先週の木曜日に開講して今日の閉講式まで7日間朝から夕方までのガイドヘルパー養成講座
が無事終了して東京都の同行援護従業者の資格を取ることができました。
あっという間の有意義な講習会でした。
厚生労働省の東京労働局の委託によるものです。
講義と2日間の実地訓練、そして最後には福祉全般の現状と変わりつつある介護保険制度と
地域包括ケアシステムについても情報を得ることができました。
福祉に携わっている若い世代の方々が講師でしたが、起業してなかなかやる気のある
頼もしい人たちでした。所長さんはITから転職した1歳の双子のお母さんでしたが
子供たちが大きくなった時に少しでもいい社会になるようにという願いを持ち
我が国のトップがとんでもない現場を知らない発言をするので業界では驚いていると
話していました。
2025年問題で最初は地域包括ケア(在宅介護)の話しで進んでいたのに突然施設を増やす話になり
まず人を育てなければならないのにとあきれていました。
地域包括ケアでは地域単位のボランティアや自治会に頼らないとどうにもならない時代に
なりつつあるし、政府もそうすることが狙いとかで、福祉の仕事の強力なライバルが
出てきたと。とにかく経済が破たんしているのでお金をかけない方法を考えているらしい。
なんだかいろいろとつじつまが合わない。
それでもこういうプログラムで今回は視覚障がい者の同行支援でしたが、弱者に対する
共感や、理解が深まるだけでも成功だったプログラムでした。参加者はヘルパーの仕事を
されている人はいなかったけれど資格は持っていたり、高齢者福祉に携わっていた人や
役所や関連団体に勤務していた人、エアロビクスを視覚障がい者に教えている先生など。
スーパーのフロア管理者の方とかみなさん仕事での危機管理とかすごくできていて
すばらしい人たちばかりでとても楽しく学ぶことができました。
人の価値観を尊重すること、自立への支援でやってあげるのではないことなど
日常でも思い起こさせることです。
「やってあげている」と「やってもらって当たり前」の意識の差をなくしていくことも
大切なことです。最近の傾向として権利意識がすごく強くなってきているとのことでした。
家にずっといると毎日通うことが久しぶりで、とても新鮮でした。
大井町まで通ったのですが、知らない街にいるのは出張して滞在しているみたいで
まわりにコーヒーを買えるコンビニがないかと探したり面白かったです。
ずっと市役所で働いていた方も家にずっといると考え方が固まって意固地になっていきそうと
外で仕事をみつけて、テンポラリーに仕事をされているとのこと。役所関係は70歳くらいまでは
実績があれば期間限定ですが登録しておくと仕事が来るとのことでした。
実地訓練ではガイドする方より、される方の気持ちがわかって良かったです。
ほんとうに目をつぶるだけでバランス感覚は危うくなるし、足先の感覚が
研ぎ澄まされてきます。
最後の方で介護保険制度や福祉器具についても紹介がありましたが、
ベットでの移動などの最新方法を知ることができました。
またちょっとした圧を抜く方法など、早くに知っておけばよかったと思ったものも
ありました。
今日は終了のあとにまたハローワークやシルバー人材センター事業協会の方の
お話がありましたが、就職面接会を希望している企業が1社あり、
隣の人に誘われて参加してみることにしていました。昨日履歴書用の写真が見つからず
何時間も探して、バックに入っていたことを思い出しました。ハローワークで必要かと持って
持って行ったことがあり、そのままシニアワークプログラムの説明と一緒に
はさんでいたものでした。やれやれ・・
責任のある仕事ですし、自信はないのですが、まずそういうことをやっている組織の人ってどんな人か
を知る為にも、企業の方と話すのは役に立ちます。
面接の結果、興味があったら連絡くださいと言われました。視覚障がい者の外出希望はそれほどないとのことですが
登録して、条件などにあうように仕事を調整してくれるとのことでした。
気持ち的には新しい世界に踏み出してみようかと思っています。そうしてこそ、他の時間も有効に使える
自分かと思いました。
この訓練の期間中に通学の電車で篠田桃紅さんの「103歳でになってわかったこと」
を読み終えました。TVで語っていたことが中心ですが、自由ということばで
自らに由れば
人生は最後まで
自分のものにできる
と書かれてあり、自由ってそういえば「みずからによる」だったと
納得しました。そのほか生きてきて得たことがシンプルな表現で
書かれていて、心の中に灯りました。
たとえば杣(そま)ということば。百人一首や最澄も新古今和歌集の中に
句があり、人生は山あり谷ありだけどそんな中でやっと見つけた
つかの間の安心できる場所を感謝する句です。自分の立ちうる場所のこと。
我が立つ杣・・
が無事終了して東京都の同行援護従業者の資格を取ることができました。
あっという間の有意義な講習会でした。
厚生労働省の東京労働局の委託によるものです。
講義と2日間の実地訓練、そして最後には福祉全般の現状と変わりつつある介護保険制度と
地域包括ケアシステムについても情報を得ることができました。
福祉に携わっている若い世代の方々が講師でしたが、起業してなかなかやる気のある
頼もしい人たちでした。所長さんはITから転職した1歳の双子のお母さんでしたが
子供たちが大きくなった時に少しでもいい社会になるようにという願いを持ち
我が国のトップがとんでもない現場を知らない発言をするので業界では驚いていると
話していました。
2025年問題で最初は地域包括ケア(在宅介護)の話しで進んでいたのに突然施設を増やす話になり
まず人を育てなければならないのにとあきれていました。
地域包括ケアでは地域単位のボランティアや自治会に頼らないとどうにもならない時代に
なりつつあるし、政府もそうすることが狙いとかで、福祉の仕事の強力なライバルが
出てきたと。とにかく経済が破たんしているのでお金をかけない方法を考えているらしい。
なんだかいろいろとつじつまが合わない。
それでもこういうプログラムで今回は視覚障がい者の同行支援でしたが、弱者に対する
共感や、理解が深まるだけでも成功だったプログラムでした。参加者はヘルパーの仕事を
されている人はいなかったけれど資格は持っていたり、高齢者福祉に携わっていた人や
役所や関連団体に勤務していた人、エアロビクスを視覚障がい者に教えている先生など。
スーパーのフロア管理者の方とかみなさん仕事での危機管理とかすごくできていて
すばらしい人たちばかりでとても楽しく学ぶことができました。
人の価値観を尊重すること、自立への支援でやってあげるのではないことなど
日常でも思い起こさせることです。
「やってあげている」と「やってもらって当たり前」の意識の差をなくしていくことも
大切なことです。最近の傾向として権利意識がすごく強くなってきているとのことでした。
家にずっといると毎日通うことが久しぶりで、とても新鮮でした。
大井町まで通ったのですが、知らない街にいるのは出張して滞在しているみたいで
まわりにコーヒーを買えるコンビニがないかと探したり面白かったです。
ずっと市役所で働いていた方も家にずっといると考え方が固まって意固地になっていきそうと
外で仕事をみつけて、テンポラリーに仕事をされているとのこと。役所関係は70歳くらいまでは
実績があれば期間限定ですが登録しておくと仕事が来るとのことでした。
実地訓練ではガイドする方より、される方の気持ちがわかって良かったです。
ほんとうに目をつぶるだけでバランス感覚は危うくなるし、足先の感覚が
研ぎ澄まされてきます。
最後の方で介護保険制度や福祉器具についても紹介がありましたが、
ベットでの移動などの最新方法を知ることができました。
またちょっとした圧を抜く方法など、早くに知っておけばよかったと思ったものも
ありました。
今日は終了のあとにまたハローワークやシルバー人材センター事業協会の方の
お話がありましたが、就職面接会を希望している企業が1社あり、
隣の人に誘われて参加してみることにしていました。昨日履歴書用の写真が見つからず
何時間も探して、バックに入っていたことを思い出しました。ハローワークで必要かと持って
持って行ったことがあり、そのままシニアワークプログラムの説明と一緒に
はさんでいたものでした。やれやれ・・
責任のある仕事ですし、自信はないのですが、まずそういうことをやっている組織の人ってどんな人か
を知る為にも、企業の方と話すのは役に立ちます。
面接の結果、興味があったら連絡くださいと言われました。視覚障がい者の外出希望はそれほどないとのことですが
登録して、条件などにあうように仕事を調整してくれるとのことでした。
気持ち的には新しい世界に踏み出してみようかと思っています。そうしてこそ、他の時間も有効に使える
自分かと思いました。
この訓練の期間中に通学の電車で篠田桃紅さんの「103歳でになってわかったこと」
を読み終えました。TVで語っていたことが中心ですが、自由ということばで
自らに由れば
人生は最後まで
自分のものにできる
と書かれてあり、自由ってそういえば「みずからによる」だったと
納得しました。そのほか生きてきて得たことがシンプルな表現で
書かれていて、心の中に灯りました。
たとえば杣(そま)ということば。百人一首や最澄も新古今和歌集の中に
句があり、人生は山あり谷ありだけどそんな中でやっと見つけた
つかの間の安心できる場所を感謝する句です。自分の立ちうる場所のこと。
我が立つ杣・・