昨日買い物に行く途中に、公園の生垣からいい香りが・・ そう、きんもくせいの季節になったのですね。
ツグミ通信が本当に久しぶりに来て、森と生きるⅢの発行のお知らせでした。
この出版でお忙しかった片田さんでいらしたのですね。一人で森の中に生きる
片田さんの健康とか心配になってきたところでした。
今回も花と鳥の絵に文章がたくさんついていて見ごたえがあります。
ゆっくり楽しませていただきます。
申し込もうと思ったところ、素敵なプレゼントが届きました。
いち早く手にすることができ、いつもありがたいことです。今年こそ
諏訪に行けるかと楽しみにしていたのですが、コロナの余韻があり、
残念だけど断念しました。何も心配なく会える日が早く来ますように。
今年は秋の諏訪行きをあきらめたところ、まさかの熊野古道歩きが実現間近です。
最終のバス会社への運行チェックなどを行い、明日の突然の出発を待つばかりです。
10月には厳島神社の観月能を見たかったのですが、今年はあきらめます。広島の義理の姉からも
度々のお誘いがあるのですが、なかなか行くことができません。広島は出張で行ったことが
あるだけなので、原爆ドームとか見るべきと思いつつなかなか実現できないでいます。
まだ今までに2回しか会ったことのない多治見に住んでいる父方のいとこから、自費出版の本が
送られてきました。陶芸が好きで多治見に家を建てたくらいで、中国にも一時住んでいた趣味の多彩な
人です。「流々(るる)として」というタイトルの詩歌集でした。流々はもちろん祖父に当たる縷々から
とったものなのだろうと思いました。演歌の歌詞のようなのから、詩、俳句まで今まで書き留めたものを
昨年奥さんを亡くされ、1冊にまとめたそうです。一度会いたいと電話の度に話すのですが、なかなか
実現できません。
中から気に入った詩をひとつ紹介します。叔父も文才があり、「酒」*という雑誌にエッセイを連載
したことが昔ありました。
*佐々木久子さん(1927年 - 2008年、編集者、評論家、随筆家) 雑誌『酒』(1955年 - 1997年)の編集長
流々
いつから人は 時間に
しばられるように なったのか
時計をはずそう
時間は自然が お知えてくれる
潮騒に耳を傾けながら
時を楽しむ自分が
今ここにいる
生きている 自分がいる
いつから人は 自然に
さからうようになったのか
流れに身を置き
自然につつまれ 生きてゆくこと
心地よい時の余韻に浸る
笑顔になれる自分が
今ここにいる
生きている 自分がいる
時計をはずそう ・・・ なんという素敵な言葉でしょう・・
明日からの熊野古道ウォーキングは行き当たりばったり派の友人に対して、私はバスの時刻表と首っ引きです。
本当はのんびり行きたいのですが、一日に数本しかないバスを逃しては目的地へ到着できないので、時間に
縛られる私です。抑えるところは抑えてあとはのんびり行きたいものです。
初日の那智勝浦の夕べの浜でのコンサートも慌てて申し込んだら、最初に電話した時も出たのはたぶん濱口さん
ご自身だったのでしょう・・ あんまり人が来ないから大丈夫というまったりした返事・・
二度目に確認の電話があったときは、練習しているから早く着たら声かけてねとゆったりとした時間の流れを
感じました。
あすのWA! きらり紀州人 2014.6.20. 勝浦ダイジェスト
この中でも最後の方に歌われていますが、初めて聴いたのは「しあわせ」というゆったりとした歌でした。
ギタリストでふだんは歌わないのですが・・
横浜のジャズクラブに行ったとき、近くの人たちと話をしたのですが、勝浦まで行ったという人がいました。
波の音が似合う濱口さんでいつか勝浦の海で聞いてみたいと思っていたので思わぬチャンスでした。
濱口祐自 Peter Barakan's LIVE MAGIC!