Reflections

時のかけらたち

旅行の準備 ・・・ preparing for a trip

2025-01-21 23:45:59 | my favorite

旅行の準備の最終日。
お抹茶のための和三盆や行動食など買いに行ったのだけど
ネットで見て赤坂青野にあるので行ってみたら、なんとそれは六本木の青野だったらしい。
新宿を回ってから行ったので、昔から行っているお気に入りの「しろたえ」でコーヒーブレーク。
赤坂は若い頃、鹿島建設のアトリエに通った思い出の場所。私の人生を大きく変えた出会いがたくさん
あった一つのターニングポイントだった頃を懐かしみました。今でも変わらないお店なのですが、
いつもすごく混んでいて行列ができるようになってしまいました。今日は午前中だったのでカフェも
人が少なく静かな時間が過ごせました。

お気に入りの高田博厚の彫刻を久しぶりに見ながら・・・時が止まったような一時でした。

 

 

 

 

 

 


和三盆は仕方がないので再び帰りに新宿によって、両口屋の「二人静」を買いました。

 

お茶セット。ありあわせのものをかき集め、お茶碗だけはご飯茶碗を新たに買って
持って行くことに。袋は籠か下のようなポシェットが欲しかったけど家にあった
娘のために買った巾着で。


行動食にホットケーキミックスと家に残っていたリンゴやサツマイモ、胡桃などを入れて
マフィンを焼きました。朝食の代わりにもなりそう・・・

伊勢丹で買おうと思ったくるみっこは異常な列でパスして他の秘密の場所で少しだけ買いました。
私の好きだったお菓子が今では異常な人で買うことができなくなっています。

荷物を詰めだしたら8日分となると、リュックがパンパンでどんどん減らして大変でした。
カメラは外に出してもすごい量です。だからずっとほとんど同じものを着ることに。
南国と寒い九州で2パターンしかありません。

身体も少し戻ってきたので、注意しながら行ってきたいと思います。

 

Jan. 21   2025   Akasaka

 

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日が少しだけ長くなった ・・・ the sun is setting a little later

2025-01-20 23:59:05 | seasons

1月20日

カーブスには夕方行くことが多いけれど、いつも日が落ちる前には帰りたいと思って
出かけます。でも、帰る時には夜のとばりが落ちて暗くなってしまっています。空には
一番星が輝いています。

行きの4時過ぎの空・・ まだまだ明るくて日が少し伸びたのかしらと思うようでした。
昼の時間が毎日少しずつ長くなっています。今日はいつもより少し暖かいようでした。

それは何か希望のようにも思えて・・ 春が近づいてきたような・・

今度の旅行は今まで以上に冒険。ワクワクするというより心震える・・
この空が繋がっている南の島へ・・

 

 

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Queen - Love of My Life

2025-01-19 23:47:15 | music

1月19日

月に一回のイタリアを楽しみにイタリア語のレッスンに。
楽しい笹塚十号通り商店街を通り抜けて先生のお宅まで行くのだけれど、
先生の家近くでQueenの音楽が町に流れてきました。Love of my life ♪  フレディの歌声がのびやかに
響きました。私の好きなバラードで、何か懐かしい気持ちになりました。

旅行が近づいているのに体調がすぐれなくて、心配になっていたところですが、胸の痛みが消えて
今度は風邪の症状がぶり返し、昨晩は喉が猛烈に痛くなって熱が出たらどうしようかと思っていたら
葛根湯を飲んで熱いお風呂に入って、蒸気でのどのまわりが包まれたら、痛みが治まってきました。
昨日はベルカントのレッスンで空気も乾燥していて、その後、昼食をとりながら、いたたまれない話を
聞いて、心が重くなっていました。今の世の中、ハラスメントだらけで、優しい人が傷ついてしまうと
思いました。人間が作る世の中。

どうなるかと思った風邪の症状が葛根湯のおかげで引いてきました。旅行に行けなかったらどうしようかと
思っていたところでした。今週は出発までカーブス以外、何も予定が入っていないのでゆったりと過ごしたいと
思っています。奄美は20℃に近く、熊本の阿蘇近くの温泉は雪がちらつきそうで温度の変化がかなりあるところを
行くことになります。

 

 

Queen - Love of My Life

Queen - Ballads [1 hour long]

 

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信じられない一日 ・・・ unbelievable day

2025-01-18 23:49:08 | a day in the life

1月17日

16日の朝、いつものようにボビンレースのレッスンに出かける準備をしていたら、少し胸が苦しくなり、背中も
痛くなったので、嫌な兆候かと思い、少しゆっくりと支度しながら出かけました。

近くの公園で保育園の子供たちが寒い風にも負けず、元気に凧揚げをして走り回っていました。

 

最近あまりこういうことはないので旅行も近いし、循環器の担当の先生にお聞きしようかと翌日病院に電話したら、
なんと産休を取っているという嬉しいニュース。こういう状況は診断しないとわからないと思うと看護士さんの言葉で
とりあえずレッスンから帰ってからも落ち着いているので、次回の予約を確認して様子見。それよりも看護士さんから
私が無呼吸症候群でかかっている歯科の予約がその日の午後に入っていると教えてもらいビックリ。すっかり循環器も
歯科の予約も私のスケジュール表から抜けていたのでした。その日の午前中はインターホンの付け替えがあり、それも早く
終わったので、急いで昼食を食べて病院に行きました。かかっている東京医科歯科大はすっかり東京科学大学病院に
変わっていました。その兆候は前からあったのですが、なんと東京工業大学と統合して東京科学大学になったとのことで
驚きました。

 

医科歯科大のエントランスも変わって・・・

先生も今日の午前中に電話して気が付いたなんてすごかったねと話して・・
無事、歯とマウスピースのチェックが終わり、大手町の通路にあるお菓子屋さんで一息。

コーヒーで一息。家に帰ってから休む間もなくカーブスで気をつけながらゆるい筋トレ。
苦しさは収まっていたので緩やかに。

 

ボビンレースは何度もやり直してぐちゃぐちゃになっていたところを先生に見ていただいので
やっと少し進めました。糸も扱いにくいのですが、初めての段染めで楽しみです。
今回は珍しく家に帰ってからすぐ少しやってみました。わからなくなりそうなので。

夜は旅行の計画の再チェックをしながら経費をまとめたりして・・
気がついたらもう間近になっていました。

 

やっと出番の昨年ひつじ祭りで買った編み物のポシェット。

 

18日はベルカントのレッスン。九段フェスティバルの時に歌う予定の新しい歌の”Je te veux”。メロディーは歌いやすいのに
フランス語の口が回りません。「ウィーンわが街」がドイツ語で同じく口が回らなくて・・ 今回も言葉でも悩まされそうです。
選曲もどうなるかわからなくなりそうですが、時間もないのでどうなることやら。

 

Elina Garanca & Jose Carreras - Je te veux

 

 

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ピアノが生まれ変わった日 ・・・ the day the piano was reborn

2025-01-17 21:57:32 | music

1月15日

昨年末に調理師の友人に相談して、何とか調律だけで行けそうというので、約束した15日に
調律に来てもらいました。この前もピアノの中を開けて見せてもらいましたが、今度は本番で
開けた時に写真を撮らせてもらいました。


ストレートな音にならないように、鍵盤に遊びを持たせることが大事と彼女は言ってました。

中を見ると、ピアノって本当にすごい楽器なのだということが、わかります。

 




ピアノの中身を見ることは感動的なことでした。とても美しかったです。
共鳴板に音を響かせるのですね。ただハンマーでたたく打楽器ではないのです。
ピアノって偉いねと思いました。高額なのも無理はないとも。

あまり使われない端の方の鍵盤は弾くと元に戻らないようになっていたので、その辺も直してもらって
中のフエルトも縫い直していました。これからは弾かないキーも触って動かすことが大切とのこと。
ランチタイムを除いて、ずっと立ちっぱなしで午後5時近くまでの作業が続きました。
私は居間でスマホのいらない写真の整理をしたりしていました。

そして調律がすんだらなんとも美しい音に生まれ変わっていました。ヤマハのこの時代のピアノはいい音だと彼女は
言っていました。
私は場所も狭いし、電子ピアノでもいいかと思ったと話したら、とんでもないことと返されました。
心が音に乗っかるのは生ピアノだけと。繊細な表現ができると。ピアノを教えてもらおうと思った友人も同じことを
言っていました。
娘のために買ってもらったピアノは私のピアノになりました。私が子供の頃に使っていたピアノも祖父母に買って
もらったものでした。今さら母に感謝です。調律して長い眠りから覚めたピアノは私のピアノになりました。

私くらいの年齢の人からの調律の依頼がとても多いそうです。新たに始める人も多いとか。


ランチはサンドイッチとミネストローネ。


おやつのために蒸していたデーツとクリームチーズを入れてホットケーキミックスで作った
蒸しパンもちょうどできあがり、出来立てを食べました。まぁまぁでした。山に行ったときに作るというレシピで
やってみた簡単なおやつです。

 

ピアノの鍵盤の上のフェルトが虫食っちゃったのか丸く切れていたのでかわいいフェルトをプレゼントしてもらいました 

調律がすんでやっとコーヒーブレイク。
彼女は昔私が言ったこととかよく覚えていて、昔の自分を再発見したり、宗教やいろいろな話をして、楽しかったです。
彼女が多くの困難を乗り越えて、今仕事に生き生きと携わり、まだまだ先を見て生きているのを嬉しく思いました。
江尻南美さんのシューベルトを聴きながら・・
今度またゆっくり会いたいねと話してお別れしました。

ピアノが新しく生まれ変わって、コーフンした一日でした。

 

整理して出てきた娘の子供の時のおもちゃも、忘れていたけど飾ってあげました。
昔のものに再び命が吹き込まれて、みんないとおしくなってしまいます。
シルバニアファミリーはほとんど親戚の子供にあげて使ってもらっていたけど・・

 

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リスボン物語 Teresa Salgueiro ・・・ Lisbon Story by Venders

2025-01-16 23:59:29 | movie

11月に借りていた「リスボン物語」をやっと見る時間ができました。
サブスクで1ヶ月に4枚借りれるのになんとまた止まってもったいないと思うのですが、
また見たい映画が出てきて、なかなかやめられません。

リスボン物語はあみさんのシャンソンを聴きに行ったときにテレーザ・サルグェイロを知り、見てみたいと
思っていたので借りました。

 

 

Lisbon Story (1994) - Trailer | Director's edition

 

 

録音技師ビンターの許に、友人の映画監督から1枚の絵葉書が届く。国境のなくなったEUの道路を通ってリスボンに彼を
訪ねるビンターだったが、当人はビデオ映像を残して消えていた。ガンマイクで街の音を拾って歩く彼の耳に、美しい女性
テレーザの歌声が届く……。リスボン市の依頼を受けたベンダース監督が、映画百年にあたって世界最高齢のオリベイラ監督
を迎えて軽やかに綴った映画への愛の賛歌。

                                                    映画.comより

1995年製作/104分/ドイツ・ポルトガル合作
原題または英題:Lisbon Story
配給:フランス映画社
劇場公開日:1995年8月26日

監督: ヴィム・ヴェンダース
脚本: ヴィム・ヴェンダース
撮影: リサ・リンズラー
編集: ペーター・プルツィゴッダ、アンヌ・シュネー
音楽: ユルゲン・クンーパー、マドレデウス
出演: リュディガー・フォグラー、パトリック・ボーショー、ピテレーザ・サルゲイロ、マノエル・ド・オリヴェイラ


 

 

ヴェンダースはその国の空気を切り取るのが得意。Perfect Daysでもそうでした。彼の目で見る日本の美しかったこと。
リスボンも同じでした。それはリスボンなのだけど、彼の目で見たリスボンで、どの映画にも同じものが流れている
と思いました。

たくさんの仕掛けがあり、あちこちに宝物が潜んでいるようで・・ Perfect Daysでも何か見逃したのではないかと
後から思ったり・・ リスボン物語はDVDだったので何回か見直しました。

コミカルでチャーミングな映画でした。そしてミステリーもあり・・・
難しいと言えば難しい映画。拾えるものがたくさんあるから・・ ビデオ映像、言葉(詩)、音(街の音、音楽)、景色 ・・
そして映画の過去と現在が行き来する・・・

ヴェンダースの「パリ、テキサス」と「ベルリン天使の詩」は昔TVでやった時に少し見た記憶があるのですが、あまり興味を
ひかなかったと思います。今見てみたい映画となりました。

「リスボン物語」はエリセ監督の「瞳をとじて」のように映画に対する思いが語られていました。

 

詩の断片についてはブログ、トレーダー分岐点の中の評に詳しく載っていました。

映画『リスボン物語』評 (監督:ヴィム・ヴェンダース)

 

サルグェイロがDVDの特典のインタビューでヴェンダースの思いやリスボンについて語っていました。

ヴィム・ヴェンダースが言っているのは
 リスボンには目に見える以上のものがある
リスボンは大変美しい町だが、目に見えないが直観できるものがある
聞こえるもの この町が持つ歴史と関係あるもの
旅立つときに感じる懐かしさと時間が止まったような感覚
この通りに存在する多くの命の感知  多くの古いもの たくさんの思い出
目に見える町の美よりも多くのもの 
それからこの雰囲気、この思い出は私とこの町を関係づける重要な要素です。

そして映画の中でオリヴェイラ監督を通して語られたこと
 神は存在します。そして宇宙は神によって創られました。
 宇宙の意味  
 人類が消滅したら宇宙の意味があるのでしょうか?
 我々は神を模倣し、それが芸術家の存在する理由です。
 芸術家は自分が小さな神であるかのように世界を再創造したいと願います。
 ・・・我々の信仰は我々が信じるから継続します。そして最後には我々は記憶を信じるのです。
 すべてが消え去るから全ての想像が事実だとどうやってわかるのでしょう・・
 だから「想像」が「事実」だということは幻影です。唯一の真実は記憶です。

 ・・・映画はカメラが瞬間をとらえますが、それだけのものです。映画はその瞬間の幻影を引き戻します。
 その瞬間の存在はフィルム以外にはわかりません。
 又、映画は俊寛の存在を保証するでしょうか? わかりません。
 我々は永遠の疑いの中で生きています。 然し地に足をつけ、食べ、人生を楽しんでいます。
 もし私が私でなければ誰でもない・・

 カメラを向けると街は遠のき、薄れて行った・・
 何も無い nada
 pureでありのまま・・私の意思が入っていない

 

芸術の中には音楽も入ると思います。音楽も神の世界をあらわしていると思うことがあります。 

映画はリスボンの音と絵を撮り、生きている人たちと歴史を重ね、リスボン市からの依頼以上の深いものを
ヴェンダース監督は撮ったと思います。

そして何よりも魅力的だったのはテレーザ・サルグェイロの声とマドレデウスの作り上げた音楽でした。

 

Madredeus Alfama, e a maravilhosa Teresa Salgueiro

 

Madredeus (Lisbon Story filme de Wim Wenders 02) - guitarra (letra)

 

Madredeus - Haja O Que Houver

 

Madredeus ao Vivo - O Porto (Live)

 

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スコットホールに響く歌声 ・・・ voices filled Scott Hall

2025-01-14 23:48:33 | music

1月13日

イル・テアトロのピッコロコンサートがありました。
家から歩いて行ける早稲田奉仕園のスコット・ホールでクリスマスコンサートに続いての開催でした。
イル・テアトロ音楽院は九段生涯学習館のサークル「ちよだオペラ座」の先生が持っている音楽院で
ちよだオペラ座の中にもそこで個人レッスンを受けている方がいて、応援に行きました。
私はコーラスで歌っているだけでいいのですが、一人で歌うというのはまた表現力やらいろいろ必要で
それは大変なことです。まず声が出ない私。生徒さんの年齢の幅は広く、今回は人の声ってみんな違って
おもしろいと思いました。その声をどう育てて歌にしていくかが大変なこと。作り上げることの難しさも
感じます。でも誰もがいい声をしていて、歌うことが好きと言うことがよくわかるコンサートでした。
難しい曲に挑戦していました。スコットホールは音響がいいので歌っていて気持ちがいいのではと思いました。


十字架の前でうえだ ようさんのピアノで、一つ一つの世界観がある歌。Kさんの「奥様女中」はコケティッシュで
かわいかったです。演技力も必要な曲でした。Hさんのコーラスでは日本語になってしまったマダム・バタフライの
イタリア語版「ある晴れた日に」はドラマチックでこの曲の持つ魅力もあり、涙が出そうになりました。訴える力が
あり圧巻でした。先生からは反対されたそうですが・・ やりましたね。Hさんは私の中学校の恩師のお嬢さんで
不思議なご縁です。

いろいろな曲を聴きながら、私の「今、ここにある」世界を大切にしたいという思いを新たにしました。




 

だれもが歌いたくなるような名曲ばかり。中にはプロのような方や音大出身の方も
いらっしゃいましたが、それぞれ音楽を楽しむ、小さな家庭的なコンサートでした。

最後に素晴らしいピアニストにたくさんの拍手を送りました。


Kさんの2曲目はヘンデルの「アルチーナ」から、Hさんの2曲目はグノーの「ロミオとジュリエット」から
ワルツでした。

 

帰りに珈琲で一休みして、余韻を味わってから帰りました。

 

Jan. 13  2025  Waseda

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ジャニーズ問題のフォロー ・・・ following up on the Johnny's case

2025-01-13 23:55:18 | thoughts

まさか江麗さんのFacebookのTBSに出たから見てと言うお知らせがジャニーズ事件のことなんて思わなくて、
彼女はダンサーだからどこかで踊ったのかなと思っていました。見逃し配信は終わったけれどYouTubeで見れるという
報道番組でした。

そこで知ったことは本当に驚いたことでした。性加害のことでなく、彼女のお父様がなんと初代ジャニーズの中谷良さんだったこと。
そして彼が性加害を受けていて、あとの人たちにこういう思いをさせたくないと告発本を書いていたこと・・
私が中学生の頃、夢中になったジャニーズ。しかも良君が一番好きでした。その良君が江麗さんのお父さんだったなんて。

しかも彼は精神的に不安定で家族一緒に暮らすことができなかったとのことでした。その昔にアイドルが告発して、週刊誌も裁判で勝訴して
ジャニ氏の性加害が認められても、声をあげていた人たちがいたにも関わらす、社会はその声を消していったという恐ろしいこと。

それでジャニーズの真実は喜多川氏の死後やっと明るみに出ました。その後処理をする東がこの事実を自分は知らなかったと言い、
多くのタレントや、かつてジュニアだったりした人たちも知らない人が多かったことを、初めて丁寧な番組で証言を得て
知ることができました。東が知らないわけはないと思っていたのですが、うわさがあってもそれを真実かどうか追求しなかった
ことを今悔いていると言っていたのは本当の気持ちだと思いました。誰かの発言でとにかく一人一人はライバルだったので、
もしかしてジャニさんに近づけないために噂しているのかと思っていた人もいました。

その番組で補償を求めないで名誉回復のために事実を伝えた江麗さんの行動は力強いものでした。
多くの若者がその後の人生を苦しみながら生きたという許せない犯罪行為で、加害者であるジャニー喜多川だけでなく、マスコミや
社会に大きな問題があったと思いました。ジャニ氏がなくなってから会社を揺るがす事件となって行ったのですが、最初は
何かと思っていた私でした。しかしそれは遅すぎたことでした。子供たちを守れなかったという社会の責任でした。

江麗さんとはおばあさまの菊地信子さんの和服のコレクションを通して知り合いましたが、その後鎌倉にすてきなカフェを
出した時に遊びにも行ったりしました。いつもお茶目な江麗さんにこんな苦しみがあったなんて知らなくて・・

 

 

報道の日2024は昨年12月29日に放送されたものです。
見るべき番組だと思いました。事の重大さを改めて思いました。

ジャニー氏による性加害問題 “補償の舞台裏”を取材 東山紀之社長「生前になぜ止められなかったのか」【報道の日2024】


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銀座で何年ぶりにか友人に会って若者のアートを見てお茶の時間 ・・・ seeing the art of young artists with friend

2025-01-12 21:47:17 | art

1月11日

10日は遅ればせの区の健診に行った日でしたが、その午前中に定年後近くの保育関連の場所でパートで仕事を
していた時に知り合った不思議な縁で友達になったYさんからラインが来て、ずっと会おうねと言っていたのに
会えなかったので今年は是非とのことで、私もそう思っていたのですぐ連絡して、時間がちょうど空いていた
その翌日に銀座で待ち合わせて会うことになりました。何年振りだったか‥ 3年ぶりくらいかしら・・・
お電話では近況を知らせていただいたこともあったけど・・


ちょうどお嫁さんのみなみさんが銀座Sixでのイベントに少し作品を出しているというので、銀座で待ち合わせ。
以前画家の息子さんが銀座の奥野ビルのすてきなギャラリーで展覧会をしたのでアップしたことがありました。

吉田卓矢Solo Exhibition へ

若い芸術家のご夫婦です。その時の展覧会の時にはみなみさんも姿を現していました。まだ大学を卒業したて
のようでした。

 

蔦屋の会場に入ると、全体的な雰囲気でなぜか奈良美智を連想してしまいましたが、
彼女は奈良さんとも交流があるとのことでした。

若手の作品がずらりと並んでいました。



みなみちゃんの作品です。

吉田みなみ

吉田みなみの彫刻展 〈地の上の人〉

 



 




しばらく見てから、屋上にでも行ってはどうかと思いましたが、どこかで座ってお茶を飲みながら話す方がいいということに
なりました。銀座の地下鉄を上って来た時に歩行者天国の道路に人があふれていて、これは探すのが難しそうと思いました。
観光客が膨れ上がっているという感じでコロナの頃の静まり返った銀座通りがなつかしいです。どこの国からかわからないほど
いろいろな国から観光客が訪れているように思いました。これこそオーバーツーリズムです。

ちょっと中心を離れようということになり、少し歩いていたときに、ここなら人が少なそうと地味な私の好きな教文館のカフェ
に行ったら、少ししか待っていなくてすぐ入れました。大正解でした。

銀座で唯一落ち着ける古い建物の中の本屋さんのカフェ。


私の高校の火事の捜査を担当した刑事さんがお父さんだったという不思議なご縁のYさん。
またその高校の先輩のすてきなモノづくりを定年後されているKさんを紹介していただいたり、
T高校繋がりが広がりました。

積もる話がつきませんでした。お互い年を取ってまた新たな苦労もあるけれどお互い何とか元気に過ごしていてよかったです。
私は前日の健診でまた身長が1センチ以上低くなってがっかり。どんどん小さくなって大丈夫かしら・・ 高い所にあるものが
年々取れなくなっていって、せつなくなってくる。

体調を崩されているというKさんに会いに行きましょうと約束してお別れしました。

 

Jan. 11  2025   Ginza

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ライナー・マリア・リルケ ・・・ Rainer Maria Rilke

2025-01-10 23:57:05 | books

1月9日

最近、若い頃に慣れ親しんだことが晩年にも生活を豊かにしてくれることを実感しています。
お茶を再び習える機会を得たことやピアノも弾けるかもしれない・・・ 自然にその中に入って行けるのがいい。
若い頃に出会った本を読み直すのもまたおもしろい。こちらは新しい発見があり、その時の自分にも戻って行くことも
できる。いろいろなものが人生のスパイラルに取り込まれていく・・

志村ふくみさんの染織を見て、私の中に浮かび上がった詩人リルケ。

 

私が大好きだったリルケの本を久しぶりに手に取ってみました。
「マルテの手記」はサンテクジュペリの「人間の土地」と共に10代~20代にかけて私の座右の書でした。
その少し後で森有正、辻邦夫のエッセイや神谷美恵子さんの本に夢中になりました。
もっと前の高校生時代はドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」が圧倒的に面白く夢中になり
一気読みしました。

マルテの手記、神さまの話、ドゥイノの悲歌、オルフォイスのソネットまではすごく印象に残っているのですが
そのほかの作品は読んだのか記憶に残っていません。再読して再びリルケの世界に浸って新しく感じられたらと
思っています。残りの多分読んでいない3作も読めたらと・・・

志村ふくみさんがタイトルに使った悲歌はその9章には丸印をつけて、線がたくさん引いてあった本です。
心に残った所は線を引いたり、ページを折ったりしてマークしていた私でした。

若い頃に触れたものをレビューできる時間が与えられているのは嬉しいことです。
また新たな発見やそこからスパイラルをまた上って行けそうです。

 

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

ランチに近くのスペインバールへ買い物のついでに。

牛肉の赤ワイン煮はお正月スペシャル。




デザートのプリンもとてもおいしくて。これにサラダとスープ、パンがついて
昨年まで1000円のランチやっと値上げして1200円に。お客さんがみんな数年前から
値上げした方がいいと話して、やっと少し値上げしてくれたすごく良心的なお店です。
美味しい料理を出してくれるので時間がかかることもある女性シェフ一人で頑張って
いるお店です。週替わりで珍しいメニューもあるのでたまに行っているお気に入りです。


お正月はおせちも買ってしまったのでなんとなく物足りなく、少しの酢のものとお雑煮で
夕食。実家で3日目にはよくブリで白みそのお雑煮を作っていたので、作ってみました。
九州にルーツがある両親でした。紅白なますせっかくMさんのブログでコツを知ったのに
それをしないで作ってしまいました。次回再トライ。

鯛の昆布締めさすがおいしかった。TVでやっていたのでオリーブオイルをかけるだけ。
ずっと前から冷蔵庫に残っていた龍皮昆布でもはさみそれは翌日に取っておきました。

 

1月10日

新宿区の健診にやっと行きました。
朝陽に染まる富士山がきれいでした。日本各地では大雪が降ったりでしたが、太陽が暖かく感じられた一日でした。


健診のクリニックは新宿三角ビル、住友ビルの中なので、他の用事も済ませながら・・・
途中のどが渇き、水しか飲めないのでいつもは持ち歩いていたペットボトルを買って
私の定位置で一休み。青空を独り占めです。ゆったりした椅子にもたれかかって最高。

アルさんが薦めてくれた一村の本を紀伊國屋でみつけて買いました。
今新宿図書館はリニューアルでいっせいに閉館中。でも昨年の改訂版なので置いてなかったかもしれません。
一村展に行って帰ってから少し説明も欲しくてネットで申し込んで図録は買ったのですが、詳しい説明付きの本は
今月後半に行く奄美のレビューになっていいかもしれません。2回の展覧会でゆっくり見て説明も全部読んだのですが
復習してせっかくの機会を楽しみたいと思います。

 

引き続きお雑煮。
お正月用に買った三つ葉使い切りました。よく持ちましたね。
龍皮昆布にはさんで締めた鯛もおいしかったです。以前はお正月にヒラメですだれで巻いて
作った龍皮昆布巻きです。龍皮昆布は高価で買えませんが、普通の昆布はたくさんあるので
鯛とかホタテのお刺身を昆布締めにするとおいしそうです。その昆布を後から同再利用するか
が問題です。

 

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