Reflections

時のかけらたち

六義園でミラーレス試し撮り ・・・ test shot by a mirrorless camera at Rikugien

2021-06-30 23:46:55 | seasons

6月13日

そうだ、六義園に行こう と何年ぶりに行ってみました。ここにもヤマアジサイがたくさんあります。

娘がカメラの興味が深まって、やっぱり一眼レフがほしいと思っていろいろ探してみて値段や撮る対象を考えると結論私が今持っているフルサイズになってしまい、試し撮りに一緒に六義園に行きました。古い機種になっているので買いやすいものになっているようですが、さすが同じものだと考えてしまうようです。私は代わりにミラーレスを借りて撮ってみました。小さくて軽いので、山に行ったときに持って行くのにいいかと思いました。

初めてのミラーレスです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマアジサイ 甘茶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからはフルサイズの一眼です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スマホだとこんなに明るく撮れました。

 

 

 

今年ほど紫陽花を沢山見たときはないのかと思うくらい。以前、ずっと前のことになりますが、鎌倉の成就院や長谷寺で海をバックに見たことを思い出します。光則寺でたくさんのヤマアジサイを見たのはさらにそれより前のことだったかと。

今年の6月もたくさんの紫陽花とともに過ぎ去って行きます。

 

June 13  2021   Rikugien

 

 

 

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ノマドランドに滑り込み ・・・ Nomadland

2021-06-29 23:59:15 | movie

ノマドランドはAさんにいい映画と薦められていたのですが、その後アカデミー賞作品賞等を受賞して、こういう作品がアカデミー賞を受賞する時代になったのだと、一昨年のグリーンブックに続いて思いました。今見たい映画が他にもシネマ歌舞伎であるのですが、紫苑さんのブログを見て、ノマドランド見たいと思っていたのに機会を逃してしまっているとあわてて今日渋谷まで見に行きました。7月1日までのようで、滑り込みました。

『ノマドランド』予告編

ジェシカ・ブルーダーによる原作『ノマド 漂流する高齢労働者たち』(鈴木素子訳、春秋社、2018年)を下敷きにして、フィクションを交えて作られた映画で、途中まるでノンフィクションのように真実味がありました。アカデミー賞を取った時クロエ・ジャオ監督のことをTVで見ましたが、たくさん取材して、出演者にも実際のノマド生活者たちを起用したというようなことを話していました。これによりフィクションとドキュメンタリーの境界を融解させ、映画という芸術の新たな側面を作ったと言われています。

最初のアマゾンでの作業のシーンでは思わず笑ってしまいました。というのは最近娘がしょっちゅうアマゾンから荷物が届くのですが、どんな小さなものでもバカ大きい箱で送られてくるのです。流れ作業で何も考えることなく詰めて送られる荷物。これが効率的ということなのでしょうか・・

ホームレスではなくハウスレスという彼女は高齢者の女性とは思えないような肉体労働をして年金だけの生活で足りない部分を補って車上生活者となります。思い出を詰め込んだワゴン車で仕事のあるところに移動しながらのノマドになります。出会いと別れを繰り返しながら一人で暮らすことの安全やメカニックなことまですべて自分で引き受けなければならない強さが必要です。

社会から切り捨てられた人たちのやさしい連帯がありました。

印象に残ったのはボブとスワンキーの言葉で、ボブが主人公のファーンに大自然の中で、人にも出会い、あなたの答えが見つかるかもしれないと励ますシーンとスワンキーが人生を語るシーンです。彼女は人生の時間を無駄にしてはいけないと思い仕事を早めにやめて自然と出会う旅に出る。癌で死期が迫っているのに病院で死を待つ生き方はしないと、感動した大自然に会いに出かけていく彼女。何百というツバメが岸壁に飛んでいる姿を見て、これを見て死ねたら幸せと話して。perfect という言葉が聞こえました。このシーンが一番心に残っています。

またシェイクスピアがあちこちにちりばめられていて、主人公が代用教員として教えていた頃のシェイスクピアのマクベスからの台詞が出てきました。有名な台詞なのでわかりましたが、そのあとに出てきた誌もシェイクスピアのソネットだったことが下記のブログを見て知りました。

物語が一巡して、消滅したかつて住んだ街に戻り、夫との思い出の品を処分して新たな旅に出るシーンがラストでした。ホームは心の中にあると・・

 

参考)

自然の中に身をおいて考える今後の人生『ノマドランド』

『ノマドランド』で旅する荒野と記憶 自分にとって誇れる人生とは何か、教えてくれる路上

アカデミー賞最有力! 映画『ノマドランド』──放浪する主人公を支える詩の力

時代を越えたシェイクスピア ~『ノマドランド』に見る、悲しめる者にこそ宿る詩心~

 

この映画を見て、なにかざわざわしたものが残るのも確かです。東京の街中で起きたホームレスの女性の事件のことが思い浮かぶからです。心豊かな人生を送るにはお金などから自由になることが必要ですが、最低生きていくのに必要な経済力がないといけません。年をとっても経済を確保しないと存続することが難しい。まして一人で大自然の中で生きていくのには健康と体力も必要です。アメリカならではのスケールの大きさを感じさせる映画でもありました。主人公を演じたフランシス・マクドーマンドの抑えた自然な演技も素晴らしかったです。

 

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向島百花園の紫陽花たち -2 ・・・ hydrangea in Mukojima Hyakukaen -2

2021-06-28 23:57:51 | wonderland

たぶん、向島百花園には紫陽花の季節に来るのは初めてだと思います。たくさんの種類の紫陽花があり楽しむことができました。

ヤマアジサイでは鎌倉の光則寺にたくさんの種類があり、見ごたえがあったことを思い出します。

 

前回のヤマアジサイ 紅てまり に続いてその他ブルー系を中心に載せます。

 

隅田の花火(ガクアジサイ)

おたくさ(アジサイ) 

シーボルトがお滝さんの名前を付けたと言われる紫陽花。

その花の奥にたくさんのストーリーを感じずにはいられません。

 

 

 

 

白甘茶(ヤマアジサイ)

 

紅ほっぺ(ヤマアジサイ)

 

 

伊予桜 (ヤマアジサイ)

 

三河千鳥(あじさい)

 

えぞあじさい(八重咲き)

 

深山八重(アジサイ)

 

紫紅梅(ヤマアジサイ)

 

 

シモツケ

 

ネジバナ

 

ヒツジグサ

 

 

ユキノシタ

 

梅の香しました。

 

 

 

 

カワラナデシコ

 

 

 

タイサンボク

 

ヒラトユリ

 

八重のドクダミ

 

ギボウシ

 

鉢植えのカキランがあったのには驚きました。

 

 

冨士の滝(ヤマアジサイ)

 

帰り道に見た合歓の木の花

 

池のほとりで、介護の帰り道にスケッチをしている人に会って、思いがけず話が弾みました。その方のご主人が新宿御苑で仕事をされていていろいろな公園情報をいただきました。そのなかで「花鳥風月」って言うから今度は風ですか?なんて聞かれました。 宇宙には興味がありますが、風って何だろうと改めて思いました。調べたら単に自然の景色のことを言うのですね。

この日は水面近くに青筋アゲハが飛んでいて、入り口では望遠レンズ集団がいて、おそらく鷹でも子育てしているのでしょう・・

なかなか取りには出会わない日々で、花を追っています。

 

June 11  2021   Mukoujima

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向島百花園の紫陽花たち -1 ・・・ hydrangea in Mukojima Hyakukaen -1

2021-06-27 23:53:34 | wonderland

6月11日

向島百花園は江戸時代の庶民の愛した公園です。こじんまりしていますが、四季折々の花が咲き、好きな場所ですが、なかなか行くことがありません。今回コアジサイを見たくて出かけました。コアジサイは季節が少し早いので、もう咲いてないところもあるようですが、今までに皇居東御苑や、小石川後楽園で見たことがありますが、ネットで探しても咲いていないようでした。

あじさいの季節が花開くで少しだけ紫陽花の花を載せましたが、魅力的なこの公園の花をちゃんと載せます。まだそのあとで行った六義園、高尾、深大寺の植物園の写真が未整理です。

この日はやっと仕事のピークが過ぎた友人とランチタイムに会うことができ、神田まで行ったので、そのあと紫陽花が見たくて久々の向島百花園まで足を伸ばしました。

としちゃんのブログ「古今ノ布デ遊ブ」で知った安本登喜子さんの浴衣地のプルオーバーがサラッとして気持ちがいい着心地でした。

 

あじさいの花が中心ですが、他にも鉢や地植えの植物たちが見事に咲いていました。訪れる人も少なく静かな午後の公園でした。

 

マツモトセンノウ

 

カワミドリ

 

向島百花園には大好きなヤマアジサイがたくさんありました。

紅てまり (ヤマアジサイ)

 

 

 

 

 

 

 

 

トケイソウ

 

スマホだとこんなにクッキリ

 

ソバナ

 

 

 

 

 

ザクロ

 

 

 

 

合歓の木

 

 

オカトラノオ

 

ハナショウブも咲き始めていました。

 

June 11 2021  Mukoujima

 

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北欧の風を聴くコンサートへ ・・・ feeling Nordic breeze in the program of Grieg & Sibelius

2021-06-26 23:59:34 | music

6月26日

ベルカントレッスンは緊急事態宣言で休止していたので2カ月ぶりの再開でした。

先生のお話は相変わらず面白くて。input とoutput。 inputだけではだめですよ~って。また脳を甘やかしてはいけないって。習いっぱなしでは何事も上達しません。この休止中に動画を見て自主練しなかったのを後悔しました。秋のコーラス・フェスティバル、開催できるかどうかわかりませんが、スペインものに決まりました。グラナダとフランス語だけどカルメンのハバネラ。

花巡りの横山先生からも教えてもらったら教えてあげてくださいねと言われたこともありました。

 

ベルカントが終わると半蔵門線で錦糸町のすみだトリフォニーホールまで新日本フィルのコンサートに急遽行くことにしました。

コンサート前々日のリハーサルを聴いてシベリウスの曲を通して聴きたくなりました。

前売り券に並んでいるとリハを誘ってくださったAさんもやっぱり本番を聴きたくなったとLINEが来て、合流しました。

指揮:尾高忠明、ピアノ:高木竜馬、コンマス:西江辰郎

グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」op. 40、ピアノ協奏曲 イ短調 op. 16
シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 op. 39

北欧の春を感じさせるグリーグのピアノコンツェルト。高木さんの演奏とてもよかったです。

父が買ってくれたレコードを何回も聞いていた小学生のころ。ペール・ギュントも好きでした。

雪解け水が流れるようなキラキラした音が、最後には大きな川の流れになるような曲でした。

最近コンサートで聴いたような気がしていましたが、検索しても見つからないので、また中止になったコンサートだったのかと不確かな記憶です。しかもチョ・ソンジンだったような気がしていましたが、チョ・ソンジンはベートーヴェンのコンツェルトばっかりでした。

アンコール曲は  グリーグ:抒情小曲集よりノットゥルノ(夜想曲)

この曲も大好きな曲です。昨年館野泉の北欧の話と演奏会が中止になって残念な思いをしました。

シベリウスのゲネプロの本番が聞きたくて行ったコンサートですが本番はやはり違うと驚くほど仕上がっていました。

音がさらに強くなってメリハリがついていました。前回のマーラーの時と比べて、リハと本番の差が大きかったと思いました。

今生きているということを強く感じるコンサートの生の音です。

残り少なくなっている私の人生の時間。その中で生きていることを実感できるのが音楽です。

 

花の写真は25日に何カ月かぶりに行くことができた深大寺周辺の植物園で撮ったものです。

 

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岩瀬さんの白い陶器に囲まれて ・・・ in white ceramic art

2021-06-25 23:59:24 | art

1週間があっという間に流れてもう金曜日。

月曜日は毎週のスケジュール表を作ってプリントアウト。生協のネットでの注文日となります。

月曜と木曜か土曜のヨガに通っています。先生で選ぶとそうなってしまいます。土曜日はこれからまたベルカントが再開するので、半分はベルカントになります。週2回のベルカントとたいてい日曜日に設定されるイタリア語が月1回、日本料理が月1となっています。今では形染とか編み物などがないので、お茶を入れるかカメラの基本を習いたいと強く思うこの頃です。合間をぬって晴れれば高尾や公園などの花めぐりの日々です。

来週は梅雨らしい天気なので完成前にそのままになってしまった編み物をやらないと。晴れた日は高尾などに行くことが多くて、なかなか落ち着いてできる日がありませんでした。

今日も午前中はどんよりしていて今にも雨が降りそうで、こんなに日に野草園に行くのはやっぱりやめようと思っていたら、11時くらいから明るくなってきたので遅くなりましたが、調布まで花を見に行きました。途中また降られそうな感じもありましたが、あそこまで行くと水生植物園を見て、多様性センターまで行くのに、神代植物公園を通って行くのが近道なので公園まで入るともう深大寺の植物園フルコースになってしまいます。珍しいショクダイオオコンニャクも見てきました。野草園に思いのほか花が咲いていたので嬉しかったです。

今日のアップはゲネプロの後に行った最終日の岩瀬健一展です

 

岩瀬健一展 -粉引に挑む-

岩瀬さんは若い頃出会って、長いこと疎遠になってしまっていましたが、私が金継をした岩瀬さんの青磁の器をブログで見た奥様が連絡をしてくださり、また展覧会に行くことができるようになりました。最初の出会いから40年近く月日が流れています。

岩瀬さんもすっかり髪が白くなりましたが、素敵な器を作り続けていらして、嬉しくなります。どこか斬新で不思議な初々しさを感じるお茶碗です。柿傳ギャラリーの全体も写真を撮れば良かったと今残念に思っています。あまり撮ってはいけないかと思って。音楽を聴いた後でこの白い陶器に囲まれてとても静かな気持ちでした。(リンクを張った柿傳のHPに会場の動画がありました。)

 

 

 

 

 

 

 

斗々屋茶碗

 

 

この花器が好きな感じです。最終日だったのでいいものはすでに売約済みとなっていました。どの花器も花がとても生きる感じです。

陣馬山のふもとに工房がある岩瀬さんのお宅を訪ねてみたくなりました。奥様から庭に咲いているお花の話を伺いました。

 

 

月を詠じた宋の詩人蘇軾の詞『水調歌頭』

 明月幾時有   明月 幾時より有るや

 把酒問青天   酒を把って 青天に問う

 不知天上宮闕  不知ず 天上の宮闕

 今夕是何年   今夕 是れ何の年ぞ

 我欲乗風帰去  我れ 風に乗って去かんと欲す

 又恐瓊楼玉宇  又恐れる 瓊楼玉宇

 高処不勝寒   高き処は 寒に勝えざらんことを

 起舞弄清影   起ちて舞い 清き影と弄る

 何似在人間   何ぞ似ばん 人間に在るに

 轉朱閣     朱閣に転じ

 低綺戸     綺戸に低れ

 照無眠     無眠を照らす

 不応有恨    応に恨有るべからざるに

 何事長向別時圓 何事ぞ 長えに別時に向いて円なり

 人有悲歓離合  人には 悲歓離合あり

 月有陰晴圓缼  月には 陰晴円欠あり

 此事古難全   此事 古より全う難し

 但願人長久   但だ願わくは 人長久に

 千里共嬋娟   千里 嬋娟を共にせんことを

(大意――明月はいつから出ているのだろうか? 酒杯をあげて天に尋ねたい。天上の宮殿では今年は何年なのだろうか? 風に乗って天上に行って見たいものだ。だが天上の大理石や玉の御殿はあんなにも高いのだから、寒くてとても私には堪えられないだろう。月の下で踊れば影が私について踊る下界の楽しみを天上ではどうして味わうことができようか。月光は美しい閣楼をあまねく照らし、彫刻のある窓から部屋の中までさしこんできて、眠れない私を照らしている。月が丸いのは恨むべきではないが、なぜ人々が離ればなれになって孤独でいる時に、まん丸くなって団らんを象徴してみせるのだろう。人間には悲しみ、喜び、別れ、めぐりあいなどがあり、月にはくもった時、晴れた時、欠ける時、丸い時などがある。これは昔からのことで、完全無欠な事はこの世にはないのだ。それは又それとして、私たちはいつまでも無事でいて、千里も離れていてもこの夕べの美しい月をいっしょに賞でようではないか)

 

月はいろいろなことを考えさせられます。時間や空間を超えていろいろなものを結びつけて。

 

June 23  2021    Shinjuku

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北欧の森の中にいるようなシベリウスの曲 ・・・ music in the Nordic forest

2021-06-24 23:06:09 | music

森の中で小さな花々をみつけた日の次の日は、音楽の森の中にいました。新日本フィルのゲネプロはシベリウスの交響曲第1番。

久々に聴く生のオーケストラの音が体に響きました。大自然の中にいるのと同じような感じがしました。特にフィンランドの作家の曲だったからかしら・・ スケールが大きく、抒情的な美しい旋律が流れますが、時に力強く聴く人を魅了します。

今回は予定が変更されて当初予定の指揮者が来日できず、尾高さんでプログラムもニールセンからシベリウスに変更されていました。

昨年の都民劇場でフィンランド放送交響楽団でオールシベリウスのプログラムが予定されていましたが、コロナで中止となっていました。なんだか1番もどこかで聞いていた気がしましたが、コンサートではほとんどヴァイオリン・コンツェルトでした。昨年の5月は. 交響詩「エン・サガ」 交響曲第5番 、第2番 のプログラムでした。

今回の公開リハは前と同じように尾高さんの細かい指示が飛んでいました。楽団のメンバーは若手が多く、尾高さんがいろいろな話も織り込んでいました。フェイス・シールドをしていたので、言葉が聞こえにくて、少し残念でした。斉藤秀雄さんのエピソードとか北欧の話など・・

エルガーのエニグマ変奏曲のニムロッドを思い出させる曲でした。生の音が今の生活の中では不足しているので、このシベリウスの交響曲をまたつなげて聴きたくなってしまいました。家に帰ってからパーヴォ・ヤルヴィ―でYouTubeで聴いてみましたが、なにか違うような気がして、土曜日の本番に行ってみようかと思いました。カラヤンのレコードもYouTubeであげている人がいたので今聞きながら書いています。しみじみとしていてこの曲好きだな~と思います。

 

錦糸町のすみだトリフォニーホールへは総武線で行きます。一つ手前の蔵前までだと大江戸線でシルバーパスを使えば無料で行ける場所です。電車の中で力士が電車に乗ってきました。蔵前で降りたのですが、他の車両にも乗っていてぞろぞろと降りて行きました。最近お相撲に疎いので誰が優勝したのかも力士の名前も知りません。ワクチンの集団接種でもあったのかしら・・・

さすが足も大きい。一番奥の人は髪の毛はまだ結っていませんでしたが外国人力士でした。髪につける油がいい匂いです。

 

延期になった玉三郎の舞台のポスターが貼ってありました。

 

 

今回の本番のポスターです。

 

Jean Sibelius - Symphony No 1 in E minor, Op 39 - Järvi

 

リハーサルに行くと本番に行きたくなってしまいます。ベルカントの後に半蔵門線で回れば遠くはありません。

ベルカントレッスンも緊急事態宣言が解除になったので再開されます。ゲネプロにもう一人誘えるということで、都民劇場にいつも一緒に行っていた義理の姉の友人を誘ってみたら、なんとコロナにかかって大変だったという電話をいただきました。コロナの後間質性肺炎にもなってしまったということでなんとか退院して無事でしたということでした。彼女は合唱をいくつもやっていて、遠くのいくつもの合唱団から集まっているようなグループにも行っていて、そこで感染者がいて広まった・・いわゆるクラスター発生です。やっぱり身近なのですね。私も声楽は恐いのですが、人数が少なく限られた人たちだけなので、感染者がいないことを祈るばかりです。 やっぱりワクチンはしておいた方がいいのかなと思い始めました。一応予約は取っていますが・・・

 

June 23  2021  Kinshicho

 

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クモキリソウを探して ・・・ searching for Liparis kumokiri

2021-06-23 23:57:55 | nature

神様が作ったユニークな植物たち。高尾山は身近に見れる野草の宝庫です。

クモキリソウの花を求めて、高尾から奥高尾へと歩きました。見つけてももう終わっていたりして、あきらめかけていたところに林の下の方に光がぽつんと当たり、なんとやっと花が残っているところに出会えました。遠くから咲いているわよという声に心躍りました。みつけることの難しい花です。多くの方に助けていただいて会うことができました。最近、盗掘が目に余る高尾山。大事にしてほしい花たちです。

この日に探した花はクモキリソウ、イチヤクソウ、オオバノトンボソウ等。オオバノトンボソウはもう遅すぎるということでした。今までに見ることができなかったギンリョウソウにも出会うことができました。オオカモメヅルの花もいつか会えれば・・・

 

林の中にそこだけ光が当たっているように咲いていたクモキリソウです。

ラン科 クモキリソウ属 (雲霧草、雲切草) 学名 Liparis kumokiri 

属名 はギリシャ語の"liparos(脂肪性の)、(輝く)"に由来。

和名の由来は、花の姿がクモの子に似ていることから、また霧がかかるようなところに生えることからなど、いろいろな説があるが、はっきりしていない。

学名は、ラテン語またはギリシア語をラテン語風綴りにして表記することが原則 当時ローマがギリシア文化を取り込んでいたことの名残。

温室に咲いている華々しい蘭はあまり好きではありませんが、野に咲くラン科の植物は造形もおもしろく好きです。最近見たツレサギソウ等。

 

 

 

 

 

 

 

ネジバナも小さなラン科の花です。  学名 Spiranthes* sinensis   *らせんの花の意味

 

ツチアケビもラン科    学名 Cyrtosia septentrionalis  腐生植物 (菌従属栄養植物)

 

イチヤクソウ

 

花がかろうじて残っていました。

 

不思議な草。ギンリョウソウ

 

イガホウズキ

 

マタタビの白い花が咲いていました。蔓性の植物です。葉は半夏生のように白くなり始めていました。

またたび(木天蓼「もくてんりょう」ともいう)は、マタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本 で、別名夏梅ともいいます。 極東地域の山地の林緑に自生しており、国内では北海道~九州でみられます。
花期は6月~7月で梅によく似た花を咲かせ、花が咲く時期には葉の半分くらいが白色に変化します。

 

 

時折出会うアサギマダラは羽がよれていいたり、疲れているような感じがしました。長い旅をしてきた第一陣なのでしょうか・・・ 

昨年見た高尾山の眼下にふわりと舞う大群のアサギマダラを忘れることができません。

 

この日はほかにも初めて見た花もあったので、あとでまとめてアップします。

 

June 22  2021   Takao 

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変わりゆく渋谷で ・・・ in the changing Shibuya

2021-06-21 20:57:37 | wonderland

6月18日

娘の振休の日にやっと誕生祝にランチに行くことができました。パエリアが食べたいというのでバルセロナから日本に進出したお店 XIRINGUITO Escribà に予約をして出かけました。

もうだいぶ経ってしまいましたが、ブラタモリで渋谷を取り上げたのはとても興味深かったです。渋谷川の水源をたどり、渋谷が渋谷川が作った谷底にできた街で、地下鉄の駅がどうしてデパートの3階にあるのか等謎を紐解いていきます。その頃、駅周辺の高層ビルを建設中で、タモリさんが上に上がっていたような記憶があります。調べたらヒカリエが建設中で東横線の地下化の工事中でもありました。東横線の不便さにももうすっかり慣れました。

渋谷駅周辺は変わり続けて、オリンピックも関係なく、進化し続ける街です。

駅の中もしょっちゅう変わり電車の乗り換えの度にたくさん歩かされて、腹立たしい街だと思っていました。無秩序にビルが建ち、とても美しいとは言えない・・・

でもこのごちゃごちゃさが面白いのだと思えるようになりました。

以前NOVAに行っている時に、オーストラリアから来た先生が東京の街はすごいと言っていました。その中のそれぞれの街に個性があるから・・ この多様性が外国人にとっては面白いのかもしれません。渋谷スカイに登って下を見ればおもちゃ箱をひっくり返したような街。それでもこの方向から見て東京タワーのすぐ横の煉瓦色のビルだけは避けてほしかったと思います。都市計画の全くない街。

 

お店は初めて行くビル、渋谷ストリームにありました。スクランブルスクエアもほぼ駅ビルのようなものですが、初めて行ったときは違う出口から出ると目の前に見えるのに入り口がわかりにくかったです。

 

 

カジュアルな感じのお店です。

 

前菜の3種盛りは子魚のフリッター、スパニッシュオムレツ、野菜のマリネ?

さすがオムレツは本場でさりげなくおいしかったです。

 

オレンジが中にもたくさん入っていたサラダ。フレッシュでおいしかったです。

 

バタータス・ブラバス というフライドポテト。2種のソースがついていました。

 

パエリアは種類を選ぶことができます。お店の名前がついた魚介類のものにしました。

家では上手に作れないパエリア。この鍋で薄くご飯を炊くのがいいのでしょうね。味が濃厚にしみこんでいました。イカ墨やバレンシア風もあり、どれもおいしそうです。

 

デザートはバスク風チーズケーキ。初めてバスク風を食べましたがおいしかったです。お誕生日のメッセージを付けてもらいました。

 

パエリヤランチのコースです。どれも本場のものでとてもおいしかったです。

 

 

この後で向島百花園であった人に勧められた渋谷ふれあい植物園に行ってみようかと思い調べたら休園中で、明治神宮のタシロランの偵察にでも行こうと思っていましたが、まだ咲いていないということだったので、渋谷の空に行ってみました。

この上です。

 

 

 

エレベーターであっという間に上がると、ロッカーに荷物をカメラ、スマホ以外は全部預けてデッキに出ます。風が強いせいだと思います。エレベーターもよくできているのか耳がおかしくなることもありませんでした。

新宿方向。手前は明治神宮、代々木公園。

 

となりの渋谷ストリーム。上はグーグルのオフィスだったのですね。現在のトップレベルの企業です。

先の方の緑は目黒の自然教育園かしら・・・

 

ビル、ビル・・・・緑があるとホッとします。公園だったり、皇居や東宮御所、霊園・・そういう場所が残っていてよかったです。

 

うっすらとスカイツリーが見えます。青山方向で緑は青山霊園かと。

 

 

まだまだ変化し続ける渋谷です。

 

東京タワーの周りに赤いビルはやめてほしかったですね。六本木ヒルズが大きすぎて小さな東京タワーです。

 

青山方面、右が青山霊園、左が東宮御所・・

 

 

ルーフには警備の人数は多いです。結構危険な感じがします。ソファーが置いてある場所もあります。

 

 

 

どうしても新宿方向のビルを探してしまいます。都庁からは家が見えますが、ここからは見えないようです。

 

 

いろいろなことがあった国立競技場。

 

母校が見え、その奥に青山霊園、先の方にかすかにスカイツリー。

 

ここが写真スポット。プロのカメラマンがいるのですが、被写体がこれですから断りました。

 

写真展をホールでやっていましたが、ちょっと期待しすぎたかな・・

 

写真が支離滅裂に並んでいてすみません。スマホと一眼レフと両方で撮ったのですが、どちらもあまり良く撮れていません。

 

June 18  2021  Shibuya

 

最近の嬉しい便り

義理の姉、皆でマームと呼んでいる主人の姉が米寿で真っ赤なドレス姿の写真を送ってくれました。そういえば若いころ宝塚が好きとお聞きしました。Lineのアドレスが書いてあったのでLineを送りました。姪が返事を書いてくれるそうです。88歳でラインのアドレスを持っているなんてすごいな~。 以前はショート・メールもたくさんいただき、お手紙もワープロで打ったり、手書きだったり、色々でしたが、どれだけ励まされたことか・・数年前まではご夫婦で夏はキャンピングカーでほとんど北海道で過ごしていましたが、運転はもう危ないからと姪からストップがかかりました。マームのご主人はニックネームがターシで本当に楽しいご夫婦です。主人は10人兄弟の末っ子だったのでたくさんの姉と兄がいましたが、男性は3人ですでに他界しています。難病の主人を抱えた家族でしたが、私もたくさん助けていただきました。

 

 

ブログを書きながらハウザーのチェロを聴いていたら、その中に Casta Diva があり、マリア・カラスで聴きたくなりました。

Maria Callas sings "Casta Diva" (Bellini: Norma, Act 1)

 

 

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夢のような景色の中に(出会った自然)【追記あり】 ・・・ in a dreamlike landscape (flowers & insects)

2021-06-19 22:48:46 | nature

6月17日

五反田谷戸と片倉で出会った自然。

ミヤコグサ

 

コガンピ

 

パトロール中の札がたっていました。

この近くに山桜の木がありました。樹齢200年のヤマザクラ。谷戸田の畔に立っているため、地元では「畔桜」と呼ばれているとのこと。昔ながらの谷戸風景が残り、東京近郊では貴重な一本桜と言われています。

来年の桜はここに見にこようっと。藤沢周平原作の映画「蝉しぐれ」や「たそがれ清兵衛」などのロケ地になったとか。

 

ウツボグサ

ウツボグサ」の名は、花穂の形が弓矢を束ねて入れる漆塗りの靭(うつぼ)に似ていることに由来します。花穂が松傘や虚無僧の笠に似ていることから「松傘草」「虚無僧草」の別名もあります。

 

もうアザミが咲いていました。

 

これは何かしら?

 

ベニシジミ

 

カキランが少し上に咲いていました。

 

オカトラノオ

 

透明なトンボの羽が美しかったです。

 

 

 

 

タカトウダイ

 

 

 

アリノトウグサ

 

 

 

 

トサノクロムヨウラン 花が咲いているところを見てみたいです。

 

ジャノヒゲ

 

 

 

 

イチリョウ

 

 

  

 

 

ヒカゲチョウ?

 

 

ヤブカンゾウ

関屋の切通しに歴史の風が吹いてきそう・・

 

ネジバナが小野路のバス停のところにたくさん咲いていました。

 

 

片倉城跡公園

 

 

ハエドクソウ

 

シャクジョウソウ

 

 

サツマチドリ(ウチョウランの変種)

 

 

ムベ

 

ボディをフルサイズに変えてからマクロのピントが合いにくいので、遅ればせながら少し勉強したほうがいいかななんて撮った写真を見て思う今日この頃です。

 

June 17  2021   Machida & Katakura

コメント (4)
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