Reflections

時のかけらたち

裏高尾花巡り -3 ・・・seaching for flowers in Ura-Takao -3

2020-10-31 23:58:42 | nature

アケボノシュスランのところで、シニアの男性二人組の方がいて、一人の人が連れの方をきのこ博士といって紹介してくれました。アケボノシュスランの近くにいくつか菌類があり、名前を教えていただきました。下から写真を撮るときれいと一つ取って見せてくれました。

センボンクヌギタケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アラゲコベニチャワンダケ(粗毛小紅茶碗茸)

夏から秋にかけて川の近くなどの湿気が多い場所で見られる3~10㎜の小さなきのこ

帰ってからネットで調べたら粗い(アラ)毛(ゲ)を持つ、小さい(コ)紅色(ベニ)の、チャワンタケとの説明がありました。

 

 

チャワンタケの下に広がるのは粘菌ヌカホコリ

粘菌は、微生物などを取って食べる「動物的」性質をもちながら、胞子により繁殖するといった「植物的」(あるいは菌類的)性質を併せ持っています。粘菌は、「原生生物界」に分類される動物でもない植物でもない生き物です。  現在までに粘菌は世界で900種類以上、日本国内では450種類以上発見されているます。そのうちの100種類近くは「汎存種」(世界中どこでもいる動植物のこと。広域分布種や普遍ともいう)であり、マメホコリやウツボホコリ、ススホコリのような粘菌が身近にみることができます。 ~ 旅するミュージアム 粘菌入門より

きのこ博士に教えていただいた名前をメモり家に帰って調べてみました。この地球上にはなんとたくさんの生きものが生きていることでしょう。何もないところからこんなにたくさんの種類の命が生まれて・・ 進化論も信じがたいです。

このハイキングのハイライト、アケボノシュスランとキノコを見た後は、再びいつも川の近くにある大好きな花、ミゾソバやゲンノショウコを見ながら日影キャンプ場の方に降りて行きました。ここを通る人はいろはの森を経て、高尾山山頂に向かうのがふつうかと思います。

 

 

 

 

 

ヤブマメ

 

 

 

ハナタデ?

 

白いミゾソバ?

 

 

 

 

ガンクビソウかと思ったら、メナモミでした。

 

 

 

 

いつも見ていたのはつぼみだったのですね。山の緑の中では目立つミズヒキです。

 

ダイコンソウ

 

 

 

 

 

 

 

鳥の鳴き声も聞こえて、ときどき木々の間に見えるのですが、写真を撮れるような感じではありません。しばらく同じ場所にい見ていた時もありました。エナガやシジュウカラやメジロもいたかも。

 

お弁当を食べるようなところがなかったので、以前も寄った駒木野庭園で食べることに決め、バス停の方に向かったら、少し待てばバスが来る時間だったので、バスに乗り、駒木野まで戻りました。

 

 

風が吹くたびにたくさんの葉っぱが待って行くのを、バス停から眺めていました。いい音です。

 

Oct. 6  2020  Hikagezawa, Ura-Takao 

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河瀬監督の「あん」

2020-10-31 08:57:02 | movie

監督 河瀬直美  原作 ドリアン助川

主要キャスト

  • 樹木希林(吉井徳江)
  • 永瀬正敏(千太郎)
  • 内田伽羅(ワカナ)
  • 市原悦子(佳子)
  • 浅田美代子(どら春オーナー)

 

昨日はアケボノソウがもうすこしのところで見れなかったので、高尾山に再び行ってもみじ台、一丁平のセンブリを見ようと思っていたのですが、天気がすっきり晴れていなかったのと、少々疲れ気味だったので、休養することに決め、家にいることにしました。

原作者がTVでこの作品について語っていたのを見てから映画をずっと見たいと思っていましたが、録画したのを大事に取っておいたら、消えてしまっていたので、順番待ちをして図書館から借りてやっと見ることができました。

 

永瀬正敏があんなに顔で演技ができる人とは思いませんでした。表情がすごくいいのです。演技ではなく素の部分が出ているような。全生園に行った時の内田伽羅さんと二人の表情も何とも言えない表情でした。

監督が自由に演技をさせているのが良くわかります。まるでドキュメンタリのような映画でした。

希林さんについては完璧で何も言えることがありません。市原悦子も良かったです。希林さんの遺言のような映画でした。河瀬監督が希林さんが亡くなられた時にこの映画の樹のシーンの所について語っていました。

西武線沿線の桜がきれいで、あの黄色い電車も何かなつかしい感じがします。西武新宿線沿線ってどこか懐かしい風景が残っています。私も定年後数年通った子ども園への妙正寺川沿いの桜が楽しみでした。

きちんと対応すること話に耳を傾けること、ちゃんと見ること。見ること聞くことは何と大事なことでしょうか。

自然の声を聞くこと、自由であることの大切さや人間の尊厳について静かに語る映画でした。

 

DVDの中にある予告で見た黒沢清監督の「岸辺の旅」という映画もよさそうでした。

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裏高尾花巡り -2 ・・・seaching for flowers in Ura-Takao -2

2020-10-30 23:57:55 | wonderland

小仏城山に向かう日影沢林道をどんどん登って行き、時に川の近くまで降りてまわりを探しましたが、アケボノシュスランが咲いている場所が見つかりません。日影キャンプ場の近くと聞いていたのに、どんどん離れて行きます。下からカメラを持った男性が一人で登って来たので、お聞きしたら、ずっと下のいろはの森に曲がっていくと道の両脇ににたくさん咲いていますよと教えてもらいました。その方がいなかったらみつけるのにもっと時間がかかるか、見つけられなかったかもしれません。山ではいつも親切な人に助けられたり、教えていただいたりします。

一度1本上の通行止めになってロープが張られている道を曲がって上に行ったのですが、ここも違うようで戻りました。高尾山への一つのルートのようでした。

もう一つ下にいろはの森への入口があり、この角にサラシナショウマが咲いていて、女性のグループがここを曲がって行っていたのを思い出しました。

 

イヌショウマかしら? イヌショウマは円錐形になっているということだけど、先がつぼみなだけでサラシナショウマなのかしら?

シモバシラ、サラシナショウマ、イヌショウマ・・・

 

 

 

 

いい香りがしてきたと思ったらキンモクセイ。これは植樹したのかしら?山でも見られるものなのかわからない私です。

 

ミゾソバ、アキノウナギツカミ、ママコノシリヌグイもそっくりさんで葉の形や茎のとげが判断基準。

これはミゾソバかな・・・

 

 

 

 

ミゾソバがたくさん咲いていたところを通り過ぎると数名の人がいて、ここにアケボノシュスランが咲いているのがわかりました。花の好きなシニアや、単独のハイカーや二人ずれなど・・ 高尾山に登る途中でここに立ち寄ったり、植物観察が目的のハイカーなど5~6名だったでしょうか・・

ベニシュスランよりは大きくて写真はまぁまぁ撮りやすかったです。高山植物や野の花たちにはとても小さい花が多くてマクロレンズでないと対応が難しいです。初めてコマクサを見た時に写真を見慣れていたので、その小ささに驚いたことが昔ありました。

アケボノシュスランはポワッとサーモンピンクがかっていてかわいいです。少し色が濃くなったかしらと話していた方もいました。小さな石で囲いをしていた人もいたのか、大事に守られている花です。盗掘などされないよう祈るばかりです。

道の両脇に10株以上は咲いていたかと思います。意外と花の時期が長そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出会えてよかった!

 

 

最初小仏城山に向かってどんどん登って行ってしまいました。

 

引き返して、途中でロープが張ってあった日影林道の方にも曲がって少し上がって行きましたが、どうもそれより1本下の道の方に人の気配がしました。この道もNGでまた元の道に戻りました。

 

 

 

いろはの森学習の歩道が正解です。

 

 

 

Oct. 6  2020  Ura-Takao

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裏高尾花巡り -1 (追記あり) ・・・seaching for flowers in Ura-Takao -1

2020-10-29 23:57:41 | nature

やっと10月6日の花巡りまで戻ってきました。一度10月7日のブログでアケボノシュスランときのこを載せただけでした。

この日は秋の花が咲き始めた裏高尾にアケボノシュスランを求めて散策に出かけました。日影でバスを降りて、キャンプ場の方に向かって、道路の両脇の花たちを見て歩きました。ハイカーが数名来ていました。

はたしてどの辺に咲いているのか川の近くなのか・・探しながら歩きました。うたどんさんにせっかくいろはの森と聞いていたのにキャンプ場の近くと勘違いして、どんどん日影林道を登って城山方面に歩いて行きました。たまにしっかりと歩いているお年寄りが下って来たり、登って行ったりしていました。なだらかな道です。

道の両脇の花に立ち止り、出会えたことを喜びながら、進んでいきました。高尾の自然はほんとうに豊かで私はすっかりその魅力にはまっています。

日影沢の入口にはたくさんのキツリフネが咲いていました。

 

 

ヤマゼリかしら? シラネセンキョウはもっとたくさんの茎が出ているとか。

 

 

ポピュラーな色のツリフネソウ

 

初めて見るこの花はヤブマメのようです。

 

 

 

肉眼ではなかなかよく見ることができない小さな花、ノブキ

 

 

ハナダテ?

 

アズマヤマアザミ

 

 

 

 

ヤマハッカ

 

 

 

白い菊は結構難しい。ノコンギクやシロヨメナ、カントウヨメナ、シラヤマギクとかあります。他にユウガギクもあり・・

最近の聖蹟桜ヶ丘の花巡りで花びらをむしってみて際に毛が生えているのがノコンギクとか教えてもらったような気がするけど・・

 

 

 

 

 

キバナアキギリ

 

 

 

時々現れるレースのようなノブキがかわいいです。

 

ヤブミョウガ

 

 

 

 

 

 

 

 

サラシナショウマ

 

珍しい花で名前がわかりません。→ 高尾山の花の画像検索でみつかりました。 近くに実の写真があったので決め手になりました。 ミヤマフユイチゴ

 

こちらも同じくまだ名前がみつかりません。→ 高尾山の画像の中からみつけました。マツカゼソウです。

 

 

Oct. 6  2020  Ura-Takao

 

 

 

 

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いとこ達と過ごす9月の軽井沢最終日 -2 ・・・ going to town of Kyu-Karuizawa-2

2020-10-28 09:28:37 | wonderland

定住している従妹との別荘の隣に、もう一人のいとこが休日でやって来ました。久しぶりにいろいろ話を聞き皆さんの無事を確かめました。高齢の叔母はいつも軽井沢に長い時期来ていたのですが、足元が危ないので施設に入ったらコロナでどこにも出られなくなったとかで今年は来ることができません。定住したもう一人の従妹の方には叔母が東京はコロナで危険なので、逆に軽井沢に長期滞在しています。妹たちは今年はとうとう軽井沢には来ず、私たちも経った3日のために軽井沢の祖父の別荘には行かずに近くのペンションに泊まりました。状況はいろいろ変化しています。

最終日は朝散歩の後、その男の子のいとこと旧軽井沢にやっぱり万平ホテルへアップルパイを食べに行くことにしました。というか付き合ってくれることになりました。まだお腹がいっぱいというので、わたしたちだけでランチしてその間彼は室生犀星記念館の方に行っていたようです。旧軽井沢は川端康成など作家の別荘のあった古くからの別荘地です。

人が出ていたので川上庵とか長蛇の列に待つのが必至。それで比較的すぐあきそうなテニスコート近くの駐車場からすぐのサジロ・カフェで順番待ちしました。西荻にもハルニレテラスにもあるインドカレーのお店です。

 

いつもだと、ミカドのモカソフトをいただくのですが、今年はパス。

途中、のどが渇いた時に、あかねというリンゴのジュースをいただきました。

 

サジロ・カフェ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カフェには雑貨を扱うお店も併設されていました。お店の人はすべてインドの人でした。

食後は軽井沢銀座を少し歩いて、娘はカシミヤのショールを安く買っていました。

 

 

大好きな小林ジャムのお店で。今年はイチゴジャムも買わないでスルー。

見ているだけでも楽しいお店です。

 

 

テニスコートの前のベンチで従弟と再びおち合い、万平ホテルまで歩きました。

 

 

 

ホテルのカフェは何と38人待ち。それで何時もは入ったことのない、中庭を見てから再び旧軽井沢の街をぐるっとまわりました。1時間ほどして戻ったら、すぐ呼び出しがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

従弟は自分一人だと絶対に来ない場所だと話していて、私たちに付き合ってくれました。

 

いつも新幹線に乗る前に買い物をするアウトレット異常な人出で、娘も並んでまで入る気がしないと言って、スポーツ用品を買うのはあきらめて早めに駅に戻りました。

 

離れ山を見て今年の軽井沢とお別れです。

 

Sep.21  2020  Karuizawa

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病院に行く前にちょっと南高尾まで ・・・ walking around MInami Takao before examination in Ochanomizu

2020-10-27 23:58:23 | thoughts

ずいぶん前になるけれど、箱根で見たアケボノソウがかわいくて、南高尾 梅の木平あたりで咲いているというブログを見たら、行きたくなってしまいました。それで今日の4時半に検査機器を病院に取りに行く前に午前中からお弁当を持って、高尾に行くことにしました。関東ふれあいの道という林道を三沢峠に向かって登って行きましたが、人がほとんどいなくて、途中のグリーンセンター【閉鎖中】というところまで行って、アケボノソウも見つからないし、道を間違えていたのではないかと思い戻りました。同じバス停で降りた山ガール二人は途中で地図を広げて他の方向へ行って私の後にはついてこなくて、前にも後ろにも誰もいない状態。すれ違ったのはたった一人という山の中でした。

 

 

 

一日に3便しかないバスが来たので、高尾駅に戻り、駅近くの川沿いのベンチでお弁当を食べて高尾ミュージアム599により、その隣の高尾森林ふれあい推進センターの受付にいた方と話をして梅の木平のアケボノソウのことを聞いたら、道は間違っていなかったみたいで、以前そこで見たことはあるけど、何しろ小さい花なので見つけるのは難しいとのお話でした。TAKAO599では高尾山でアサギマダラを2匹見て感動したと話していましたが、1週間前は群れ飛んでいて、もうだいぶ旅立ってしまったのだと思いました。

 

 

病院に行く前に、須田町の高山珈琲でおいしいコーヒーを飲もうと思ったので、ミュージアムのカフェも我慢したのですが、なんと珈琲店の前に喪中なのでしばらくお休みしますの張り紙、近くの近江屋洋菓子店も閉店していたので、もうどこもなくて、御茶ノ水駅近くの昔入ったことのある、窓ガラスの大きなコーヒー店に入りました。

 

そこでは年配の店員さん同士が年取っていく親の心配をしているような話をしていて、そこに入ってきた常連さんらしき男性がもう年賀状やクリスマスの話をするので、もうやめてと言いたくなりました。

 

窓の外にはギターケースをかかえた学生が3人ベンチか石垣に腰かけてしばらくいました。大きな窓ガラス、シールドの向こう側に青春が見えました。ガラス窓に何か光も反射してすごくおもしろい感じで写真を撮りたかったのですが、今の時代人が入るととても難しくなってしまうので、あきらめました。あの若者たちが今後迎える大変な未来、でもたくさんの時間。そして私も今年からリセットして1年ごとカウントし直すような感じで平均寿命まであと十何年。どこかで聞いたことのあるようなないようなポップ・ミュージックがかかり、曲もおぼろげな記憶と同じように霧がかかっていたような感じでした。なんだか泣きたいような不思議な気分になってきました。

 

 

お茶の水はどこかノスタルジックな思いが湧き起る街です。学生時代や就職したての頃それほど来たわけではないのですが、いろいろな思い出がよぎり、知り合った多くの方も結構早く亡くなりました。道路を渡り反対側の病院に行けば、門の前がずっと工事中で、1階から入り、そこは主人を救急外来で何回も運んだ場所でした。このソファーで何時間待ったことやらとあの時代のことが甦ります。病院の会計で待っていた時に、まるで生まれたてのような赤ちゃんを見ました。きっと産科からの退院なのでしょう。小さな生き物でした。2組いてご主人がいっしょの人と、お母さんと一緒の人がいました。赤ちゃんの命ってどこから来るのだろうと不思議な気持ちになりました。生まれる前はどこを旅していたのだろうと・・ 私もこの地球に生まれて来たからにはもっと地球に触れていたいと思うようになりました。

 

 

昨日から「時は過ぎ去って行くのではなく、やってくるもの」と言う言葉を思い出したり、谷川俊太郎の「もうそんなに人さまのお役に立てなくてもいい、好きに残りの人生を楽しんでもいいと思えるのは老人の特権」とういう文章があったと思い返したりしていました。私の母は年取って人の役に立てないとか人に迷惑をかけたくないという思いが強い人でしたが、ドリアン助川は「人の役に立ちたい、そうでないと生きている意味がないと言うけれど、その言葉には隙がいっぱいあるように思えた」というようなことを語っていました。子供が小さい頃土日の度に熱を出し、病院に連れて行っていた時に、女医さんから3歳児は人に迷惑かけないで生きていけないものよと言われて救われたことがありました。土日以外の時は仕事があるのでいろいろな人に助けてもらい育ててきました。老人にだってそれでいいのよと言ってあげたいです。私も立派な老人ですが。

 

 

この前久しぶりにお会いした植物の先生は牧野富太郎先生との出会いについて質問した時に、他にもいろいろな先生たちに出会って教えてもらってきたことを語り、恩返しはできないけれど、自分の受けて来たことを人に伝えていくようにしてきたと話されて、皆さんも何かあるでしょうからそういうものを伝えていってくださいと結んでいました。そこでベニシアさんと陶芸家の会話を思い出しました。中村明久氏の特別なことでなく、ただ普通に生きているだけで、その人にしかできないことは絶対ある」という言葉を思い出していました。

 

 

ドリアン助川のインタヴュー番組を見てから「あん」という映画を見たいと思っていましたが、見ようと思った時に録画が消えていたので図書館から予約待ちをしていたDVDをやっと見ることができて、河瀬監督も樹木希林も素晴らしいと思いました。まるで希林さんのドキュメンタリーでも見ているように自然で彼女の生き方と重なってきてしまうところもありました。返却するまでもう一度ゆっくり見ようと思いますが、「何かにならなくてもいいのよ、この自然を見るためだけに生きても人生は生きる価値があると・・・」と言うようなセリフが響きます。自然の声を聞き、自然と対話するということだってなんと素晴らしいこと。希林さんが若い人たちに生きなさいと励まし続けてきた活動を思い出しました。

南高尾から御茶ノ水までのセンチメンタルな旅でした。

 

Oct. 27 2020  Takao & Ochanomizu

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いとこ達と過ごす9月の軽井沢最終日 -1 ・・・ morning walking with my cousin

2020-10-26 23:56:03 | nature

軽井沢に着いた日もいとこの家のベランダで遅めの午後のお茶で、ゆっくりと久々に会って、話が弾みました。

 

 

 

最終日の朝は定住しているいとこ夫婦とやっと少し散歩。そして午後は週末にやって来た隣の別のいとこが旧軽井沢の街に連れて行ってくれました。

鳥を見たり、木々の中を歩いたり、自転車で風を切って走るのが一番の軽井沢での楽しみです。今回は鳥をあまり見ることができませんでした。いとこの庭でシジュウカラを撮ったのですが、ボケてしまいました。リスさんもせっかく姿を現してくれたのですが、カメラが間に合わす、おしりの穴だけ撮れました。(笑)

 

ペンションでの朝食はミネストローネと

自家製ロースハム、マッシュルームのオムレツ、サラダ

とミルクティー

帰る日にペンションのお庭でウェディング・ガーデン・パーティの準備が行われていました。コロナで結婚式もリモートだったりしていますが、ガーデンなら危険度が少し軽減されるかもね。

いとこの家の庭で

冬の準備が進んでいます。

庭で話していると、なんとリスちゃんが現れましたが、カメラの準備が間に合わなく数枚しか撮れませんでした。しかも後姿だけです。

 

 

家の周りをいとこ達と一緒に散歩しました。

いつもだったら、このツリバナを見て炊事をしています。

 

 

 

 

もっとも軽井沢らしい風景です。

 

 

庭にペットのお墓があるようでした。

 

 

 

 

 

 

タマゴダケは真っ赤なキノコが現れるのですが、美味しいキノコと言うことです。

短い時間でしたが、楽しめました。途中シジュウカラの群れに会ったくらいです。今回は鳥に会うことができませんでした。

 

Sep.21 2020  Karuizawa

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追分近くのJazzが流れる珈琲店と猫 ・・・・ coffee shop with jazz music and a cat

2020-10-25 23:57:13 | wonderland

9月20日 軽井沢2日目 追分宿の続き

追分宿は観光地にしては珍しくカフェとかそういう感じのお店がありません。喉が渇いたので帰り道にいとこが以前その前を車で通って気になっていた1000M道路の近くのコーヒー店を探して入りました。

 

道路はこの左下を通っていて、外から見てもよくわからないけど何か店みたいと言う感じ。

 

 

 

 

 

常連さんが好きな曲を聴きながらコーヒーを飲むようなお店です。

 

 

 

 

 

追分っぽくレトロな感じでした。

 

 

娘が外に猫をみつけて、写真を撮っていたのでもらいました。

お店のご主人がけがをしていたこの猫を助けてあげたそうです。それからいつもやってくるのだけれど決して中には入らないということです。家にはもともと飼い猫もいるとの話でした。ベランダから見ている姿が何ともいじらしくてかわいかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天井にも猫ちゃんの飾りがありました。

 

外に出ると階段のところに蛾がいました。いとこのご主人にクスサンという名前だということを教えてもらいました。

 

 

Sep.20  2020  Oiwake

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秋が始まったばかりの追分へ(軽井沢2日目)-3 ・・・ Oiwake in early autumn -3

2020-10-24 23:49:50 | wonderland

今日は秋晴れの中、花巡りの会で聖蹟桜ヶ丘に行ってきました。先生もいらしたので良かったです。それほど歩いていないと思ったけれど11kmになっていて少し疲れました。初めて知る植物も多く、頭の中ごちゃごちゃです。裏高尾、高尾、多摩川、調布の植物園のアップがまだですが、古い順に載せることにして、1ヶ月前の軽井沢の続きからです。

中山道、追分宿の街道そぞろ歩きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

堀辰雄が愛したという石仏「歯痛地蔵」を見に泉洞寺まで行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び油やさんの前やお蕎麦屋さんささくらの前をとおりました。

 

 

諏訪神社

 

 

 

 

 

 

 

 

軽井沢町追分宿郷土館

 

郷土館で疫病お守り あまびえのお札をもらいました。

 

いとこ達は郷土館は見たことがあったので、入口のベンチで待っていてくれました。近くにお茶を飲むところもなく、郷土館の入り口は花もきれいに整えられていました。

 

 

 

 

 

 

 

Sep.20 2020  Oiwake (Karuizawa)

 

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秋が始まったばかりの追分へ(軽井沢2日目)-2 ・・・ Oiwake in early autumn -2

2020-10-23 23:49:01 | wonderland

9月の追分。街道沿いをのんびり歩いて、途中堀辰雄記念館、旧油や、神社やお寺を回りました。3日間の流れだけ9月23日のブログに忘れないうちにアップしていました。

人はそれほどいなかったのですが、なぜかお蕎麦屋さんには列ができていました。待っている間近くの堀辰雄記念館を娘と二人で見てきました。堀辰雄の本は読んでいませんでしたが、交友関係など分かって面白かったです。挿絵も岡鹿之助が書いていたり、芥川龍之介から贈られた直筆の句と添えられた絵も飾ってありました。立原道造と混同しそうな日本文学に危うい私です。芥川、太宰、漱石くらいしか読んだことがありません。他は古典で徒然草や万葉集(一部)、枕草子など。

 

 

 

堀辰雄文学記念館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いとこはここに来てからちゃんと本を読みなおしてみたと話していました。そういう静かな気持ちにさせてくれるような文学記念館です。軽井沢高原文庫では辻邦生や立原道造の企画展をやっていたこともありましたね。辻邦生の別荘は時々見学会をやっているようです。

 

 

 

 

ささくらでお蕎麦のランチ。大好きなくるみダレがありました。

 

 

油や旅館は今では小さなお店がたくさん入っているスポットです。骨董品屋さんやおもしろいクリエイティブなお店がいくつか入っていて楽しめました。

寄席もやっています。

 

 

 

 

 

 

骨董品屋さんが多く、ここでもかつての日常品があって、時間を越えて楽しむことができました。普通だったら捨ててしまっているようなものが残されていてすごく貴重だと思いました。

 

タイル屋さんはクローズしていましたが、おもしろそうなお店です。

 

Sep.21  2020   Oiwake (Karuizawa)

 

 

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