Reflections

時のかけらたち

都心の森の中を散歩(明治神宮の森)・・・ the forest of Meiji Jingu shrine

2021-07-31 15:25:54 | wonderland

7月11日

この日は娘がとうとうミラーレス一眼を手に入れたので、どこか写真を撮りに行こうかということになり、明治神宮に行くことにしました。
北参道のカレーショップ Curry up でお昼を食べて、北参道から明治神宮に入り、南池のあたりから明治神宮に行き、原宿に抜けました。

タシロランにはもう遅い時期でしたが、終わりのタシロランを見ることができました。その代わりにたくさんのマヤランを思いがけず
見ることができました。

 

 

 

 

 

茄子のカレーとキーマカレーだったかしら?  

北参道からは以前家からも歩いてきたことがあり、なんとなく方向感覚はあります。

 

まるで軽井沢のような木々の小道もあります。

 

とりあえず南池方向に行ってみました。

 

 

日陰でないと猛烈な暑さでした。

 

宝物館は入ったことがないのですが、休館でした。

 

 

 

ノカンゾウがたくさん咲いていました。

 

 

ヤブミョウガ

 

森に入れば薄暗く、キノコたちが顔を出していました。 

 

 

 

そこに何とマヤランが!

 

 

 

 

 

 

 

タシロランを見るには遅すぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無から生まれた都心の森・・・SDGsの先駆ですね。

 

July 11  2021    Harajuku

 

 

 

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嬉しい便り ・・ heartfelt message from abroad

2021-07-30 23:57:34 | a day in the life

Patty からの手紙

いつもならE-mail でやり取りをしているアメリカのペンパルから手紙が来ました。まだバースディでもないし何かしらと思ったら、
私と娘の健康を心配したものでした。このパンデミックの中で開催のオリンピックは世界から見ても異様なものなのでしょうね。
心配してくれる世界の友がいるのは嬉しいことです。まさか開催するとは思ってもみなかったオリンピックが静かに開催されています。
それでも、若いアスリートたちのさわやかな顔を見ると、開催できてよかったのかしらとも思います。他の芸術などがまだ開催が難しい中、
オリンピックだけは特別扱いと思うこともありますが。多くの音楽家たち、他の表現者たちはその場がなかなか確保できない現状です。
オリンピックにはいろいろな利権が絡み、国家や企業などの立場もあり、そして実際のコロナ現場があり、いろいろな状況の下ですが、
スポーツをする個人の伸びやかな表情を見ていると、このコロナの中で、苦労して練習を重ねてきたのだろうとその陰にあるものを感じないでは
いられません。今回みたいに国を背負わない感が強いオリンピックもいいものだと思いました。

今最高に急増しているコロナ感染者数。オリンピックのせいだけではないでしょうが、おさまってほしいです。

 

コロナワクチン接種2回目 (7月29日)

昨日2回目のコロナワクチン接種のため聖母病院まで歩いて行ってきました。いつも薬王院まで散歩するので、そんなにたいしたことないと
思っていたのですが、この酷暑で午後2時の接種はちょっとつらかったかも。熱を測ったら、暑い中歩いたせいか上がっていて、高めですねと言われてしまい
ました。帰りも歩いて大丈夫かしらと話したら、休みながら行けば大丈夫ですよと係の人に言われて、歩いたのですが、違う道を通ったら
目白に出てしまいました。それでご褒美に志むらのかき氷でもと思ったら、なんと予約で1時間後と言われて、近くの寛永堂でかき氷を食べ
て休憩しました。昔のかき氷は頭に響くような冷たさでしたが、今のはソフトで溶けるような軽さ。さすが京都のお店でお抹茶がおいしかった
です。一休みして、また家まで歩いたら一万歩超えていました。

夜はやっぱり疲れて少し横になって、その後起きて片付けやシャワーを浴びて寝たら、寝返りを打つと腕が痛くて、いつも熟睡できる私が
眠れませんでした。今日も何か微熱があってすっきりしません。1回目のように腕が上がらないというのはありませんでした。高熱が出る
ケースが多いので軽い副反応かと思いますが。このまま何もなく過ぎてほしいです。

 

日曜日はイタリア語 (7月25日)

駅で仲間二人に追いつきました。2年前に一緒に祇園祭に行ったSさんと美大出身のZちゃん。

 

Sさんは先生への感謝の花束を欠かしません。今回はお姉さまが編んだやまぶどうの籠も持ってきていました。
とても素敵です。

1カ月に1回のイタリア語ですが、楽しくレッスンをして大部慣れてきたような感じがします。

家では録画していたフェリーニの「道」を観始めているのですが、昔と違って言葉が入ってきて、頭がざわつきます。だいぶ単語など
もわかるようになってきました。それでのんびり見ることができず、少しずつ見ていますが、ジュリエッタ・マシーナが素晴らしくて。

初めて見たのが小学生のころ、両親と一緒に見に行きましたが、最後の置き去りにされるシーンが強烈に残っていました。

その後若い頃、何回も見ましたが、いろいろな言葉が心に響きました。今度はそれをイタリア語とともに味わっていきたいと思います。

 

他に小学生のころ見た心に残る映画はルネ・クレマンの「禁じられた遊び」やラモリス監督の「赤い風船」など思い浮かびます。

両親とスバル座まで行ったことを覚えています。

どの映画もラストシーンが秀逸でしたね。悲しい映画だったけど。

 

パリの街が美しかった。

 

 

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蛇滝ルートで高尾山に登る -2 ・・・ Mt.Takao Jyataki route -2

2021-07-29 10:57:42 | nature

7月20日

蛇滝のところまで来て、たくさんのイワタバコを見てから、これからでしょと言う感じのタフな紫苑さんに押されて、初めての高尾山、ここで帰っては高尾山に来たと言う感じでもないし、下りでは歩いたことのある、蛇滝ルートで山頂に向かいました。蛇滝からは急に道が細くなり、木々がうっそうとかかり、一人ではちょっと登りたくないコースですが、二人で休み休み登りました。人にほとんど会わないコースでした。山登りの雰囲気を味わいながら十一丁目茶屋に着きました。紫苑さん、達成感があったとおっしゃってくれました。途中、結構急斜面があり、登るのが大変なところがありますが、下りより恐くはありませんでした。

十一丁目茶屋はケーブルの高尾山駅近くの見晴らしのいい場所にあります。山百合がたくさん咲いていて香りがすごかったです。11時少し過ぎでお昼には早かったのですが、休憩していい眺めを見ながらランチにしました。朝早く起きて、運動もしたのでおいしくいただくことができました。

紫苑さんのブログ 初めての高尾山&コロナ自粛生活の成果と課題 も合わせてご覧ください。

 

 

 

いつもならおにぎりなのですが、今回は簡単にサンドイッチ。残りの人参サラダと焼き豚をカンパーニュにに挟みました。

 

花巡りで一緒に行った方がスイカを保冷剤を入れて持ってきていらしてお裾分けをいただき、とてもおいしかったことがあり、山へは水分のあるフルーツがおいしいことを知り、持って行きました。

 

 

オオバキボウシとヤマユリがたくさん咲いていて、強い香りを放っていました。

下から大きないい声で「青い山脈」を歌いながら登ってくる元気なご老人がいました。みなさんに花の名前を教えていました。

 

 

 

 

 

トキリマメ

 

 

ケーブルに乗ればすぐ来ることができるこの場所

 

この後は薬王院境内から私道を含む富士道を通って山頂へ。薬王院へは帰りの1号路で上から通って行くことに。

いつもならたくさんのお花に出会う道ですが、あまり咲いていない夏の盛りでした。

 

 

キンミズヒキ

 

 

山頂からの眺め 13:00

 

 

 

 

ヤマホトトギスのかわいいピンクの模様が見えています。

 

 

タマアジサイがぽんと開いて、花が咲き始めます。

 

 

オカトラノオ

 

ヒヨドリソウ

 

 

何という萩かしら?

 

 

薬王院境内にはレンゲショウマがたくさんあります。

やっと咲いているのをみつけました。探している人が何人かいたので教えてもらいました。

 

 

帰りはケーブルカーで降りて、ほぼ高尾山のフルコースで初めての紫苑さんを案内できてよかったです。

14:15発

 

 

いつものカフェで休憩して帰りました。

14:30過ぎ

ここでも帰りの電車の中でも、話が尽きませんでした。

これからの人生についてにすぐ話が行ってしまいます。

また紫苑さんの読まれた本の中からもヒントをたくさんいただきました。

 

いつもケーブルで上がって、奥高尾などに行っていた私にとって、初めて下から登った記念すべき日でした。

紫苑さんありがとう!

 

July 20  2021  Mt.Takao

 

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蛇滝ルートで高尾山に登る -1 ・・・ Mt.Takao Jyataki route -1

2021-07-26 23:59:29 | nature

7月20日

かねてから高尾山に一度も行ったことがないので一度行ってみたいと紫苑さんからお聞きしていて、コロナで緊急事態宣言がずっと出て、機会がなかなか見つけられないでいました。私は花さがしに行っていたものの通常の高尾山のルートではなくそこから奥に行ったりしていたので、人をお誘いするのもと思っていました。緊急事態宣言もずるずる出ていますが、これ以上先送りにするのもと思い、できるだけ人が少ない時に行ってみることにしました。京都から戻って中一日あいただけでしたが、オリンピックの休暇が始まれば混みそうだし、もっと暑くなるし、イワタバコが見ごろだしここで行くしかないと思いました。

熱中症も気をつけなければならないので、日陰の多い蛇滝コースで蛇滝まで行って、駒木野庭園によって帰ってもいいかと思い、8時4分新宿発の京王線で待ち合わせ9時12分に高尾からバスで蛇滝に向かいました。

 

幸い川沿いを上がる蛇滝ルートは水の音も涼しく真夏でもなんとか行けそうな道です。

 

スリムな紫苑さん、かっこよくてうらやましいです。

 

ムラサキニガナ

 

ヌスビトハギ

 

人にはほとんど会わない道です。

 

ミズタマソウ?

 

 

タケニグサ

 

オオダイコンソウ?

 

 

もう終わりのユキノシタ

 

 

ミミガタナンテンショウ

 

 

蛇滝に着くと、イワタバコが一斉に花開いていましたが、まだつぼみもあり、こんなにきれいでいろいろな色のイワタバコを見たのは初めてでした。いつも花の最盛期を少し過ぎたころだったのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブミョウガ

 

 

タマアジサイ

 

ミズヒキ

 

ダイコンソウ

 

シソ科の植物  アキノタムラソウ?

 

July 20  Mt.Takao

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最近のいいこと ・・・ something good happened lately

2021-07-25 12:28:16 | a day in the life
 
落としたショールが出てきました!
失くしたものが手元に戻るってとてもうれしいことです。
京都旅行に持って行こうと思ってショールを探したら見つからず、星岡に行く時にどこかで亡くしたことに気が付きました。
翌週、星岡にまず電話をしたら、そこには忘れていなく、あとはpasmoチャージした時に駅で置き忘れたしかないと思い、最寄駅に電話をしたらJR忘れ物センターに電話をするように指示があり、東京駅のセンターに電話をしたら、届けられていることがわかりました。麻の何でもないショールですが、冷房が効いたところではあると便利です。ところが物はすでに警視庁遺失物センターに移送していてまた電話。今度は細かいことを女性の担当者にいろいろ聞かれフリンジはどうだったかなど‥細部にわたりよくもう覚えていません。何とかパスして飯田橋のセンターに取りに行ったのが、21日に御茶ノ水の機能リハビリテーションクリニックに行った後。ショールはなくしたと思ったらとても安いseiwaで買ったインド製でこれを染めたりして使うようなものなのですが、とてもいいものに想像が膨らんでしまい残念に思っていました。実物を見たら、こんなだったかしらと思いしぼみましたが、小さくなるし、またこれからも活躍してくれるでしょう。
 
昨日のベルカントのレッスンは九段の会場が取れなくて、久々に先生のスタジオです。
秋の公演のフライヤーがfacebookに載っているとのことでコピーしました。
 
 
 
 
❗️イル・テアトロ音楽院【速報】❗️
2015年日経ホールでのガラコンサート&アイーダ・ハイライトを皮切りに、
主催であるイル・テアトロ・オペラ千代田として、コロナ禍に至るまで毎年なにかしら公演を続けて参りました。
今年度2月にはこのコロナ禍に於いて感染防止策に則って語りで紡ぐ「蝶々夫人」を公演しました。
そしてこの度、弱気で優秀な".裏ボス"の
執念と根性と頭痛腹痛蕁麻疹によって見事❗️
AFFの助成を得ることが出来ました👏🎉
プログラムは
一柳慧作曲
弦楽オーケストラの為の
インタースペース
リヒャルト・シュトラウス作曲
四つの最後の歌
ソプラノ 山畑晴子
グスタフ・マーラー作曲
大地の歌
アルト池田香織 テノール安藤英市
指揮 篠﨑靖男
イル・テアトロ・フィルハーモニー管弦楽団
2021年10月10日(日)
14:00開演 (13:00開場)
すみだトリフォニーホール 大ホール
つきましてはまだ仮のフライヤーとなっていますが、
この公演が現実となる興奮を抑え切れず🤒
早々にお知らせさせて頂く次第です。
因みに、このチラシのデザイン画はニューヨーク在住の抽象画アーティスト、Ryoko Goto さんにこの三つの曲を鑑賞していただき、作曲の経緯等からのインスピレーションにより描かれたものです。
更に各曲、楽章ごとに、つまり11枚の絵となっていく予定です。
先ずは、お知らせまで…
 
 
 
もしご興味あれば、いいチケットが取れますので、お知らせください。
私は先生たちのマーラーやシュトラウス今からとても楽しみにしています。
安藤先生はこのコンサートの前にアドリアーナ・ルクヴルール、イル・トロヴァトーレの公演が続きます。どれだか暗譜するのかそれだけでも驚きです。
 
久々のレッスンはそうでなくても物忘れがひどいのにフランス語のハバネラの歌詞の暗譜が大変でした。
呼吸法が半分ですが、声が出るようになる過程は効果がわかるので嬉しいです。姿勢がどれだけ大切かがわかります。
 
 
レッスンの後はスタバで翌日のイタリア語の宿題をメンバーで一緒にやって帰りました。
大手町あたりは人も少なくシーンとしていました。
 
そういえば姪も日本に帰って3日間は強制隔離、14日間は自主隔離で母親のお見舞いだけは人道的配慮で特別に許可されたと言っていました。
外国人も見かけますがほとんどいない静かな都心でした。
 
 
July 24  2021   Kanda → Otemachi
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なごやかなひと時 ・・・ spending a cozy time with relatives

2021-07-24 23:58:45 | a day in the life

7月23日

 

夜中の3時過ぎくらいだったか月があまりにも大きく見えたので撮りました。

 

ウィーン在住の姪がまだ移動が大変な時代に一時帰国しました。義理の姉の容態が悪くなりホームからホスピスに転院させるために戻ってきて、横浜のマンションに民泊で滞在中です。直行便が欠航になって乗り継いで帰国しましたが、その分PCR検査の回数が増え、子供がフランスのパスポートだったので日本への入国が大変だったとか。邦人だと出入国できるのですね。

今栄養が点滴からしか取れなくなって、かなり危険な状態とお聞きしました。面会も限られるので、この日には会えなかったのですが、見せていただいた写真では意識もはっきりしているので、お元気そうに見えまた。

家族で深刻な問題を抱えているのですが、関西から上京した義理の姉と一緒に訪問して和やかな再会の時間でした。義理の姉は80を過ぎているので小学生のお孫さんと一緒で、私は娘を連れて行きました。親戚で会うというのはもう私の方では妹の家族しかいないので、なにか久しぶりで味わう感覚です。そこに3歳の子どもがいたので、とても和やかな感じでした。

彼女は小さいながらも空気を読み、小学生の男の子が鼻血を出してしまった時ははしゃいでいたのに急に静かになって心配そうにしていたり、あいうえおのカードを見るときは難しい顔をしたりして、3歳の子供の感情の豊かさを感じました。最初に発した言葉はママとかマンマという音でなく、ノンだったというのがフランス人らしい。なんでも自分でというトリリンガルの女の子です。保育園ではドイツ語なので、遊ぶときはドイツ語になっていて、お父さんとはフランス語、母親とは日本語で話しているとか・・

姪はそろそろ映像の仕事を再開しようかと話していました。今は子育てが楽しくてたまらないと言った感じでした。

病気の義理の姉のアルバムをみんなで見て、アルバムが途中からカラー写真になってミニスカの時代とかほとんど同時代なのでなつかしく、若いはつらつとした彼女の写真に自分が重なりました。その中に若かりし主人の写真があったので、もらって帰りました。家にもあったはずなのですが、見つからなかった写真です。写真の好きな義理の兄ターシが撮ったものだと思います。ポートレートになっています。

難病なのにいつも笑っていた彼でしたが、なにかカッコつけていますね。

亡くなったとてもお世話になった義理の姉も思い出します。

 

July 23  2021  Yokohama                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

 

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夏の京都へ 7月18日ルートメモ ・・・ Kyoto trip memo on 18, July

2021-07-22 23:55:49 | wonderland

7月18日 京都二日目のタイムラインです。

6:30から朝食がいただけるのが嬉しいです。短い滞在ではできるだけ早く出かけられることが大事です。

このホテルの売りは朝食です。おばんざいも頂ける和食のみ。メインの一つだけ選べます。私は鰻の蕪蒸しにしました。

これにコーヒーはテイクアウトの形でつきます。

 

7:30にはチェックアウト

 

 

お寺の見学や体験もできるのですが、体験は満杯とのことでした。

もともと早く出かける予定だったので問題はありませんでしたが。

今度は妙心寺などのお寺に泊まってみたいと思います。

 

最初は早く嵯峨野に方面に行って、亀岡までとも思ったのですが、あまり動き回らずゆったり過ごしたいとも思い、朝はホテルの周りを歩いて清水寺まで行くことにしました。娘は最初祇園白川とか言っていましたが、金毘羅宮にも行きたいというのでルート的には金毘羅宮から、一年坂(一念坂)、二年坂(二寧坂)、三年坂(産寧坂)を歩いて清水寺までにしました。清水はなんと中学校の修学旅行以来、二年坂や三年坂は初めての一人旅奈良・京都で回ったことがあります。

 

安井金毘羅宮

 

 

最初八坂神社も通りましたが、祇園祭の旗がかけてありました。山鉾などは出ないけれど、ねり歩いたりはするみたいでした。娘は初めてだったので、帰りは中を通って帰りました。

 

 

 

 

帰りには冷たい物や京都の甘いものを食べたかったけれど、朝早すぎでほとんどのお店はあいていませんでした。

 

南座の向かいの洋食屋さん菊水がやっているのをみつけ、やっと休憩することができました。洋食屋さんだけどかき氷をいただきました。

午前中だとやっていないお店が多くて、しかも和のお店が見つからずがっかり。

ヴォリーズの建築。

 

早めに阪急京都本線に京都河原町駅より乗り、桂で乗り換えで嵐山まで移動しました。

さすが、観光地と言った感じで、京都の中では一番にぎわっていました。

渡月橋を境に上流は大堰川で、下流は桂川、 保津川は大堰川の上流部と呼び名が違っています。

 

予約していたお蕎麦屋さん「よしむら」にも30分位早く着いてしまい、少し待ちました。

 

お店の2階からの眺めもなかなかです。

湯葉のおそばが食べたくて、ミニ丼のセットになってしまいました。 これにミニ天丼がついて夕食はいらないくらいでした。娘は蕎麦が好きなので十割そばにしていました。

12時少し前には食べ始めていました。

 

しばらくにぎやかな道を歩いて、駅の近くになればタクシー乗り場があるかしらと進みましたが、それらしきものはなくて、流しているタクシーを拾って愛宕念仏寺の近くまで連れて行ってもらいました。タクシーの運転手さんから愛宕山の信仰のことや、歩く場合の道などいろいろお聞きしました。観光地のタクシーってやっぱりいろいろな事情も分かったり、面白いです。

1時少し前には愛宕念仏寺についていました。ここも娘が行きたかった場所で私は興味がなく、暗いイメージを持っていましたが、石の羅漢さんたちがとても楽しいお寺でした。信者たちによって掘られたとのことですが、楽しそうで一つ一つの表情を見て歩き、時間を忘れました。歴史のあるお寺で移転を繰り返えしてこの地に定着しました。愛宕山やこのお寺では火災から守ってくれるという信仰が生きています。

 

1200もの羅漢さんたちがいるこのお寺を見るのにずいぶんと時間がかかっていました。おそらくボランティアと思われる人たちが羅漢さんたちの清掃をしていました。

 

愛宕念仏寺から化野念仏寺へと下って行きました。

小さなミュージアムやお店がありましたが、ほとんど閉まっていました。ほとんど人には会いません。

 

次の訪問地に着きました。

化野も初めてきましたが、寂しいイメージしかないお寺でした。

 

 

 

 

ちょっと異様な感じがする化野です。死者が眠る場所。

 

 

不幸な病に見舞われた角倉素庵が嵯峨野に隠遁し、自分が眠る場所をここあだしの念仏寺に決めたとのことです。

二尊院が角倉家の菩提寺であるのに離れたこの竹林の中に眠る角倉素庵。それだけ忌み嫌われた運命を背負った病にかかった素庵のことを知ったのは俵屋宗達の番組を見てからです。変わらぬ友情で支えた宗達。この二人が造り上げた嵯峨本の表紙の美しさに触れたのは宗達展や五島美術館での展覧会でした。

この旅で角倉了以の作った邸宅とその息子が晩年移った嵯峨野を訪れることができました。

 

最終目的地は私の好きな寺、祇王寺にしましたが、その途中にご朱印の可愛い證安院に寄りました。

 

 

若いお寺の奥様がかわいいお地蔵さんの絵をかいてくれるご朱印が評判でした。

 

祇王寺はそこからすぐでした。

たぶん三度目だと思います。一度は修学旅行で後は妹と旅行した記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

15:30 苔の美しい祇王寺を後にしました。

 

 

 

帰り道はJR嵯峨嵐山駅なので、途中、民芸店で道を聞くと清凉寺の門があいていればそこをくぐって帰ってと教えてくれました。

 

清凉寺です。今回は通っただけとなってしまいました。

 

 

 

早めにJR駅に行きましたが、16時半前にはついていたかと思います。晴れていた空が急に暗くなり、雨が降り出しました。早めに移動してラッキーでした。最初は二尊院あたりまで行けるかなと思いましたが、祇王寺を最後にして良かったです。

 

 

行に見られなかった新幹線からの畑の風景。

帰りの新幹線は18:01発。時間がたくさんあったのですが、新幹線の乗車券とつながった京都市内から乗ったので、駅中ですごし、夜ご飯に半分の巻きずしを買って乗りました。

2日目の歩いた距離は15.5kmとなっていて、結構歩いてしまいました。

 

July 18  2021  Kyoto

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夏の京都へ 7月17日ルートメモ ・・・ Kyoto trip memo on 17, July

2021-07-21 23:59:51 | wonderland

京都から帰って翌日はルーティンのヨガ、翌々日は高尾山への初友人案内と続き、京都の写真や行程の整理が遅れています。

最初にもう忘れかけていますが(笑)、行程のメモをスマホ写真を中心に記録しておきます。

 

今回の旅行は娘がミラーレス一眼レフをついに買って、もともと京都に行きたがっていたので、誘われて行くことにしました。ちょうど2年前祇園祭りに行ったときと同じ時期です。新幹線+宿泊を日本旅行でさっさと申し込んでいました。その後緊急事態宣言が再び出されることになりましたが、キャンセル料が発生する時期になっていたので、気をつけながら行くしかないねということで行くことにしました。オリンピック後に緊急事態宣言かと勝手に予想していて、もっと長期的な計画をたててくれていれば申し込むこともなかったのですが。

 

娘が行きたかったのは貴船と愛宕念仏寺と反対方向です。私が行きたいと思ったのは瑠璃光院だったので初日は瑠璃光院と貴船、2日目は嵐山・嵯峨野で愛宕念仏寺から嵯峨野を歩き、祇王寺まで行くことをメインに考えました。

 

古くて新しい町、京都。そこに行くことにワクワク感があり、さすが長い間都として存在してきた都市です。

今回行ったところは宗達と親交の深かった角倉素庵と父角倉了以のゆかりの場所がたまたま2カ所ありました。

2年前の祇園祭の時はねねのゆかりの地、その前に行ったミニクラス会の時は秀吉の空気が残る場所など行っていました。

 

7月1日

朝5時前には起きて、5時45分の山手線に乗ります。

6時半発「のぞみ5号」で京都に向かいました。

 

富士山をとらえました。いつも新幹線の窓から緑豊かな畑を見ると旅に出たな~と思うのです。

 

8:45 京都について、JR奈良線で東福寺まで行き、京阪本線で出町柳まで行きました。

叡山電鉄叡山本線、八瀬比叡山口行に乗り換えて八瀬比叡山口についたのはまだ10時前です。

 

水しぶきを上げて流れる高野川に沿って歩きけばすぐ瑠璃光院に着きます。

 

いつもだったらものすごく混むのでしょうが、電車から降りて数名が瑠璃光院に向かっただけです。

 

 

 

 

叡山電鉄で宝が池まで戻り、貴船方面に乗り換えます。

宝が池では貴船に向かう人が他にもいて、どう乗り換えるのかよくわからないでいたら、運転手さんが下りてきて、suicaを柱にタッチして、又乗換ホームを教えてくれて、再度suicaを隣の柱にタッチして線路を渡って一番端のホームに行きました。同じ叡山電鉄なのに、出て入るをインプットしなければなりません。

貴船から帰るときも昨年の台風の土砂崩れで不通になった貴船―市原間が復旧していないため、市原の駅から叡山電鉄に乗りましたが、出発しようと閉めたドアを私たちが来たので開けてくれたというのどかな路線です。

行きは木原からバスに乗り、次に貴船口で貴船に行くバスに乗り換えます。貴船には12時前に着きました。奥宮まで歩くことを考えて昼食時間も入れて3時間とりました。

ここでは川床で食事はしないで鳥居茶屋の普通のお店で名物の鮎茶漬けをいただきました。

 

 

七夕飾りがはなやかさを添えます。

 

 

 

途中、和泉式部の碑などありましたが、奥宮はやはり空気が違いました。

 

 

 

途中セブン・イレブンや出町柳で薬局を探したりしましたが、それでも早めに京都の街中に戻ることができました。

最初は国際会館駅までバスでそのあと地下鉄と思っていましたが、来た道と同じ叡山電鉄と京阪本線で16時前には三条まで戻りました。

 

鴨川べりまで歩いて、どこかでお茶でも飲みたいと思ったのですが、なかなか和のお店が見つかりませんでした。

 

東京にもある有名なケーキ屋さんが高瀬川沿いにありました。1時間待ち位になっていた人気店でした。

 

ちょうどいいお店が見つからず小川珈琲に入って休憩。落ち着いたいいお店でした。

 

 

夕飯に選んだのは高瀬川を二条の方に向かって歩いて行ったところにある「がんこ高瀬川二条苑」というお店です。以前祇園祭に行ったときに企画してくれたGさんのお奨めのお店で、第二無鄰菴と呼ばれるダイナミックな庭を持つ、元は角倉了以の別邸です。そこから川床に出て、初めて川床での食事を楽しみました。

 

早めについたので7代目小川冶兵衛の庭を見学しました。鴨川の水をダイナミックに取り入れています。

 

川床からの眺め

 

京料理が次々と出てきます。夏はやはりはもが中心です。

 

涼しい風に吹かれて、日が沈んでいく中で、お料理を楽しむのですが、この風景が一番のごちそうでした。風と空気が。

旅行中によくあるのですが、ごちそうを前に気分が悪くなり、充分味わうことができませんでした。その2日前にいただいた星岡の方が料理だけだとおいしかったと同じ鰻ざくで思いました。

最初は前回予約しなかったので入れなかった祇をん「きらら」にしようかと思っていたのですが、カウンターで食べるより、気持ちがいいよとGさんから隠れ家を教えてもらいました。同じく体調を崩した娘も鎮痛剤が効いておいしく夕食が取れて良かったです。

 

ここからホテルのある高島屋の裏まではそんなに遠くないので歩いて向かいました。

いつもならこの時期大賑わいの京都ですが、ちょっとさびしさを感じますね。 それでも何か催しはあるようで、提灯が灯されていました。

 

 

ホテルはなんとお寺とコラボした三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺です。部屋にはシャワーしかついていないのですが、新しくて気持ちのいいホテルでした。何と言ってもロケーションが抜群です。

 

部屋ではTVも付けず、シャワーしてすぐ寝て、翌朝早起きすることしました。歩いた距離は12.5kmとスマホに記録されていました。

 

July 17  2021   Kyoto

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初夏の星岡 (2021年7月) ・・・・ Hoshigaoka in July 2021

2021-07-17 00:14:11 | dish

7月15日

今日(16日)関東地方が梅雨明けしたとのニュースでした。

↓ お昼の買い物に行ったとき、あまりに夏らしい空でスマホで雲を撮りました。

 

昨日に戻り、いつ雨が降ってもおかしくないような不安定な気候でした。

一昨日銀座に出かけたときに、着物姿の人をチラホラと見たので、偉いな~と思っていました。

京都旅行を控えていたので、今月はパスしようかと思ってもいたのですが、体調もなんとかいいようだったので、思い切って出かけることにしました。夏の日本料理も夏の和服と同じように魅力的です。

雨が降ってもいいように小千谷縮を着て出かけることにしました。気軽に着れる着物です。

 

 

 

7月の献立

前 菜  紋甲いかゆうあん焼 れんこん磯辺焼 かみなり干し

向 付  鰻ざく

焼 物  鮎酒塩焼 みどり酢

煮 物  冬瓜ごまみそ

ご飯かわり ざるそば みそとろろ仕立

甘 味  氷豆腐 黒みつ

 

 

かみなり干しの白瓜を切っているところです。きゅうりでもできますが芯抜きを持っていないのでこの料理は家では作れません。

 

こちらは太めのきゅうりでやってみたところ・・ いつか作ってみたい。

このように切って軽く塩をして風干しします。

 

 

鮎を片褄折りにして串をさしているところです。これも陰干しします。

かますなどの干物で作ってもいいとか。

 

冬瓜に切り込みを入れているところ。

 

滝川豆腐の木綿豆腐を裏ごししているところ。ガーゼをさらにのせて画鋲でとめている。

家の裏ごしは金属でできているので止められない。家でやった時、結構大変だった記憶があります。

 

 

れんこんもちのような磯部焼は手のかかる料理だけどおいしいです。蒸しかためて油で揚げるのですが、焼いてもそのままでもいいですよと先生。紋甲いかも香ばしい感じでおいしかったです。こういうお皿がほしいのですが・・・

 

鰻ざくはいつ食べてもおいしい料理です。

 

みどり酢はきゅうりをすりおろして、土佐酢であえたものですが、夏は涼やかでいいですね。大根よりきゅうりを使ってみるのもいいです。

 

冬瓜の色がきれいに出ていました。ごまみその加減がちょうどよかったです。

ひじきもこんなに上品な味になかなかできない。

 

夏らしいけど、豆腐をうらごして、寒天で固めるという手のかかる料理。ところてんを作る道具がないので家では作れない料理です。

 

珍しいデザート。

星形に切った氷豆腐を固めています。七夕っぽいのかしら?

夏らしいデザートでした。

 

 

 

 

 

初夏の装い 

梅雨明け前だったのでぎりぎりこの帯を締めることができました。小千谷縮の白っぽい方にはこの鮮やかな帯が際立ちすぎて似合わず、大好きな茶系にまたなってしまいました。

茶色と紫色が混ざった小千谷縮です。

帯は絞り染めです。珍しい色です。

 

 

今では月1がやっとの着物になってしまいました。

 

July 15   2021   Asagaya

 

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久々の深大寺方面に花めぐり -2 ・・・ walking around Jindaiji to see flowers -2

2021-07-16 17:56:37 | seasons

6月25日の久しぶりの深大寺の続きです。

野草園を出て、まず水性植物園に向かいます。途中蕎麦畑があります。

 

 

 

水生植物園は簡単に見て回りました。マヤランとサガミランが咲いている場所だけ確認した程度でしたが、この時はまだまだ先のようでした。

 

 

 

ミゾハギ

 

半夏生が盛りでした。

 

 

 

 

次は神代植物公園を抜けて植物多様性センターに向かいます。

バラ園にまだバラが残っていました。 モナリサという名前のバラ

 

こちらはロココですって。  なぜかサーモンピンクからオレンジ系のバラに魅かれました。

手入れをしている人が暑い日差しの中、働いていました。

 

この時期ですと温室の大きなショクダイオオコンニャクの花を見るべきかと、向かいました。

何やら小石川植物園でもいつも騒いでいますが、見たことが一度もありませんでした。

 

 

 

 

サガリバナが魅力的。うたどんさんに温室に入るとすぐ咲いているわよと教えていただいていた花です。

新宿御苑にもピンク色の似たような花が温室にあります。落ちているのがきれいな花です。

 

 

 

 

有名なショクダイオオコンニャク。さすが大きいです。

 

 

 

 

 

 

 

睡蓮ももうお休み時間となっていました。

 

多様性植物園に行く前に、花屋さんの隣りでかき氷を食べないではいられませんでした。(-_-;)

 

隣の多様性植物園が神代植物園の中では一番好きなエリアです。

マヤランがきれいに咲いていました。

 

 

 

 

 

 

ヤマゴボウ

 

キハギ

 

 

 

リョウブ

 

 

ナワシロイチゴ

 

 

最後は見たかったバイカツツジです。多摩散歩人さんのブログで見てかわいい花だと思っていました。

 

咲き残っていてよかったです。

 

June 25  2021   Jindai Botanical Garden

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