Reflections

時のかけらたち

パルマ王立劇場ライブビューイング ヴェルディオペラ「リゴレット」 ・・・ Rigoletto

2020-01-31 22:39:53 | music
イタリア文化会館の映画のキャンセル待ちの連絡が来ていたので、初めてのリゴレットを見に
出かけました。

レオ・ヌッチは当時66歳だったとか。
その力強い歌声を聴いていると、私がこれから向かうべき人生も山また山で
まだやるべきことがたくさんあるような気がしました。
何年か前にレオ・ヌッチのコンサートに行きましたが、圧倒的なバリトンで70歳を超えて
すごいという印象でした。
ホセ・カレーラスはオペラをとっくに引退していますが、レオ・ヌッチは出ていてすごい体力だと
思いました。




ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)生誕200年を記念しパルマ王立歌劇場が2012年に制作したDVD集「TUTTO VERDI」
から作品を選び、3ヶ月に1作ずつ上映会を行います。
第1回は1月30日(木)に「リゴレット」を上映します。
なお、上映前には、オペラ評論家の香原斗志氏による解説があります(日本語のみ)。

リゴレット
2008年10月パルマ王立歌劇場にて収録

【キャスト】
マントヴァ公爵:フランチェスコ・デムーロ
リゴレット:レオ・ヌッチ
ジルダ:ニーノ・マチャイゼ
スパラフチーレ:マルコ・スポッティ
マッダレーナ:ステファニー・イラーニ
ジョヴァンナ:カタリーナ・ニコリッチ
モンテローネ伯爵:ロベルト・タッリャヴィーニ
マルッロ:オラツィオ・モーリ
ボルサ:マウロ・ブッフォリ
チェプラーノ伯爵:エツィオ・マリア・ティージ
チェプラーノ伯爵夫人:シッラ・クリスティアーノ

合唱、管弦楽:パルマ王立歌劇場
指揮:マッシモ・ザネッティ
演出:ステファノ・ヴィツィオーリ
衣裳、美術:ピエルルイジ・サマリターニ、アレッサンドロ・チャンマルーギ
照明:フランコ・マッリ

香原 斗志
Kahara Toshi
cavaradossi.JPG
オペラ評論家。神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。イタリア・オペラなどの声楽作品を中心にクラシック音楽全般に
ついて音楽専門誌、新聞、公演プログラムなどに原稿を執筆。歌声の正確な分析に定評がある。近著に『イタリア
オペラを疑え!』(アルテスパブリッシング)。毎日新聞クラシック・ナビに「イタリア・オペラの楽しみ」
La Valse by ぶらあぼに「いま聴いておきたい歌手たち」を連載中。






ロシア語の字幕付きのがありました。

リゴレットは「女心の歌」と他に2曲くらいよく歌われるアリアがありますが、ヴィクトル・ユーゴーの
原作の悲劇的なストーリーとあまりにもかけ離れた感じにちょっと違和感がありました。オペラ自体は
迫力があり、盛り上がりっぱなしでいっきにラストまで突っ走る感じがしました。初めて見たオペラ「カルメン」
も同じようにあっという間に息つく間もなく悲劇的なラストに向かっていました。
イタリアにはこのような歌劇場があちこちにあり、こういうオペラが日常的なのがすごいですね。








夜でかけたので、星がきれいに見えました。風が強かったせいですね。オリオン座もその近くの星もいくつか見えました。
上が欠けている太めの三日月もきれいでした。









オペラは結婚してすぐに主人と映画を時々見に行きました。あの頃、三越劇場で年末とかやっていて・・
ドミンゴのオテロ、カルメン、そしてゼッフェレッリの演出の椿姫。オテロも確かゼッフェレッリだった記憶があります。
実際のロイヤルオペラのカレーラスのカルメンは主人は入院してしまって、義理の姉と行きました。
二人共も空の彼方へ。入院していた病院に通った日が鮮やかによみがえることもあります。

翌日の朝、空がピンクっぽくてすてきでした。









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寒い朝の通院 ・・hospital visit in the cold morning

2020-01-30 10:08:57 | a day in the life
1月27日

雪が降ったら予約を取り消そうかと思っていましたが、新宿駅からちょっと遠いところにあるクリニックに
癌検診の結果の説明を聞きに行きました。今年最低の冷え込みの日でしたが、雪ではなく雨の一日となりました。









前回胃カメラの結果はすぐ教えてもらって、写真ももらったのですが、今回は大腸がんの検査の結果報告でした。
初めて精密検査が必要となってしまいました。そのクリニックは胃カメラや大腸の内視鏡の検査ができるので、
そこでやってもいいし、大学病院とか大きいところに変えてもいいとのことでした。新宿区の検診なので
指定の病院となります。昨年肺がん検診で引っかかり、新宿区以外ですが、呼吸器内科にかかっている医科歯科大で
相談してそこで検査した経緯があります。今回は再検査するとなると新宿区の指定病院にすることにしようかと
思いますが、精密検査をするかしないから考えることにして、即答はしませんでした。大腸の内視鏡はみんな
がつらいと話していたので、やりたくない思いです。

帰り道のペットショップでブルーと同じチンチラがいたので思わず足を止めてしまいました。2匹いたのですが、
同じ種類の猫でも性格がいろいろあるのですね。1匹がすごく意地悪で真ん中の基地に他の猫を入れさせないように
ケンカしたり、威嚇しています。自分のテリトリーと思っているのですね。1匹でしか猫を飼ったことがないので
よく聞く話でしたが、性格やらいろいろなことがあるのですね。















話は変わりますが、今日病院での待ち時間の間に平田オリザのコミュニケーションについての本、「わかりあえない
ことから」を読んでいて、「一人っ子で、両親の寵愛を一身に集め、セキュリティの厳しいマンションで育った中高
一貫男子進学校の恵まれない子供たち」と言うフレーズに笑ってしまいました。彼はせめて義務教育までは地元の
公立でいろいろな人たちと一緒に過ごすことが大事たと話していました。私立志向は教育を破壊していると。
自分自身も限られた狭い世界で生きていたような気がします。今は自由に生きている感じがします。

その夜、娘が池田さんがTVに出ているよと教えてくれました。マツコと着物の話でとても面白かったです。
しばらくお会いしていません。お元気にしていてよかったです。それにしても今まで見たことのないコレクションもあり
久しぶりに素晴らしいコーディネートを見て、和服の楽しさに触れました。ありきたりでないおしゃれ。これは本当に
芸術レベルです。まず家にある着物から・・池田の貴重なコンセプトにも賛同です。着るを楽しむ。身近な芸術。
由紀子さんに久し振りにお会いしたくなり、メールで楽しかったと連絡したら、お恥ずかしい限りと言う返事がきました。
マツコの見る目にも驚きました。



コーディネート教室での池田さん。私も着物を始めた頃、行ってとても勉強になりました。その後着物に合わせる
帯揚げとか折に触れ相談してきました。着物の着付けを始めた頃、いろいろなことをお聞きしたのは、
池田さんを始め、銀座三越サロンドきもののKさん、吉祥のご夫婦、しぎやのご主人などです。その後、銀座の
とみひろのMさんとか。。
そんなことを書きながら、昔行ったことのあるリユースの銀座のきもの青木やかわの屋を見ていたら、素敵な郡上紬の
着物を見てしまいました。売り切れていてよかった。





今度圓蔵さんの段ボールセールで買った結城紬がちょうど抹茶緑でした。
もうお店には行かないと思っても素敵なものを見ると揺らぎます。
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今年もまたイタリア語へ ・・・ starting Italian lesson 2020

2020-01-29 23:59:50 | a day in the life
1月26日

月に1回、全く違う体系の言語に触れる楽しい時間が今年もまた始まりました。
先生のおかげで楽しく勉強をさせていただいています。

若いZさんはイタリア文化会館のコースにも通って検定試験にも挑戦して意欲的です。
歌をずっとやっているSさんは、家では勉強しないで、ここでイタリアを楽しんでいます。自然に
どれくらいイタリア語が出るか、そんな感じです。私も後者です。イタリア語に慣れるという感じ。
若い頃集中的に勉強したことがあったので、思い出しながらと言った感じです。



レッスン後はカンツォーネを聴きながらティータイム。



おとなしくしていたモアちゃんもやっています。

この日は午前中はハタヨガ、帰りに図書館によって取り置きの辻邦生の本を借りて、家でランチを
取って行ったので、Zさんとのカフェでの予習や宿題には間に合いませんでした。その代り、駅の
近くの八百屋さんで買いやすい値段になった野菜をたくさん買ってしまいました。


図書館で借りた辻邦生の芸術一般の評論集(辻邦生全集19 音楽、美術、映画をめぐるエッセー)ですが、
イル・ポスティーノについては映画の評と言うよりモデルとなった詩人ネルーダについて書いてありました。

ネルーダの詩は心が衰えた日に開くと、生きる勇気が湧いてくると辻さんは語っていました。
この何年たっても学ばない人間を見ていると、自由と愛と正義の世界の実現について絶望するときに
開く詩集はチリの詩人パブロ・ネルーダと書いてありました。パリでネルーダの詩集「オード・エレマンテール」
を手に取って、「空気へのオード」「喜びのオード」「火へのオード」などを読んでいると心がいつしか
晴れ晴れとしてきて、地上に生きていることがすばらしいことに思えてくると・・
この映画は「精神が荒廃した現代、なお『よきもの』の存在を信じられるような作品」と結んでありました。


最近また館野泉が聴きたくなってコンサートを探しました。ちょうど今興味を持っていた館野の北欧ものについて
ちょうどいいトークも含めたコンサートをみつけて、残り少ないチケットを取りました。

フィリア・トーク&コンサートシリーズ【マイ・フィールド】《私の人生、私の音楽》  第8回
舘野泉 「北欧の地に生きて」
Izumi Tateno “Living in the Nordic land”


当然ながら明後日の浜離宮ランチタイムコンサートはチケットsold out でした。

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ベルカントレッスン~歌う喜び ・・・ bel canto lessonn ~ the joy of singing

2020-01-28 23:46:04 | music
先週の土曜日のベルカントレッスンのメモを中心に

1月25日

音楽も算数
(一つの箱の中にいくつ♪が入っているか考えて)
歌うとその曲の理解が深まり、とても楽しい。
歌うことがこんなに楽しいと思わなかった。声が出るようになった。
音楽もスポーツを同じで全身を使うもの。
悲しい歌を暗く歌わない。イタリア歌曲は言語がキー。

今回は九段フェスティバルでサークル紹介で歌うものの練習で、先生の「誰も寝てはならぬ」を
先生が歌うのを聞くだけでも、贅沢な練習だと思って歌声にうっとりです。
3月であと数回しかないのに、まだ練習もやっと始まったばかりの「恋に生き、歌に生き」と「誰も寝てはならぬ」
は難しすぎ。特にプッチーニのトスカからの「恋に生き、歌に生き」は伴奏のピアノが全く違う旋律を弾きます。
「フニクリ、フニクラ」のコーラス部分も。
もしサークルに興味のある方、歌ってみたい方は是非、九段生涯学習館のフェスティバルにいらしてください。
先生の「星は光りぬ」を聞くだけでももうけものだと思います。

今日は午前がベルカントで午後はヨガのクラスを取っていて、初めてアイアンガーヨガと言うのをやりました。
正しい姿勢に持って行くヨガです。先生は私が初めてヨガスタジオに行ってハタヨガを習った先生で
懐かしかったです。来月インドに3週間勉強に行くとのことで、熱心なきちんと教えて下さる先生です。
最近思うことは、肉体は滅びて行くものだから、ますます五感や体を大切にしたい、使ってあげたいということ。
私はどちらかと言うと内面重視、ひきこもりタイプだったのですが、どんどん変わって行きました。

この頃は死をも含めて生きることを考えるようになりました。
境目がなくなってくるのかしらね。

そういえば編み物も算数。減らし目や巻きまし目など模様はあるし大混乱しています。
自分が自分の体を使えるのも残り少なくなってきた人生で、今さらですが、頭だけでなく手や体を使うことが
貴重です。

ホセ・クーラが今年びわ湖ホールでアイーダをするというニュースがあったけど、それ以上進展していません。
東京でやらないかしら? バーリ劇場は価格設定が低めだった記憶があります。
編み物をしながらYouTubeで今度歌う曲やら、いろいろアリアとか流していたのですが、いい声だと思って
見たら、なんとヨナス・カウフマンでした。以前日本に来た時、高くて行けないと思いましたが。



「歌に生き、恋に生き」を聴いて、曲の感じをつかんでいます。アンジェラ・ゲオルギュー素晴らしいです。他に
レオンターン・プライスのもいいです。





マリア・カラスの歌声は痛々しすぎます。彼女の生き方そのままを連想してしまいそうで。

昨年のホセ・カレーラスのコンサート後のレセプションの写真が丁寧に送られてきました。
集合写真なので、一部カットしました。





この日は編み物のクラスに行ってからそのままサントリーホールに行ったせいか、着物が崩れています。
裾が広がっていて何とも。送ってもらった写真をスキャンしたのでボケボケですが。
夢じゃなかったのですね。証拠写真が残りました。


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サロネン/フィルハーモニア管弦楽団のコンサートと館野泉の北欧のピアノ曲 ・・・ recent concert & CD

2020-01-27 23:55:54 | music
1月24日

フィルハーモニア管弦楽団
東京文化会館 大ホール

アーティスト
指揮:エサ=ペッカ・サロネン



曲目
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年版)

※アンコール曲
ヒンデミット:ラグタイム
ラヴェル:「マ・メール・ロワ」より 妖精の園

半年に4回ある都民劇場音楽サークル定例コンサート。今季最後はサロネンの指揮でした。
若手で超パワフルです。フィルハーモニア管弦楽団も大規模で弱音がとても素敵でした。
曲もストラヴィンスキーでパワフルでした。春の祭典はベジャールのバレエが最高だったことを思い出し、
「火の鳥」はもう終わらないのではないかと思ったカール・ベームのコンサートを思い出します。ベームの指揮は
幽玄の世界と言うか微睡の中に入っていきそうでした。
アンコールの「マ・メール・ロワ」にホッとしました。このまま終わってはハードすぎてデザートのような
音楽が必要でした。




なぜか家に帰ってから、最近よく聞く館野泉のフィンランドの曲を流しました。
最近は自然のような館野泉の北欧の音楽を聴きながら寝ることが多いです。
母が高齢になってから人の役に立てなくて生きている意味がないとよく言っていたことや
主人が絶望的な病状でもいつも明るかったことを良く思い出して、涙が出て来てしまいます。
やっと身体的に衰えていくことがどういうことなのかわかりつつあります。
館野泉の左手で復活したアルバムも聴いていますが、指先から人を感動させるエネルギーが
あふれています。左手だけとは思えない豊かな響きです。伴奏をつけられないので
ちょっとギターの曲のような感じもします。

宮古に行く飛行機の中ではブルーのことをすごく思い出していたら泣けてきました。旅行の時はいつも心配していたブルー・・
今心配しないで行けるようになったことが申し訳なくて。
死をも含めて生きることを考えるこの頃です。
編み物をほどきながら(また失敗した!)アンナ・ネトレプコのルサルカを聴いてもせつなくなってきます。



パルムグレンの「3つの夜想的情景」 Op.72 星はまたたく・夜の歌・曙 
粉雪 Op.57-2 が自然の音を聞くようでキラキラして透明感があります。








1月の中旬ころまではあまりヨガに生けなかったので、後半集中しています。今日もヨガの帰りに久々の
食料品の買い出し。リュックにいっぱい入れて、両手に持って歩いて帰ってくれば、ショートカットの
小高いところにある小さな公園にギーと言う鳴き声で、見ればコゲラが自由に飛び回っていました。
木もあまり大きくないので、近くにいました。カメラを持っていたら・・と思いました。


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2020年1月の星岡 ・・・ Hoshigaoka in January 2020

2020-01-26 23:56:21 | dish


お正月の雰囲気が残る星岡。
正月飾りは裏千家のです。



星岡日本料理講習会に行くようになってから5年が過ぎました。きっかけは主人の親戚の音楽の先生が
定年退職してから習いに行っていて、お宅に行った時においしい卵焼きを塗りの器で出してくれたこと。
私も定年退職後にぜひ習いたいと思っていました。途中、いつまで続けようかと思っていた時に
ブログを見て声をかけて下さったあるばとろすさんが継続的に見えることになり、和服で参加するという
新しいスタイルで参加することになりました。半期ごとの更新ですが、今期でそろそろ卒業しようかと
思っています。でも星岡では単発で参加もできるので、一応一区切りがついてもまた行きたい時には
行ってみたいと思います。残りの回数を大切に味わって過ごしたいと思います。先生に何でも聞ける雰囲気が
貴重な講習会です。



日本料理は芸術品と思えるその技を見ることができ、なかなか家庭でできるものではありませんが、中には
シンプルな料理もあり、家でも充分作ることができるものもあります。ほんのひと手間でおいしい料理が
作れます。

1月の献立
前菜 鯵のきぬた巻 かのこいか かぶと干柿の白和え
焼物 鶏利休風味焼
煮物 大根鳴門巻煮
蒸物 雪花蒸し
小鉢 さけみぞれ柚子
ご飯 山菜雑煮

鯵のきぬた巻の材料: 桂むきをした大根・ふり塩して酢につけた鯵・薄焼き卵・ガリ(紅ショウガ)




かのこいかのくし打ち




利休(ゴマを使う)風味焼きの材料: 鶏むね肉・分葱・人参・生椎茸・煎り白ごま)
アルミホイルでお薬包してオーブンまたはオーブントースターで焼きます。



大根鳴門巻
桂むきした大根で白身魚とえびのすり身を巻いて煮ます。



雪花蒸の材料: 鯛(白身魚)京人参・小松菜軸・キクラゲ・卵白・卵黄




卵白を泡立てて最後にかけて、炒り黄身をかけ30秒さらに蒸して仕上げる。温めたかけつゆをかける。
美しくおいしい仕上がりです。
上にかけた卵黄はボールにラップを敷いた上に入れて蒸したものを荒く裏ごしして、さっと炒ったもの
そうするときれいな黄色になり、茹で卵の黄身ではこの色が出ないとのこと。






前菜はすべておいしかったです。いかもこんなにおいしいのだと思いました。ここの白和えは覚えておくと
応用がきくので便利です。豆腐の水きりは思ったより強いです。豆腐は裏ごしにかけて、かなりきめ細かいです。
口当たりの滑らかさが違います。西京味噌を入れるのがポイントです。
以前なしの白和えを作りましたが、それもとてもおいしかったです。



鮭みぞれ柚子
みぞれ和えは私には目新しかった料理で、第1回目の講習会で作った深山和えは何度も食卓に上がりました。
それは焼いたささみを裂いて、木耳や野菜とみぞれ和えにしたものです。


先ほどの雪花蒸し


大根鳴門煮
大根がこんなに味がしみておいしくなるのかとびっくりです。


鶏利休風味焼き




山菜雑煮

今回は手のかかる料理も多かったのですが、とてもおいしかったです。
ここで習うのは家庭料理ではなく、ファッションで言えばオートクチュールです。
家庭で普段作るものとは違い、茶事とかに利用する人が多いようですが、家で作るヒントになるようなものも
多いので貴重な勉強です。

今回もあるばとろすさんとご一緒できました。



菊地さんの形見分けの帯がお正月らしさを表しています。私もいいなと思っていましたが、長さが短めなので
締めるのにちょっと大変ということでした。





私は初めて着た祖母の付け下げ。裄が短いのですが、許容範囲かな?



帯も何年か前に吉祥のご主人が出してきてくれたものです。ちょっとフォーマルなのでなかなか締めることが
できず初めてです。吉祥は私が着付けを習い始めた頃にいろいろがことを教えてくれた呉服屋さんです。
お嬢さんがシャンソン歌手で今でも交流つづいています。そのご主人は数年前に病気で亡くなられました。
いつも仕上がると丁寧なお手紙をつけて送ってくださいました。いつも自分で勝手に選んでいましたが、
この帯だけは勧められたものです。



何にでも合いそうです。



名物裂と書いてありました。




いつも笑わせてくれるあるばとろすさんです。



Jan.22  2020  Asagaya
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ブータン、チベット、インドの話を聞く ・・・ join report meeting of Bhutan, Tibet and India

2020-01-22 23:59:45 | wonderland
1月21日

久しぶりのブータンの時間をお気に入りのファルマで過ごしました。今回は昨年の東ブータンの旅行を中心に
チベットなどの報告をヤクランドの久保さんからお聞きしました。




久保さんが持ち帰った織物や竹細工た展示販売されていました。半分はグアテマラの織です。














今回はカレーランチをはさんでお話を続けて聞きました。







久保さんが作ったブータンのお菓子とコーヒー




草木染が美しいです。




こちらはグァテマラの織




東ブータンに入るにはインドから入ります。
今回はインド人でも許可がいる地域に行って、ワクワクしたそうです。久保さんはガイドに載っていないところに
行くのが面白いと話していました。
竹に茶葉を入れて燻したお茶がおいしかったです。アッサム・ティーのルーツだそうです。紅茶はイギリス人がインドに
来てから開発したものだということで、ダージリンもルーツは同じく中国ということでした。












今回は竹籠つくりの村に3日間滞在するという贅沢な旅だったとか。日本でも竹細工の特訓を受けてからの旅だったそうで、
プロジェクターでブータンの人が作っているのを見せてもらいました。ブータンでは自給自足で普通の人が何でも作って
しまって、それを商売にはしていないとのことでした。

織物は東ブータンで織られて、西ブータンの人が着るとか・・ 作っている人はあまり着れていなくて
昨年は珍しくお祭りに行くという観光旅行に行って、着姿がたくさん見れて良かったとのことでした。作る方を
見に行くか、着て楽しんでいるところを見るか・・ 織物は着てこそと思ったとのことでした。

久保さんはお友達になった人の家に訪問したりするそういう旅行を作るのが得意な人ですが、
チベットでは個人宅に行くのは禁止で、行ったらスパイ扱いされるとのことで、チベットは中国のおかげで
道路とか建物はすごくなっているけど、地域全体が牢獄のようなものだと話していました。
チベットでブータン人の巡礼者にもあったとのことで、チベットは仏教の中心地として、高い文化を持って
いて、近隣の国の人たちのあこがれの地でもあるそうです。

今年は東ブータンの織物ツアーや花を見るツアーはもう満員で、初心者向きでの6月のブルーポピーと織物を見る旅は
人が集まっていないので、参加者で手作りの個人旅行にしようかと思っているとのことで、ひかれています。
昨年行った登山が趣味の女性はこの旅行は「たからもの」と言っていました。私も報告会ばかり聞いていて、
なかなか踏ん切りがつかないのですが、これ以上い年取るとどんどん難しくなってくるので行くなら
今のうちかと思っているところです。





ファルマに置いてあった手作りクグロフをお土産に買って帰り、家で食後に新しいネスプレッソでコーヒーを
入れて楽しみました。




買い替えたコーヒーメーカーはコンパクトですっきりしています。


Jan.21  2020  Koukukouen
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mi mancherai @IL Postino ・・ 君がいないと

2020-01-20 23:43:03 | movie



最近、IL Volo のジャンルーカの歌で久々にイル・ポスティーノの映画音楽を聞いて、懐かしく思い出しています。
最初に曲に詩をつけて歌ったのはアメリカの歌手、ジョシュ・グローバンのようです。

映画は詩人と郵便配達人の友情を描いたものですが、歌では友人はamicaで女性になっています。
主人公郵便配達人のマリオがチリから亡命した詩人、パブロ・ネルーダによって、詩の世界に目覚めて行きます。
詩によって人とつながり、言葉は力を持つ。詩によって社会的にも目覚めたマリオは共産党の集会で詩を読むことに
なり、その時起こった暴動で命を落としますが、何とも言えない、しみじみとしたものが残る映画でした。
なにかトロイージが命よりも大切にして、遺したい映画だったのがわかるような映画でした。

辻邦生の映画評が「婦人之友」に載っていました。図書館で検索したら、辻邦生全集の中に音楽や映画の評論を載せたものが
あったのでネットで予約しておきました。



イタリア映画「イル ポスティーノ」の主題歌に、後からイタリア語の詩を付けたもので、ジョシュ・グローバンの「持ち歌」
として有名な曲の一つだそうです。




@Mi Mancherai (Il Postino) 君がいないと
(日本語題名は村田ナオミさんの訳)

Mi mancherai se te ne vai
Mi mancherá la tua serenita
Le tue parole come canzoni al vento
E l'amore che ora porti via

君がいなくなると僕はさびしい
君の静かさがないとさびしい
風の中の歌のような君の言葉が
そして君が持ち去る愛が

Mi mancherai se te ne vai
Ora per sempre non so come vivrei
E l'allegria, amica mia
Va via con te

君がいなくなると僕はさびしい
これからずっとどうやって生きていけばいいのか
喜びは 友よ
君とともに去る

Mi mancherai, mi mancherai
Perché vai via?
Perché l'amore in te si é spento
Perché, perché?
Non cambierà niente lo so
E dentro sento te

さびしいよ どうして行ってしまうの
君の愛が消えたから?
なぜ、なぜ?
何も変わっていないとわかっている
ぼくは自分の中に君を感じる

Mi mancherà l'immensita
Dei nostri giorni e notti insieme noi
I tuoi sorrisi quando si fa buio
La tua ingenuita da bambina, tu

永遠に失った
ぼくたちの昼も夜もともに
暗がりの中の君のほほえみ
子供のような君の純真さ

Mi mancherai amore mio
Mi guardo e trovo un vuoto
dentro me

E l'allegria, amica mia
Va via con te

ぼくはさびしい 愛する人
僕の中には何もない
喜びは 愛する人
君とともに去る

ナポリ沖合の小さな小島を舞台に、貧しい純朴な青年が、島を訪れた詩人との友情を通して次第に自己に目覚め、愛を知り、
人間として成長していく姿を、温かくユーモラスに描いた感動編。実在したチリの偉大な詩人パブロ・ネルーダ(1904~73)
をモデルに、同じチリの作家アントニオ・スカルメタが書いた小説『バーニング・ペイシェンス(燃える忍耐)』(本邦未訳)を、
「スプレンドール」などに主演したイタリアの喜劇俳優マッシモ・トロイージが映画化した作品。10年来の親友であるイギリスの
マイケル・ラドフォード(「白い炎の女」)に監督を依頼し、予定していた心臓移植の手術を延期してまで撮影に臨んだが日に日に
極度に体力が衰えて、クランク・アップの12時間後、95年6月4日に41歳の若さで夭折した。アメリカではジュリア・ロバーツ、
スティング、マドンナら、この映画に感動した人々がサントラ盤用に、ネルーダの詩の朗読に参加したのも話題となった。
脚本はトロイージとラドフォード、トロイージの全監督作に協力した脚本家アンナ・パヴィニャーノ、「続・夕陽のガンマン」など
のベテラン、フリオ・スカルペッリとその子ジャコモ・スカルペッリの5人。撮影は「サン・ロレンツォの夜」のフランコ・ディ・
ジャコモが担当。哀愁に満ちた鎮魂のピアノ演奏が印象的な音楽はルイス・エンリケ・バカロフ。共演は「ニュー・シネマ・パラダイス」
のフィリップ・ノワレ、イタリアの映画、TV界で活躍するモデル出身のマリア・グラッツィア・クチノッタほか。
第98回アカデミー賞オリジナル作曲賞(ドラマ部門)受賞。96年度キネマ旬報外国映画ベストテン第1位。


チリを舞台にした小説が、“伝説”のイタリア映画になるまで〜『イル・ポスティーノ』〜

マイケル・ラドフォードは「ベニスの商人」も作った監督だったのですね。

今、図書館から館野泉のCDを4枚借りていて、2つは2枚組。両手で弾けていた時代のと、片手で音楽を伝える今のと
両方あります。昔のフィンランドの小品に魅かれています。「澄み切った満天の夜空の星に似た清冽なピアノの調べ」と
帯に書いてありましたが、聞いた後にこのフレーズに気がつき、本当にキラキラとしてぴったりの表現だと思いました。
館野泉のフィンランドの曲を聴くと、自然の中にいるようなそんな清浄感があります。星の輝き、森の中・・館野が求めたのは
伝統的なドイツ音楽でなく、環境音楽のようなこういうものだったのだと思いました。

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山また山のフェアアイル・・・The more I get into fair isle knitting, the more I realize difficulty of it.

2020-01-19 23:58:32 | a day in the life
1月11日



午前中はベルカントで、午後はフェアアイルのため目白へ。
3月の九段フェスのため、フニクリ・フニクラ、トスカから「歌に生き恋に生き」
を練習。フェスバルでは先生は「誰も寝てはならぬ」と「星は光りぬ」を歌います。
フニクリ・フニクラでも合唱の部分だけですが、難しくて、先生からそれでは電車
走らないよ~と言われています。



フェアアイルの次のステップに入ります。エキストラステッチの土台だけはちゃんと
作っておきたかったのですが、脇の最終のところまで編んで行って、休み目を取るだけで
終わってしまいました。模様と数が合わなくて、先生に見ていただきました。毎段チェック
しているのに、数は合っているけど滑った目と違うところを取ってきた目があって、
休み目のカウントをしていた時におかしなことに気が付きました。



フェアアイルは模様が素敵と思って、挑戦したけれど、模様編みではなくこれからが問題でした。
スティーキングと言う輪編して最後に袖と襟のところをはさみで切り開いていくという驚きの
編み方です。そのために巻きまし目ををしてエキストラステッチの土台をつくります。
ここからがフェアアイルらしい編み方になってきます。








1月13日



インフルで一度抜けて、みんなよりだいぶ遅れてしまっています。
予約していた棒針編みの基礎の本とフェアアイルの本を図書館に借りに行きました。ちょうど先生の本で
リファレンスにあげているものがありました。
ヨガのあと図書館に向かいました。

日曜日の図書館は親子連れも多く、平田オリザの言葉ではないですが、地域のコミュニケーションの場としての役割が
果たせそうな場所です。ドキュメンタリ映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」もこれからの図書館の役割を
模索している映画のようでした。予告編だけで、休憩があるような長い映画なので、見には行かなかったけれど。















図書館に行けば新聞を必ず見て、おもしろい記事に目が向かいます。やっぱり、紙で見るのはいいですよね。
ちょうど毎日新聞が見れたので、北大路魯山人の記事に目が留まりました。可必館のことが出ていて、足立美術館で
多くの作品を見て、言葉も紹介されていたので、彼のスピリットを思い出しました。
先日の旅行でJALの広報誌を見ていたら、金沢と魯山人のことが英語のみで出ていて、その器に乗った料理が
とても素敵でした。金沢の旅館に泊まってみたいと思いました。金沢と魯山人の関係についてチェックしておこう。

他に目を通したのは読書欄。
無敗の男 中村喜四郎 全告白  常井 健一
ルヴァンとパンとぼく 甲田 幹夫
が面白そうです。ルヴァンは上田に行くたびに行ったお店でした。銀座の長野館にも入っていました。



今日(19日)もナチュラルストレッチの後で図書館から本とCDが入った連絡が来たので、行って、新聞を見たら
アシュケナージが公の場での音楽活動から引退することを決めたという記事が飛び込んできました。家に帰って
もっと調べたら、昨年の公演も右手不調のためキャンセルしたとか。最近ピアノにも復活していたのに。
音楽家は高齢な方も多いけど、仕方のない決断だったのでしょう。指揮の方はよさそうなのに。
アシュケナージで初めて聴いたベートーヴェンの悲愴ソナタは限りなく美しかったです。

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南の島へ ・・・ to the southern island

2020-01-18 23:59:31 | wonderland
宮古島へ

                                                    



忘れないうちにメモとスマホ写真を中心にアウトラインだけ載せておこうかと思います。
一眼レフはカメラとセットの通常のズームだけにしました。自然の風景を撮るには広角が欲しくなって
来るのでしょうね。久々の一眼レフはしばらくして以前、測光点を少しだけ中央から移動していたのに
気が付いて、ISOも光に向かって撮る時、高すぎたのか真っ白になったり、暗くなったり、久々に
使うのはよくないですね。もっとカメラに慣れないとね。天気による露出補正やISOの調節。
ほとんどF値しか変えていないのではだめですね。一眼レフで撮った写真は500枚以上。初めて見た鳥
もあり、自然の中で過ごせた暖かい空気(物理的にも、精神的にも)の中で過ごした至福の時間でした。



                                                        (S)

日程:1月15日~17日
コース:蒼き絶景の宮古諸島5島めぐり(阪急交通)カード会社の募集
行き:JAL909(10:50発) 那覇乗り継ぎ JTA563(15:25着)
帰り:ANA088(15:50発 18:20着)
ホテル:ブリーズベイオーシャン(シギラセブンマイルズリゾート)

沖縄に行くには戦争のことは抜きにできないと思っていましたが、娘が古希祝でプレゼントしてくれた
島めぐりは海を楽しむ旅行となりました。個人的には久米島とか奄美とか織物の島に行ってみたいと
思っていました。たまたまカード会社からの引き落としの案内についていた格安旅行をあっという間に
申し込んでいました。(以前から沖縄に行きたがっていたので)
ペーパードライバーの私たちにぴったりの中日だけバスで島を回るツアーです。初日と3日目はフリーでした。



観光ロードマップ


行き帰りが違う航空会社なんて。行きもANAかと思って違う京急の違う出口を出て進んでしまいました。
(最初の大失敗。思い込みって恐いですね。)
ホテルはカジュアルなので期待していなかったのですが、清潔感があってレストランの対応もさすがリゾートホテル
と言ったさりげないホスピタリィのあるホテルでした。朝食ビュッフェしかなかったのですが、その日は特別に
夕食もやっていたので、そちらに申し込んで他に出かけることはやめました。

サトウキビ畑で揺れているサトウキビを見ればざわわ~とあの歌が浮かび、こんなのどかな風景の中で
起きた戦争の最後を思い浮かべなくてはいられません。奄美の織物の作家さんからも奄美は
戦争の被害が少なかったと話していたことを思い出しました。宮古では年取ったタクシーの運転手さんも
あまり話してくれなかったのですが、戦争のつめ跡はあまり残っていないようでした。家に帰ってから
調べたら、飛行場がいくつかあるこの島に陸軍が駐屯し、マラリアが住民にも感染し、直接の攻撃を
受けなくても飢餓と病気で人々が亡くなっていったということでした。
今でも港に海上保安庁の船が4隻も泊まっていて、バスの運転手さんから尖閣が近いからと言う説明が
ありました。

宮古の天気を旅行に行くまで、毎日チェックして、宮古の1月は曇りと雨が多く、晴れがほとんど
なく、曇りでもよしという感じでしたが、なんと見事に晴れました。途中1カ所だけ、突然の豪雨で
先まで歩くのを断念しました。また、晴れていても雨がぱらつくこともありました。地元のタクシーの
運転手さんの話では「天気予報は当てにならない」ですって(笑)。熱帯特有の雨で降ってもすぐやんだり、
予報で雨と言っても島ではなく、海で降っていたりとか・・ 風はいつもかなり降っていました。気温は
春のように暖かかったです。東京とのギャップありすぎです。ホテルの部屋では除湿がかかりっぱなしで
娘は冷房と勘違いしたくらいでした。

旅行中思ったことは
命を燃やしているということが身を持ってわかる年になったとこと。
イル・ポスティーンの製作・主演のマッシモ・トロイージは映画の完成後15後時間後に亡くなったという。
命を燃焼したのですね。
また、やっと少し客観的に自分のことを見ることができるようになったかも。自分は自分にとっても謎です。

空を飛んだりするといろいろ日常を少し離れます。
沖縄に住んでいる人は美しい景色が当たり前になってきていると話していました。自然の少ない土地からくると
パラダイスです。花も鳥も海も素晴らしくて、沖縄の人たちが自然を大切にしているのが良くわかります。










                                                        (S)

橋の長さが一定以上になると通行料を払わなければならなくなる。それで最後の数mを海中道路として通行料を取らなくて
住むようにした伊良部大橋。ライトを低くして足元を照らすようにして、ウミガメの生態を保護したという。
橋の側面の模様がみんさー織の模様の橋もありました。




自然に対する愛情が深い。神々が生きている島。
いちばん古いとされている漲水御嶽で生きている人と死んでしまった人たちの幸せを祈りました。
神社の猫になつかれて、漲水から宮古神社に移動したときに、先回りしていて、先を歩いて
道案内してくれました。御嶽で水をあげたら、なんだかなついてついてきます。
猫が幸せに生きることができる場所は人間にも行きやすいと岩合さんがねこ歩きで話していたことです。







夜は曇っていたのか、星があまり見れませんでした。それでも久々にオリオン座とか東京で普通に見れていた星を
見ました。




まもる君が見守る交差点。警官や交番が少ない島。それだけ穏やかなんだと思った。

北海道から都に移住してきたというドライバーさん。若そうに見えたのに、孫の誕生を機に
先に移住したお子さんの後を追って、移住したという。雪かきが苦手とか・・

働く自動車。サトウキビを刈る季節。
産業は他にゴーヤやマンゴー。パイナップル、アロエなどの農業、塩、葉タバコ、
観光、セメント工場、風力発電、火力発電、漁業・・
自分が見た範囲ではそんなところかしら。
宮古はビーチとサトウキビ畑が多い島でした。

初日

ホテルについて、フロントと相談して、近くのビーチに散歩に行きました。
地元の人がよく行くという小さなビーチ、博愛ワイワイビーチにしました。



初めて見る沖縄のエメラルドグリーンの海と白い砂が美しく、また、プライベートビーチのようで人がほとんどいませんでした。
イソヒヨドリや、近くの木でシロハラを見ました。鳥もたくさんいるようです。


                                                       (S)







漁港もあります。

どうして博愛なのかと思ったら、ホテルに帰って観光ガイドを見ていたら博愛記念碑というのがあり、明治の初めに
座礁したドイツ商船を助けた住民に当時のウィルヘルム1世が宮古島の住民をたたえて、博愛記念碑を建てたという。
どうりで近くにドイツ文化村があったわけがわかりました。こんなところに場違いと思っていましたが、そうではなかった
のですね。


2日目

来間大橋を渡り、来間島の展望台へ。




伊良部大橋を渡り、牧山展望台へ













下地島へ

佐和田の浜



通り池



渡口の浜



池間島







途中島尻マングローブ林を少し歩いて東平安名崎へ



雨が降りだし、強くなったので、灯台まで歩いてくのはやめました。


最終日

朝、シギラビーチまで散歩



いちばん早いシャトルバスで空港に行き、荷物を預けてタクシーで砂山ビーチまで



砂山を登って、開ける世界がダイナミックです。





人が誰もいない浜で。
親切なタクシーの運転手さんがメーター止めて待っていてくれました。30分でも1時間でもいいよって。




市街地に戻り、漲水御嶽、宮古神社を参拝して
昼食をとり、空港に戻りました。

別世界に飛んで行った素敵な旅行でした。娘はすっかり沖縄が気に入ってしまったようでした。
娘からのプレゼントでしたが、自分にとっても思い出深いいい旅になったのではと思いました。
写真の下に(S)と書いてあるのは娘が撮った写真です。ミラーレスとスマホでがんばっていました。


Jan.15-17  2020  Miyaoko island





コメント (4)
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