Reflections

時のかけらたち

雪絵ちゃんのお話

2008-02-29 07:39:07 | a day in the life


              朝日に染まる富士



繪子の飼い主さんから紹介された心に残る記事です。
ぜひご覧になってくださいね。



雪絵ちゃんのお話

http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/eigoyukie/yukiechanswish2.html
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2月のブルームーン

2008-02-28 23:14:51 | a day in the life


2月のブルーはちょっとせつないです。
ヴァレンタインだというのに恋人がいません。
(まぁ他の猫を知りません。)
私達にニャーニャー甘えるだけです。





時々ケイレンして寝ています。





やっと恋の季節も終わって
静かな日々がもどってきました。
お気に入りのダンボールの上で。
(ダンボールがなかなか捨てられません。)
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お空のフィナーレ

2008-02-24 22:11:00 | a day in the life


日暮れのお空は忙しい
ちりばめた雲達にも
黄金の光をあてて




妖精たちを
雲のベルトに走らせ





青いお空に
幕を引きます

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お気に入りのCDから

2008-02-23 16:13:54 | music
 フォーレ:レクイエム/ペレアスとメリザンド

昨日の午後は風邪で横になっていました。
先週のN響アワーで日野原重明さんがフォーレのレクイエムについて
語っていたので、久しぶりに聴いてみたくなりました。ピエ・イエス
かなりボリュームを大きくして聴いていたので、帰ってきた子供は
どこかの宗教団体が来たのかと思ったですって。(笑)

フォーレは好きな作曲家の一人です。
特にチェロにした曲が好きで、「シシリアーノ」や「夢の後に」「エレジー」
など。斉藤秀雄門下生の安田謙一郎が大好きでした。
初めて自分でチケットを買って聴きに行ったクラシックはロストロポーヴィッチの
ドヴォルザーク・チェロ協奏曲・・
チェロの音はとても落ち着くのです。パブロ・カザルスで有名になった無伴奏チェロ組曲。
若かりし頃安田謙一郎のコンサートに行って聴きました。いまMDはマイスキーのを
持っています。

日野原先生といえば母が若い頃から友の会に入っていたのでおなじみの先生でした。
「婦人之友」という雑誌で健康のこととかよく書かれていました。
今では超有名人となってしまいましたが・・
聖路加で出産をしたので子供の担当は小児科の細谷亮太先生・・検診でいつもお会
いしていましたが、いつもしゃれた会話で楽しませてくれたほか、子供の病気には
すばやく気づいてくださる名医です。

話は飛んで昨日は猫の日、夜TVでやっていた宮崎アニメ「耳を澄ませば」も猫が重
要な役でしたね。昔子供と見た大好きな作品です。今ちょうど主人公と同じ年にな
った子供はラストシーンに「どんだけ~」とか「早すぎる」とか言っていました。
まったくねぇ。結局ジブリのアニメも大人になってみるものなのでしょうか?
そういえば3月に子供とジブリ美術館に初めていくことにしました。祭日のチケッ
トを取ることができました。

昨晩はポリーニのブラームス・ピアノ協奏曲を聴きながらすぐ眠ってしまいました。
ポリーニは初めて日本に来たときのコンサートに行ったことがあります。
今のような巨匠ではなくショパンコンクールに優勝してからしばらく研鑽を積んで
デヴューした頃です。とても新鮮でアンコールを何曲やったかしら ショパンの
エチュードやシューマンのアラベスクなど・・ 会場は何と厚生年金会館でした。




 ポリーニ/アバド ウィーン・フィル

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古茂田美津子の世界

2008-02-23 13:58:30 | art


「気まぐれ美術館」の筆者 現代画廊洲之内徹さんの没後20年記念で
開催された古茂田美津子展の案内のカード(2007.10月)


その後古茂田先生は他界されましたが、
我が家にある油絵から2点紹介します。



   枯れた紫陽花



アトリエで結婚するとお祝いでいただけた花嫁人形の絵





とても小さなサイズでパソコンの前に飾っています。
大きくしてみました。





先生はいつも自由に描かせてくれて、デッサンを見ているのが勉強になりました。
いつも黒かグレーの洋服にめがね・・タバコを手に大好きなミステリーや時に藤田の
話や脇田和、岡田謙三とか新制作でご一緒の画家の話をしてくださいました。
どこかひょうひょうとして生活を楽しみ、不思議な世界を描かれていました。
お人柄も絵も大好きです。先立たれたご主人も有名な画家古茂田守介氏。
日曜美術館で紹介された時、美津子夫人のインタビューもありました。

今では先生もカードの絵のようにまどろみの中にいらっしゃるのかしら・・


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2.22

2008-02-22 19:12:32 | a day in the life
  今日はにゃんにゃんにゃんの日なんですって
     あわてて載せている飼い主です。




今回はアップ中心です。











何考えているんでしょうね~




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みすゞの世界

2008-02-22 09:33:43 | poem
金子みすヾ
(1903-1930)






この詩はみすヾの憧れを読んだものともいわれていますが、私はハーマン・メルヴィルの
短編を思い出してしまいます。
”The Piazza”の中でベランダから妖精でも住んでいるかのように輝いて見える
山の向こうの家が、実は一番太陽で暑く少女が働いている過酷な時にそう見えたと
いうお話を連想させるのです。
メルヴィルは学生時代に亀井俊介先生からアメリカ文学を教えていただいた時
に印象に残る奇妙な作家です。久しぶりにバートルビーやビリー・バッドでも読んでみようかな。






子供の小学校の教科書に載っていた金子みすヾの詩。
今の教育がこのとおりならすばらしいのにと思いました。

ちょうどその頃、朝日新聞に週ごとの連載が載っていたと思います。

これをきっかけに図書館から本を借りてきて読みました。

クリスティナ・ロゼッティによく似ていると思ったら、みすずがロゼッティの詩を
書き写していたりしていたのですね。カタログをみて発見しました。











ウィリアム・ブレイクの「手のひらに宇宙を見る」というフレーズを思い起こします。






心のやはらかなこの詩人の歌をたくさん紹介したくなります。











みすヾは死を選んでしまったけれど、こんなに豊かなものをみすヾの子供と
私達に残してくれたのだと思います。










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伊勢物語絵巻(伝俵屋宗達)の世界

2008-02-18 22:40:18 | art
   若草の妹




武蔵野



  水鏡


昔、おとこ、女のもとに一夜いきて、又も行かずなりにければ、
女の、手洗ふ所に、貫簀(ぬきす)をうち遣りて、
たらひのかげに見えけるを、みづから、

我許(ばかり)物思人は又もあらじと思へば水の下にも有けり

とよむを、来ざりけるおとこ立ち聞きて、

水口に我や見ゆらんかはづさへ水の下にて諸声になく






梓弓


むかし、おとこ、片田舎に住みけり。
おとこ、宮仕へしにとて、別れおしみてゆきにけるまゝに、
三年来ざりければ、待ちわびたりけるに、いとねむごろにいひける
人に、今宵逢はむとちぎりたりけるに、このおとこ来たりけり。
「この戸あけたまへ」とたゝきけれど、あけで、歌をなんよみて出したりける。

あらたまの年の三年を待ちわびてたゞ今宵こそにゐまくらすれ

といひ出したりければ、
梓弓ま弓つき弓年を経てわがせしがごとうるはしみせよ
といひて、去なむとしければ、女

梓弓引けど引かねど昔より心は君によりにし物を

といひけれど、おとこかへりにけり。
女、いとかなしくて、後にたちてをひゆけど、えをいつかで、
清水にある所に伏しにけり。そこなりける岩に、およびの血して書きつけける。

あひ思はで離れぬる人をとゞめかねわが身は今ぞ消えはてぬめる

と書きて、そこにいたづらになりにけり。


 東下り


駿河なるうつの山辺の うつつにも夢にも人にあはぬなりけり

富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。

時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ


ゆき いと しろう ふれり



 渚の院の桜





 

  月に秋草図屏風 (俵屋宗達)


屏風は伊勢物語とは関係はありません。
月と秋草がなんともいえない美しさでした。
以前好きだったリアリズムのこの時代?の日本画家がいたのだけど宗達だったか
覚えていません。鹿島美術財団の講演会で昔話を聞いたのだけど・・・

現代の日本画家で一番好きなのは奥村土牛です。洗練された形と色がなんとも
いえません。

古典ですが、我が家では子供が小学校の高学年の頃から「百人一首」が大好きで、
お正月でなくてもやっています。今は学校での教材にもなっていて、子供用の解説
もたくさん出ています。(まぁ恋の歌が多いのですが・・) 声に出して何回も歌
を読んでいるうちにこの歌いい歌だと突然発見することもあります。



冬の歌 2首


かささぎの 渡せる橋に置く霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける

心あてに 折らばや折らぬ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花


最近のお気に入り


やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな 

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光の春

2008-02-17 16:32:41 | a day in the life
 2月16日

青い空は悲しいほど青色に染まっていました。
10年以上も前、一緒に織りを習っていた方が入院していて、あまり状況がよくないのでお訪ねしていいかと迷っていたところ、大丈夫との知らせがあったので病院までかつて一緒に習った友人と出かけました。
彼女は博物館で秘書をしていて、いつも一流のもので囲まれていましたが、とても気さくなスポーツ・ウーマンでした。もう6年くらいお会いしていなかったかもしれません。手をにぎって「嬉しいわ」といってくださいました。

その前に出光美術館により、桜の花と秋草に月のポストカードを買って行きました。もう何も食べられない彼女にお見舞いで持っていける物がありません。

意外でしたが美術館からは皇居が見下ろせ、お堀に無数の水鳥がいて、美術館の窓の外を飛んでいました。



白い点のように見えるのはみんな鳥です。








春のヒイラギ
いつも会社に行く途中、気になっていた春のヒイラギ・・


昨日の天声人語に2月を「光の春」というと出ていて、納得しました。
主人は2月が大好きでこの季節に結婚式を挙げたかったとのことでした。
この寒さに春を秘め、光は春だからでしょうか?


2月17日
昨日よりは少し曇っていますが、友人のところに不幸があり、一緒にお見送りしました。大勢の学生さんに見送られていました。
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風の吹く夜

2008-02-17 16:28:56 | a day in the life
2月15日

風の吹く夜は空気も冴える。
いつもより、ビルの形がはっきり見えるような気がする。








中央に見えるのが六本木ヒルズ・・ちょっと左がミッドタウン(行ったことはありません。)
夏には六本木ヒルズの右の方に神宮の花火が見えます。
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