イタリア文化会館の映画のキャンセル待ちの連絡が来ていたので、初めてのリゴレットを見に
出かけました。
レオ・ヌッチは当時66歳だったとか。
その力強い歌声を聴いていると、私がこれから向かうべき人生も山また山で
まだやるべきことがたくさんあるような気がしました。
何年か前にレオ・ヌッチのコンサートに行きましたが、圧倒的なバリトンで70歳を超えて
すごいという印象でした。
ホセ・カレーラスはオペラをとっくに引退していますが、レオ・ヌッチは出ていてすごい体力だと
思いました。
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)生誕200年を記念しパルマ王立歌劇場が2012年に制作したDVD集「TUTTO VERDI」
から作品を選び、3ヶ月に1作ずつ上映会を行います。
第1回は1月30日(木)に「リゴレット」を上映します。
なお、上映前には、オペラ評論家の香原斗志氏による解説があります(日本語のみ)。
リゴレット
2008年10月パルマ王立歌劇場にて収録
【キャスト】
マントヴァ公爵:フランチェスコ・デムーロ
リゴレット:レオ・ヌッチ
ジルダ:ニーノ・マチャイゼ
スパラフチーレ:マルコ・スポッティ
マッダレーナ:ステファニー・イラーニ
ジョヴァンナ:カタリーナ・ニコリッチ
モンテローネ伯爵:ロベルト・タッリャヴィーニ
マルッロ:オラツィオ・モーリ
ボルサ:マウロ・ブッフォリ
チェプラーノ伯爵:エツィオ・マリア・ティージ
チェプラーノ伯爵夫人:シッラ・クリスティアーノ
合唱、管弦楽:パルマ王立歌劇場
指揮:マッシモ・ザネッティ
演出:ステファノ・ヴィツィオーリ
衣裳、美術:ピエルルイジ・サマリターニ、アレッサンドロ・チャンマルーギ
照明:フランコ・マッリ
香原 斗志
Kahara Toshi
cavaradossi.JPG
オペラ評論家。神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。イタリア・オペラなどの声楽作品を中心にクラシック音楽全般に
ついて音楽専門誌、新聞、公演プログラムなどに原稿を執筆。歌声の正確な分析に定評がある。近著に『イタリア
オペラを疑え!』(アルテスパブリッシング)。毎日新聞クラシック・ナビに「イタリア・オペラの楽しみ」
La Valse by ぶらあぼに「いま聴いておきたい歌手たち」を連載中。
ロシア語の字幕付きのがありました。
リゴレットは「女心の歌」と他に2曲くらいよく歌われるアリアがありますが、ヴィクトル・ユーゴーの
原作の悲劇的なストーリーとあまりにもかけ離れた感じにちょっと違和感がありました。オペラ自体は
迫力があり、盛り上がりっぱなしでいっきにラストまで突っ走る感じがしました。初めて見たオペラ「カルメン」
も同じようにあっという間に息つく間もなく悲劇的なラストに向かっていました。
イタリアにはこのような歌劇場があちこちにあり、こういうオペラが日常的なのがすごいですね。
夜でかけたので、星がきれいに見えました。風が強かったせいですね。オリオン座もその近くの星もいくつか見えました。
上が欠けている太めの三日月もきれいでした。
オペラは結婚してすぐに主人と映画を時々見に行きました。あの頃、三越劇場で年末とかやっていて・・
ドミンゴのオテロ、カルメン、そしてゼッフェレッリの演出の椿姫。オテロも確かゼッフェレッリだった記憶があります。
実際のロイヤルオペラのカレーラスのカルメンは主人は入院してしまって、義理の姉と行きました。
二人共も空の彼方へ。入院していた病院に通った日が鮮やかによみがえることもあります。
翌日の朝、空がピンクっぽくてすてきでした。
出かけました。
レオ・ヌッチは当時66歳だったとか。
その力強い歌声を聴いていると、私がこれから向かうべき人生も山また山で
まだやるべきことがたくさんあるような気がしました。
何年か前にレオ・ヌッチのコンサートに行きましたが、圧倒的なバリトンで70歳を超えて
すごいという印象でした。
ホセ・カレーラスはオペラをとっくに引退していますが、レオ・ヌッチは出ていてすごい体力だと
思いました。
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)生誕200年を記念しパルマ王立歌劇場が2012年に制作したDVD集「TUTTO VERDI」
から作品を選び、3ヶ月に1作ずつ上映会を行います。
第1回は1月30日(木)に「リゴレット」を上映します。
なお、上映前には、オペラ評論家の香原斗志氏による解説があります(日本語のみ)。
リゴレット
2008年10月パルマ王立歌劇場にて収録
【キャスト】
マントヴァ公爵:フランチェスコ・デムーロ
リゴレット:レオ・ヌッチ
ジルダ:ニーノ・マチャイゼ
スパラフチーレ:マルコ・スポッティ
マッダレーナ:ステファニー・イラーニ
ジョヴァンナ:カタリーナ・ニコリッチ
モンテローネ伯爵:ロベルト・タッリャヴィーニ
マルッロ:オラツィオ・モーリ
ボルサ:マウロ・ブッフォリ
チェプラーノ伯爵:エツィオ・マリア・ティージ
チェプラーノ伯爵夫人:シッラ・クリスティアーノ
合唱、管弦楽:パルマ王立歌劇場
指揮:マッシモ・ザネッティ
演出:ステファノ・ヴィツィオーリ
衣裳、美術:ピエルルイジ・サマリターニ、アレッサンドロ・チャンマルーギ
照明:フランコ・マッリ
香原 斗志
Kahara Toshi
cavaradossi.JPG
オペラ評論家。神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。イタリア・オペラなどの声楽作品を中心にクラシック音楽全般に
ついて音楽専門誌、新聞、公演プログラムなどに原稿を執筆。歌声の正確な分析に定評がある。近著に『イタリア
オペラを疑え!』(アルテスパブリッシング)。毎日新聞クラシック・ナビに「イタリア・オペラの楽しみ」
La Valse by ぶらあぼに「いま聴いておきたい歌手たち」を連載中。
ロシア語の字幕付きのがありました。
リゴレットは「女心の歌」と他に2曲くらいよく歌われるアリアがありますが、ヴィクトル・ユーゴーの
原作の悲劇的なストーリーとあまりにもかけ離れた感じにちょっと違和感がありました。オペラ自体は
迫力があり、盛り上がりっぱなしでいっきにラストまで突っ走る感じがしました。初めて見たオペラ「カルメン」
も同じようにあっという間に息つく間もなく悲劇的なラストに向かっていました。
イタリアにはこのような歌劇場があちこちにあり、こういうオペラが日常的なのがすごいですね。
夜でかけたので、星がきれいに見えました。風が強かったせいですね。オリオン座もその近くの星もいくつか見えました。
上が欠けている太めの三日月もきれいでした。
オペラは結婚してすぐに主人と映画を時々見に行きました。あの頃、三越劇場で年末とかやっていて・・
ドミンゴのオテロ、カルメン、そしてゼッフェレッリの演出の椿姫。オテロも確かゼッフェレッリだった記憶があります。
実際のロイヤルオペラのカレーラスのカルメンは主人は入院してしまって、義理の姉と行きました。
二人共も空の彼方へ。入院していた病院に通った日が鮮やかによみがえることもあります。
翌日の朝、空がピンクっぽくてすてきでした。