Reflections

時のかけらたち

the Kabuki

2024-09-24 23:22:57 | art

9月18日

名古屋での北村朋幹のリサイタルの翌々日。久しぶりに玉三郎、歌舞伎座へ出演なので
銀座まで出かけました。
いつもお世話になっているK子さんとお会いするのも何か月ぶり? 

秀山祭*の特別な公演プログラムもすごかった。亡くなった吉右衛門さんのを見たかったけど・・
カブキらしいカブキでキャストも豪華でした。

*秀山祭(しゅうざんさい)
初代中村吉右衛門の生誕百二十年を記念して、その功績をたたえるため、
俳名 である「秀山」を冠し、平成18(2006)年9月歌舞伎座から始まった。

 

 

夜の部

近松半二 作

一、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)

太宰館花渡し
吉野川

  太宰後室定高
久我之助
雛鳥
蘇我入鹿
大判事清澄
玉三郎
染五郎

吉之丞
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
  武蔵坊弁慶
源義経
片岡八郎
駿河次郎
亀井六郎
常陸坊海尊
富樫左衛門

後見
幸四郎
染五郎

種之助
高麗蔵
友右衛門
菊之助

吉之丞

 









妹背山婦女庭訓

玉三郎の私にとってはまた初めての世界。
母は昔、玉三郎は年取った女性を演じるのがまたいいのよねと言っていたことがありました。
今は本当に年を取り、その役に近くなってきますが、またその風格があり、美しかったです。

話がこんがらかっていて何が起きているのかよくわからなかったけれど、舞台の両サイドで起こっている
ドラマが盛り上がっていくのを玉三郎の美しい動きと共に見つめていました。

若手もどんどん育ってきていて、娘役の左近の初々しかったこと。
かたや染五郎の美しいこと。まだ中学か高校生くらいの時にTVに出ていたのを見て、きれいすぎて驚きましたが、
しっかりと声も通って立派に育ってきていました。


雛鳥=尾上左近、太宰後室定高=坂東玉三郎 /(C)松竹 

大判事清澄=尾上松緑、久我之助=市川染五郎/(C)松竹

子を思う親の気持ちと死を受け入れる子どもたち。

 



Yahoo News より  富樫左衛門=尾上菊之助  武蔵坊弁慶=松本幸四郎 

 @松竹

カブキの様式美を堪能した勧進帳。
席がいつもの後ろの方なので、心の動きまでは見ることができませんでした。
いつだったかシネマ歌舞伎を見て、歌舞伎役者の演技力に驚いたことがありました。

 


久々の歌舞伎は見ごたえがあり、どっぷりと歌舞伎に浸りました。

いつもスッキリ和服で決めていらっしゃるK子さんの着物はこちらで。
黒の帯がすてきで、隅々まで行き届いているいつもの着こなしです。

 

10月も楽しみです。

染五郎×玉三郎  源氏物語 六条御息所の巻

 

 仁左衛門×玉三郎  年齢を感じさせない現代の歌舞伎の最高峰

仁左衛門と玉三郎が描く 結ばれなかったからこその美しさ 十月歌舞伎「婦系図」取材会レポート

 

Sep. 18  2024   Ginza

 

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KENZO展 ・・・TAKADA KENZO Chasing Dreams 

2024-09-07 23:59:02 | art


 

なつかしい空気。

高田賢三展にはその時代の人だったシニアから、今ファッションを勉強している若い人たちで
いっぱいでした。Akiko さんのおかげでチケットが安く手に入ったので、来週は伊勢路に行くので
今しかないと思い行ってきました。まさに私たちの時代の人です。IsseyとKenzoはその中で先端を
走っていたと思います。





ファッションから手を引いた後、油絵をまた習い始めたとのインタビューを見たことがありました。
賢三さんは親にファッションの勉強をすることを反対され、最初は英米学科に進み、途中から文化服装学院へと
ファッションの世界に入ったと知りました。

若い頃描いた自画像もさすがですね。











たくさん集めたリボンで作ったというフォークロアのドレス。小夜子さんも懐かしい。

時代を超えたシンプルさがすてき。



遊び心のあるモードですが、アクセサリー一つでvividな感じになります。


ミリタリー調だってエレガント。


とにかくあの頃はファッションが先端に来るような、生きることみたいな時代でした。
今は個人の自由なファッションの時代で、流行なんてあるのかな? 和服があればいいと思うように
なったので、ますますファッションから遠のきました。


KENZOのエスニックやフォーク調の柄が好きで、この赤い花柄に似たハンカチをいつもお弁当包みに
使っていました。 Kアトリエに通っていたころ、クリスマスプレゼント交換でもらったものです。

また主人から結婚前にもらったスカーフもKENZOのでそれは淡いグリーンと茶系の花がらでした。
今は使う頻度ぜロですが、出汁て使ってみようかな・・・ すべて30年以上も前のものです。

賢三は日本人であることをとても意識していました。
ここに書かれたグザヴィエを調べて最下段に記事にリンクを貼りました。
ファッションデザイナーにありがちなことで、彼もゲイだったのですね。初めて知りました。

「それいゆ」や「ひまわり」にハマり、宝塚も好きだったとか。
宝塚の舞台衣装も手掛けています。





ファッション業界での経営は大変な苦労であったことを改めて知りました。
そのあとはデザインもしながら油絵を描いてまた新たな夢に向かっていたようです。


オペラ「蝶々夫人」の衣装も手掛け、最近日本の舞台を見た人から衣装がすてきだったお話を聞きました。




















 

Kenzoの30周年のファッションショーを会場で画像で見たけれど
ファッション・ショーを見るのは初めてでとても面白かったです。
Kenzoのショーは服ではなく、人間そのものが主役と言う感じがしました。
楽しそうに踊りながら通り過ぎる人たち。町の風景がそのまま舞台になっているようで
人間賛歌になっている。生きることのすばらしさがテーマになっていました。
服を見せるのが目的ではなく、その服を着て楽しんでいる人間を現していました。
自由に生きることが伝わってきます。
後から記事を読んでテーマが「Liberté(自由)」だったことを知りました。
そしてただのファッションショーではなく、ケンゾー最後のショーで30年間の集大成だったことも。

気持ちが解放されて、楽しい展覧会でした。

パリと東京の近さも感じました。フランスと日本と言うか・・
彼がフランスで温かく迎えられ、日本人のデザイナーとして自分らしさを充分に表現できたことは
素晴らしいことです。

 

高田賢三さんと私の37年間
Kenzo 30 ans のことやグザヴィエと建てた家のことなどついていました。

追悼・高田賢三さんひめられた愛と赤裸々な日々 

 

Sep. 6 2024  Tokyo Opera City Art Gallery      (Hatsudai)

 

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祈りの世界 内藤コレクションで中世の中へ ・・・ into the medieval prayer

2024-09-05 23:59:33 | art

8月22日

内藤コレクション 写本 いとも優雅なる中世の小宇宙

またしても終了間近の展覧会に滑り込みです。
気になっていた西洋美術館での写本展でしたが、イタリア語の先生から中世にタイムスリップしてきたとの
ラインで、やっぱり西洋美術館に行きたくなって、時間があまりないので翌日行ってきました。
西洋美術館は長い間リニューアル工事をしていましたが、2年も前のことだったのですね。

若い頃、井上靖の「化石」を小林正樹監督が映画化されたのを見て、フランスのロマンの寺に行きたいと思ったことが
あり、「中世が見た夢」という美術紀行の本を買って、写真だけよく眺めていたことがありました。

内藤コレクションは断片的に見たことがあると思いますが、西洋美術館に寄贈された膨大な作品を一度に
見ることができました。

25日終了でしたが、それほど混雑していなくて、ゆっくりと見ることができました。
静かに教会音楽でも流れていたら、最高でしたが・・・

嬉しいことにほとんどの作品が撮影可でした。

 内藤氏が初めて買った詩編集零葉 パリ又はアミアン 1250-60年

内藤裕司 ないとう ひろし
1932- 昭和後期-平成時代の麻酔学者,中毒学者。
昭和7年2月5日生まれ。エール大付属病院勤務,札幌医大助教授などをへて,昭和51年筑波大教授。のち茨城県立医療大副学長。
56年筑波中毒センター(中毒110番)を開設,一時資金難で活動を中断したが,61年(財)日本中毒情報センターを設立した。
平成3年中毒症状治療のバイブルといわれる「中毒百科」を刊行。13年つくば中毒研究所所長。16年吉川英治文化賞。
東京出身。札幌医大卒。

まず最初に展示してあった最初に買った零葉。こんなに小さな字がよく書けるというくらい小さな字です。
印刷がまだなかった時代。まだ紙の技術もヨーロッパに伝達されていなかった時代に動物の皮に書いているのです。

ここから膨大な内藤氏の趣味のコレクションが始まったのです。
内藤先生はその作品の書かれた時代や場所などがわかるととても喜ばれたそうです。

ヨーロッパ各地から集められた作品。フランス、イングランド、オランダ、ドイツ、イタリア・・なかには
スペインに発注されたものもあり、ヨーロッパは一つのように思えます。文字と装飾の担当は別々で分業。

印刷技術導入前の人による一字一字の写本は伝わってくるものが大きいですね。空海展で空海の直筆を見た時も
歴史に触れたような感じがしました。

中世の空間に浸った夏の終わりのひとときでした。

 





































 

 






















 

 

 


カリグラフィも素敵でしたが、周りの装飾が時にレースのようで素晴らしかったです。ボビンレースのイングランドで
作られたものを思い出したりしていました。

人の手によって作られた貴重なコレクションでした。世の中ますます味気なくなってきましたが、静かな時間が流れて
行く貴重な一日でした。

 

美術展ナビ 【レビュー】 内藤コレクション 写本 - いとも優雅なる中世の小宇宙

晴れときどき展覧会 輝く写本で彩る人生 中世の画家に耳を傾ける 内藤コレクション

 

August 22  2024  The National Museum of Western Art (Ueno)

 

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ヨシタケシンスケ ・・・ Shinsuke Yoshitake

2024-09-02 23:59:07 | art

9月1日

昨日はボビンレースをずいぶん進めることができて、今日も一日台風の影響もあるから家で続きをと思っていたのですが、
昨晩2年前に世田谷で開催され行けなかったヨシタケシンスケ展を横浜でやっていることを知り、しかも明日が最終日。
夜中にチケットを申し込み行くことにしました。最終日が近いので当日券に人が並ぶのは必至です。クリスチャン・ディオール展
では最後の方が入場が難しかったことを思い出しました。

 

台風の予想は、だいぶ前にやっていた時、アメリカとヨーロッパの予想だと今のように停滞型で、消えるようなのだったのですが、
日本の予想は丸い円が日本列島を北上するようになって、最大級と言われて、八ヶ岳の美術館行をあきらめたのが少し残念でした。
交通の混乱やお天気は悪かったでしょうが・・・ これもちょっと予想ができずしかたのなかったことかなと思ったり。

行けなかったので、代わりと言っては何ですが、ヨシタケシンスケ展に弾丸で行ってきました。
予想外に子供が多かったので驚き。結構大人むきとも思うのですが・・ 最終日の明日と今日の日曜日とどちらが混んだのかな?
絵本ができるまでのプロットとかわかり面白かったです。何か哲学的と言うか、人間観察も面白いヨシタケさんです。

お昼に帰ってからボビンレースの続きを結構頑張ったのですが、ずいぶん進んでから最初の頃の間違い気づき解くこと5時間くらい。
何日間で頑張った分おじゃんです。懐かしいサヴァリッシュのブルックナーを聴きながら、遠雷が響く中、ほどいていました。
ヨシタケシンスケがそんなこともあるよね~とやさしく見ていてくれそうです。ついてないよねって。


 




ネタのメモがすごいです。
2500枚のスケッチ。時間があっても上の方は見れない展示でした。
開場はすごく混んでいて、子供たちが一つ一つ見ていたのには驚きました。
こんなにブームになっていたなんて知りませんでした。

拡大して展示してあった作品の企画がとても面白かったのですが、字が見えにくくて写真はうまく撮れませんでした。
絵本ができるまでの組み立てを見ることができました。



とても深い内容で、子供より大人むきのように思えますが、彼は子供に対して書いているようです。






40代で絵本作家デビューというのに驚きです。













 

人は変わっていくもの・・・




ヨシタケさんの歩みを見ることができました。



 

 楽しかったです。ありがとう❣

 

 

 

ヨシタケシンスケの絵本は心の中に深く入っていきます。
時に心の奥底にある心理まで描いていて、いろいろ気づかされます。
今借りている「もしものせかい」ではこっちの世界とあっちの世界のことが描かれていて
従弟が若くして亡くなったときに、その時まだ小学生だった子供の夢に現れてあっちの世界も
こっちの世界とあまり変わらないよと話したということを思い出しました。心を楽にしてくれる
絵本だと思いました。

 

最近配信されてきた朝日新聞で長いこと微鬱に悩まされていたことを知りました。
それが軽度になったということは少し重くなってしまったのですね。
絵本に表すことが心を解放していたのかもしれないけど、仕事も多くなってストレスになってないか
心配です。こんなに人気がある作家がいたことさえ最近まで知らなかった私ですが。

 

朝日新聞DIGITAL 8.24
「微うつ」歴50年の異変…ヨシタケシンスケさんと「助けてボタン」

不安が強くて すぐ生きるのがイヤに

 僕は実はネガティブな性格で、人付き合いも苦手。でも、なまじ器用で社会性はあり、自分にうそもつけるので、
周囲には分からないのです。

 生まれつき不安が強くて、すぐに生きているのがイヤになる。でもやっぱり、こんなにつらい世の中でも、少しでも
楽しく生きていきたい。だから生きるために、サラリーマン時代から、日常をスケッチすることを続けています。気に
なったり、感じたりしたことを絵や言葉にしてメタ思考で俯瞰(ふかん)して可視化する。美談や正論ではなく、斜に
構えた視点で。

 「こういう見方もできるのか」「本当の自分の気持ちはこれか」とか。すると腑(ふ)に落ちて、うれしくなって、
明日も頑張ることができて救われてきました。自分用のストーリーが必要なのです。

 絵本のデビュー作『りんごかもしれない』も、りんごを様々な角度でみていきます。すると、固定概念から自然と離れて
いき、クスッと笑える。それを世の中の人も面白いと思っていただけた。こんな風に不安を創造性に変えて、運良く今の自分
があります。

 ずっと「微うつ」です。「宿題が終わるだろうか」「上司に叱られないようにしなきゃ」など押し寄せる小さな不安は数知れず。
年を重ね、それらを片付けるスキルは身につけた。世間でいう〝キャリア〟も築いた。でも、もっと大きな漠然としたボスキャラ
級の不安が現れる。

                 

 どうやったら、自分のことが好きになれるのだろうか? ずっと思い悩んできました。楽観的にものごとをみて、心が安定する。
年齢を重ねても、そんな「ふつうの幸せ」は得られていない。自己肯定感は低いまま。最近、やっとこんな考えに行き着きました。
齢を重ねても、そんな「ふつうの幸せ」は得られていない。自己肯定感は低いまま。最近、やっとこんな考えに行き着きました。

 自己肯定は「好きになる」がゴールじゃない。「嫌いのままでいる」も、ひとつのゴールなんだよな、と

 

 

↡ 世田谷展の時のレポートです。

ふつうの展覧会なわけないでしょう 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」レポート

 

その日の朝は久しぶりにフレンチトーストを作りました。
主人がいたころは朝よくホットケーキを作ってくれました。

突然決心して、横浜まで出かけた朝。緑のトンネル。台風の影響はほとんどなし。

 

Sep.  1  2024   Yokohama

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今ジャン・ミッシェル・フォロン ・・・ Now Jean-Michel Folon

2024-08-09 23:57:59 | art

8月8日

今年の後半で見に行く展覧会はジャン=ミッシェル・フォロンと田中一村と楽しみにしていたのですが、
なんとAkikoさんから安いチケットが手に入ったと嬉しいお知らせがあって、アルさんも若いころ好きだったと
みんなファンだったのだとわかり3人で見に行くことに。

 

 

 

 


 

東京ステーションギャラリーは結構面白い企画があり、時々行くギャラリーです。
待っている間、丸の内北口のお気に入りの建物をまた撮ってしまいました。






アクシデントがあり、グランスタの地下のカフェでアルさんとAkikoさんを待っていました。

フォロンの絵は美しいブルーが多く、優しいトーンなのですが、描いているのは街の中で戸惑う人間や
よく見ると武器だったり、破壊された自然だったり、踏みにじられる人権だったり・・ やさしい絵の中に
静かな抗議がたくさん詰まっているのです。

 Fondation Folon より

でもまず第一に彼の色合いと絵がすっと入ってきて好きなのです。でもよく見ると私たちが抱える問題が美しい絵の中に
たくさん見えてきます。

若いころからフォロンのデザインも好きで私が当初のISETAN CardをMIカードに変えないのはフォロンのデザインだからです。



すてきなデザインですよね。

 

New Yorkerの表紙デザインも素敵です。都市や人々を描いている絵は孤独なのですが、どこか冷たくはなく
暖かさが感じられるのは彼の人柄なのでしょう・・
たくさんの矢印にまかれている人間はまるで自分のことを見ているようでした。

アムネスティに依頼されたり、世界人権宣言のイラストレーションもあまりにもその宣言通りでない世界への
静かな警鐘が響いています。

230余りの作品があり、説明に目を通すと結構見ごたえがありました。

彼の時代は冷戦の時代でしたが、今この時代に私たちに向けられたものだと思いました。現代にフォロンの世界に
想いを馳せることは大切なことではないかと思います。

目となった太陽の絵や地平線、ひとつのハートを目指して綱渡りをする人・・
一瞬星の王子様を連想させるものもありました。 孤独でも寂しさがなく、どこかほのぼのしています。

最初に出ていたルネ・マグリットと同じベルギー出身との説明であのイメージだったのねと納得しました。

日本もお気に入りのようだったらしく、何回も訪日しています。
Akikoさんが就職したての頃、美術関係だったので、フォロン展のために来日していた彼を急遽京都にアテンドする
ことになったお話を聞けておもしろかったです。都ホテルを取っていたのに日本の旅館に泊まりたいと言われて
柊屋を取りなおし、彼女も素敵な体験をしたとか・・ その時はパリでボートで暮らしていたフォロンにパリに来たら
訪ねてと言われていたのに行かなくて今思うと残念だったと・・

 

 

 







見終わってからOAZOの地下で中華ランチを取りながら、健康のこととかアルさんからたくさん
教えていただきました。

まだ時間があったので場所を変えてまたお話の続きを・・
近くにカフェでもと探したのですが、イータリーのマチェドニアに魅かれて・・



子供のころからおいしいものを前にはご機嫌な私です。

 

美しい色の世界で、とてもいい時間でしたが、集中していたので家に帰ると知らないうちに座ったまま
寝落ちしていました。夕方行くはずだった筋トレはパス。

 

参考)

美しく詩情あふれるジャン=ミッシェル・フォロンの世界・・それは抑圧や暴力、差別への静かな講義だった  

空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン

フォロンとの出会い|読書の学び

ユーモアな作品を通じ現代社会の問題を告発

私たちのフォロン

 

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藍印花布に魅せられて ・・・ fascinated by Chinese indigo ink flower cloth(ai-inkafu)

2024-08-06 23:39:13 | art

8月4日


前日、AkikoさんのFBですてきな藍の染め物を見て、その涼やかな世界に浸りたくて、即見に行きました。
その素晴らしさを知ったのが、展覧会閉会の前日だったのですぐ行くしかありませんでした。

午前中でもクラクラする暑さで目黒駅からちょっと歩かなくてはならない目黒区美術館。そのエリアにある
目黒区民ギャラリーまで。

その入り口に立っただけで、素晴らしい藍の世界が飛び込んできて、これはいつも「布で遊ぶ」の展覧会で
すてきな浴衣のブラウスを見せてくださる安本さんに連絡しなくてはと思いました。最終日で3時閉館。しかも2時半までに
来てほしいとの主宰者福原梨花さんの言葉でした。



最終日の午前中だったので人が他にいなくて、ゆっくり見て、しかも福原さんの説明付きです。



このコレクションは福原さんの伯母である久保マサさんが集めたものです。
中国の視察団で行ってからこの布に魅せられ、文化大革命で型もほとんど燃やされてしまったその技術の復興に
勤め、見事に清時代から続いていた農民のアートを未来につなぎました。途絶えそうになった文化の保護と普及に尽力
したのが日本人だったという感動的な話です。
農家では布をそれぞれの家で織って、染を専門にする人に頼んだとのことで、その文様は永遠とか幸せを願うもの
でした。私はふと日本の東北のBOROを思い出しました。
藍染めの型染は色も美しく、薬草でもあり、布団カバーや蚊帳に使われていたとのことです。なんと豊かな世界なのでしょう。
まるで王侯貴族の家にでもありそうなものです。

藍の色に魅せられて、福原さんとの話も尽きません。

板染めの原版は日本でも中国でも珍しいものだとのことです。




これが蚊帳だなんて!


 吉祥紋:万事盤長

曲線の文様は永遠を表すとか・・


すてきな藍染のワンピースの福原さんと写真を撮っていただきました。


入るとすぐ、この安本さんの浴衣地プルオーバーをほめていただきました。
そして初めて、すごく丁寧な縫製と言われました。見る人が見るとわかるのですね。
浴衣地はさらっとしていて気持ちよく、日本の風土に合っています。
そして模様の柄出しがまたおもしろそうです。最初にまずスタッフの方にもすてきと言われ
私までとても嬉しくなりました。


 

【藍印花布が創り出した一種の質朴な美しさは富麗豪華の対極にあるもので、精神の静かな落ち着き。
清新と素朴さを体現したものであり、また内に秘めた美しさを示すものです。
                                ・・・東南大学芸術学系教授の張道一氏

 

芥川龍之介もまたこの布に魅かれた人でした。
中国に視察団に行った時、反物を求め、浴衣にしたとのことです。




【芥川龍之介 愛用した藍印花布の浴衣】
久保マサの養父で劇作家の久保栄が芥川龍之介の形見として譲り受けたものです。
死の床で着用されていた藍印花布の浴衣は芥川がとても気にいっていた物でした。(芥川自死)
柄には藍印花布の特徴といえる吉祥文様が沢山型染めされています。

 


久保マサさんは若い頃、壷井栄さんの所で働いていて、のちに久保栄という劇作家の養女になられたとのことで
ちょっと混乱します。

 
 
いわさき ちひろ さんもさわやかに着こなしていますね。

 
藍印花布(清時代〜)とは、中国の民間伝統工芸品である。
古来より、綿花と藍を用いて織られ染められてきました。
以来、被服、布団 かわ、風呂敷などとして永く中国庶民の暮らしの中にありましたが、中国の近代化とともに、実用品
としての伝統は徐々に廃れてきました。

しかし日本におい て、その実用のなかの美が評価されたことなどもあり、今では伝統工芸品として、その技術が復興
継承されています。


久保マサは1972年、国交正常化に伴い初めて中国訪問、数十年間、印花布の故郷を訪ね歩き
時代と共に見かけなくなっていった民間伝統工芸品、藍印花布の蒐集と研究に尽力を尽くす。
1990年:中国上海に『中国藍印花布館』開設
                                    TAO Gallery   HP  より
 




 
藍の種類です。右上が琉球藍です。








 
二葉苑の話をしたら、今回足りなくて二葉苑から借りたものもあるとのことでした。
このショールは二葉苑で育った藍で染めたものに近そう・・
 
 
展示は他には古い刺繍もありました。






 



 
まるでプリントのよう。糸が細すぎて・・・
 
 
 
 
 
 
 
 


帰り道、区民プールが賑わっていました。
目黒美術館や、講習会にも来たことがありましたが、ここには図書館もあって、目黒区は充実していて
いいなーと思ったものでした。
 
 

 
美術館からメールと電話で安本さんにダメもとでお電話したら、なんとあと数時間の
この展覧会に飛んでいらしたと聞いてびっくりしました。
 
 
August  4  2024  Meguro
 
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5月の箱根ガラスの森美術館 -2 ・・・ Hakone Venetian Glass Museum in May -2

2024-08-05 23:55:46 | art

5月17日

5月の青空の下でカンツォーネを聴きながら昼食をとった後は、美術館の庭を散歩して
いよいよ館内へ。それにしてもカンツォーネには太陽がよく似合う。



この小さなスペースにも多くの外国人観光客が来ていて、よく写真を撮ってととても丁寧に頼まれました。
どの人たちもとても楽しんでいるのがわかりました。一人はドバイから来た人でした。
皆さん、日本の中のイタリアを楽しんでいるのですね。










前回来た時とは違うコレクションで、船が多く楽しかったです。
べネツィアのカーニバル気分に浸りました。


















ホールでのミュージアム・コンサートも楽しみました。
イタリア人ヴァイオリニスト アルベルト・デ・メイス氏のポピュラーも含めたクラシックの
コンサートで、美しい音色が教会堂のようなミュージアムの中で聴くことができました。














半日充分楽しんだ日でした。

このあと、歩けない距離ではありませんでしたが、バスを乗り継いて宿泊のオーベルジュ、グリーンヒルズ草庵に
向かいました。

 

(5.4km 9,614歩)

 

May 17  2024   Hakone Botanical Garden of Wetlands

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イタリア文化会館で見る「カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園」・・・Carlo Scarpa

2024-07-30 23:17:23 | art

7月27日

イタリア文化会館からの案内が来ていた建築の写真展を見に行きたいと思っていたので、土曜日のベルカントのレッスン
の後で、イタリア語の仲間たちと一緒に寄りました。

イタリアの建築家カルロ・スカルパ(1906-78)の作品のなかから、写真家関谷正昭(1942-2002)が撮影した
クエリーニ・スタンパーリア財団の庭園とサン・ヴィート・ディ・アルティーヴォレ(トレヴィーゾ)にある
ブリオン家の墓の写真を展示します。スカルパの空間の捉え方や素材や色彩、模様など細部まで重視した建築手法が
表現されたこれらの写真の他、スカルパによるブリオン家の墓の設計スケッチや1969年に京都で撮った庭園の写真も
あわせて展示します。

展覧会「カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園」
会期:6月21日(金)~9月5日(木)10:30~13:00、13:30~17:30
休室日:日曜日、月曜日、8月8日(木)~19日(月)
*ただし7月15日(月)は開室
会場:イタリア文化会館
入場無料

主催:イタリア文化会館
学術協力:ベネトン研究調査財団 カ・スカルパ
監修:J. K. マウロ・ピエルコンティ
資料提供:イタリア国立21世紀美術館 / カルロ・スカルパ・アーカイブ、関谷アーカイブ、ブジナ-ロ・アーカイブ、個人蔵

写真はベネツィアのにある財団の庭とブリオン家の墓・礼拝堂、日本で撮った写真の3グループに分かれていました。
ライトの建築に似ていると思ったら、ライトとも親交があり、日本の美とかの影響もうけたといただいたカタログに
書いてあり、納得。日本の直線的な美を思い起こさせる建築です。





監修者のピエルコンティが引用した与謝蕪村の俳句がすてきでした。

桜ちる
苗代水や
星月夜

広く知られている通り、日本において桜は生と死の意味を体現する。
生の儚さ、咲き、風に揺られ、そして消える。先ほどまで生きていた花びらが枝から離れ、
地に落ちる。死の訪れである・・

夜花びらのざわめきはあまりにも微かで音はない。だが柔らかな月光に照らされ
桜が鏡のような水面に落ちる間に、音が浮かび上がり、嵐に押し戻される。そして
空に浮かぶ光、星々は人間が用意した水に「落ちる」。

私が40数年前にイタリア文化会館でイタリア語を習っていたころの館長さんが日本を去る時に
桜の花のことを書いたお別れの挨拶を見ました。イタリア人の自然へのデリケートな
感情に驚かされました。

ここにも庭づくりにおける自然との対話が美しく表現されているように思いました。
どこかで銀閣寺の庭も何か計算尽くされていることを聞いたことがありました。















日本の写真は桂離宮の写真が多かったです。苔寺や龍安寺の写真もあり、イタリア人の建築家が
日本のどんなところに魅かれたかに興味がありました。こじんまりしたベネツィアの庭園の池は日本的だと
思いました。

 

見たあと、九段下の駅に戻る途中のカフェでランチにしました。それこそ40年近く前からあまり外観の
変わらないお店です。









ベルカントのレッスンの時に、こんなにかわいいものをいただいてしまいました。

 

7月29日

久しぶりに家でやったボビンレースは基本を忘れていて、大変でした。
最後の仕上げをして、翌日のレッスンでわからなかったところを先生に教えていただこうかと
思って全部はずさないで持って行くことにしました。何事も継続が力で、少し休むと
それだけ後退します。先生にも人間って忘れやすいですから・・と言われました。



お昼はTVでやっていた北京の家庭料理の冷たい麺を作りました。
茄子とトマト、角煮を使った「豚肉と夏野菜のあえ麺」が新鮮でした。とにかく家にある食材を
無駄にしないための料理が続きます。


少し前にはズッキーニがたくさんあったので、「梅干し」を使った「鶏むね肉と夏野菜の梅バター蒸し」を作り
ました。夏野菜はズッキーニとパプリカ、白ワインがあけてなかったので日本酒をかけて蒸し煮。バターの風味が
良かったです。梅干しを料理になかなか使えないのですが、夏はこういうのがいいかなと思ってTVで見た簡単な
料理を取り入れてみました。


29日夕方の富士山がかすかなシルエットを描いていました。

7月31日

朝から猛暑でグッタリでしたが、久しぶりのボビンレースの日。いつもなら作るお弁当も作れず、
パンを買って行きました。

なかなか汚くできていますが、2作目はきれいにできるといいな。


今度は色糸を使うことにしました。


ハート・コレクション

 

July 27,  30   2024     Kudan

 

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あらざらむ この世の外の 思ひ出に・・・memories of the world I used to live

2024-07-14 23:35:01 | art

 

この頃よく心に浮かぶ日本の詩歌があります。
恋多き女性 和泉式部の歌です。
最近は貴船や熊野古道などで和泉式部の句碑を見たりしてなんとなく
身近に感じます。

以前は万葉集の名もない人々の届かない想いや家族を歌った歌が好きでした。
最近は和泉式部のこのpassionにもひかれます。

あらざらむ この世の外の 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな

和泉式部(56番) 『後拾遺集』恋・763

和泉式部晩年の歌がなんとも心に迫ってきます。

As I will soon be gone,
let me take one last memory
of this world with me--
May I see you once more,
may I see you now?

     『英語で読む百人一首』©2017 ピーター・J・マクミラン /文藝春秋

 

少し前にTVを録画した「舟を編む」が見切れなくて映画を借りて見たのだけど、その中の恋の語釈がストンと心に落ちました。
主人公馬締の「恋」の語釈は「ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず、他のことが手につかなく
なり、身悶えしたくなるような心の状態・・・」

 

 

ながらへば またこのごろや しのばれむ
憂しと見し世ぞ 今は恋しき

藤原清輔朝臣(84番) 『新古今集』雑・1843

娘が小学生の頃、百人一首に夢中になり、家族でよく遊んだものでした。意味を知るために本もいろいろ買って、
娘のために漫画の解釈本を買ってあげたらそれがまたとてもわかりやすかったことが思い出されます。

百人一首は古今集や新古今和歌集、そのほか拾遺集などから選んで編纂されたものです。

この句を読んでいたころも、夫が入退院を繰り返し、何度も危機を乗り越えていました。後から見たら大変な時期でも
恋しく思うのだろうなと思ったりしていました。

 

 

逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
昔はものを 思はざりけり

権中納言敦忠(43番) 『拾遺集』恋二・710

心の変化をサラっと表現していると思ったりして・・・

 

前にもどこかで書いたかもしれないけれど、高校の時の授業で自分の好きな句を1句選んで発表するというのが
ありました。現代国語の安西先生の授業でした。一人一人の解釈がすごくおもしろかったことを覚えています。
実朝の歌もいいな~なんて思ったこと思い出します。

安西先生のおかげで日本の詩歌がとても好きになりました。

1967年から始まったNHKの女性手帖という番組で1週間連続で同じ人から講義を受けるようなものがあり
なぜかよく見ていました。アナウンサーは加賀美幸子(旧姓山田)、 伊藤鑛二で特に加賀美さんはまだ結婚前でしたが
すてきな方だと思って見ていました。そのなかで臼井吉見 の「万葉の心」や漢詩、芭蕉の「奥の細道」、三笠宮の
古代エジプト史などすごくおもしろかったことを覚えています。一流の人から話を聞くことができたすごい番組が
平日の午後1週間連続であったのです。

大岡信の朝日新聞に毎日載っていた「折々の歌」からも人々の思いが伝わってきて、知らなかった詩や歌を知ることができました。

大岡信は大学でも授業の一環で来ていました。卒論で影響を受けた亀井俊介先生も。
そういえば私の卒論も膨大なWhitmanの詩、Song of Myself でした。

詩というのは文字の芸術なのですが、何かストレートに思いが伝わってきて好きだなと思うのです。

 

コメント (2)
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パッパーノのロイヤル・オペラを見に ・・・ Rigoletto by A.Pappano of the Royal Opera House

2024-06-27 23:52:15 | art

1986年のホセ・カレーラス、アグネス・バルツァ以来の英国ロイヤル・オペラです。
38年振りということでしょうか・・ オペラのチケットは高くてとても見に行けるものではありません。
たまに都民劇場の中での公演が見れたくらいで本格的なオペラは行けていませんでした。
今回はたまたま横浜マチネ公演が特別価格となっていたのと、パッパーノが好きな指揮者だったので、彼の
一押しのオペラ芸術を楽しむことにしました。それでもリゴレットはちょっと抵抗がありました。ストーリーが
女性にとっては不快なものがあることと、以前ライブ・ビューイングで見たパルマ王立劇場のがレオ・ヌッチはいいのですが、
その時のまるでカラバッジョの絵みたいな演出がマイナスイメージとなっていました。
今回はパッパーノの集大成ということでどんなリゴレットになるのか歌い手も知っている人ではなかったのですが、かけてみました。

その結果は感動の嵐でした。ブラボーが飛び交う熱気に包まれた会場となりました。
長いオペラもそのストーリーにもかかわらず、美しい歌の連続でした。演出も一部過激な部分が
ありましたが、大体はイギリスらしい?抑えられた気品のあるものでした。
ソリストもみんな素晴らしかったです。

歌がとても自然で誇張されたものでなく聴きやすくも、感動的でした。

アントニオ・パッパーノ
Photo:SIM CANETTY-CLARKE / ROH

 

ジルダ: ネイディーン・シエラ

マントヴァ公爵:ハヴィエル・カマレナ

リゴレット:エティエンヌ・デュプュイ




演出、舞台芸術、音楽すべてが調和がとれていました。

あっと言う間の3時間でした。やはり生でないとライブ・ビューイングでも味わうことができない感動でした。
今回は特にジルダの清らかさ、とそのまるでキリストのような全人類の罪を背負って行く強い意志が感じられる
姿が強く残りました。どのソリストも良かったのですが、ソプラノは特に澄んだ声が役にぴったりでした。

 

【プロモーション映像】英国ロイヤル・オペラ2024年日本公演「リゴレット」

 

【英国ロイヤル・オペラ2024年日本公演 開幕記者会見】音楽監督アントニオ・パッパーノによるスピーチ

 

パッパーノ最後のロイヤル・オペラを充分楽しむことができました。

 

6月27日
神奈川県民ホール 13:00~

初めて行く場所でキョロキョロしてしまいました。





ロケーションとしては最高です。
6Fで昼食を取ってから・・ 眺めも良く、値段もリーズナブルで日替わりだと900円でなんとサラダバー、
スープ・デザート・コーヒーまでつきます。混むので時間を見ながらヒヤヒヤして待ちました。







ホールのロビーからの眺めも楽しめました。









ちょっと風が強い帰り道。年配の方もかなり多く見られて、ひとりでオペラを楽しんでいました。
こんな生活が楽しめたら素晴らしいですね。

 

June 25  2024   Yokohama

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