Reflections

時のかけらたち

萩のトンネルへ ・・・・ tunnel of bush clover

2015-09-30 23:39:34 | seasons
向島百花園の今回のメインは咲きはじめた萩の花。
百花園のハイライトは萩のトンネルです。
この後、中秋の名月の時はお月見会をするという
江戸時代からの庶民の自然とのかかわり方を現在にも
継続している場所です。





























































































Sep.21  2015  Mukoujima  
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秋は萩 ・・・ autumn flowers

2015-09-29 22:56:05 | seasons
そういえば秋という字と萩という字はそっくりさんですね。
秋と言えばオミナエシ、ワレモコウ、ナデシコ、桔梗とか秋の七草・・
秋の花の中で大好きなのはコスモス、そして最近は萩の花。

秋の七草
・萩(ハギ)
・桔梗(キキョウ)
・葛(クズ)
・藤袴(フジバカマ)
・女郎花(オミナエシ)
・尾花(オバナ/ススキのこと)
・撫子(ナデシコ)

萩のトンネルが見たくて久しぶりに向島百花園に行きました。
写真が好きな亡くなった父のいとこにも教えてあげていたのに。




カメラテストはたいていブルー。





























ここでは花だけでなく、虫の鳴き声もしてとてもよかった。
























ひおうぎ
























地物の茄子。この町の旧の呼び方で寺島茄子と言います。






















































だんぎく










さくらだて


Sep. 21 2015 Mukoujima



花に寄せる歌を少しだけ集めてみました。

「秋風は
  涼しくなりぬ 馬並(な)めて
  いざ野に行かな 萩の花見に」
   万葉集 作者不詳

 「高円(たかまど)の
  野べの秋萩 いたづらに
  咲きか散るらむ
  見る人なしに」
   万葉集 作者不詳

 「道の辺の
  小野の夕暮 たちかへり
  見てこそゆかめ 秋萩の花」
   金槐和歌集 源実朝

 「わけている
  庭しもやがて 野辺なれば
  萩の盛りを わがものに見る」
   西行法師

 「萩の風
  何か急(せ)かるゝ 何ならむ」
   水原秋櫻子
   

清少納言は秋をなんて言っていたのかしら・・

秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、
烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

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庭園美術館のコレクション ・・・Art Deco Collections

2015-09-28 22:38:23 | art
今日も庭園美術館の続きを載せることにします。
新館の展示会場にルネ・ラリックがたくさんありましが
そちらの会場は撮影禁止となっていました。
































































喉が渇いたのでちょっと高めのカフェで休憩することにしました。
コップまでこの美術館らしいデザイン。
































































懐かしい庭を散策。









前にも書いたと思うけれど、Tと親友と一緒に来た時に、この庭で寝ていたら顔の上を
あひるさんの行進が通った。アヒルに踏まれたのは生まれて初めて。若い頃の楽しい思い出。
あっという間に人生は走り去った。








日が傾き、就活姿の女子がベンチに座り携帯を見ていた。


Sep.18 2015 Shirokane
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庭園美術館のアールデコに魅せられて ・・・ fascinated by Art Deco

2015-09-27 22:38:38 | art
山崎豊子さんの番組を見ていたら、昨日のマンションの防災訓練の写真の整理をする時間が
なくなってしまった。彼女が最後に行きついたのが沖縄だったのね。
ナレーション担当の仲代達矢が今生きていたらなんておっしゃっただろうかと
話していました。
どうして政治家に戦争と向き合う人がいないのかと不思議に思う。

それで今日は準備していた庭園美術館の続きを載せることにしました。
そういえば数日前SONGSの再放送で井上陽水が歌っていてカバー曲なのにオリジナル以上に
歌詞の意味がわかるようなそんな感じで、言葉を大切にする人だと思いました。
話し方がちょっと気持ち悪いのでコンサートにあたったけど八王子だしどうしようかと
思っていたけどやっぱりすごい。






































別館の方に行ってみました。こちらは新しく建設されたものでカフェと展示室、売店などがありました。

















また本館にもどり、どうもまわり順がわからなくなってしまったのですが、
2階に行こうと思ったのですが、ショップで見たはがきの書斎がどこかわからず
もう一度1回を巡ってから2階へ行きました。










































これが書斎だって。ディスプレイが食器を飾ってしまっていたのでピンときませんでした。






























Sep.18  2015  Shirokane
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庭園美術館の改修工事が終わって・・・  Art Deco of the Tokyo Metropolitan Teien Art Museum

2015-09-26 13:10:06 | art



長い間改修のため閉館していた庭園美術館が
やっと入れるようになりました。まだ庭の一部など立ち入り禁止の場所もあります。
今回無料の第3水曜日に行きたかったのですが、行くことができませんでした。
都の美術館などはこの第3水曜日をシルバーディとして無料にしているところが
あることを知りました。きっと猛烈に混むのでしょうね。

どうしても行きたかったのは今回の展示に限り、平日室内の写真が撮れるからです。


































































































































Sep.18 2015 Shirokane
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ド・ローラ・節子の暮らし展とポーラミュージアムアネックス ・・・ Setsuko Klossowska de Rola

2015-09-25 23:13:48 | art
バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々
ド・ローラ・節子の暮らし展





またしても朝日新聞販売店のチケットがあたり、初日でしたが
今日ちょうど興味を持っていた友人と見に行きました。





以前も絵や手芸を展示した作品展があったので行ったことがありますが
今回は和服の展示が随分あり、とても見たかった展覧会です。
最近は母が残したド・ローラ節子の本を見て、ジャワ更紗の帯が
とても素敵だと思っていたところ。

和服の感じも着方もとても好きです。
なぜかスイスでもどこでもマッチするのが不思議です。


   


  


    


  こんな風にゆったり着れるようになれたらいいと思います。


展示してあった着物もおばあ様やお母様、おばさまから譲られたものが多かったけれど
なかなか斬新な柄が多くて驚きました。その反面刺繍でまるで能装束のようなものも
ありました。

手芸は布の組み合わせとか本当に素敵で、見ていて楽しくなります。
バルテュスがなくなってからますます大きな愛を感じると
書かれていましたが、本当に死んだ者勝ちだと私も思います。
それがわかるために私が後に残ってよかったとも。

とにかく手作りや芸術の世界にはワクワクします。





Walk Through the Crystal Universe

松屋で展覧会を見た後、ポーラによって宇宙の中を散歩しました。







































































スマホで自分の宇宙が作れるというのですが、そういう操作にめっぽう弱いカンカンは
そのまま撮るだけです。




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NO NUKES/NO WAR

2015-09-24 01:41:45 | thoughts






私たちが地球とこれからの生命のためにできることは
少しでも核の廃絶と平和のために役に立てること。

未来に対してとんでもないリスクをしょってしまったが、
運用についてはまだ議論の余地があることを信じたい。

今日の集会では福島や川内、沖縄、韓国、フランスからの
発言、報告があり、最後に大江健三郎氏が締めくくった。

フランスの映画監督カトリーヌ・ガドゥさんは
原発のトータルでのコストの高さとその作業の非人道性を強調されていた。
あの原発大国で。それに私たちはエネルギーをそんなに必要としていませんと。

先進国では自然エネルギーへの転換が進んでいるとのこと。
日本はここでも後進国ですね。


弁護士の河合弘之氏、上野千鶴子さん、SEALDsの奥田君
呼びかけの澤地久枝、落合恵子、鎌田 慧 各氏からのメッセージと
現場からのマスコミに上がってこない状況を直に聞けることは有益でした。

世代を超えた市民運動の広がりに少し希望が見えるような気がする。
コメント (5)
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住みやすく ・・・ better living

2015-09-23 11:15:09 | a day in the life



昨日、夏にオーダーしていた桐のロー・キャビネットが届きました。
Tのベッドを粗大ごみで出した次の朝、パソコンの画面にTの顔が立ち上がっていたので
びっくり! デスクトップに写真を保存しているので、何か画面をつける時に
触っちゃったのか・・・
忘れないでと言っているのか、ベッド捨てていいよと言いたかったのか・・
忘れたことはないから大丈夫よ。日常の買い物に行っても、元気な時はいつも車を出して
くれて重い荷物を運んでくれたことを思い出します。あのころは本当に若かったね。
1週間の買い出しが大仕事でした。

最近暮らしやすくするために少しずつレイアウトを変えたりしています。
最初に台所の作業スペースを大きくするために
水切り籠を少しコンパクトにして、置く場所を変えました。

次に切抜きとかパンフレットとかボックスに溢れてしまっていたので
収納キャビネットを入れました。テーブルは半分にたたんで小さくして
スペースを作りました。半分はガラス、半分はボードで中が見えないように。





上に両親のコレクションを乗せました。






次に取り掛かったのが箱済みされた和服の収納。
それまでは衣装ケース3個(1個は小物など)と茶箱に母や祖母からもらったものを
入れていました。最近少し増えたのが外に溢れていたので
使いやすいように圧迫感のない桐箪笥を寝室に入れました。
伊勢丹の家具バーゲンですが、昔からある桐たんすのお店の田中と
いうところが来ていて、最初は昔からの引き戸がついているいわゆる桐ダンスの低いのに
しようかと思っていたのですが、ベッドサイドということもあり、少し洋風にキャビネットとしました。
色や仕様はオーダーメードできることを知り、桐らしさも残してもらい、一番上の段は3つに分けて
帯締めなどを見やすくしました。
これでばらばらに袋に入れたり、衣装ケースに入れていたものが少しまとまりました。

家の中の床面積が増えて嬉しいわ。
ものが増えると床の部分が占領されてしまいます。




上に昔織った布を敷きました。
ベスト用に織ったのですが、ザクザクしているし、昔はテレビの下の長いキャビネットに敷いていました。




帯締めを少し入れてみました。何やら母のが使えるのかどうかわからないようなのが残っています。




帯揚げも今使っているのを入れてみました。




一番上のヴィヴィッドなのが「とりよろふ」ので、アクセントになりそう。




一番左はショールを入れてみました。
いつもどこに入れたか忘れて探し回っているので。

着物ライフの準備、整ってきたかしら?

写真は全部スマホでスミマセン。
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大失敗 ・・・ so confused 

2015-09-21 23:55:27 | a day in the life
サントリー美術館のチケットが新聞販売店の抽選で当たったので
Sがオフの15日に一緒に行くことに。




退職したら歩くこともあまりしていないので、ミッドタウンまで少し歩こうということになり
信濃町からくらいの距離がいいかと思い、神宮外苑の近くを歩きはじめました。
青山1丁目に出るはずが、なんとあの銀杏並木に出てしまいました。
シーズンでないと人も少なく静かな佇まいです。









ちょっと休憩したくなり、キハチでランチを取ることにしました。
Tも大好きだったセラン。テラス席が気持ちがいい。

並木にはあまり人がいなかったけれど、キハチと隣のカフェは
混んでいて少し待たなくてはならなかった。


















本日のスープはかぼちゃの冷たいスープ
フルーツが刻んだものが散らしてあり、新鮮でした。リンゴだったのかな?
ピスタチオみたいなナッツもかかっていて食感も新鮮でとてもおいしかった。





私は割と普通なズワイガニとズッキーニのトマトソース。





里芋と九条ネギ、生ハムのパスタ
この発想が面白い。





















青山1丁目からも、いろいろルートがあるけれど
細い道を行くとやっぱりわからなくなってしまって
大きな道に出て六本木の方向に進んでいきました。途中で道を聞いたお弁当屋さんの人が
おそらくアルバイトで日本人ではなかったと思いますが、確認してくれて助かりました。





古いオフィスビルや山王病院の前を通り、乃木坂を過ぎてミッドタウンが見えてきました。





乃木公園

























ミッドタウンについてサントリー美術館の前まで行って、火曜日休館に気が付きました。
入口まで行かなければ気が付かないなんてね。昔もらったチケットでNHKホールと文化会館を
間違えて行ったこともあったけど・・
まぁミッドタウンにつくまでのプロセスが面白かった。

Sは怒っちゃって時間を返してだって・・・





仕方がないのでいつもは入らない虎屋でお抹茶と和菓子でなだめて
帰りました。
















翌日改めて挑戦。
Sがこの日しかチャンスがなくて、
私はこの日は庭園美術館が無料になるので行ってみたかったけど
さすが2つの美術館には行けませんでした。





1時にマンションの防災センターの人にベッドを粗大ごみで出すために
下におろしてもらったあと出かけました。

曜変天目茶碗をはじめ、仏教関連、絵巻物や書、お茶道具の数々
藤田美術館の至宝と言われるレベルの高い展示でした。

茶道具を明に作らせていたことを知りました。
あるものを使っていたのとばかり思っていましたが
依頼して作らせていたのですね。
お茶碗、お茶入れ、水指など素晴らしかったです。
中国の方が進んでいたと思いますが、オーダーしていたとは。

茶碗の宇宙は素晴らしかった。
お茶を習っていた時も濃茶を天目茶碗でいただいていました。
やっぱりお茶の世界に再び触れてみたい。











Sep. 15-16 2015





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帯あわせ ・・・ kimono coordinate

2015-09-20 18:13:29 | my favorite


祖母が残してくれた紬を着てみようと思ってサイズ感など見るために
帯を合わせてみました。
普段着用はあまり持っていないのでどのように合わせたらいいのかよくわからず
色で選んで、あざみのポイント柄にしてみました
これも祖母のものです。母も祖母もあまりしゃれものは持っていません。

どんな色合わせがあるのかと借りている池田さんの本を参考に見たり・・
あまりにも素敵でそういうのを持っていないけれど、こういう組み合わせが
あるのだととても面白い。困った時に見るとどこかにヒントがあったり。

今回は 

  


この3つから選ぶかしらと思っていたのですが、季節感もあるアザミにしていました。
ポイント柄はお太鼓の出方とかもすごく難しい。

それに帯締めの色はチャコールグレイくらいにした方がいいような・・
まだ手持ちの少ない私です。




あまり顔は出したくないのですが、少しゆとりの表情なので見てください。
たまたまオフでいた娘に撮ってもらいました。いつも悲壮感がある表情だけど・・
もう一度顔を出してしまうと怖くなくなってしまって。
すっぴんだったので、口紅だけつけました。練習に着たので補正もしていません。
残念なのはもっと半襟を出して、襟を抜きたいところ・・ 着つけているうちに
詰まってきます。半襟はなかなか出てこない。コーリンベルトがきつすぎるのか・・


後ろの額は叔母が習っていた紅型。もらったので額に入れて飾っています。
叔母からは作った鎌倉彫のお盆もいくつかいただいています。器用な人なのね。





でもなんとなく違うな~という気落ちで、写真を持って、庭園美術館の帰りに池田によって
相談してみました。紺の紬に合う型染めの帯が一番合うような気がして。
やっぱりベストでこの組み合わせかな・・
着物と帯セットでもらわないと後が大変。
池田さんとお話して今度の松屋楽しみとお伝えして、今までの展覧会のカタログを
借りて時々見ているのとお話したら、バイブルみたいになっていると聞いていると
話されていました。古さの中に煌めきをちりばめて。




羽織から帯にしたとのお話の帯。これにトンボ玉の水色の帯どめでもすれば池田流。
紅型とか欲しいけれど池田で気に入ったものがあればブラウスくらいの値段で
買うことができるのも嬉しい。
古いものの方がよかったり、今ではもうできないようなものもあります。






今日は着付けレッスンはないのですが、自由参加の作家の話しを聞いてきました。
和服を着て出かけるのも練習かと。単衣最後の出番です。

とりよろふと言って
ご夫婦二人だけで追及していて、なかなか見ることができないものです。

最近はもう予算配分ができないので
二代目清次郎も琉球紅型も魔法にかからずに済んだのですが、
今回のはヤバかったです。



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