Reflections

時のかけらたち

江戸の面影が残る小石川再訪 1  牛天神と梅 ・・・ Ushitenjin and plum blossoms

2021-02-28 23:55:26 | wonderland

2月25日

2月7日に娘と古い街を歩こうと小石川の牛天神、澤蔵司稲荷に行った時に牛天神の牛石を撫でてこなかったのと澤蔵司稲荷縁起で知った澤蔵司が傳通院で修行中、傳通院の門前の蕎麦屋によく行っていたというお店「萬盛」が今もあると知り、帰りに寄ろうとしたら、日曜日は休業で、いつかまた行こうと言っていたので、ちょうど娘が振休を取れた日に行ってみることにしていました。400年の歴史があるお店なんて東京では珍しい。

ちょうど25日しかチャンスがなかったので、私はヨガの予約を取り消して、翌日に変更して娘とリベンジに出かけました。牛天神の梅は満開といった感じで梅まつりも終わろうとしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛石

 

 

 

 

 

 

 

 

Feb.25 2021   Ushitenjin

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春が間近の実篤公園で ・・・ in Saneatsu park feeling spring in the air

2021-02-27 22:32:53 | nature

 

作品展を見に行った日は10時に待ち合わせだったので、朝出かける前にその日のクリスマスローズを撮りました。

 

調布在住の友人が作品展の後に実篤公園に連れて行ってくれました。写真は一眼レフで撮った写真です。ダイアリ的なものはスマホで撮っています。

富士山がうっすら写っていたのですが、一眼レフでは難しいですね。

 

スマホの方がわかります。光が多い時、写真って難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侘助と書いてあったかしら?

 

 

 

 

あずまやで春の方向を見ている友ふたり

 

 

 

カンアオイ  

アセビ

記念館の前の見事な梅の花

梅にメジロでした・・・

 

 

 

 

仙川駅に戻りますが、行きとは違う寺町ルートでした。

ハケを横目で見ながら・・・

 

 

 

浄土真宗のお寺が続いていました。同じような親鸞聖人の像がお寺のお堂の前に置いてありました。

90歳まで生きた親鸞。「歎異抄」や「出家とその弟子」とか高校生の頃読みましたね。

としちゃんの一句が楽しみです。

 

----------------------------------------------------------------------

実篤公園の中にある武者小路実篤記念館にもせっかく来たので入りました。市外在住の私は入場料が200円かかりました。

あのかぼちゃの絵が有名な武者小路実篤ですが、何が本職だったかよくわからに人という印象でした。ちょうどやっていた企画展の手紙の展示が面白かったです。三島由紀夫や志賀直哉、安井曽太郎、バーナード・リーチ、柳宗悦 など交友関係も広く、直筆の手紙はおもしろいです。メールの時代になり、今後はこういう味のあるものも残らないのですね。

一番印象に残っていたのは80歳を過ぎて妻あてに書いたラブ・レター。 何度も書き直しているのが、かわいいです。病弱な奥さんが入院するときに初めて書いた手紙のような書きだしでした。奥さんへの感謝の言葉も表したことがなく、入院するので寂しいというようなお手紙でした。

幸せな人生を送った人なのだと思いました。

 

企画展 実篤の手紙

会期:2021年1月23日(土曜日)から2月28日(日曜日)

まだ電話も珍しかった時代、連絡を取るために欠かせなかった手紙。実篤も日常的に手紙を書いており、当館には多くの葉書や封書が残されています。時にはふざけあい、時には真剣に意見する友人への葉書、長い文章に愛情が溢れる家族への封書など、相手との関係性が伝わる手紙。上下逆さまに書いた葉書や娘の書きかけの葉書に勝手に書き込んだものなど、実篤のおおらかさが伝わる手紙。様々な手紙をとおして実篤の素顔を紹介し、親しみを感じていただく機会とします。

 

Feb.24  2021  Saneatsu Park

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友達の写真展と調布散歩 ・・・ Exhibition of photo and walking around Sengawa

2021-02-27 21:12:13 | a day in the life

2月24日

うたどんさんからとしちゃんの写真展のお知らせをいただいて、ご一緒することにしました。お正月に体調を崩していたとしちゃんも心配でしたが、すっかり元気に戻られて和服で一緒に作品展を見て、仙川を散歩しました。近くに実篤公園があるので行ってみましょうのことでした。

調布市市民講座「おいしそうな写真の撮り方」の作品展が調布市東部公民館で開催されました。会場は仙川駅から歩いてすぐのところです。初めて降りる駅で待ち合わせをして、再会を喜びました。うたどんさんは調布花巡りに行くきっかけを作って下さった方です。最近は体調が悪くてあまり歩けないと話していましたが、暖かくなってもっと元気が出たら、また花巡りをご一緒したいと思います。生まれてからずっと調布に住んで、多摩丘陵のことや自然の花々などよく教えていただいています。

 

 

 

 

 

 

 

 

3回の講習ですが、どの写真もおいしそうに撮れていました。スマホから一眼レフまでカメラもいろいろです。

 

 

この後近くの実篤公園に行きました。

 

公園の入り口を入るとすぐ見晴らしのいい場所で、富士山が見えます。

この場所は武者小路実篤が晩年の20年間住んだ場所ということですが、高低差があり、素敵な庭が広がっていました。

 

 

 

 

住まいを外から見ることができました。

 

 

紅葉の季節が美しいととしちゃんに教えてもらいました。

 

 

せっかくなので、記念館も見て帰りました。

 

実篤記念館を後にして、ハケを見ながらまた寺も多い場所を歩いて 仙川駅を目指しました。

 

このハケの歩道を歩くとキンランが咲く場所があるということでした。

 

若葉町一丁目の都立神代高校の周辺に浄土真宗の6つのお寺があります。
大正12年の関東大震災で罹災し、のちにいずれも都内中央区築地から当地に移ってきました

昭和2年には、正善寺、明西寺続いて昭和3年には、西照寺、光西寺、光徳寺が移り、昭和4年には安養寺が移り、仙川の寺町が出現しました。
その他に市内には、関東大震災後に都内から移ってきたお寺が7つあります。

                                           調布市HP 仙川の寺町 より

 

 

神代高校の前の浄土真宗のお寺を見ながら歩きました。

 

ランチはとしちゃんの三味線の先生のお奨めのお店でタイ料理をいただきました。シーフードカレーと炒めご飯はカレーに炒り卵が入っているので全然辛くありません。マイルドでおいしかったです。

久しぶりの友とのんびり過ごした半日でした。

 

Feb. 24    2021    Sengawa

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピクニック気分で行くコンサート ・・・ going to concert in a picnic mood

2021-02-26 23:59:29 | a day in the life

紀尾井ホールでの三浦文彰のコンサートに行く日は午前中はヨガだったので、家には戻らないで、続けて四ツ谷まで行って、お弁当でも買って公園ででも食べようかと思っていたら、そうだ四谷三丁目のハ竹で茶巾ずしを持って行くのがコンビニのサンドイッチよりいいかと思いつきました。買ってから四ツ谷駅まで歩いて、上智大の前の土手の上を歩きました。若い頃夜桜を見に行っていた思い出のある場所です。

学生時代に、丸ノ内線が地上に出て、上智大学が見えるとなんだかときめいたものです。学生運動のアジトみたいになっていた学生会館によく会いに行きました。

 

迎賓館方面ですが、よく見えませんね。

 

江戸城外濠の土手や濠の跡を利用して一帯が公園になっています。こちらは埋め立てられて上智大のグラウンドになっています。

ベンチでもあるかしらと思ったけど、何もないので、紀尾井ホールの先の清水谷公園まで行ってみることにしました。

 

ここには椅子がいくつかあったのでお弁当を広げるのにちょうどいい場所でした。

 

 

久しぶりの茶巾ずしがたまごがふかふかでおいしかったです。母が好きで時々買って持って行きました。

そういえばお茶会で行ったことのある福田屋は上智大の一部になっていました。そして清水谷公園の近くに移転していました。魯山人とゆかりの料亭だったことを今知りました。

結婚式を挙げた上智大、披露宴をした維新號・・ 懐かしいエリアです。 維新號が今も変わらずあるのがうれしいです。

 

 

良く見えませんが、淵の所にスズメが何羽かいて、みんなで水を飲んでいました。

 

 

紀州徳川家や井伊家の江戸屋敷があった場所がその後寄贈され公園になっています。大久保利通の暗殺場所が近く、哀悼碑も建てられています。

井伊家との境目付近が谷だったことと、井伊家との境目付近の紀州徳川家の屋敷から清水が沸き出ていたことから、付近は「清水谷」と呼ばれていました。

 

紀尾井テラスにはいつも草月関連の花が飾られています。

 

コンサートの後は、前日に行っては入れなかった「しろたへ」に回ってみましたが、なんと中を入れれば40人くらいの人が並んでいたようです。外は列が折れ線になっていました。買うのにも入るのにも大変なのだろうと思い、すぐ帰ることにしました。代わりに青野の和菓子がお土産になりました。

最近開拓したルートは新宿3丁目経由でバスで帰る方法。早大理工前で降りて戸山公園を突っ切ります。

白梅がきれいでした。

 

 

赤坂は鹿島建設のアトリエに通った懐かしい街です。みんなで帰りに「しろたへ」に行ったり、当時あったカフェ・イ・アルテにもよく行きました。夜桜を見たり、日本酒を飲みに行ったり、クラブ活動みたいでしたね。

 

不思議においしいいちご大福。

 

Feb.20  2021   Yotsuya & Akasaka

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三浦文彰ヴァイオリンリサイタル ・・・ Fumiaki Miura Violin Recital

2021-02-26 23:19:29 | music

2月20日

昨年も今年も私の行く予定だったコンサートはほぼ全滅です。海外から演奏者が来れないので、公演中止の連続でした。

それでも庄司紗矢香のコンサートはピアニストがすでに来日していたので成立しました。その時のブラームスのピアノ・ソナタ2番がすばらしかったので、他の演奏家でも聴いてみたいと思いました。図書館からCDを借りて聴いたのですが、オーギュスタン・デュメイとミッシェル・ベロフだったのに私には何か違和感があり、もっと聴きたいと思った時に以前コンサートに行った時にもらったチラシの中にこの曲をみつけました。注目の若手ヴァイオリニスト三浦文彰のですが、ピアニストもよさそうでした。しかしこのピアニストも入国できず、日本人に変わっていました。

ちょうどコンサートの前日にEテレで三浦文彰と辻井伸行が出ていて、ソナタでのピアノは伴奏ではないという話になっていましたが、本当にそう思います。特にブラームスでは強く感じました。ピアノがヴァイオリン・ソナタを台無しにしてしまうことがあります。こんな最強のデュオがあったなんて知りませんでした。

音楽が足りない暮らしで、たまらなく生の音楽が聴きたくなっていた時に、新日フィルのゲネプロに誘っていただいたことはとても貴重でした。後は日本の古典芸能を見たり、日本のアーティストの演奏会に行くしかないかと思っていたり・・・ 三浦文彰は以前コンチェルトを聴きに行ったことが1回あるだけでしたが、チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルトでテクニックの方に目が行ってしまっていたようで、これから期待できる新人かなと思っていました。

演奏会が終わってから調べたら今大活躍していて、指揮までしているのに驚きました。パワーを感じました。

 

三浦文彰(ヴァイオリン)
髙木竜馬(ピアノ)

プログラム

モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K. 377
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 作品80

アンコール

プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より、第3曲 行進曲
パラディス:シチリアーノ

ピアニストは当初予定と変更になっていましたが、若々しい二人のコンサートでさわやかでした。三浦文彰のヴァイオリンの音がきれいな音でした。ブラームスのソナタも二人の息が合っていて違和感がなく、すっきりしました。プロコフィエフは現代曲に近いので、何かまた音楽で表わすものが違いますが、プログラム構成も良かったです。

アンコールも最初プロコフィエフだったので、これでは終わらないと思ったら、やっぱり安らかにコンサートを終わらせたいとピアニストのコメントで最後の曲が演奏されました。安らぎに満ちていて、コンサートホールが一つになる瞬間でした。とても美しく、気持ちのこもった演奏でした。このアンコールでののびやかな瞬間が好きです。

アンコールのシチリアーノ、ズッカーマンの演奏でありました。

Pinchas Zukerman Siciliane, Paradise

 

コンサートでは定番のフランクのヴァイオリンソナタの4楽章の二人の会話の楽しいこと。一度生で聴いてみたいデュオです。

Nobuyuki Tsujii & Fumiaki Miura play FRANCK SONATA mvt 4

 

子どもの頃、音楽に親しめる環境を作ってくれた父には感謝の気持ちがいっぱいです。コンサートに行くとふと思い出します。

 

Feb.20  2021   Kioi Hall

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今の私 ・・・ what I am now

2021-02-25 23:59:49 | thoughts

今日は娘が今シフトで出勤が不規則で土日も出たりしていたので振休でしたので、以前行った小石川の江戸の名残のある街に再度挑戦して天神さまと400年続いているお蕎麦屋さんに行ってきました。傳法院、蒟蒻閻魔にも行ってみました。午後は娘は植物園はパスというので一人で小石川植物園に梅や鳥に会いに行ってきました。

完全な形のバイカオウレンに会ったのは初めてです。

 

疲れたのでベンチに座り、青い空、いろいろな緑色の木々や梅林を眺めていたら、何とも言えない幸せな感じになりました。

生きていることを実感しました。

今日は膝が痛かったのですが、結果17531歩、10.8kmも気がついたら歩いていました。

昨日は久しぶりに会う友達の作品展を見て、誘っていただいたうたどんさんととしちゃんと3人で実篤公園をまわり、ハケを見ながら調布街歩きをしました。最近やっと人とも注意しながら会う機会が増えて嬉しいです。

春になると毎朝ベランダの花を見るのが楽しみです。芽が出ていないかな~ 早く咲かないかしらと冬を越した花たちを見るのが楽しい季節です。

ひとつだけ花芽をつけたクリスマスローズ

 

 

長い間咲かなかった「よく咲くスミレ」もやっと咲き始めました。

 

いつの間にがムスカリの花が伸びてきました。

 

 

 

 

寝る前に長い間私を運んでくれている私の体に感謝します。いつか体を捨てて、星の王子様のように旅立って行かなければならない日がやってくるのです。よく頑張ってくれています。魂を運ぶ体。ヨガでメンテをしてできるだけいい状態にしてあげたいです。背筋や腹筋が弱いので姿勢も悪く呼吸が入りにくくなるので良くありません。できるだけ体を引き上げて良い姿勢でいたいのですが・・・ これからは自分のメンテナンスが一番大切な私の仕事です。徐々に後退していく私の脳や体を見つめながら・・・

 

娘が自宅待機の際にお昼を近くのベトナム料理屋さんに行ったとき、2階から眺めるアラブ系のハラルフードを売っている店が並ぶ街角を見て、こんな雑然とした風景もいつか懐かしく思うようになるのだろうかと思ったりしました。

 

今までほとんど出していない私のお雛様を娘のを出した次の日に出しました。娘のお雛様が来た時からほとんど出していませんでした。この壊れかかったみだれ髪のお雛様が何ともいとおしく思えました。古色蒼然としていますが、現代の物より味があります。両親はその時仕事の関係で福岡県にいて、柳川までお雛さまを買いに行ったと聞きました。顔がいいのを選んだと話していました。お雛様はいつく飾ってもいいとブログで知ったので両方出すことにしました。もう70年も経っているお雛様。 改めてこんなに長く私も生きてきたのだと驚くばかりです。

 

 

こちらは娘のお雛様

雛祭りは好きなお祭りの一つですが、いつも出すのが遅れてしまいます。節分が過ぎればもう雛祭り・・・

何とも早くめぐる季節について行けない私ですが、自然はちゃんとめぐって行きます。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩立フォークテキスタイルミュージアムからイタリアオペラまで ・・・ from handword of northwest India to Italian opera

2021-02-24 23:59:54 | a day in the life

2月19日

会期が長かった岩立さんのインド 砂漠の民と美 (後期) ラジャスターン州 伝統の木版更紗と絞りも終わりに近づいていました。織物をやっているAさんとアルバトロスさんと3人で久しぶりに一緒に自由が丘まで行ってきました。

皆さんお着物のようなので私も頑張って和服にしました。最初は洋服のつもりでしたが、最近また和服が楽しくなってきました。インドのフォークアートの展覧会なので、ずっと同じ着物を着ていますが、花織の着物にしてみました。前回の星岡の時と帯揚げと帯締めだけ変えました。

自由が丘で待ち合わせて、最初にランチを取ってから、展覧会に行きました。

お店はAさんが開拓してくれたル モンド グルマン というフレンチのお店でした。 昔行ったお店とかはすっかりなくなっていました。

いんげん豆のスープ

白身魚のパイ包み ムース状の白身魚がつつまれていました。

スープもメインもとてもおいしかったです。

会場に行くまでにコットンのお店とか覗いてみました。

 

 

 

 

小さなぬいぐるみのキットとかありました。 生地も素敵なのがありそうです。

 

 

 

 

中は写真が撮れないので入口で。

 

 

開館10周年特別展となっていましたが、前身は岩立バザールと言って、結婚前に織物をやっていた時に仲間に教えてもらっていたお店でした。岩立さんを魅了したインドの手仕事で作られた布が並んでいました。茜の赤い色が落ち着いていてとてもきれいでした。ベイズリー風の模様も素敵です。

岩立さんが「美の原点」と呼んでいる、身の回りの限られた資源の中で、長く使えて、飽きのこないものたち。

思ったより優しい色合いの染。

前期の刺繍もおもしろそうでした。

 

 

 

この後で、あるばとろすさんのお知り合いのソプラノの方が赤坂イタリアウィークで歌われるというので、ご一緒させてもらいました。赤坂区民センターで開催された日伊協会の活動を紹介するイベントでした。 3階ホワイエでのイタリアの美しい街の写真展を「オペラ入門」が始まるまで見ていました。イタリアに行ったのはもう40年以上も前のことだけど、懐かしく思い出す石畳の街です。その時に行きたいと思って行けなかったアッシジやウンブリアの街とあとは南イタリア、プーリアやシチリアにいつか行けたらと思い続けています。

気分はイタリアのAさん。イタリアに飛んで行きたいですよね。

 

ピアノ模様の帯がかわいいです。

 

アルバトロスさんは落ち着いた縞模様にインパクトのある羽織紐はおばあ様から引き継がれたものとのこと。

 

 

 

(海外に)行けない今だから「赤坂でイタリア・ウィーク」

16:00~16:30 セミナー
『はじめての方のためのイタリア・オペラの魅力』
(ソプラノ歌手:平井富司子  ピアノ伴奏:吉川香里)

とても楽しいトークを交えて、アリアを3曲

ソプラノはローマと東京に活動拠点を置き活躍されている、富司子ちゃんです。

曲目

私を泣かせてください Lascia ch'io pianga  ヘンデル リナルド

さあ 急いでいらっしゃい Vieni t'affretta!    ヴェルディ   マクベス

歌に生き、愛に生き  Vissi d'arte, vissi d'amore  プッチーニ  トスカ

 

1曲目のヘンデルの曲はコンサートでもよく歌われる好きな曲ですが、オペラのアリアだったことを再確認。マクベスのアリアは初めて聴く曲でした。「歌に生き、愛に生き」は今も時々練習している曲なので聴けてうれしかったです。

 

中央はMCのイタリア語教師の押場さんです。

 

久しぶりに会う友達とのおしゃべりと芸術に触れた盛りだくさんの一日でした。帰りにお茶でもと思ってよった「しろたえ」は閉店時間も近くいっぱいで入れませんでした。

音楽の余韻は家まで持ち帰りました。

 

Feb.19  2021     Jiyugaoka  &  Akasaka

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉市美術館まで田中一村の絵を見に ・・・ to Chiba City Museum of Art to see exhibition of Isson

2021-02-23 22:37:17 | a day in the life

どうしても見たかった一村の絵を見るチャンスがあり、千葉市美術館までもうこの日しかないと前日決めて出かけたので、準備ができていませんでした。当日帯とか出して、最近着たきものが花織なのでちょうどいいかと思っていました。芭蕉の葉の模様の帯がすぐ見つかってよかった。当日着物にしようと思って出かけたのは初めて。いつも前日どれにしようかと組み合わせとか考えるのが楽しいのですが。今月の和服は5回目の過去最多です。最後の3回は同じ着物で帯を変えたり、帯締めと帯揚げを変えただけの時もありました。

 

 

羽織は着付けを一緒に習ったGさんからかわいい桜の花の模様の裏地と一緒にいただいて仕立てたものです。反物の長さがあまりなかったので、最大限長くしてもらいましたが、これくらいの長さが好きです。

千葉まではやはり遠く、千葉からの道もわかりにくいので行きはバスに乗って、降りてからは標識を見ながら歩きました。

 

ちょっと複雑な感じの建物でしたが、大正時代の建築物を内側に抱えた建築でした。最近、古い建築はそのまま生かして複合的に作るのが流行りですが、難しいですね。

 

 

 

 


低層部をよく見ると、レトロモダンな西洋建築の上にの複合施設のボリュームが覆いかぶさるように建っています. 下の建築は川崎財閥系の建物を多く手がけた大正期の建築家 矢部又吉(やべ またきち)氏が設計した「旧川崎銀行千葉支店」です. 大谷氏がこの建物で都市計画的に挑戦した特徴としてこの銀行建築の保存が挙げられ、古いお堂の上を新しいお堂で覆いかぶせる『鞘堂(さやどう)』という日本古来の方式を用いて保存・復原しています. 

                                                            ARCHI'RECORDS より

                                                      

 

3時を回っていましたが、お昼を食べてなかったので、1階のカフェでクラムチャウダーとトーストでランチ。

 

お店のお姉さんに写真を撮ってもらいました。

 

一村の絵があまりにも伝わってくるものが大きかったので、もう他のものを見るキャパが残っていなくて、1階の建物だけをぐるっと回って見ました。常設展に何があったか知らないし、同時開催の絵本の原画展は一村一本に絞るために最初からチケットを買っていませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

外からカフェを見て、人の流れについて歩いて行ったら、駅に着きました。

 

Feb.21  2021  Chiba

 

古美術商のHPで錦香嚢をみつけました!

宝石のような柘榴の実でした。文字も味があります。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アダンの海辺 ・・・ Tanaka ISSON 's work

2021-02-22 23:56:45 | art

2月21日

田中一村展

久しぶりに絵からほとばしり出る力を感じた展覧会でした。

絵が生き生きと生命感があります。花は画面からさらに外に伸びようとしているくらい、小さな虫は軽やかに飛び跳ねて出てきそうです。洗練されたシャープな線。写真で見るのと実際はこんなに違うのか、まるで音楽でも生で聴くのとレコードを聴くのと同じくらい違います。

 

まるでモダンアートのように洗練されています。田村一村の名前はよく聞くけれど、本物を見たのは今回が初めて、数年前佐川美術館で大きな記念展があった時に後から気がついて行きたかったと思い、何処かで展覧会をやらないかしらと思っていました。今回まるたけさんのブログで知り、会期が残り少なくなって今日しか日程が取れないと思い飛んで行きました。

 

 

ちょうどその頃だったか、多治見に住む父方のいとこが、もう何十年もあっていないのですが、奄美に田中一村の絵を見に1週間くらい行ってくると葉書をもらったことがありました。私も日曜美術館で見て、なんとなく気になる画家でもありました。

省略した線はマルケとかにもあるし、ヨーロッパにも風景画がいろいろありますが、日本にも世界レベルの素晴らしい画家がいると思いました。アンリ・ルソーの絵に似ているようなのもありますが、全然違うように思います。

彼の絵には自然の力を感じます。空想の世界ではないのです。ひな人形までが踊り出しそうでした。生き生きとしていて色もきれいでした。南画の時代も好きですが、奄美大島までの命にあふれる絵を見ることができました。

見ているときに最初は静かなブラームスの間奏曲が私の中で流れました。そのあとで浮かび上がってきたのがトスカの中のVissi d'arte vissi d'amore  でした。厳しい状況の中で求め続けた高みにたどりつけたように思いました。

 

 

アダンの海辺は手前の小さな砂から遠くの永遠の世界までつながった絵で、じっと見ていると感動で目がうるんでしまいました。すごいインスピレーションのある絵です。彼の集大成なのでしょうか・・・  絵を見て泣きそうになったのはあまりありません。静かに伝わってくるものが大きくて、他にも常設展や企画展がありましたが、もうこれ以上見れませんでした。

 

 

帰りに絵葉書を買って帰ろうかと思って取っていたら、結構たくさんになってしまったので図録を買いました。最近はものが増えるので買わないようにしているのですが、好きな作品を確認したいと思って薄いものだったので求めました。

家に帰ってお気に入りの柘榴の絵のタイトルを知りたくて、図録を見ても、出品目録にもなかったので美術館に電話して伺ったら、直接企画した松尾さんとお話して、特別出品なので図録には載らないし、目録には最後にまとめて出てることを教えていただきました。 タイトルは錦香嚢でこれが柘榴を意味していたのですね。それにしても個人蔵で出品していただいただけただけでも感謝しなければいけないのでしょうが、印刷にもしないなんてこういう素晴らしいものは個人で抱えていないでもっとシェアしていただきたいです。

 

YouTubeに日曜美術館らしいものがありました。私が見たのはこれだったのか覚えていません。こんな昔だったのかな? 改めて見るとストイックな生き方に驚き、こんな素晴らしい絵が生前ほとんど知られなかったというのが不思議に思いました。

 

 

Feb.21  2021  Chiba City Museum of Art

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピクニック日和 -2 ・・・ perfect day for a picnic -2

2021-02-22 11:39:53 | seasons

2月14日

お天気がいい休日、それーっとカメラ片手に出かけたウォーキングの続きです。肥後細川庭園は春が始まっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでお会いした私より年配のご夫婦がカメラを見て話しかけてきました。ご主人はカメラが重たくなって今はもう持ち歩かないとのこと、お近くにお住まいでよく散歩に見えるそうです。三脚も持って歩いていたとのことで、年齢と共に重たいものは持てなくなりますね。私もいつまでできるかなと思います。カメラを持っているとカワセミも来るよとか神田川の方に行っているのかなといろいろ教えてくれます。

ここはかなり交通の便が悪いところにありますので、近所の人が散歩に来るくらいで人が少ない庭園です。

最近の街の中の人出がすっかり元のように戻ったように密で恐いくらいですが、近くを歩いている分には問題なさそうです。

 

 

神田川沿いを歩いて戻ります。帰りは対岸を。

 

シジュウカラが飛んできて、フェンスの上にとまりました。

 

へとへとになって行きにチェックしたカフェに入ってみました。

 

ティラミスがボリューミーで甘いので、コーヒーを追加注文。

 

 

帰りに疲れてよったカフェTsubameは心地よいスペインのギター曲が流れていましたが、お茶とケーキで西早稲田にしては高いかなと思ってしまいましたでもあのはじけるようなスペインのギターの調べが久しぶりに心と脳を刺激しました。今はあまりギターは聴かないけど、昔コンサートに行ったこともあったよねなんて思い出して。パコ・デ・ルシアとかクリストファー・パークニングなど。ブルース・ギターの濱口祐自も久しく聴きに行っていません。

今回は疲れていたので、中に入ってしまったけれど、次回はto go ですね。

 

 

西早稲田には面白そうなお店が、エスニックの他にもいろいろありそうです。

たまに行くのが、ダイパエザーニのアヴルッツオ料理ですが、スリランカのアプサラくらいしか他に行ったことがないのですが西早稲田は最近マイブームの食の宝庫です。ラーメンをほとんど食べない私ですが、らぁ麺やまぐちは絶品でした。

 

PACO DE LUCIA - Almoraima (Bulerias) (1976 UK Live TV Performance) ~ HIGH QUALITY HQ ~

懐かしのパコ・デ・ルシアのフラメンコギター。久々にギターのはじける音を聞いて聞きたくなりました。

 

Feb.14  2021    Higo-Hosokawa Garden  & Nishi-Waseda

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする