢について、話を聞きます。昔のように定期預金に置いておいてもほとんど利息の付かない中で
どのように運用していけばいいのか試行錯誤ですが、いろいろしても結局±0に終わればいいような
なんだか下がる一方で面倒でほってあったり、そんなにいい話はないものなのですね。

マイナスが出ているものが多い中、プラスを確定しようと思い切って、解約したものもあります。
すべてフィナンシャル・プランナーに任せるのではなく、自分の感を信じるのが一番いいような気がします。
失敗することもありますが。
老後の大切な資金なので、慎重に運用しないといけないですね。

もう一つの銀行では、久しぶりに会う担当者も下がる一方のオーストラリア関連の投資信託を持っているので
お互い励ましあっています。彼女は今年台風の影響で行けなかったパリに来年行くのを楽しみにしていました。
今では仕事を持っている人とあまり会う機会がないので、そういう外の風に触れるのもいいかもしれません。
金融関係でも多くの女性が頑張って仕事をしています。

大手町は長い間仕事をした場所なので、銀行とのつながりもまだ残っています。町の外観は変わっても
何かスピリットみたいなものは変わっていない感じがします。

暮になってもうひとつしていることは、ヘルスチェック。区の健康診断と、癌検診を受けに出かけます。
癌検診をしない主義の人もいるけれど、私は現状を知りたいので、やっぱり受けてしまいます。
今回は胃カメラもあり、緊張してしまいました。

年を取っていくと健康と老後の経済の管理が大切です。きちんとチェックしきれていませんが。




この朝、珍しくまた日光、つくば方面の山が見えていました。空気が澄む冬には時々見えることがあります。























Dec.25 2019  Otemachi
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クリスマス礼拝 ・・・ to Christmas worship

2019-12-24 23:50:29 | a day in the life
「2019年自由学園明日館クリスマス礼拝」

朗読と音楽によってクリスマスをたどる、音楽会のような礼拝です。
信仰の有無にかかわらず、どなたにもご参加いただけます。
騒がしい年末、心を静かに安らかに平和を願う、あたたかな時間をお過ごしください。


日時:2019年12月24日(火) 18:30開場 19:00開始 20:30終了予定

入場無料(自由献金あり)
会場 自由学園明日館講堂
主催 自由学園明日館

説教:広瀬薫(東京基督教大学理事長・自由学園明日館公開講座講師)
朗読:飯島晶子(朗読家・自由学園明日館公開講座講師)
奏楽:佐々木順子・春道子 ソプラノ:武田若菜(三名共に自由学園教師・職員)
合唱:自由学園リビングアカデミー有志 独唱・二重唱:自由学園最高学部有志

【演奏曲目】
G.F.ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイヤ」より
 序曲
 For unto us a Child is born、
 Rejoice greatly、
 Hallelujah
G.F.ヘンデル作曲 オペラ「リナルド」よりLascia ch'io pianga
グレゴリオ聖歌 降誕節への入祭唱 Dominus dixit adme
アルバート・ヘイ・マロッテ作曲 主の祈り
アンドリュー・ロイド・ウエッバー作曲 Pie Jesu
ジョン・ニュートン作詞 (作曲者不詳)  Amazing grace

クリスマスの讃美歌「ああベツレヘムよ」「聖しこの夜」



自由学園の公開講座の教室にクリスマス礼拝のチラシが置いてあったけど、それほど興味をそそられなかった
のですが、HPを見て、プログラムがいいので、久しぶりにクリスマスらしく過ごそうかと思い、夕方から
少し寒いと感じながら出かけて行きました。娘が小さい頃、近くの教会の日曜学校に連れて行ったことがあり、
クリスマス礼拝に参加したり、学生時代は毎日礼拝がある生活でしたので、とても懐かしい感覚です。
娘の保育園もドイツ人の宣教師が始めた歴史があり、他とは違う価値観のクリスマス会で良かった思い出があります。

今はキリスト教と離れてしまっているけれど、今日、このクリスマス礼拝に音楽だけでなく、何か魅かれるものが
あったのかと思います。再びイエスが今日私の中で生まれたような、出会ったような気がします。
広瀬薫牧師の説教もちょうどそのような話で、今ここで生まれたのですよと話されて、それを受け止めて
行こうと ・・ 人間の尊厳が薄くなっていくこの世の中でますます必要になってくると。中村哲の著書にも
触れていました。

キリストが生まれた意味を聖書の言葉で振り返り、音楽をはさむという、よくできた構成でした。

朗読された聖書
イザヤ書9章5-6節
ルカによる福音書2章1―7節
ゼファニア書第3章14-17節
ルカによる福音書3章21-22節
ルカによる福音書11章1―4節
マタイによる福音書26章31-35節 69-75節
マタイによる福音書27章43-46節 50節
ルカの福音書2章8~20節(新改訳2017)
ヨハネによる福音書21章15~19節
ヨハネの黙示録11章15-16節


ちょうどアメリカのペンパルが送ってくれたクリスマスカードもルカによる福音書からでした。






クリスマスは平和を望む延々と続く人間の願いです。




明日館講堂




























講堂はライトの弟子、遠藤新の設計だったのですね。叔母の家が遠藤新の息子の遠藤楽の設計でした。雰囲気が良く似て
いてこんな暖炉があったと思います。もうその家を売って成城に移ってしまったので、もったいないと思いました。
新築祝いには遠藤楽その人も来ていたことを覚えています。それこそ40年以上前のことです。



















Dec.24  2019   Mejiro






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上野で紅葉に間に合う ・・・ in time for red leaves

2019-12-23 23:51:48 | seasons
12月11日

11月27日に「気になる衣」展をお誘いして行く予定にしていましたが、前日の午後からぐったりして
行けなくなり、その日の受診でインフルエンザを発症していることがわかりました。そのためその後もいくつもの
大切な用事をキャンセルや延期をせざるを得なくなりました。その後外出許可が出て、片田さんの展覧会に出かけて、
その後も風邪症状が続いて、調子が戻らず、家にいる日々でした。

「気になる衣」展でご一緒するはずだったAさんからコートールド・コレクションのお誘いがありましたが、私は先月見たので
他を見て、ランチで合流することにしました。子ども図書館の展示を見たいと思っていましたが、まだそこまで気力も戻って
いなかったので、ゆっくりと上野に出かけて、ぎりぎりに追いついた秋の空気を楽しみました。

ランチは何年振りかで訪れた韻松亭での日本料理。不忍池が見える2階のお部屋で見た目も美しい和食を
楽しみましたが、Aさん、あるばとろすさんがお着物で、やっぱり和服はいいな~と思いました。偶然お二人とも紬の
格子で、私が今一番求めているスタイルです。無地、縞、格子が行きつくところでしょうか・・

その日の朝
















上野駅について















紅葉に間に合いました。







韻松亭




部屋からの眺めが素敵でした。










大満足のランチ。湯葉や茶碗蒸しもおいしかったです。




あるばとろすさんはおばあ様の愛用の紬で、帯とのマッチングもぴったりで素敵でした。
改めて着物っていいな~と思う瞬間でした。

























Aさん自作の帯です。上田紬は白い雪が舞っているようなさわやかな佇まい。




帯締めもかわいいですね。











上野公園をひとまわりして、近くにちょうどいい珈琲店がないので、スタバでコーヒーをいただきました。


Dec.11  2019  Ueno
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