Reflections

時のかけらたち

奥高尾アドヴェンチャー(1号路~冨士道~5号路)  ・・・ Oku-Takao exploration (No.1 trail ~Fuji Road~No.5 trail)

2021-05-31 23:59:36 | nature

久しぶりの高尾山。今回はオオバウマノスズクサ、ツレサギソウを奥高尾で、スズムシソウを日影で見ることを目標にしてUさん、Oさんとご一緒させていただきました。奥高尾は一丁平までしか行ったことがなかったので、未知の世界へ~です。雨模様でなかなか行くことができずやっと実現しました。

 

5月24日

 

気持ちのいい朝でした。

 

高尾山のケーブルカーの駅、清滝の杉に付着しているセッコクがきれいに咲いていました。

 

 

 

高尾山駅に着くと、上でもセッコクの花が迎えてくれます。

 

こちらの方がピンク色が濃い感じです。

 

 

 

写真では白っぽく写ってしまいましたが、青空で広がる景色が気持ちよかったです。

スマホの方が実際に近く撮れました。

 

フイリミミカダテンナンショウ

 

 

オカタツナミソウ

 

遠くにサイハイランが咲いていました。地味な色で枯れているようにも見えましたが、大きくしてみたらかわいい色をしていました。

 

タツナミソウがあちこちに咲いていましたが、花の感じにヴァリエーションがあります。

 

マルバウツギ

 

ご一緒したOさんがまだシロバナフデリンドウが咲いているかしらと言って、かけて行きました。何とかまだ残っていた感じです。

 

フタリシズカ

 

 

 

 

薬王院のユキノシタが一番かわいいのよとUさん。

 

 

園芸種のカルミア

 

 

冨士道を歩いていくと、少し人だかりがある場所がありました。サイハイランが見事に咲いていました。

そこでお会いした方はこの前見たときはまだ咲いていなくて、咲いているところが見たくてやってきたと話していました。高尾山のトイレで毛虫に刺されたようで、それが治るまで待っていてすぐやってこられたようです。とてもうれしそうでした。

 

 

 

 

ヤエムグラ

 

 

遠くの樹を双眼鏡で見たり、カメラを向けている人たちがいました。

ヨウラクラン

 

いろいろな道が交差する場所に来て、5号路を選んでもみじ台方向に進みました。細い山道でハイキングらしくなってきました。この時期はウツギがいろいろ咲いて、ウツギロードになっています。

マルバウツギ

 

ガクウツギ

 

 

 

May 24  2021   Takao

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雨の5月星岡 ・・・ Hoshigaoka on a rainy day ( May 2021)

2021-05-30 23:59:20 | dish

5月19日

最近は雨の中出かけていくことが多くなりました。雨が続いてもまだ梅雨入りしていない関東です。湿度も高く梅雨っぽいのですが、肌寒い日もあり、5月の天気はもう去ってしまったのでしょう・・ それでも星岡はしっとりと雨に濡れて、雨音を部屋の中で聞くのも風情があります。

星岡に行くと決めた日に雨だとがっかりしてしまいます。和服で行けないからです。ちょっと残念でしたが、雨の日は雨の日の良さがあります。

 

玄関近くのカシワバアジサイ

 

掛け軸は手紙を開いて掛け軸にしたもので江戸自体の徳川のものらしいです。

お礼状で墨が薄いところは後から品物などを入れて完成させたということです。

この日に一緒に参加した方はプロの料理人で、星岡でミニ茶事と講習会、お花も習い始めて、いろいろお話を伺いました。裏千家ですが、ミニ茶事とお茶の講習会は1日がかりですが、茶事に出席する形でとても勉強になったと話していました。ミニ茶事は2カ月に一度しかありませんが次回は7月とのことです。その月は日本料理の講習会はパスして、茶事を経験することもいいかなと思いました。懐石料理のマナーなどの講習会には一度も出たことがありません。今回膝が治って、やっと正座できるようになりましたが、表千家のお茶もコロナと膝問題で検討途中でした。

 

蝶の耳付木の花器が珍しいとのこと。

 

 

 

5月の献立

 椀  飛魚つみれ椀

焼 物 カマスのつづみ焼き

煮 物 いか白煮 南瓜直煮 人参香梅煮

小 鉢 焼き茄子わさび浸し

酢 肴 うど、椎茸、若布 吉野酢

ご 飯 浅蜊ご飯

 

 

焼茄子の茄子は皮を少し残すようにらせん状に皮をむきます。縦2つに切り、直火で焼くか、フライパンに油を敷いて焼いてから八方出汁につけておき、いただく前に絞ってわさびを加えた八方出汁をかけて好みで花かつおをかける。一味違う焼茄子です。

 

 

 

 

 

 

 

浅蜊ご飯には一緒に炊いたえのきが入っています。アサリは炊き上がってから煮たものをまぜます。

浅蜊がおいしくて、続けて家でも酒蒸しをしたりしていただきましたが、塩抜きが完全にできず、難しいです。 浅蜊ご飯はとてもおいしかったのですが、家ではまだ作っていません。

 

魚のつみれ椀はおいしい料理の一つですが、飛魚だと上品な感じ。なかなか手に入らない魚です。鰯が一番おいしいかしら・・

 

今日の料理の中で一番手がかかっているかしら・・・

カマスの皮をあぶってから下味をつけ、魚のすり身と海老、木耳、とうふをカマスの削ぎ身をすり合わせて、丸めた皮の中につめて、天火で焼いたもの。おいしかったけど家で作るのはちょっと大変。

 

 

人参にほのかな梅の味がしておいしかったです。かぼちゃはあくまでもこの色を出すことが大切。早生南瓜を使います。それぞれの色を効かせた料理です。

 

 

May 19  2021  Asagaya

 

 

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柳家小三治 初夏の会 ・・・ Kosanji @ Meguro Persimmon Hall

2021-05-30 11:15:42 | art

5月28日

 

まるで一編の短編小説の世界に入り込んだような感じ。

枕も絶妙に人生の悲哀やおかしみを軽く切り取っていく。世の中の人情模様・・

話の世界はまるで幽玄の世界のよう・・虚なのか実なのか・・シュールなおかしみを話しながら笑っている噺家の目線があるような・・

病院から退院してその日に高座に登る師匠。彼の命も何か漂っているようなそんな感じです。「ようこそいらっしゃいました。こちらもです。」本当に! 先月の公演はすべてキャンセルとなっていたので心配していました。

ゆったりとくつろげる世界の中にいた2時間でした。人間を見る目が温かい彼の世界。

粗忽長屋は公演かTVだったか小三治さんで聞いたことのある噺で、調べたら一昨年の国立劇場での寄席でした。何度聞いてもおもしろい。

今回は枕で少し彼の半生を語ったような感じで、親の期待の中で結構大変だったと思うけれど、軽く流して行く感じがいいですよね。私の家からかなり近いところにお住いのようなので、今回の話で大体場所が特定できそうでした。そこまで話しちゃっていいのかなと思いましたが、気にしちゃいないようでした。人間国宝なんて肩書がついてしまいましたが、ご近所の親しみやすそうなおじいさんで、偉大な噺家さんです。

 

会場の目黒パーシモンに行くのは初めてで、都立大の駅に降りるのも初めてかと思います。昔油絵を教えていただいた古茂田美津子先生のお宅が碑文谷にあり大きな桐の木がある吹き抜けの素敵な家で、何回か行ったことがありましたが、たぶん学芸大の駅から行ったと記憶しています。行くといつも大きなガラスボールにサングリアかフルーツパンチのようなものをたくさん作ってくださっていました。

柿の木坂ってこの坂のこと?

その途中にあるHibusumaという台湾料理のお店ですごくはやめのランチ。このお店はちょうどこの日の公演にいらっしゃるAさんからお聞きしていた点心のおいしいカフェです。娘がオフでこの店に行ってみたいというので一緒にランチだけしました。

いろいろな椅子やテーブルでまさしくカフェスタイル。結構古いお店らしいです。

 

11時開店と同時に入りました。パーシモン開場が12時で1時開演でしたが、人気のお店なので並ぶとネットで見たのですごく早く着てしまいました。でも次々人が入ってきて満席となるのにあまり時間はかかりませんでした。

 

 

娘は辛い麺と小龍包、私はワンタンと小龍包

 

 

 

デザートもさっぱりとおいしかったです。

 

 

 

パーシモンホールに向かいました。

 

 

 

 

 

久しぶりに花緑さんの噺も聞いてみたくなりました。

 

 

 

 

 

明るいホールです。

 

 

今区のホールとか立派なところが多いですね。目黒区はほかにもいい公共の施設があります。残念なことに我が新宿は図書館もホールももう古くて・・

 

 

 

Aさんとも不思議なご縁です。アルさんと知り合ってそこからまた広がって行きました。歌舞伎をご一緒するKさんもその一人です。

ブログから始まった人とのつながり・・ この年になって輪が広がることは嬉しいことです。

このバックに目が点・・ 織物のお仲間が野蚕シルクの手紡ぎ糸の布に自由に刺繍されたそうです。

 

ベーカリーストアでお茶をして、話が尽きませんでした。やさしそうなご主人とも初めてお会いしました。

 

落語と人とお話しする数少ない機会で楽しい時間でした。

 

May 28  2021    Meguro

 

落語の日の装い

着付け仲間の方から頂いた久留米絣の反物で作った木綿の着物にKさんから頂いたお母様の帯。この季節に海と舟の帯を締めたくなります。大好きな帯の一つです。帯締めはブルーが短めなので、私が持っている帯締めで最高の道明にしました。カジュアルな感じでもOKでしたね。

今は目指せ普段着の着物です。京都での景色になじんだ和服姿が忘れられません。

影で少し暗い色になってしまいましたが、灯台と舟の柄です。

 

*********

5月30日

昨日の夜、正確には今朝3時近くの月が見えたので撮りました。ベランダから月が見えることがなくて・・ 先週は確かスーパームーンとか言っていましたね。皆既月食も曇って見えなかったとか・・

こんな遅くにまだ明かりがついている家がありました。

 

 

 

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はっきりしないお天気の中、肥後細川庭園に再び(紫陽花の季節)・・・ hydrangea in Higo-Hosokawa Garden

2021-05-29 23:57:31 | seasons

5月22日

今日は何とか雨も止みそうで高尾行きを計画したのですが、朝まで雨も残り延期することにしました。それで朝作ったおにぎりのお弁当を持って、何とか雨が上がったようなので、近くの肥後細川庭園まで花菖蒲を見に行くことにしました。

雨上がりの神田川沿いを通ってウォーキングにはちょうどいい距離です。コロナでほとんどの公園が閉鎖になった時、残された貴重な場所です。

 

 

眺めのいい場所でおにぎりを食べて、それほど大きくない庭園を一周します。

 

ハナショウブが咲き始めたとのことした。

 

 

 

 

 

家の近くではまだあまり見ない紫陽花の花が次々咲き始めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少しだけ雨が降り始め、様子を見てからまた歩き始め、娘がネットで探した早稲田のカフェでコーヒーを飲んで帰ることにしました。

 

 

 

ブリュレフレンチトーストをシェアしました。カリッとしておいしかったです。

 

娘もやっと自立することを考え始めたようでよかったと思いました。嬉しいような寂しいようなでもいいことだと思います。一緒に歩いたりしたことはいい思い出になると思います。

私も自分自身のこれからの暮らし方を考えるカンフル剤のような感じ。今日部分的にしか見なかったけれど、TVシンポジウム「人生100年時代への警鐘」のなかでフレイル*という言葉が使われていました。比較的最近TVで見たゲーリー・クーパーとマリア・シェルの西部劇で過去に罪を犯した主人公がフレイルと名前を変えていたのを思いだしました。ゲーリー・クーパーは大人の男という感じで日本で人気が出たのもわかるような気がしますが、フレイルという名前の印象ははかなさとか消えそうな炎のような感じでした。

高齢期のフレイルには身体的、心理的、社会的フレイルがあるとの説明でした。心理的にはこころ、認知の虚弱が入ります。鬱とか・・ 社会的には閉じこもりとか孤食とか・・ 身体的には高齢になるとBMIも高めの方がよく、メタボ対策よりフレイル予防と言われているそうです。筋肉などのためにも栄養をきちんと取って行くことが必要です。この3つの要素はお互いにしっかり関係しあっています。

これからは弱くなっていく自分とどう向き合うかということです。

 

*人は年を取ると段々と体の力が弱くなり、外出する機会が減り、病気にならないまでも手助けや介護が必要となってきます。 このように心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。

 

May 22  2021  Waseda

 

久しぶりにIL Volo を聴きながら・・ 3人の声がそれぞれ違って面白いのですが、しばらく聞かなかったので、誰の声がわからなくなって動画でMas que amor を見て確認したり・・ 今どんな活動をしているのかとふと思いました。

IL Volo canzoni nuove 2021 Playlist - IL Volo Greatest Hits - The Best Songs of IL Volo [ LIVE ]

 

Il Volo • 10 Anni Insieme ♥️ Matera 2019 HD

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肥後細川庭園と甘露へ ・・・ Higo-Hosokawa Garden and Kanro

2021-05-27 18:33:17 | a day in the life

昨日は音楽を聴きながら、久しぶりに和服の整理。ホセ・カレーラスの声を久しぶりに聴きました。昨年のコンサートが1年延期されて、実際の声も最近は家でもあまり聞いていなかったので、歌声が部屋いっぱいに広がると感動で目がうるんできました。何がこんなに私を感動させるのか自分でもわかりません。

José Carreras - REWIND Armonied'artefestival

カラブリアのアート・フェスティバルでの動画があったので、コンサートの雰囲気がよく出ていて懐かしく見ました。高齢なので声も若い時のようには行きませんが、時間がたつにつれて声が伸びてきて、どんどん良くなっていきます。自分のことも含めていつまで聴きに行けるのか貴重な一回一回になります。

カレーラスのスケジュールも今年はモスクワ、スコットランド、イタリアでのマスタークラス、ポーランド、日本となっているけれど来日できることを祈っています。

 

和服ももう単衣の季節になって、長襦袢も変えて、そして半襟はどれだったかしら・・暖かくなってきたら、チャックで半襟を付けるローズカラーという簡単な長襦袢も使えます。季節の流れの速さに、やっぱり和服は仕事をしていた時は取り扱えないものだったと、今この時間があるときでないと手入れなど無理なものだと改めて思います。それだけに今和服の暮らしができることが嬉しく思います。母の小紋も洗い張りして作り直してできるだけ裄を出せるようにしてもらうよう依頼中です。やっぱり思い出のあるものは伝えていきたいものです。

今日のブログはだいぶ前になりますが、連休の一日、近くの庭園にお弁当を持って行った日の写真です。

 

5月2日

連休中は編み物ばかりしていたけれど、2日はお弁当を作って肥後細川庭園へ。肥後芍薬が見事でした。あやめも咲き始めていました。5月を感じるお庭でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この庭園にコーヒーのキッチン・カーが来ているのを始めて見ました。若い女の子が一人でおいしいコーヒーを作ってくれていました。

 

娘はアイスココアだったかしら・・ 私はカフェモカをメニューにないけど作ってもらいました。

 

 

 

 

 

帰り道に甘露の前を通ったら、並ばないで入れそうだったので、入って前回食べなかったお奨めの桃の樹液のお菓子をいただきました。

白木耳入りの桃膠(タオジャオ)です。お茶は白茶で福建省の白牡丹にしてみました。

 

 

お茶は一人分のポットをシェアしました。

 

 

 

棗やクコ、そして白木耳が入っている珍しい中国本土のスィーツです。

 

 

 

 

諏訪神社には鯉のぼり・・

 

5月も過ぎゆく・・

 

May 2  2021  Waseda

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野草を描くとりよろふの加藤さんに教わる絞り染め  ・・・ tie dyeing experience with natural indigo

2021-05-26 15:30:22 | a day in the life

5月23日

5年くらい前に着付けをワンコインで教えていただいた銀座の呉服屋さんからお電話をいただき、素敵な藍染の絞り染め体験のお誘いがありました。予定がタイトだったので考えたすえ、土曜なら行けるかと思ってお願いしましたが、晴れたら高尾に行こうと思っていたのでキャンセルしました。結局土曜に高尾山には行けなかったのですが、日曜の午前中に変更できますとのお電話をまた頂き、面白い絞りなのでイタリア語のレッスンの前に行くことにしました。

教えていただく、加藤寛司さんは以前にもお会いしたことがありますが、久保田一竹さんのところで長い間仕事をされていた方です。

 

手に持っているのが、乾いているサンプルです。

 

長箸と輪ゴムがあれば絞り染めができます。空気に触れると黄色っぽい色から緑に変わり、藍色になります。長いゴム手袋をしていたのでスマホを取りに行くのが間に合いませんでした。藍は家の近くのseiwaで手に入るとのこと。昔藍熊というお店を教えてもらったことがありますが。

 

 

 

 

 

加藤さんの作品はとりよろふのホームページで見ることができます。

  ミツマタ、菱

  あかね・紫、ヤドリギ

バイモ

 

左の下はオオイヌノフグリですって。

クローバー

 

月の樹 = 葡萄

 

太陽の樹というのもあってそれは柘榴だそうです。

 

すべてお二人で作られているとのことで地染めが凝っています。

どこかかわいらしい作品で、色も鮮やかでどこか和の感じとは少し違うような感じがします。

カードや絵本も作ったらいいのにと思いました。

 

先生の作品を少し見てから、皆様とは一足先に出て、イタリア語のレッスンに回りました。ここから、笹塚までは有楽町線、都営新宿線を使えば意外と近かったのでした。時間がたっぷりあると危険な場所です。

 

帰りにあの古いギャラリーがたくさん入っているビルの前に柘榴の花が咲いているというので、見てからイタリア語に向かいました。

 

 

 

 

 

イタリア語の先生のお宅の前にはメジロが大きな木の鉢の上の方に巣を作って子育てしていました。絶対見ないようにとのことでした。親が子育てを放棄して逃げて行ってしまうそうです。すくすく育ってもうすぐ巣立ちするのではとのことでした。

月に1回のイタリア語はとても刺激的で嬉しい時間です。

 

May 23  2021  Ginza

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奥高尾アドヴェンチャー (コースタイム)・・・・ Oku-Takao exploration (course time)

2021-05-25 14:19:37 | wonderland

何回もフライングしていた高尾方面にやっと行くことができました。気持ちよく晴れた日で朝、家からも富士山が見えました。

 

5月24日  晴 夕方 一瞬雨がぱらつく  気温 27℃

高尾山口駅(8:45) 清滝駅(9:00発ケーブルカー)~1号路〜 薬王院〜 富士道〜 5号路南巻き〜 もみじ台南巻き(富士見台園地)〜 一丁平巻き道〜 一丁平(11:50着 ランチタイム 12:30出発)~一丁平展望デッキ~ 小仏城山の下を通って日影林道~城山北東尾根~日影林道~日影バス停(15:43発)~高尾駅

23,853歩 16.5km 【iPhoneの万歩計なので参考値です】

 

 

森はいろいろと姿を変え、ウグイスは杉林以外はどこでもきれいな声で鳴いていました。鳥たちが離れたところで会話するように鳴いているのも聞いたり楽しい森の中でしたが、私にとっては本格的な登山コースで途中難所がいくつかあり、同行の花仲間の人たちに助けていただきました。一人でも行こうと思っていたのですが、初めてのちょっと人があまりいないハイキングコースはグループで行った方が心強いです。途中年配の女性が一人で登ってくるのにすれ違ったり、すごいなと思いました。

途中出会った高尾のサポートレンジャーか何か腕章をしていた人に道のことをお聞きして、スズムシソウはよくわからないようだったので、今みんなが狙っているベニバナヤマシャクヤクが咲き始めているのを見にコースを日影林道から北東尾根コースに変更しました。最後の方は前日までの雨のせいかぬかるんだり、滑りやすい急な坂もあり、恐かったです。最初カメラを持っていただいたりして、あとからリュックにしまい、スマホでも写真を撮る余裕がなくなりました。落ちていた枝をみつけてもらって杖代わりにしました。カメラを持つと杖が持てないので、持っていませんでしたが、これからはリュックに入れて準備しておこうと反省しました。

たくさんの初めてのお花たちにも会い、コースも大変だったので、今でもボーっとしています。股関節に問題があるUさんも私もやっと膝関節が治ってきて正座も、階段の駆けおりもできるようになり、挑戦しました。途中、以前つぼみだった花を見に来たシニアの女性や、本当に花の好きな人たちが歩いているのに出会いましたが、高尾山の方にはほとんど人がいなくて、一丁平に着いたとき、お昼だったせいか多くの人が休憩していて驚きました。

ケーブルカーを降りるとセッコクの花が出迎えてくれます。乗るときにも見事なセッコクを見ることができます。高尾山の上の駅の方がピンクが濃くてきれいでした。

ラン科

沢沿いなど湿り気のある場所の樹木や岩の上などに着生する常緑の多年草(複数年のあいだ育成する植物)。
高尾山ではスギの老木の上などに着生し、美しい花を咲かせている。 

高尾山マガジンより

 

ケーブルカーを降りたら、この晴れやかさ・・・

 

かわいいお守り・・

 

シロバナフデリンドウの花がまだ残っているとのことでした。私は初めて見る花です。

 

 

サイハイラン

これから咲くムヨウランも見てみたい花です。

 

ヨウラクラン

こちらも木に付着するランです。カヤランも高尾で見られる木に着生するランですが、花が咲いているのは見たことがありません。

 

 

ウツギロードに入りました。

 

ガクウツギ

紫陽花の一種かと思いました。

 

奥高尾の入り口に着いて、もみじ台には上がらず左の巻き道を通って、富士見台のオオバウマノスズクサロードに行きます。この先にツレサギソウも咲いているはずです。

 

ツレサギソウがちょうど見ごろでした。

 

 

オオバウマノスズクサ

ユニークな花で今回見たい花の一つでした。思ったよりも小さく、もう花はそろそろ終わりかだいぶ少なくなっているとのことでした。

 

オカタツナミソウはあちこちで見ることができました。やはり私にとっては初めて見る花です。

 

まだエゴノキの花を見ることができました。足元に小さな花が散っていて、見上げるとエゴノキの花が咲いていました。

 

他にも珍しい花がたくさんあり、探検です。

 

もみじ台からの道に合流しましたが、そこから一丁平までもまき道を通ることにしましたが、普通巻き道の方が楽なのですが、最後の方結構難所があり助けてもらいました。かなり急斜面を登りました。

 

一丁平で楽しいランチタイム。ピクニックですね。

蝶がお弁当に誘われてやってきました。ワイングラスを運んで、火を使ってホットサンドイッチとか作っている人たちもいました。

 

果物もいただいて、楽しいランチタイムです。ごちそうさまでした。

 

ここからとりあえず小仏城山の方面に向かい、日影に降りる道を探ります。

まず行ったことのない展望デッキに登ってから城山に向かうことにしましたが、階段状の道をあがって開けた景色に思わず声をあげてしまいました。

 

ここから城山方面に歩き、大きな道に出てからどちらに行こうかと迷っていると老婦人がノルディック・ウォーキングをして通り過ぎたので、お聞きしたら、頂上に上がらず日影林道に行く道を教えていただきました。

 

林の雰囲気は今まで歩いてきたところとは全く違って、高尾周辺の山々のヴァラエティにとんだ景色を楽しむことができます。林の中をしばらく歩くと開けてきました。

 

しばらく歩くと日影林道にぶつかり、城山に行く人たちが先の方に見えました。

日影林道を歩くと左側に道があり、そこから人が出入りしていました。高尾山サポートレンジャーか何かの腕章をした人が出てきたのでスズムシソウのことをお聞きしたのですが、城山の上の方で崩れていた場所を最近なおしたばかりのところにスズムシソウとベニバナヤマシャクヤクの花が咲き始めて、この左に入って道にもベニバナヤマシャクヤクが咲いていると教えてくれました。結構アップダウンがありそうでしたが、この道を行く人が他にもいたので、行ってみることにしました。スズムシソウは日影林道の下の方でも探すのが難しそうなので、今回はあきらめてベニバナヤマシャクヤクを目指しました。ワニグチソウとか見ながら歩きました。

しばらく行くとベニバナヤマシャクヤクに出会うことができました。

ここを目的に歩いている人も他にもいて、数人集まっていました。大事に守っていきたい花です。

 

エビネも少し残っていました。ミドリエビネをいつか見てみたいです。山で見る美しさは格別です。

 

 

ワニグチソウ

 

そしてなんとイナモリソウを一緒に行った花のお姉さまたちが発見しました。私は急ぎ足で降りて、だいぶ下の方に行っていたのでイナモリソウ発見の声にまた登って戻りました。登ると結構急な道で驚きました。

 

今回出会えると思わなかったイナモリソウ。次回のテーマです。小さな花で写真がうまく撮れませんでした。

 

シックなカンアオイの花です。

 

途中木のベンチがあるところで休憩しましたが、下から登ってきた人がいたので、聞いてみるとこの先は滑りやすいので気を付けてと教えてもらいました。途中すべりやすくて危険な個所がいくつかありましたが、助けてもらって降りて行きました。途中持ってくれたカメラもリュックにしまって木の枝の杖を頼りに気をつけながら降りて行って、やっと沢のところに着きました。

 

 

川の水も増水していなかったので石の上を通って渡ることができました。

 

ちょうど1時間に1本程度しかないバスに間に合い、10分くらいでバスが来て、スムーズに帰ることができました。

 

行く前にいろいろ教えてくださったTさん、ご一緒して下さったUさん、Oさんありがとうございました。

 

私たちは4号路は通らず、まき道を沢山通ってきたので、コースは違いますが、地図をみつけたので参考にお借りしました。

 

今回出会った植物: セッコク、シロバナフデリンドウ、フイリミミカダテンナンショウ、ヨウラクラン、サイハイラン、ユキノシタ、ウツギ、マルバウツギ、ガクウツギ、オオバウマノスズクサ、ツレサギソウ、イナモリソウ、ジュウニヒトエ、キンモンソウ、オカタツナミ、ウリノキ、サルナシ、サルトリイバラ、ワニグチソウ、ハナイカダ、エビネ、ミヤマナルコユリ、カンアオイ、ベニバナヤマシャクヤク、オニドコロ、フタリシズカ、ヤエムグラ、ニガナ、オオジシバリ、カルミア、クワの実、ヤマボウシ、エゴノキ、ガマズミ、シロミノアオキ、アヤメかハナショウブ

 

May 24  2021  around Takao 

 

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5月の終わりにFirst of May を思い出して ・・・ May is passing

2021-05-23 21:16:17 | a day in the life

5月22日

梅雨のような日々が続いて、高尾に行く機会をとらえることがなかなかできません。

今朝は明け方まだ続いた雨がやっと止んで、久しぶりに富士山が姿を現しました。

 

 

高尾山は延期して、定まらない空模様を見ながら、近くの肥後細川庭園で持って行くはずだったお弁当を食べました。

娘は高尾山には行かない予定でしたが、近くの庭園には散歩に来るというので一緒に出かけました。

 

花菖蒲が咲き始めていました。前回行ったときはあやめだったのかしら・・

 

梅雨空に似合う紫陽花が咲き始めていました。

 

昨日やっとエミリ・ディキンソンのブラック・ケーキを焼くことができました。

ブランデーに漬け込んでいたオレンジ・ピールとレーズン、モラセスを使います。

シナモン、グローブ、ナツメグをけっこうたくさん入れて、アーリー・アメリカンの素朴なお菓子です。

バターと砂糖を練り、モラセスやスパイスを加え、ぬるま湯で湯煎して温めた卵を混ぜて・・ 最後に小麦粉・・

楽しい初めてのブラック・ケーキ作り。今回はブルーベリーを漬けたのは入れていません。次回ブルーベリーやイチジクを漬けたものも入れてみよう・・ 粉と卵でたいていのお菓子は作れるのですね。

 

 

 

最近BEE GEESの曲が頭を離れません。どこか暖かい響き。初期のものが好きですが、Saturday Night Fever のHow Deep Is Your Loveも思い出の曲です。今ではBEE GEES も2人欠けてしまっています。いい曲をたくさん作っていた兄弟だったのですね。今聞いても胸がしめつけられます。How Deep ・・・はYouTubeの再生回数が3億回を超えていて驚きました。

 

 

The Bee Gees / First of May 若葉のころ / ザ・ビージーズ

 

Bee Gees - How Deep Is Your Love (Official Video)

 

May 22  2021 

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タチガシワを探しに裏高尾まで ・・・ looking for cynanchum magnificum

2021-05-22 21:26:17 | nature

5月6日

珍しいかわいいお花タチガシワ。ブログで見かけて見に行きたくなりました。場所をいろいろな方に教えていただき助かりました。高尾山の1号路でも見られるということでしたが、私は日影の方に向かいました。

その日のうちに「ふと思い出したメロディ―」で写真を数枚アップしましたが、一日で出会ったお花たちをまとめて載せることにしました。

 

 

日影沢の入り口で見たやさしい花。園芸種かしら?

 

オオジシバリ?

 

スミレはそろそろ終わりかしら・・

 

ヘビイチゴ

 

 

シャガがたくさん咲いていました。この時がピークのようでした。

 

クワガタソウ

 

 

 

 

コンロンソウ

 

キランソウ

 

 

ムラサキケマン

お弁当にしたキャンプ場の足元にも小さな花がたくさん咲いていました。

 

 

 

 

 

キャンプ場から先の川沿いにタチガシワは咲いているはずです。ランチ休憩を終えて立ち上がり、探検に行きました。

 

 

 

何回か川沿いに降りて行って、やっぱり見つけられないかしらと思っていたら、3回目に降りたところのすぐ下の暗い場所にタテガシワが咲いていました。もうそろそろ終わりの時期のようです。

 

 

 

かわいいでしょう・・・ 

タチガシワはガガイモ科カモメヅル属の多年草・・やっぱり・・ガガイモも大好きな花です。

 

 

しばらく行くとハイカーの人が葉っぱよけて確かこの辺にフタバアオイがと言って探してみつけていました。

 

 

ジャノヒゲの実も鮮やかに。

 

 

 

ヨゴレネコノメ

 

 

 

 

オウギカズラ

 

ウワバミソウ

ここで写真を撮っている人や見ていた女性の二人組がいたので、名前を教えていただきました。

 

 

この花の名前がわかりません。ご存知の方がいらっしゃれば教えていただけますか?

 

日影林道はゆったりとした登り道で小仏城山の頂上まで続いています。いつか上まで行ってみたいと思っている林道です。

今回はオウギカズラの群生地にも行けたので、戻ることにしました。もっと先にエビネがたくさん咲いていると出会った人に言われましたが。

 

 

紫色の花が緑に映えてきれいです。

 

 

後ろ向きだけどラショウモンカズラみたい。

 

サツキヒナノウスツボ

先ほどウワバミソウを教えていただいた方に、また教えてもらいました。

 

 

ヒメウツギ?

 

ハンショウヅル

日影のバス停はもうすぐです。帰りもバスに乗って高尾駅まで戻りました。

 

林道でお会いした方たちに花の名前とか、教えていただきました。高尾を歩いているとお花が好きな人が多いのだと思いました。あまり興味なくどんどん行ってしまうハイカーもいますが、ほとんどの人が足を止めています。

 

May 6  2021  Ura-Takao

 

 

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南高尾トレッキング -3 ・・・ trekking in south Takao -3

2021-05-21 16:21:31 | wonderland

三沢峠からやっと梅ノ木平への道に入ります。

他の方向に行った最初に会ったシニアのカップルが何かをみつけました。近づいてみるとキンランがきれいに咲いていました。

 

 

 

タチツボスミレ

 

ニョイスミレ (ツボスミレ)

 

 

コンロンソウ?

 

 

ヨゴレネコノメ

 

 

 

 

クワガタソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、お昼を一緒にいただいた女子二人組に追いつかれて、この先はずっと一緒に下りました。

やっとグリーンセンターについて、以前この先にアケボノソウが咲いていることを聞いたことがあったのですが、道が厳しいとうかがっていたのであきらめた地点です。実際はそうでもなかったです。咲いていたところが急斜面だったのかも。

 

グリーンセンターあたりからずっとニリンソウやイチリンソウが道の両側に咲いていました。

 

 

 

ハナイカダがあると教えてもらいました。

かなり下に降りてきてから道路わきの草むらの中に蛇が逃げていくのを見ました。グリーンセンターへの案内板にも蛇の絵が描かれていたし、クマガイソウが群生していた神社の前には蛇塚もありましたね。

 

なぜかホッとするお地蔵様です。

 

 

うかい竹亭につきました。登山道の別世界。まさかこの後ここを訪ねることができたなんて!

 

 

藤の花でいっぱいの山です。

 

梅ノ木平からのバスは1日に3本くらいしかないので3人で歩いて駅に向かいました。

 

やっと駅近くになりました。

 

 

ゴールです! コーヒーが飲みたくて、TAKAO COFFEE でご褒美。

 

 

黄色い線が今回歩いたルートです。高尾山口 →  → 山下 → 西山峠 → 三沢峠 → 梅ノ木平 → 高尾山口駅

赤いマーカーは南高尾セブンサミッツルート

4月30日 家からで 14.4km 21,182歩 でした。

 

少し歩く予定が、戻れない橋を渡ったので、グリーンセンターまでは歩いたことのある梅ノ木平に出ることにしました。三沢峠は険しいと聞いたことがあったので出会った人に聞いたりしてそうでもないことがわかりました。

途中巻き道もあり、時々出会う花に喜んだりしたサミッツルートの一部。三沢峠から梅ノ木平方面に降りる途中たくさんのニョイスミレが咲き、いたるところにニリンソウがたくさん咲き続いていました。

充実した一日でした。

 

April 30  2021   Minami-Takao

 

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