Reflections

時のかけらたち

ジャニーズ問題のフォロー ・・・ following up on the Johnny's case

2025-01-13 23:55:18 | thoughts

まさか江麗さんのFacebookのTBSに出たから見てと言うお知らせがジャニーズ事件のことなんて思わなくて、
彼女はダンサーだからどこかで踊ったのかなと思っていました。見逃し配信は終わったけれどYouTubeで見れるという
報道番組でした。

そこで知ったことは本当に驚いたことでした。性加害のことでなく、彼女のお父様がなんと初代ジャニーズの中谷良さんだったこと。
そして彼が性加害を受けていて、あとの人たちにこういう思いをさせたくないと告発本を書いていたこと・・
私が中学生の頃、夢中になったジャニーズ。しかも良君が一番好きでした。その良君が江麗さんのお父さんだったなんて。

しかも彼は精神的に不安定で家族一緒に暮らすことができなかったとのことでした。その昔にアイドルが告発して、週刊誌も裁判で勝訴して
ジャニ氏の性加害が認められても、声をあげていた人たちがいたにも関わらす、社会はその声を消していったという恐ろしいこと。

それでジャニーズの真実は喜多川氏の死後やっと明るみに出ました。その後処理をする東がこの事実を自分は知らなかったと言い、
多くのタレントや、かつてジュニアだったりした人たちも知らない人が多かったことを、初めて丁寧な番組で証言を得て
知ることができました。東が知らないわけはないと思っていたのですが、うわさがあってもそれを真実かどうか追求しなかった
ことを今悔いていると言っていたのは本当の気持ちだと思いました。誰かの発言でとにかく一人一人はライバルだったので、
もしかしてジャニさんに近づけないために噂しているのかと思っていた人もいました。

その番組で補償を求めないで名誉回復のために事実を伝えた江麗さんの行動は力強いものでした。
多くの若者がその後の人生を苦しみながら生きたという許せない犯罪行為で、加害者であるジャニー喜多川だけでなく、マスコミや
社会に大きな問題があったと思いました。ジャニ氏がなくなってから会社を揺るがす事件となって行ったのですが、最初は
何かと思っていた私でした。しかしそれは遅すぎたことでした。子供たちを守れなかったという社会の責任でした。

江麗さんとはおばあさまの菊地信子さんの和服のコレクションを通して知り合いましたが、その後鎌倉にすてきなカフェを
出した時に遊びにも行ったりしました。いつもお茶目な江麗さんにこんな苦しみがあったなんて知らなくて・・

 

 

報道の日2024は昨年12月29日に放送されたものです。
見るべき番組だと思いました。事の重大さを改めて思いました。

ジャニー氏による性加害問題 “補償の舞台裏”を取材 東山紀之社長「生前になぜ止められなかったのか」【報道の日2024】


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私のメモリーボックス ・・・ my memoly box

2025-01-06 23:59:57 | thoughts

私のメモリーボックスにアクセスするのに少々時間がかかることが多くなったお年頃。

なんだか不思議な気分になって、私が亡くなっても私のメモリーはcloudにでも上がっているのではないと
空想したり・・・

昨日は義理の姉から電話があり、長い時間結構話してしまいました。義理の兄を9年前に亡くして、今は元気になって
ゆったり暮らしていますが、もう80歳とか・・ 一人で人生をどうたたむか考えなくてはいけないけど、まだ生きることも
考えたいと・・・ でもとても80歳とは思えないほど、若々しくてしっかりしています。

今日は職場で同期だった友人と電話で話しました。時々丹念に育てたお花を見せてもらいに行って、お料理も教えてもらったりして
いる人です。ずっと貼り絵の年賀状を送ってくれていたのに数年前年賀状終いをして、ちょっぴり残念なすてきなセンスの持ち主です。

年賀状がまだ来るので、それこそ40年も前に一緒に働いている仲間とか・・年賀状だけで繋がっているような人だけど、
見ているとどうしているのかわかるし、私のことも思い出してくれているようです。何枚かは年賀状終いを宣言しているのもありました。
難しいところです。今に続いている関係ではなく、過去のことなのです。年賀状はもう返事感覚で出していますが、年賀状終いするのが
賢明な判断だと思いはじめました。自然消滅を狙っていたのですが・・。昔の知り合いはとても懐かしいけど、懐かしいと思うだけで
今につながっているわけではありません。繋がっている人は年賀状を交換しなくても繋がっているのです。

今日は寒い中、東京駅のJR東海まで今度の旅行のスマートExで取ったチケットを受け取りに行ってきました。紙のチケットは想定して
いないような仕組みなので、とても厄介です。しかも交通系ICカードは名前が入っているので人に貸せないとか。私の2枚持っている
ICカードの一つを貸してもいいかと思ったけど・・・

その帰りに京橋あたりを雨の中、歩いて職場が3回目に移動した茅場町時代によく懇親会などで使った中華料理屋さんでランチを
食べました。雨に煙る街でしたが、妙に懐かしくなってきました。昔母の形見のオメガの時計を落としたのも雨の降る日本橋から
京橋に行く途中だったことを思い出したり、どうしても夫を医科歯科大から小岩の病院に移った後、最後の緩和ケアの白金高輪の
施設に救急車で搬送したことを思い出してしまいます。中華屋さんでは仕事の後での先生や企業の研究者たちのと本音の話が
楽しかった賑わいを思い出しました。本当に多くの素晴らしい人たちに出会いました。大学でもトップに行ったり、もう一線から
退いたり、皆さんにもその後の人生が展開しているのですね。

お正月にふとしたことから娘がばらばらにしまってあった写真を私に見せに来ました。若い頃の写真ばかりで、甥が小さい頃の
やんちゃなお茶目な写真だったり、お茶の稽古の写真だったり、もらった集合写真だったり・・・
その中で40年くらい前の50年近く前にヨーロッパ旅行で知り合った友達との写真がありました。その中の一人の年賀状で
今年は会いたいですねと書かれていたので今年は機会を作りたいと思いました。もう一人の友人が在宅で100歳近くまで
お母さまを見て、見送った所で、やっと時間ができたので会えると連絡をいただいていたからです。5人のうち一人は行方が
追えなくなっていますが、残る一人は宗教問題でちょっと難しい状態ですが・・

40年近く前の写真だから、みんな全然変わっていると思うのでアップさせてもらっていいかな?
青春時代にヨーロッパ旅行で知り合った友達との写真で、私も結婚していて、一番最初に結婚した友達の
家に遊びに行ったときのものです。旅行から10年以上経っていたかしら。今よりずっと痩せていました(笑)

時は流れて・・・

会えるときに会っておきたくなりました。思い出も消えて行くなかな~それともどこかに永久保存?

Jan. 6  2025  

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へびと言えば・・・ speaking of snakes...

2025-01-04 23:45:16 | thoughts

イタリア文化会館の face book に載っていたヘビさんがかわいい。まるでMさんのかまぼこみたいに。

蛇と言えば一番に思い出すのが「星の王子様」に出てくる蛇です。

  

キツネやバラと共にキーになるキャラクターでした。
高校の時に、英語と日本語でこの本に出会い、サンテクジュペリは大好きな作家のひとりになりました。
大学の第2外国語で取ったフランス語のクラスでも出てきました。
「人間の土地」が一番好きな本ですが、今度「星の王子様」を読み直してもいいかもね。訳もその後いくつか
出ていますが、フランス語と英語の本も持っているので、どれを読むべきか・・

海の底に眠るサンテクペリの結婚指輪がみつかったり、別れた彼を悩ませた「バラの花」の妻が最後まで
彼の手紙を持っていたことがわかったりしてドキュメンタリを見て感動したことがありました。

箱根の子供だましではない「星の王子さまミュージアム」が一昨年閉館されたときはとても残念に思いました。
コロナで来訪者が減ったこと、建物の老朽化が理由でした。

                  


街で杖を突いている人を見かけるともう10年以上も前に亡くなった夫の元気な姿が思い浮かび、その少し前に亡くなった
彼の姉で私達が大変お世話になったピアノ教師だったいつも音楽を一緒に聴きに行っていた人が元気で夢に現れたり・・
その後も彼女の友人とずっと一緒に都民劇場の音楽サークルを続けていたことがあったのですが、ここ2年くらい連絡がなくて
心配しています。

1月に入れば22日からの奄美・九州行きの計画が気になってきます。いつも詰めに甘い私です。苦手なスマートEXで帰りの
新幹線のチケットを取りましたが、1か月前でも私の東京までの分は早得ワイド21が取れず、ジパング倶楽部でのぞみ対象外の
割引チケットを取り、なんと座席も合わせるという難しいことをして、今度はチケット引き取りはどうなるのかと、前回の
記憶が消えていてあれこれ考えてしまいました。紐づけは私のPasmoでして貸すしかないと考えていたのですが、交通系ICカードを
友人が持っていたらPCから紐づけできることを思いつき連絡してみたら、やっぱりカードは一切持たない主義の彼は持っていません
でした。その後券売機での発券は3日前以降だけど、駅で対人で1か月前から受け取ることができたことを思い出し1件落着。
そんな話の間に小津の「東京物語」を見て、「人間ってやっぱり死ぬんだと思った」と今さらながらの言葉に身近な死を
経験しているのにおかしかったです。私が焦っていても、のんびり構えている彼とは相性が合うのかな、だから一緒に旅行できるのと
今さら思っていたり・・  いつも心配させられるけど、癒されることもある友だちは貴重な存在です。人生って苦しいことが
あるから、幸せも感じることができるのだと当たり前のことを思いました。 

今世界では日常生活も奪われるような暮らしをしている人たちがたくさんいます。その人たちにも早く平和な暮らしが戻ることを
願ってやみません。

 

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2024年 ・・・ passing 2024

2024-12-31 23:54:07 | thoughts

12月31日

今日はやることと中から最低限のことしかできませんでした。
年越しそばのための買い物と台所、玄関、居間の整理と掃除・・
お屠蘇の準備等々







 戸隠蕎麦おいしかったです。

大地震で始まった今年もあっという間に過ぎ去りました。
いつまでも暑かった夏。特に後半は早くて・・

新しいことにも取り組んだ年でした。
建物の安全のため必要とされていたリフォームをしなければならないので、そのついでに自分のやりたいことが
やりやすくなるための配置換えも行いました。人生最後の一大事業です。リフォーム期間はゲストルームや思い切っての
いつもより長い旅行で京都や奈良でゆっくり過ごし、広島の義姉の所まで足を伸ばしました。熊野古道伊勢路も2回トライしました。
リフォーム終了後マンションのフリーマーケットまでは突っ走りましたが、その後、停滞。今年中に何とかしたかったけど
まだ段ボールが残っています。

リフォームしたら、ピアノを自分の部屋に移動して、弾きやすくしたのですが、暑さで計画が一向に進まず、12月にやっと
ピアノの先生の友達にあったり、友人にピアノ診断をしてもらって調律の日取りを決めました。

7月に筋肉があまりにもないのでカーブスを始めました。長年怠って楽をしてきたつけが回ってきました。筋トレの必要性にも
気がついていなかった私でした。膝を悪くしたこともありますが、ストレッチより筋トレが必要だったと思いました。

半年はリフォームの打ち合わせや実行で忙しく、後半に自分の生活を取り戻したような感じであっという間の一年でした。

 

1月   築土八幡神社~神楽坂~早稲田 法輪寺
   諏訪神社 穴八幡神宮
   妹一家とお祝い(横浜)
   花緑 人形町花緑亭 
   北村朋幹・郷古廉 デュオリサイタル(浜離宮朝日ホール)
   ピッコロ・コンサートでコーラス発表 (春雨寺)
   ”さようなら、故郷の家よ”「ラ・ワリー」 ”歌に生き、恋に生き”「トスカ」 ”私のお父様”「ジャンニ・スキッキ」

2月   舘野泉 心の音楽 (しらかわホール フェアウェル特別企画) 名古屋徳川園・東山荘 京都大原・鞍馬
   北村朋幹 名フィルしらかわExp最終回(しらかわホール) 名古屋市役所・文化のみち百花百草・興正寺普門園竹翆亭
   三鷹 ひつじ祭り
   中学校同期会(新宿)
   Perfect Days
   平成記念美術館 伝承から創新へ 三田村家漆芸5人展

3月   歌舞伎  寺子屋・傾城道成寺・御浜御殿豊綱卿(仁左衛門)
   柳家花緑 独演会(三鷹芸術文化センター)
   調布野草園・水生植物園・神代植物公園・植物多様性センター→井の頭公園(小学校のミニクラス会お花見)
   北村朋幹 リスト:巡礼の年 全曲演奏会 (所沢ミューズ マーキーホール)
   九段フェスティバル コーラス発表 
   ナポリは恋人 Napoli, fortuna mia アリヴェデルチ・ローマ Arrivederci, Roma 君と旅立とう Con Te Partirò
   花緑 五代目小さん二十三回忌追善興行昼夜ぶち抜き花緑独演会スペシャル 昼の部(末廣亭)

4月   六義園
   歌舞伎 於染久松色読販(玉三郎・仁左衛門)神田祭(玉三郎・仁左衛門)、四季
   京都・奈良・広島(渉成園・三条会商店街・大原三千院・嵐山佑斎亭、奈良春日大社万葉植物園・奈良博物館「空海展」
   ・東大寺、十輪寺・勝持寺・大原野神社、松尾大社、広島平和記念資料館、厳島神社)

5月  イタリア映画祭 僕はキャプテン (有楽町朝日ホール)
   <ゴールデンウィーク特別興行> 権太楼噺 爆笑十夜 (鈴本演芸場)
   セルジュ・ムアング 和フリカ イベント(丸紅ギャラリー)
   新宿御苑、小石川植物園
   箱根(湿性花園、ガラスの森美術館)
   井の頭公園
   熊野古道伊勢路 紀伊長島~三野瀬~始神峠、新鹿~波田須、丸山千枚田
   カサソーラのランチと肥後細川庭園

6月   丸紅ギャラリー ムアング 和フリカ とダイ・パエザーニでのランチ
   安本登紀子作品展 古今ノ布ニ遊ブ (調布)
   高尾山(ギンリョウソウ、ムヨウラン、ヨウラクラン)
   フリーマーケット
   目白庭園
   展覧会「カルロ・スカルパ / 関谷正昭 設計と写真に見る庭園」(イタリア文化会館)
   リゴレット ロイヤルオペラ パッパーノ指揮 (神奈川県民ホール) 
   明治神宮(タシロラン)
   元の職場の先輩とキノシタでランチ

7月  Courves始める
   帰国中の姪と新宿御苑 、井の頭公園(プリミバチ)、親戚女子会(新宿 馳走早々)
   高尾山(イワタバコ、レンゲショウマ)
   友人の声楽発表会(武蔵野公会堂)
   浅草寺

8月   藍印花布の世界 (目黒区美術館区民ギャラリー)
   ジャン・ミッシェル・フォロン展(ステーション・ギャラリー)
   軽井沢
   内藤コレクション いとも優雅なる中世の小宇宙(西洋美術館)
     小学校ミニクラス会(久我山)
   八ヶ岳美術館 片田好美 森と生きる (台風のためキャンセル)

9月  9月→10月 運転免許の更新
     ヨシタケシンスケ展(横浜 そごう美術館)
     KENZO展 (東京オペラシティ・アートギャラリー)
     熊野古道伊勢路(一石峠、平方峠、馬越峠、波田須の道、大吹峠、丸山千枚田)
     北村朋幹 ピアノリサイタル (宗次ホール) 四間道、フラリエ庭園、鶴舞公園
     築地 秀徳

10月 歌舞伎
   小石川植物園
   軽井沢
   芭蕉通夜舟 (紀伊國屋ホール)
   Moon Tree ホームスパンとバッグ展(神楽坂) ステファノでランチ
   花緑ごのみ(イイノホール)
   千代田区コーラスフェスティバル参加(日経ホール)
    私を泣かせてください  オペラ 「リナルド」より ヘンデル
    ある晴れた日に (日本語ヴァージョン)オペラ「蝶々夫人」より プッチーニ
   田中一村展 前期(都美術館)
   北村朋幹 ピアノフォルテ演奏会 (北とぴあ さくらホール)
   

11月 ロミー・シュナイダー映画祭 Death Watch (Bunkamura ル・シネマ)
   芹沢銈介展 日本民藝館
   ホセ・カレーラス テノールリサイタル(サントリーホール)
   田中一村展 後期(都美術館) 岩瀬健一作陶展(銀座松屋)
   向島百花園
   あみ シャンソン  Rosso Nero
   ボビンレース作品展(九段生涯学習館)
   親友の散骨(真鶴沖)
   創立七十五周年 練馬区日本舞踊連盟記念公演 ベルカント仲間の地唄舞 (練馬区文化センター)
   高尾山(キッコウハグマ)
   小学校クラス会(恵比寿ガーデンプレイス)
   小野わこ個展 (表参道)
   箱根美術館

12月 新宿御苑
   東京大神宮
   歌舞伎 舞鶴雪月花(勘九郎)、天守物語(玉三郎)
   クリスマスコンサート (早稲田スコット・ホール)
   エルミオーネ かっぱ橋歌劇団 山畑晴子:エルミオーネ(旧音楽学校奏楽堂)

 

振り返って見たら、大改革の年でした。
一番大きかったのはリフォーム。それも突然に昨年の暮れに今やらないという気持ちになりました。
歩けなくなることの恐怖から、筋トレ開始。遅すぎたけれど今がこれからの人生で一番若い時です。
そして運転免許は返納しようかとも思ったのですが、認知テストもあるし、挑戦してみました。可能性は少しでも残しておこうかと。
リフォームのプラスの結果として、家の動線を確保して、和服を着やすくしたこと。ピアノを弾きやすく移動したこと。
そして織機を地下の倉庫から持ってきたこと等。織機はまだ組み立てていませんが、ピアノは調律と友達にみてもらえるよう
やっと取り掛かれるようになりました。

和服を着てお茶は定年後の長年の夢でした。そしてピアノも同じく・・・
歩ける限り日本の自然の中を友達と歩いていたいと思い、最近なかなか山歩きもしんどいので少しトレーニングのつもりで
カーブスを開始。

来年は年取っていく自分と向き合いながらどれだけのことができるのでしょうか? コロナに続き、手首の骨折、膝の変形性関節症等
運動不足によるマイナスが何とか戻りつつあるけれど・・ 小さな夢を少しずつかなえながら最後の時を過ごしていきたいです。

イタリア語、ベルカント、ボビンレースはもちろん継続です。

今年最後のブログは「こころの時代」で特集されたヴィクトール・フランクルをまとめたかったのですが、時間がありませんでした。
これも来年に。

 

Dec. 31  2024

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Claudio Monteverdi - Magnificat

2024-11-21 23:57:48 | thoughts

 

美しい響きの讃美歌を聴いています。
クラシックの声楽は教会音楽くらいしか聴いたことがないという意外な友人からのリコメンドで貸してくれたものです。
ずっと聴いていたいので、今回楽天のポイントがたまっていたのを一部利用してブックオフで手に入れました。

昨日、シューベルトの遺作ソナタをドイツ在住の日本人ピアニストの江尻南美さんのCDで聴いていたのですが、
とても悲しくなってしまって、マニフィカトを聴いていました。江尻さんは私が都民劇場の音楽サークルに一緒に行っていた
義理の姉の友人つながりでお母さまと知り合い、ショパンコンクールの内幕を聞いたことのある方で、このCDをいただいて
いました。日本に戻るたびに地元で小さなコンサートを開いていて聴きに行っています。

マニフィカトは聴いていると自分が浄化されて天に昇っていくような感覚になります。昨日は奄美から九州本土に渡って
どこか回ろうかと考えていた時に広がった懐かしい思いがあったせいでしょうか・・・
父の仕事の関係で九州で生まれた私。1歳くらいまでしかいなかったので記憶は全くありません。私が中学2年か3年の頃
父が再び九州に転勤になり、私は高校受験の頃で東京の祖父母の家に残り、九州には結局行きませんでしたが、休みの時に
行っていた中・高時代です。確か高校受験がすんで、なぜか父と二人で初めて飛行機に乗って、鹿児島と霧島、えびの高原の方に
行ったことがありました。すてきな高原のホテルに泊まったことを覚えています。家族旅行では宮崎の都井岬、別府温泉、阿蘇
九重高原のドライブが印象に残っています。九州は特になつかしい所ではないのに、急にいろいろなことを思い出しました。
奄美の帰りにどこか寄って見たらと言う友人の勧めで今まで一番行きたかった九州は長崎と五島列島でしたが、東京に帰る
ルートを考えて熊本出張の時に勧められた黒川温泉と友人が発見した杖立温泉にいくことにしました。

 

Claudio Monteverdi - Magnificat (complete)

  • 日本聖公会口語訳、「マリヤの賛歌」

わたしの魂は主をあがめ わたしの霊は救い主である神を喜びたたえる
神はこの貧しい女にも 目を留められた
今から後いつの世の人も わたしを幸いな女と呼ぶ
力ある方が わたしに偉大なみ業をなさったから
主のみ名は聖 その憐れみは世々、主を敬い畏れる人に
主はみ腕の力を振るい 思い上がる者を打ち散らし
権力を振るう者をその座から下ろし 身分の低い人を引き上げ
飢えた人を良い物で満たし 富んでいる人をむなしく追い返される
神は父祖アブラハムとその子孫に 永遠に約束されたように
憐れみを忘れず 僕(しもべ)イスラエルを助けられた

Wikipediaより

それにしても今のイスラエルはいったいどうなっているのでしょうか?
ずっと権力の座にいるネタニヤフ。

イスラエルはユダヤ教の信者がほとんどの国だけど、中東の歴史や宗教はなかなか理解しがたい。

 

***********************************************

谷川俊太郎さんが亡くなられた。高校の大先輩で親近感を覚えた詩人。そのつながりで高校では谷川徹三の講演が
あり、そういえば関係ないけど小田実も話に来たような気がする。

言葉に命を与え、新鮮なその詩はわかりやすくシンプルでした。

いつだったか新大久保駅前の道路を渡った所で待ち合わせていたのか人を待っていたのを見たことがありました。
昔、昔 丸の内線で椎名誠を見かけたことがあり、ジーンズのポケットに岩波新書を入れていたのが、彼らしいねと
話した友達に言われたことを思い出します。
学生時代に青山アンデルセンで見かけたのは串田孫一ではなく確か中村光夫。一人でワインを飲んでいました。
中央線ではだいぶ年取ったころの小澤征爾がラフなスタイルで乗ってきて斜め前に座りました。あの頃から病院通い
していたのかな・・・ 夫が入院していた新宿の病院では夜遅かったと思うけど開いたエレベーターに加藤和彦と
安井かずみが乗っていて、ものすごく暗い顔をして乗っていてお見舞いにでも来たのかなと思っていたら、あとで
安井かずみの癌を知りました。

いろいろと次から次へと思い出しますが、最近記憶も消えて行くというか引き出しにくくなってきているのを感じる私です。
無になって行くのでしょうか・・

昨日悲しいと思ったのは、残り時間が少なくなってきているのは把握しているけど、男性の平均寿命が81歳くらいだったことに
気が付いたこと。なぜかいつも同じ場所に引き寄せられて一緒に旅行する旧友とあとどのくらい行けるのだろうかと思ったから
かしら? 2年以内には四国のお遍路に行きたいと・・

生きる
谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

 

谷川俊太郎の最後の詩 

朝日新聞の「どこからか言葉が」の最後の連載

感謝 谷川俊太郎

目が覚める
庭の紅葉が見える
昨日を思い出す
まだ生きてるんだ

今日は昨日のつづき
だけでいいと思う
何かをする気はない

どこも痛くない
痒(かゆ)くもないのに感謝
いったい誰に?

神に?
世界に?
宇宙に?

分からないが
感謝の念だけは残る

 

***********************************************

友人から寺尾聡のNHKでの番組が良かったとの連絡があって、NHKプラスでギリギリに見ることができました。
彼の歌もさることながらバックが素晴らしくて・・ 懐かしくもあり、そしてタイムレスな音楽。最近聴くことがなかなか
できない音楽です。

寺尾聡77歳。最近亡くなった火野正平は75歳だったのね。私と同年代。


NHK MUSIC SPECIAL 寺尾 聰 人生の集大成ライブ!

 

 X NHK Music より

 

ギタリストがペダル・スティール・ギターでアレンジしたジョニー・マティスのI'm Coming Homeがグッときました。

そのスティール・ギターからなんとWalker BrothersのNo Regretsを思い出してしまい、検索したら、あらためてScottの声に魅了されて
しまいました。


ジョアンナ/スコット•ウォーカー 高音質CD音源

 

スコット・ウォーカー Scott Walker/行かないで If You Go Away (1969年)


「行かないで」は本家のジャック・ブレルの方より先に聞いたので英語のこの歌の方がなじんでいる私です。

The Walker Brothers - No Regrets • TopPop

 

After The Lights Go Out


No Regretsを聴くと必ずこの曲も思い出してしまいます。

Scott Walker Interview BBC Culture Show 2006 (High Quality)

あの美声でアンディ・ウィリアムスにでも、トニー・ベネットにもなれただろうに、現代音楽のアーティストになった
スコット・ウォーカーでした。彼も自分の生き方を貫いたのでしょうね。

 

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海に帰って行った友 ・・・ my best friend back in nature

2024-11-16 23:51:10 | thoughts

11月13日

天候の関係で日曜日から延期になった友人の散骨が無事すみました。
予定されていた10日の日曜日は風が強く、雨も降りそうだったので、スケジュール変更で12-14の間で
都合のつく日と言われたのですが、12日はボビンレースの作品展の設営で夜はシャンソン、13日はお茶の炉開き、
14日はボビンレース体験のお手伝いとはずせない日が並んでいました。一番ダメージが少ない炉開きを我慢する
ことにしました。先生からお友達をお見送りしてくださいと言われて、何よりも大事なことをすることができて
良かったです。天気も素晴らしく晴れて友達がそうしてくれたのでしょうか・・

一緒にヨットに乗った真鶴港にアルさんの車に乗せてもらって向かいました。今回の散骨ではアルさんご夫妻、
ヨット仲間のご主人の幼馴染みの方がクルーで、私は大変なお荷物で皆様にとてもお世話になってしまいました。
アルさんとIさんのおかげで無事お式を済ませることができました。ご主人もほっとされていると思います。

 A


 

アルさんのご主人はすっかりヨットマンです。Aさんとの出会いが最初のきっかけになりました。
おかげで私も何回かヨットに乗せてもらって友達とも楽しい時を過ごすことができました。


 A


 A


今一緒に乗っていないのが寂しいです。

ずっと彼女の笑顔が浮かんでいました。

少し沖に出て散骨です。

 A

ワインを海に注いで

 A



持ってきた花ビラをまきます。
ご主人は紫の花を奇麗に切って箱につめてきていました。私たちは花をはさみで切って海に投げ入れました。





色とりどりの花が波に浮かんで流れて行きました。


警笛を鳴らして黙禱を捧げました。


 

 A


 A


 A






彼女は学生時代から好きだった海に帰って行きました。
私にとっても大切な思い出の港になりました。

この後小田原の港で遅いランチをして帰路につきました。
帰りもお疲れのアルさんのご主人の運転で、行きも帰りもシャンソンが流れて
バルバラやブレルの音楽を久しぶりに聴いて、前日からシャンソンに浸り、とても懐かしく
フランス語も心地よかったです。本当にお二人にはお世話になりました。

なお写真の横にAがついているのはアルさんから頂いたすてきなお写真です。

Nov.13 2024  Manazuru

 

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バッハを聴きながら過去と未来を行ったり来たり ・・・ wandering between past and future while listening to Bach

2024-10-30 09:03:05 | thoughts

10月29日

バッハを聴いていたら、友達と二人で歩いた熊野や高野山の麓の道やいろいろな道が浮かんできました。
険しい峠ではいつも励ましてくれてなんとか歩きとおせて、いつも結構命がけでした。
ここ数年でこんなに行くとは思わなかったけれど・・・ これから先の候補は 秋や冬になってくると無理だけど尾瀬と只見線、
西伊豆と江之浦測候所、京都トレイル(オーバーツーリズムで近寄りがたいけど)、まだ歩き残している熊野古道の中辺路や
伊勢路のルート、いいコンサートがあれば八ヶ岳高原ロッジと大きな目標は四国お遍路。夢が広がります。彼は一村展を見に
行くのなら、奄美に行くというので急に奄美大島が浮上してしまいました。
大島紬といい奄美大島は一度行ってみたいところでした。それなら帰りに屋久島に寄りたいとさらに夢が広がって・・・
若い頃五島列島、福江島に行きたいと思って今でもいつか行きたい場所ですが、彼は学生時代教会建築の勉強のために行った
ことがあったとか・・ 今ではあまり見せてくれないのではと話していました。彼が飛行機に乗れなくなってしまったので
海路で奄美~屋久島へを計画して。星岡で日本料理を習っていた時にピーチ航空で潜りによく行っている人がいました。

旅することで日常と非日常の世界を行ったり来たりして・・

 Hanako web より

友だちの引きこもって食事もほとんど摂っていない生活が心配で、連絡を取って明るい声を聞くとこちらが励まされたりして。
私はずっと私の手をはなさないでと思っていたのですが、最近は私が手をはなしてはいけないと思うようになっていました。
でも支えているつもりが支えられていたりして・・・ 人との関係を断っている昔からの友人との人間関係の妙を感じています。
再び会えたのもイタリア語で一緒の今闘病生活をしているSさんが竹田嘉兵衛を紹介してくれたおかげです。Sさんとは祇園祭を
コロナ前にご一緒した思い出があります。

私が最後に夢見るのはこの地球の旅でした。娘とも福井の平泉寺白山神社や海の京都、伊根にも行きたいと話し、イタリア語の
仲間とはシチリアにもと・・・たくさんの夢をどこまで実現できるか・・そのためには健康でいなければと思う後期高齢者の私。

 

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変わる季節に  ・・・ in the changing season

2024-10-23 21:17:05 | thoughts

10月はスケジュールが結構タイトな月です。
いつだったか、夕方買い物から家に帰る途中、いい香りがして何かと思ったら、
翌朝きんもくせいの花だったことがわかりました。夕方だと何も見えなくて・・・
家の近くのハナミズキの花が金色に輝きだし・・ やっと秋が始まるのかしら?






スマホの写真をPCに送ろうかと思ったらGmailの容量がいっぱいになり、ライブラリーやグーグルフォトの写真を
見ながら削除していました。写真を見るといろいろな思いが巡り感覚がよみがえります。やっぱり記憶だけだと
もうだめですね。写真はやっぱりいいなと思いながらいらない写真をせっせと削除していました。フラッシュバックのように
過去がよぎりながら・・ 数年でも驚くのが娘の成長? 私は年取るのみ・・・😢
バッハを聴きながらしみじみとしちゃいました。


襟の反対側に入っています。

 
ブックマーク、ブルーを作りました。グリーンは端が詰まってしまったのでローズグランドの練習も兼ねて。

 

一段落した今日は茶の湯の稽古。昨日はコーラスのためにほとんど家で進捗のなかったボビンレースのレッスン日。
あしたは和服用の棚が届くのでまだ段ボールが残る部屋を大急ぎで片付け中です。だから夕方のカーブスはお休み。




茶の湯の時間は私が一番落ち着ける時間です。無になるというか、時間が止まったようなそういう空間の中にいます。
なかなか習得できないのですが、少しずつ自然な無駄のない所作ができるようになりたいです。今日初めてお濃茶をしましたが
なんとなく覚えているところもあり、あの50年以上前の記憶もよみがえるのです。もう消えて行ってしまう記憶が・・
亡くなられてもう何十年も経つ先生のことも思い出されます。感謝しかありません。

今日のお茶は新茶が出る前の名残のお茶で普段使いの道具で内輪で点てるような侘び茶で、私の好みです。出し袱紗も木綿の
縞で素敵でした。写真をアップできないのが残念です。

お茶の帰り道。 雨が上がっていました。



こんな町中にホトトギスの花が・・

 


Oct. 23  2024   Minami-Aoyama 

 

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Kazuo Ishiguro  久々の紫苑さん 能 三輪 観世清和 ・・・ movie, Shion, Noh and hospital

2024-10-02 23:59:07 | thoughts

いつの間にか6時前には暗くなってしまい、秋なのですが、気温はまだ夏です。
季節が急激にシフトしていきます。

ヒガンバナが同時にあちこちで咲き始めました。
秋に向かうハナミズキの木も紅葉し始め、次のステージへ。
紅葉がきれいな季節は旅行にいい時期ですが、日が短くなるので行動時間が限られてきます。

最近見た映画やTVの簡単なメモ。
映画の記録はもう2年くらい前のからまだ載せてないものもあって・・時間がなくて。

9月中に借りていたのを見ようかと思って見たのがカズオ・イシグロ原作のマーク・ロマネク監督、キャリー・マリガン
キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールドの共演の映画で「私を離さないで」(Never Let Me Go)。
先週とうとうブルーレイレコーダーが壊れたのでパソコンで見ました。静かな語り口で美しい映画なのに、現実にも
ありそうな怖さがあり、珍しくその晩、恐い夢を見ました。キーラ・ナイトレイを「アンナ・カレーニナ」で見て
2回目。キャリー・マリガンがすごくよかった。カズオ・イシグロの本が読みたくなり、友人に聞いたら、映画は見たけど
本は読んでないとのことでした。

映画の写真を探していてみつけたら、偶然岩井俊二監督のコメントが出ていました。
最近岩井監督の「Love Letter」を見て、懐かしい余韻の残ったフレッシュな感覚の映画で
いい意味での後遺症が少し残りました。

 

紫苑さん

 

A子さんから紫苑さんがEテレの「あしたも晴れ、人生レシピ」に出ていたと教えてもらい、NHKプラスで
見ることができました。とても懐かしくブログと同じで、その潔い語り口に紫苑さんらしいと思いました。
東京新聞にその暮らしぶりが紹介されて、あっという間にマスコミに広がり、本を発行されたり、取材や
講演依頼があったりのお忙しい生活かと思いあまりお会いすることも無くなってしまったのですが、久しぶりに
連絡してみました。彼女の「少ないお金で暮らしているだけなのにね」に笑ってしまいました。それがスゴイこと
なのです。とてもまねできるものではないのですが、とても参考になります。この連続する物価高に賢く健康に
過ごさなければと誰でも思うと思います。彼女のお金では幸せになれないと言う感じの言葉やブログでも引用されて
いたお金で買えるのは時間と自由とか・・その哲学もおもしろくて。

番組の中では「自分をコントロールできるのが快感」という言葉と「自分に必要なものが見えて来た」という言葉が
印象に残りました。私も自分の死を覚悟した時に自分がしたいことが見えてきました。彼女は経済的な理由で無駄をそぎ
落とす中で必要なものが際立ち、私は時間に限りがあると自覚した時に大切なものがわかってきました。でもなぜ生かされて
いるのかはわからなくなります。今は美しい自然やものに触れながら生きていけることに幸せを感じていますが、これからの
自分と向き合って生きることは結構しんどくなるのだろうと健康面とか思うとその変化も受け入れながら生きて行かなければ
ならないだろうと思います。でも今生きている時間を大切にして・・ それだけ。

 

日曜日のいつもクラシックをやっている時間に日本の古典芸能があり、観世清和の能をみました。

三輪 誓納


神に捧げる神楽 翁 と同じような祈りの舞でした。
平和への祈りが世代を超えて受け継がれていく。

そのあとで息子さんが演じた「安宅」のダイジェストもやっていました。
私が初めて能を見たのが宝生流の「安宅」でした。一度でお能の世界が好きになりました。
亀井広忠の大鼓も一気に引き込まれました。今回の三輪でも演奏されていましたが、
あの頃より髪も白くなり演目にもよるのでしょうが、迫力より柔らかさを感じました。

なぜか母のことをリアルに思い出しました。


その前に見た日曜美術館のアートシーンで芹沢銈介の展覧会を民藝館でやっていることを知りました。
これは外せないです。子供のころから好きだった芹沢銈介です。

 

 

9月30日


 病院の通路で


月曜日は大学病院での半年に1回になった心臓の検診に行ったのですが、担当の先生がもしかすると移動に
なってしまっているかもしれないとおっしゃっていて心配でしたが変わっていなくてほっとしました。ところが休診で他の
先生の代行のためかすごく待たされてしまい午前中に心電図や血液検査は比較的スムーズだったのに、診察では2時間近く
待ってしまいました。担当された先生も気の毒でこちらもグッタリでしたが、しかたがありません。午前中の採血では
若い落ち着きのない看護士さんが危なげだったので心配だったのですが、珍しく失敗されて他の方に変わるということが
あり、ついていない一日でしたが、結果はOKでした。帰りに寄ろうと思った高山珈琲も調べたらここ数年店長の体調が悪く
時々休むのですが、この日も臨時休業となっていました。丸一日病院でつぶれて、午後時間があったらやりたかったことが
できなくなりました。

 

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ちょっと燃え尽き症候群?  ・・・ A little burnout?

2024-09-24 23:53:15 | thoughts

9月23日

日常を離れ、紀伊半島の中、熊野古道伊勢路を歩き、戻ってからボビンレースとベルカントにスィッチを切り替え
集中していました。
その間、北村朋幹と歌舞伎公演があり・・  ボビンレースは作品展、ベルカントはコーラスフェスティバルという
目標がもう間近です。
図書館から借りている本もたくさんあり、映画のDVDもまだ見ていません。今回借りたのはカズオ・イシグロの原作の
「私を離さないで」と最近話題になっていた「落下の解剖学」。10月になれば運転免許更新の実技に向けての練習もあり。
昨日は娘と感動の築地の江戸前を食べに行きました。
今日はほとんどボビンレースに集中して、午後図書館に本の返却に。今まで本を読まなかった娘も図書館に行ってくると
新しい職場で議事録も書いたりしているので、本も読まないといけないと思ったみたい。本当に父が娘が赤ちゃんの頃
大器晩成型だねと言ったけど、晩成してないけど・・ そんな感じ。

なんだか膀胱炎ぽくなってきて、家にあった前回かかった時にもらった漢方薬を飲んで何とか気持ち悪さは収まってきましたが
やはり病院に行って、抗生剤をもらわないと治らないみたいです。
ちょっと疲れたかなと思う今日この頃です。無理はしないタイプですが、やりたいことがありすぎて・・

 


ヨシタケシンスケの本から

私の人生も時間切れになっちゃうのかな・・

 


ボビンレースも最近は間違えに早く気が付くようになって、ロスタイムが少なくなりました。
襟なのでもう一つ作らなければなりません。

 

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