Reflections

時のかけらたち

憧れの湖東へ(2020年11月)⑨ 西明寺の伽藍と歴史的発見 ・・・ Saimyouji & its historical discovery 

2021-01-31 23:36:50 | wonderland

西明寺は金剛輪寺と同じように魅力の尽きないお寺です。織田信長の比叡山焼き討ちの際、西明寺も焼き討ちに会いましたが、幸運にも本堂、三重塔、二門が火災から逃れたとのことです。 鎌倉時代の建造物が残っています。仏様もいろいろありそうですが、公開されているものが少ないです。今回は秘仏刀八毘沙門天が公開されていました。

 

本堂に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

庭をずっととっていた撮影クルーがいました。

本堂の写真を撮っていませんが、この中で住職の方より、昨年発表された、もしかすると歴史が塗り替えられるかもしれないという発見を驚きを持って語られました。確定されれば、法隆寺に匹敵する最古の寺となり、仏教伝来の歴史についても修正が出てくるくらいすごい発見らしい。家に帰ってから調べたら、朝日新聞や、産経新聞のネット

 

湖東三山にあった飛鳥時代の柱絵   歴史ニュース総合案内

湖東三山の西明寺の本堂で飛鳥時代の柱絵が確認され、8月9日に発表された。三修上人が834年に建てたという西明寺の創建伝承よりも古く、渡来人からの影響がみられる最古級の絵画という。

 広島大学大学院の安嶋紀昭教授は本尊の薬師如来を護る厨子の西柱と南柱(太さ約45cm)を2019年6月に赤外線撮影。日光と月光の両菩薩に護られていても黒く煤けている柱に菩薩立像を4体ずつ見出した。背後には唐草文などもあり、極彩色の顔料も使われていた。

 八大菩薩とみられる柱絵の菩薩立像は後世に修復された跡もあったが、長身で線が太く、手のひらや耳は単調で、日本では飛鳥時代の隋代の描法が残っていた。安嶋教授はそこから柱絵は寺の建立縁起より古い7世紀頃に描かれたと推測し、現在の多賀町に拠点のあった簀秦(すのはた)画師が手掛けたと判断した。法隆寺の百済観音像や玉虫厨子に似た特徴がある。

 

「法隆寺に匹敵」可能性 西明寺、確定へ「さらなる調査を」  2020年8月10日 中日新聞

柱二本に描かれた絵から、飛鳥時代の六八五(天武一四)年ごろに建てられた可能性が指摘された甲良町池寺、西明寺の本堂(国宝)。世界遺産で世界最古の木造建築物、法隆寺(奈良県斑鳩町)に匹敵する建造物である可能性が出てきたとする、広島大院の安嶋紀昭教授の発表に、驚きが広がった。 (斎藤航輝、増村光俊)

 柱二本を撮影した赤外線写真を分析すると、飛鳥時代のものとみられる、青、緑、朱などの極彩色の菩薩(ぼさつ)八体などが描かれていた。さらに仏が安置されている内陣部分の構造には、奈良時代か、それより前の特徴が残っていることも判明。これまで本堂は鎌倉時代初期に建てられたとされていただけに、歴史が一挙に約五百年ほどさかのぼることになる。中野英勝住職は「夢のあるありがたい発見。まずは、しっかりした調査をしてほしい」と話す。
 西明寺は近くの金剛輪寺、百済寺とともに湖東三山と称される天台宗寺院の一つ。中野住職は「金剛輪寺、百済寺はともに、創建が奈良や飛鳥時代とされる。西明寺は平安時代とされるが、実はもっと古いのではないかと、以前から感じていた。   

1300年以上前の絵画を発見、日本最古級、黒くすすけた柱から赤外線撮影で確認

 

 

西明寺は苔の美しいお寺でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じようなところが繰り返し出てくるのは、御朱印帳を預けたところがどこだったかわからなくなって、上から下までグルグル回ったからです。バスの時間に間に合わなくなってしまうと焦りました。ちょうど本堂の前にいたツアー・ディレクターの人に聞いて、場所を確認しました。金剛輪寺も似ているし、ちょっと混乱しました。

無事御朱印帳も受け取り、惣門の方に降りて行きました。

 

 

 

 

 

ちょっと面白い張り紙。でもトイレでお猿さんと遭遇したら怖いですね。

 

帰りは岐阜羽島から新幹線に乗りました。

 

 

 

 

Nov.16  2020   Shiga

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憧れの湖東へ(2020年11月)⑧ 西明寺 ・・・ saimyouji

2021-01-31 10:23:01 | wonderland

湖東三山の旅で最後に訪れたお寺、西明寺。 このリンクしたHPの空中からの映像がすばらしいです。この山を行ったり来たり走り回りました。

滋賀県甲良町の西明寺は東近江市の百済寺および愛荘町の金剛輪寺と共に湖東三山を形成する。西明寺が最も北に位置する。三修が琵琶湖の西岸ではるか東の山に薬師如来が降りてきたのを目撃して、東岸の鈴鹿山脈のこの地に寺をおこしたと伝承されている。

寺伝によれば平安時代初期三修上人の創建。承和元年(834年)、三修が琵琶湖の対岸の山に紫の雲のたなびくのを見て不思議に思い対岸に渡ると、今の西明寺のある山の中の池から紫の光がさしていて三修がその池に祈念すると、仏像がが出現したという伝説が残る。仁明天皇により寺の建立を命じられ、836年に建設され、紫の光が西の方に挿していたということから「西明寺」と名付けられたとのこと。

しかし昨年歴史が塗り替えられそうな日本史上大きな発見があり、この伝説に包まれてた縁起も覆されてしまうかもしれません。このことは次のブログで説明することにして、写真のピックアップから。紅葉の湖東三山に戻ります。

惣門をくぐって緩やかな階段を上がって行きます。

 

 

不断桜

長寿桜、二季桜と湖東三山のお庭で素晴らしい紅葉と共に見てきましたが、ここ西明寺では不断桜と言う名前の桜でした。紅葉の中にかわいい桜の花を見ることができます。

 

 

苔の素晴らしいお寺です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不断桜、かわいかったです。

 

 

 

 

 

 

江戸時代の小堀遠州風の庭を回りますが、鎌倉時代の灯篭や、室町時代の名残もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この江戸時代の庭からも本堂に行く道があります。ここから本堂に向かいました。

 

Nov. 16   2020   Shiga
 
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清澄白河あたりをちょこっと一回り  ・・・  walking Kiyosumi Shirakawa

2021-01-30 23:53:19 | a day in the life

石岡瑛子展を見た後は清澄白河駅まで行く途中でお茶でも飲んで帰ろうかと話して、おもしろそうなお店を見ながら、帰りました。

お昼は展覧会の前に美術館の2階のサンドイッチ屋さんで、コーヒーといただきました。

 

外のテラスはちょっと風が強そうなのでやめました。

 

 

 

誘ってくださったAさんはご自分で原毛を紡いで、染めて織るという織のフルコースで作った暖かそうなコートを着ていらっしゃいました。柔らかい赤と茶系の色を合わせています。私も服地を織るのが夢でした。らせん工房で最後に整経した経糸を残して、工房が原宿から池尻大橋に移転するときに友人に置いてあった糸を持って帰ってもらって(彼女は車で来ていたので)私は結婚してやめていて、その後も子育てとかで家で織ることもできず、それっきりになっています。

 

清澄白河あたりは静かな街で、お店もポツポツあるだけですが、ゆったりとしておしゃれな街です。

 

前回来て、探せなかったアンヴデットがありました。

 

ここでコーヒーを飲んでもいいかもねと話しながら、通り過ぎます。

2階にも面白そうなお店がありました。

 

チェコの工芸品のお店です。刺繍や陶器などありました。

 

国産のチーズを扱っているお店です。

 

connellinen は北欧の雑貨を中心に国内の作家さんのものもありました。

特にマリアンネ・イサガーというデンマークのニット・デザイナーの糸を扱っていて、素敵な色の毛糸がたくさんありました。

 

 

気がついたら地下鉄の駅の近くに来ていたので、そのまま寒くならないうちに帰りました。この日の午後はマンションの排水管の調査のため午後排水ができなかったので、どうしても外にいなければならなかったので午前中からたっぷり時間を使った一日でした。

前回探せなかったブルーボトルコーヒーにも行ってみたかったけれどここからは少し遠いようでした。今東京にたくさんのショップができていることを知りましたので近くのブルーボトルコーヒーにいつか行ってみようかと思いました。

 

まだいただいていないけれど、同じところで作ったチーズを2種類買っていました。リコッタチーズは池袋/西武にテンポラリーで入っているエリオ・ロカンダで時々安くなっているので、その時買ってみたいと思っています。

 

Jan.29     2021    Kiyosumi Shirakawa

 

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石岡 瑛子 (Eiko Ishioka)・・・ Blood, Sweat and Tears - A Life of Design

2021-01-30 01:23:56 | art

すみだドリフォニーでの公開リハが10時半からだったので午後終わってから最初は自由が丘の岩立フォークアートミュージアムでインドの染織でも見ようかと考えていましたが、コンサートホールから遠くない現代美術館の石岡瑛子展にAさんと一緒に行こうかと考えを変えていました。

私たちの世代には一緒に同じ時代を歩んできて、一世を風靡したアート・ディレクター。 でも見に行こうと思った時に同時に思い出したのは杉山登志というディレクターでした。仕事絶好調だったときに自殺して、その遺書が衝撃的で忘れることができません。

リッチでないのに リッチな世界などわかりません ハッピーでないのに ハッピーな世界などえがけません 「夢」がないのに 「夢」をうることなどは……とても 嘘(うそ)をついてもばれるものです という言葉を残して37歳で亡くなった俊英ディレクターです。 「モーレツからビューティフルへ」とか「のんびり行こうよ俺たちは」というCMを世に出して、その方向にシフトして行こうかと思っていたのではなかったのかしら・・

他にも林辺先生の親友だった花椿元編集長平山景子さんのこととか、林辺先生が三宅一生の仕事をしたときのこととか思い出されました。

 

 

 

 

Eiko  石岡瑛子  血が、汗が、涙がデザインできるか 

石岡瑛子の作品を集めた、ものすごくパワーのある展覧会で圧倒されました。そういう時代の熱も感じました。常にクリエーションを重ねて行った石岡さんの仕事量にも驚くばかりです。一堂に集めるというのはすごいですね。改めて回顧展をするとその人の生き様とかわかって流れの中で見ることができます。まさに時代を作って来た人ですが、何年も早くいろいろなことを感じ取って、まさに時代の先駆者だったことが良くわかります。あまりにも有名な人だったので、なんだかすごいのが当たり前のように思っていたのですが・・

 

   

photo by Robert Mapplesorpe

タイムレス(時代を超えるもの)、オリジナル(自分にしかできないもの)、レボリューショナリー(革命的なもの)-これは石岡がデザインの根幹に据えた3要素。1960、70年代のグラフィック作品からは、デザインで社会に新しい価値観を示そうとする彼女の強い意志が感じられる。 東京芸大卒の石岡には、資生堂の入社面接で「男性と同じ仕事と待遇」を要求したという逸話が残るが、快進撃の始まりは小麦色の肌がまぶしい若手女優、前田美波里を起用した資生堂の夏のキャンペーン広告(66年)だろう。従来の楚々(そそ)としたイメージを覆し、自由な意思を持つ女性像は社会現象に。独立後に手掛けたパルコの一連の広告でも、人種や性別、文化などを超えた「美しさ」について消費者に問いかけた。

パッケージ・デザイン、ポスター、本の装丁、グラフィック・デザイン、衣装デザイン、映像・・と多岐にわたる創作に驚くばかりです。最後の方はオペラの衣装や映画での衣装が強烈な印象が残ります。会場ではあちこちで映像も流れていましたので、一日中いても楽しめそうです。でもあまりにすごいパワーでこちらがキャパ不足になりそうですが。

本の所にはやっぱり杉山登志の本が置いてありました。

コマーシャルアートに生きた人と大衆に迎合せず自分を貫き、革新を重ねて行った人の、クロスしたことのある人生でした。

 

特に日本で上映禁止となってしまったミシマにはひきつけられました。日本でも上映できないなんてことがあるのですね。遺族などの強力な反対と書かれていました。

レニ・リーフェンシュタール、コッポラ、マイルス・デイビスなどとのコラボとかすごい仕事をされてきたのだと思います。

  

 

最後の作品 「白雪姫と鏡の女王」の衣装デザイン

 

多分石岡さんをあまり知らない世代の若い人たちが多く来ていたことには驚きました。

この過ぎて来た時代と重ねて見ると同時に未来を描いていたことが良くわかる展覧会でした。想像以上ですごいとしか言いようのない展覧会でした。

 

参考) 写真が多く載っています。

「表現に男も女もない」アートディレクター 石岡瑛子の回顧展が世界初開催

【News】 「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」 東京都現代美術館

 

Jan. 29  2021   MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

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ドヴォルザークの8番を聴きに ・・・ A. Dvořák: Symphony No. 8

2021-01-29 23:57:32 | music

1月29日

新日本フィルの公開リハーサルに誘っていただいて錦糸町のすみだトリフォニーホールに出かけて行きました。前回の時にアンコールで練習していた曲でした。私の大好きなシンフォニーだったので嬉しかったです。

昨日の雪から打って変わって晴天。雪の次の日はいつも見事に晴れます。

 

 

 

指揮:広上 淳一

曲目:ドヴォルザーク 交響曲第8番

    スメタナ  歌劇 「売られた花嫁」 序曲

 

明日のサントリーホールの本番でこれらの曲にパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番が加わります。

曲全体のつかみ方が良くわかるゲネプロでした。明日に向けて曲を作り上げていきます。何度もやり直して、よくなっていくのが良くわかりました。ティンパニーにも細かい指示が飛んでいました。

1楽章の最初の音を聞いただけで、何か音楽に対する熱い思いが伝わってくるような演奏でした。最初から涙が出そう・・・ メンバーは若手が多かったようです。コンマスも若い方でした。フルートも目立つ曲でしたが、いつもの若い男の子でした。

私には生の音が必要で、自然と同じくらいなくてはならないものです。音楽の森と自然の森が生きていくのになくてはならないものと前にも書きましたが、実感します。 音が体の細胞の隅々まで行きわたるような気がして、生き返る思いです。音楽を全身で受け止めて、リラクゼーションを感じます。とても心地よい演奏でした。森の霧がどんどん晴れて行って青い空が見えて天高く昇って行くような気持ちでした。

スメタナの曲もまるでアンコールでも聞いているような軽快な響きでした。

最後の指揮者インタヴューではこの曲との思い出が語られて、コンクールで優勝してオランダのコンセルト・ヘボウで勉強の機会を得て、その時にドヴォルザークの8番で欧州デビューしたとのことです。ドヴォルザークは6番とか確か2番3番もいいから機会があってら聞いてみるといいというお話でした。

また昨年第9をコーラス十数名で何とか演奏会を開いた時の話をされて、開催できたことに意味があって、またいつもと違う第9だったと話されていました。当たり前のことが当たり前で無くなった時の演奏できることのありがたさを感じて格別の思いがあったと。

このコンサートの後、また素晴らしい出会いがあり、充実した一日でした。

 

Jan.29  2021   Kinshicho

 

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雪が舞う ・・・ the snow dances

2021-01-28 23:33:21 | a day in the life

1月27日

街にずっとかかっているTOKYO2020の旗が虚しい感じがして。オリンピックはもう無理かと誰もが思い始めているのでは。アスリートの人達には記録が残る場がなくて気の毒だけれど、まだまだ収束どころか増え続けるコロナに先が見えません。無観客でも難しそうです。いろいろなシチュエーションに対してシュミレーションしている気配もなく、準備状況ゼロ。医療体制が整い、もしもの時の病院のキャバがなければ・・・

アメリカでは第二次世界大戦の死者数をコロナの死者数が越えたとのニュース。イギリスの首相が謝り・・ わが国の首相は国会答弁で・・・

昨日の夕陽

そして今日は雪が降り始める。                        1月28日

 

 

この前小石川植物園に行った時伝法院から行ったところ、小石川寺町散歩の看板があり、歴史が詰まった場所であることを知り、この地域に興味を持ちました。

東京都の歴史と文化の散歩道のうち池袋コースというのがあって、池袋から神田小川町までの10.4kmの一部です。東京都では環境の変化によりコースをもうメンテしていないとのことですが、雑司ヶ谷、護国寺、小石川、本郷を経て神田小川町までのコースです。鎌倉や江戸の名残のお寺や文豪たちが暮らした空気が残っている場所です。以前、雑司ケ谷の宣教師館に行ってみたいと思ったことがあったので、今度鬼子母神とかも回って、この池袋コースを巡ってみたいと思います。

 

先日、小石川植物園でカワセミをみつけて教えてくれた方は、展覧会でお会いしたことのある方の友人であることがわかり嬉しくなりました。その方からおすすめの近くの野鳥が来る公園のことを伝言ゲームのように伝えていただいて、次回寄ってみようかと思いました。最近整備された江戸時代の庭園の遺構があります。人と人の不思議なつながりも感じました。教えて下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

この前の植物園では人懐っこいカメラ女子にもお会いしたし、まだ鳥の名前も良く知らない若い男性も写真を撮りに来ていて、自然と会話が始まりました。花専門で撮りに来ている人ももちろんいて、三脚を背負って歩いている人もいて、さまざまでした。何が来ているの?と嬉しそうに話しかけてくる叔父さんもいました。なんだかすごくアットホームな植物園でした。なんとなく近寄りがたいガチなカメラを持ったプロフェッショナルな感じの人はあまりいません。

 

 

今度の緊急事態宣言で娘も在宅の日が多くなりました。部屋で何かやっているようですが、コーヒーブレークで以前買っていたヴァレンタイン・チョコレートを味見させてもらいました。京都のショコラティエのです。

 

 

日本的で味も柚味のもあったりして、繊細です。

ピエール・マルコリーニとかジャン・ポール・エヴァンとかまだ食べたこともなく、宝石のような食べ物なのでしょうね。

 

Jan.27-28  2021

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自然のオブジェ ・・・ nature objects

2021-01-27 20:43:43 | wonderland

1月26日小石川植物園のスピン・オフです。

 

珍しい竹です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この森の中のファンタスティックな世界です。

出会った鳥たち:シロハラ、メジロ、シジュウカラ、ツグミ、カワセミ

      植物: 梅、寒桜、ミツマタ、シナノマンサク、ソシンロウバイ、ロウバイ、マンリョウ(実)、ネズミモチ(実)

           枯れたアジサイ、ミズカンナ

いそいそと私の前を急ぎ足で通り過ぎた猫ちゃんは池の反対側の梅林の奥で前回あったトラ猫?ちゃんと一緒にご飯をもらっていました。どおりで・・・ 保護されている2匹のねこです。

 

参考になるサイトをみつけました。

小石川植物園の樹木

空と海と大地と  1月20日のルリビタキが載っています。

 

Jan.26    2021       Koishikawa Botanical Garden

 

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小石川植物園で年間パスポートをゲット ・・・ buying annual pass of Koishikawa Botanical Garden

2021-01-26 23:56:51 | wonderland

ベランダのクリスマスローズの新芽がどんどん成長していきます。古い葉っぱが枯れ始めていたので切るとすくすく育って行きました。やっぱり古い葉は自然と切るようになってしまいます。花が終わったらすぐ切ると教えてくれた花屋さんもありました。

去年買った花もまた咲きだしました。

 

山紅葉の盆栽も色づいてきました。

 

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今日は小石川植物園の年間パスポートの手続きに行きました。写真を持って行かなければならないので今まで行っていてもパスポート申請ができませんでした。

花がないこの季節は鳥を撮る季節だと気がついて、家からシルバーパスだけで行ける植物園はロケーションも内容も充実。路線検索を都営交通のところでしてみたら、なんと乗り換えなしで行ける手段が見つかりました。上野公園循環というルートで伝通院前で降りて歩きます。茗荷谷から歩くのと同じくらいの距離です。このバスは早稲田、江戸川橋と通って行きます。途中都電が走っているのを見れて何か楽しくなりました。バスに乗っている時間は20分くらいで、遠くはありません。

伝通院は徳川将軍家の菩提寺で、この周りも歴史がいっぱい眠っています。

 

 

年間パスポートの手続きを済ませて、不思議の国に入って行きました。

不思議の国の入口近くで、いつもシロハラがカサカサと歩いて迎えてくれます。

 

 

 

 

 

前々回に会った白黒のあの子がいました。

 

 

今回は脇目も振らず一目散に歩いて通り過ぎて行きました。

 

ふっくらメジロがいました。

 

 

 

まるでアンリ・ルソーが描くような重要文化財の旧東京医学校本館です。

 

少し登って行ったところにメジロが飛んでいて、やっと撮ることができました。池の周りにはあまりいなくて、斜面の小さな木々の間にいました。ツグミも遠くを歩いていました。

 

 

 

 

鳥の鳴き声はするのだけれど、いかにも鳥がいそうな場所だけど見ることができません。

今回は望遠レンズを持った人が数人いて、話しかけられましたが、ルリビタキがお目当てのようでした。同じカメラの人がいて、私はそういうことには気づかないのですが、相手から同じカメラだと騒がれました。彼女は来るたびに下の小さな池でカワセミに会うと話していました。後でまた寒桜のところでお会いして、一緒にカワセミを目指して再び日本庭園の近くに降りて行きました。

 

 

 

クロガネモチ

 

 

寒桜の所にメジロが2羽いたのですが、またしてもヒヨが来て・・

 

ヒヨドリが水浴び専用の池ですが、ここにカワセミが来ていました。写真撮る間もなくあっという間に飛んで行ってしまいました。

 

迎いの池にバードウォッチングをしている女性3人がいて、カワセミを発見しました。

こんなところに潜んでなかなか出てきません。おなかがいっぱいなのかしらと皆で話して待っていました。

 

やっと出てきて、枝の上に止まりました。

この後も少し池にダイブして餌を捕まえていたようですが、写真はピンボケでやっとどうにかとれている2枚です。

 

 

カワセミ発見のグループの方たちが前を歩いています。

 

太郎稲荷は鎌倉時代のものだと受付の人に教えていただきました。もっと上にある次郎稲荷の方がもっと新しいものだということです。そちらの方が荒廃しています。その近くにもルリビタキがいるとの情報でした。

 

 

 

少しコーヒーで暖まってから、また元の道を帰りました。

 

永井荷風がパリのノートルダム寺院にこの寺の美しさを重ねたということです。

 

帰りのバスもラッキーなことにすぐきました。少し道路が混んでいたのか行きより5分くらい余計にかかりました。

気がついたら14000歩、8.6kmも歩いていました。

 

Jan.26  2021  Koishikawa

 

 

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ベルカント再開 .・・・ Bel Cant lesson again

2021-01-24 23:51:41 | a day in the life

朝食は久しぶりにスパニッシュオムレツ風。

1月に再び緊急事態宣言が出て、その直後のベルカントレッスンはさすが歌うので、気がのらず休んでステイホームしていました。日々の感染者数の増加や、娘の職場にまでコロナの手が伸びてきたので、何か気持ちよく歌うことができないような気がして休みました。 しかし、そのあと、1月の星岡を一日前に申し込んで、やっぱり気をつけながら、社会的な活動もしていこうと思いました。外に出ればコロナウィルスはどこに存在しているか全くわからない訳だから気を付けようがない。結局のところ、手洗いとマスクしか頼るところがありません。ワクチンの接種は海外では始まりましたが、1年たってもメカニズムについての研究は進んでいなくて、しかも新種、変異種の出現・・ オリンピックも全く予想できない状況では準備ができないので通常の開催は無理と誰もが思っているかと・・・ 

寒く冷えこんだ土曜日の午前、九段までレッスンに行ってきました。発声練習1時間、残り半分で実際に歌いました。先生の話の中で、能内のワーキング・メモリーを広げることが大切で、それには運動がいいということでした。昔から言われているピアノを弾くことは能の活性化のためにすごくいいと。年を取ってくるとメモリーはあるけど、そこまで神経がたどりつけなくなるのが問題だと思いますが。ヨガは改めて心と体と頭にいいかと思いました。歌うこともセレトニンが出て幸せを感じることができるのね。

前々回の時だったか、今カルメンのハバネラでフランス語の歌に挑戦中で、鼻濁音を出すにはニャンニャンと鼻にかけて練習するのがいいとかと言う話でした。歌についてもハミングから練習すると口をあまりあけずに、口の中で響かせることができるようになるとか、それより前はビブラートを取り入れることなど、いろいろ教えてもらいました。今度「グラナダ」が増えて、スペイン語の歌にも挑戦です。息が言葉に乗って歌うから言語はとても重要です。

今度九段生涯学習館でサークル体験があります。今後の状況により、中止、変更になる場合があるかもしれませんが、2月27日土曜日を予定しています。ご興味あれば体験してみてください。

 

 

 

今日は図書館からネットで申し込んでいた本が届いたとの連絡をもらっていたので、午後図書館まで散歩と買い物を兼ねて歩いてきました。雪でなくてよかったです。

辻邦生歴史小説集成 第1巻

1 安土往還記 十二の肖像画による十二の物語 十二の風景画への十二の旅 1993.6.25
 

深いグリーンのクロスがはってあるだけのすてきな装丁でした。

安土往還記だけでなく安土往還記歴史紀行もついています。

 

調べてみたら第3巻は俵屋宗達と本阿弥光悦だったのですね。

3 嵯峨野明月記 1992.10.26 が嵯峨本についての小説だったなんて知りませんでした。TVで宗達のことを見て、美術館で嵯峨本の装丁や光悦とのコラボを見ていたので、興味がわきます。

辻邦生歴史小説集成 第3巻辻 邦生【著】

宿命を甘受しての中に生の意味を求める書家の本阿弥光悦、自分の心をひたすら絵筆にこめる画家の俵屋宗達、学問と事業の狭間で懊悩する角倉素庵-。三人の美しい魂の触れ合いをとおして描かれる嵯峨本の世界。

歴史小説集成は岩波書店発行で 他に2 天草の雅歌 4~6 背教者ユリアヌス 7~10 春の戴冠 11 銀杏散りやまず 12 歴史小説論 歴史小説創作ノート とあって、嵯峨野明月記の他は12の創作ノートもおもしろそうなタイトルが並んでいました。 

 

安土往還記は学生時代に立教大学の哲学の加藤武先生に奨められた本でした。50年も経って読もうとするなんてね。デカルトの「方法序説」を徹底的に読んで、ラテン語も勧められたことがあって、のけぞったことがありました。

ふと人生にやり残したことはなかったかしらとよぎるこの頃です。

 


 

 

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初めての都電で小石川植物園に行ってみる ・・・ going to Koishikawa Botanical Garden by Toden Arakawa Line

2021-01-24 11:12:29 | wonderland

シルバーパスだけで小石川植物園に行けないかと地図を見ていたら、都電荒川線で大塚まで行って、そこからバスというルートが見つかりました。後からバスの路線図を見ると大塚より手前の駅で降りてバスを捕まえる方法もありました。

以前から行ってみたいと思っていた雑司ヶ谷や鬼子母神あたりもこれで行けそうです。終点の三ノ輪と言うところもどういう場所なのかいつか行きたいです。昨年だったかとしちゃんとシルバーパスで都電デビューしたかったのですが、コロナでそのままになってしまいました。きもの友達と行こうと話していた伊能忠敬の足跡を訪ねるのも延期のままです。

 

 

アプサラのスリランカ・カレー 

 

スリランカは象の国なのね。

バナナの葉っぱで包んだお弁当が魅力的でしたが、量がすごく多そうでした。ビリヤニもおいしそう・・・

西早稲田は食の宝庫です。

22日はSがリモートワークの日で、お昼休みだけ外に出て一緒にスリランカ料理を西早稲田でいただいて、私は面影橋から都電に乗りました。都電の駅は道路の真ん中にあるので、排気ガスがひどいということがわかりました。すぐ来てくれたからよかったけれど・・ 10分~15分間隔で来ると書いてありました。時刻表のない時間帯でした。路面を走るので電車のように正確には走れないからでしょうか・・・

面影橋まで初めての通りを行くと神社がありました。

都電荒川線、面影橋駅

 

何だか初めての都電。ワクワクしました。初めて見る景色で、まるでどこか旅行にでも行っているような感じでした。

 

江ノ電みたいに民家の近くも走路面電車です。

 

かわいい電車です。結構利用者が多いので驚きました。

 

大塚駅に着いて、駅前のバス停で上野公園駅行きのバスを待ちました。1時間に2本しかない時間帯でしたが、10分待たないくらいでバスが着ました。ここから植物園までは停留所がそれほどなく、すぐ着きました。

 

今日は下からすぐ日本庭園方面を回ります。何時もは上まで上がって、広い植物園を回って下に降りています。

気持ちよく晴れて、気持ちいいくらいスケールの大きな植物園です。自然がそのまま残されている都心です。

 

 

 

 

 

 

 

この池の周りに鳥たちがたくさん来ていました。晴れていたし、気持ちのいい一日だったのでしょうね。

 

柴田記念館に今回は寄る時間がありました。

 

 

 

 

帰りはバス停に着いたらすぐバスが来て、これもまたラッキーでした。行きと同じ道で帰ります。

新しい東京を発見した一日でした。

私のバードウォッチングのマイ・フィールドがやっと見つかったという思いです。 

 

Jan.22  2021  Omokagebashi & Koishikawa

 

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