Reflections

時のかけらたち

初島クルーズ ・・・ sailing to Hatsushima

2019-09-29 23:56:52 | nature
この体いつまで持ってくれるのかと思わずにはいられないこの頃です。
ほんとうによく働いてくれます。でも記憶力が無くなってきて自分がしたことにも
自信が持てなくなってきました。年取るってこういうことなのですね。

9月6日

前回初島に寄港できず、伊東まで行って長い距離を楽しんだセーリング。
今回は初島をめざし、あるばとろすさんのご主人がヨットについてさらに手ほどきを受ける
ことになり、ご一緒させていただきました。もし当初予定の3日だったら疲れ果てて行くことが
できなかったかもしれません。星岡を4日に移動して、6日の初島が成立しました。

見事な晴天の一日でした。地球の上にいることを実感させてくれる海の上です。
今回は行きは小田急線を利用して小田原まで行って、それから東海道線に乗り換えてみました。
山が見えてくればもう旅行気分です。






真鶴のヨットハーバーに着きました。




今回ヨットにどうしてこんなにいろいろな色のロープがあるのかよくわかりました。
ヨットにはまずロープ結びが基本です。いろいろなところに使うので色で区別してわかりやすくしています。




出航です。































富士山が見えています。




目的地は前回、船をつけることができなかった初島です。




たくさんの鳥の群れに出会いました。





























オオミズナギドリやアカエリヒレアシシギに出会いました。




初島のヨット・ハーバーに着きました。
















こちらの港には大きな連絡船がつけていました。昔、熱海から乗って来たことがあります。








漁師がやっているお店で、ランチです。 獲れたての鯵がおいしかったです。




明るいうちに戻るにはあまりのんびりしていられません。









帰路はステキな色の小さな帆をはってくれました。




かじ取りはずっとあるばとろすさんのご主人でした。




カメラを持ってきたあるばとろすさんのアップをお待ちしています。
私は前回重たいカメラを持ってきてもあまり撮れなかったので、今回はスマホだけでした。
そしたら、沖の方でたくさんの鳥たちに会って、残念でした。

素晴らしいセーリングに再び誘ってくれた友人に感謝です。大自然の中、空と海と太陽の下で過ごすことが
できたすてきな一日でした。

その週末に台風が関東を直撃するので、翌日もハーバーに来て、しっかりヨットを固定したとのことでした。
強風の台風により、鎌倉でも多大な被害があったようです。あまり報道されていませんが、彼女の家は裏山の木がなだれ、
やっと昨日屋根の上に倒れ掛かった木の撤去が終わったとのことでした。40m近い大木が3本屋根の上にかぶさり
撤去だけで3日間かかったとのことでした。もっと大きな木に引っ掛かったので、木の先の方だけで助かったとの話です。
自衛隊を要請したのは台風の2日後だったそうで、市は機能せず、県が動いたとのことでした。それにしても
千葉の停電の件と言い時間がかかりすぎますよね。結局千葉も倒木でおきた現象は同じことだったのだけれど。
鎌倉も全部片付くには時間がかかりそうとのことです。屋根の上に乗っかっていた何トンもする木が取り除かれたので
ほっとしたと話していました。


Sep.6 2019  Hatsushima

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10年待った幸せ ・・・ waiting for ten years

2019-09-28 23:51:41 | a day in the life


昨日は久しぶりに外出はしないで、郵便物の整理や、4か月もたまったレシートの打ち込みを開始して
気になっていたことを整理してみました。一つは国民健康保険料が還付されるというので、どうしてか
調べていました。何回か国民年金の振込予定とか、国民健康保険料の通知を見ていたのですが、さっぱり
わかりません。区に電話して説明してもらったところ、国保はその年の保険料が8月頃決まるので、
すでに徴収していた分(年金から差し引かれている分)がすでに今年の保険料を越えてしまったので
還付するとのこと。還付してくれるのはうれしいけれど、前年度の収入が減ったということ。年金しかないけれど
去年はパートが少し残っていたからそれをベースにしてみると減ったということなのかな?
消費税関連ではどこかにしまい込んだデビット・カードを出してみたり。刻んで捨てていなかったので助かりました。
現金決済でないと予算管理もややこしくなりそう。区ではプレミアム商品券というのを買うとお得になるとかで
一応申し込んではみたもののまだ何もしていません。

そんなことをしておこもりしていたら、郵便局から簡易書留の配達がありました。カードでも更新されたのかと
思ったら、なんと、クレディ・セゾンからホセ・カレーラスのコンサート後のパーティの招待状が届きました。
先行予約をカードでするとその中から160名に当たります。もう10年も予約して買っているのに、これは
きちんと行われているのか不信感が募っていて、もう半ばあきらめていましたが、ちゃんと抽選していたのですね。
今回はコンサートの日の午後にフェアアイルの編み物講習が入っているので当たったら困るような・・と思って
当たるような気もしなくもなかったです。いつも和服で聴きに行っているので、着る時間があまり取れないけど
がんばってみるかしら・・ 10年も待たされちゃうと、ああよかったと思うとともに、ちょっとクールダウンの
感じもあります。でもコンサート自体これで最後かなと毎回思っていたので、よかったと思いました。
葉書かなんかで簡単に来るのかと思っていたけど、簡易書留で来るインヴィテーション・カードでした。





その後で、バルトりのVoi che sapete をYouTubeでかけながら、練習していました。
前回のレッスンでアリアは空気(air)が語源だということがわかりました。空気を歌うんですね!
今日はケルビーノはモーツァルトをモデルにしているから彼らしくねと言われました。10代の少年の
心の動きを表すのです。先生には若い頃を思い出してと何回も言われている老人集団です。
そういう風に気持ちを持って行くだけで楽しいですね。

レシートまとめ付けをしているときに小石川後楽園のシニア料金を調べていたら、今、彼岸花がピークと言うことを
知りました。それで、今日のベルカントレッスンの後、神保町まで歩き、ブックカフェでランチをした後、
小石川後楽園まで歩いて行きました。













去年確か彼岸花を見ることができなかったので、今年はあの真っ赤な曼珠沙華と白花の方も見たいと思っていました。
小石川には真紅の方しかありませんでしたが、ちょうど出会えてよかったです。


Sep.28  2019  Koishikawa Korakuen
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映画「新聞記者」を見に下高井戸へ ・・・ movie "Newspaper reporter"

2019-09-27 23:56:51 | movie
9月26日

前回のベルカントの帰りにお昼を食べながらお話をしたSさんから、もう一度望月衣塑子さんのことを
伺ってみました。新聞が面白くなくなったので、新聞を取るのをやめたら、やっぱり情報量は不足しています。
菅さんに質問した件はかなり有名だったのですね。彼女は芸大での芸術と憲法を考える連続講座で望月さんの話を聞いて
おもしろかったと話していました。次回は平田オリザなので、その時は誘ってもらうことにしました。
それで今まで機会があれば見たいと思っていた映画「新聞記者」がまだ新宿や渋谷、東中野でやっていることを
知り、見に行くことにしました。それも亡くなった私の友人がよく行っていたという下高井戸シネマで。
この清潔感のある小さな映画館で友人を偲びました。これからもポーランドとかのいい映画がありそうなので
ときどき来てみたくなる映画館でした。






スタッフ・キャスト

監督 藤井道人
原案 望月衣塑子 河村光庸
脚本 詩森ろば 高石明彦 藤井道人

シム・ウンギョン
松坂桃李







主役の二人はすごくよかったですが、シム・ウンギョンがすばらしかったです。シチュエーションが母が韓国人
と言うことだったので違和感はありませんでした。日本の女優さんだったら安藤サクラくらいしかできそうもないと
思いました。松坂桃季もストイックな俳優と言うイメージですが、抑えた演技が良かったです。他に田中哲司、
高橋和也、西田尚美のキャスティングもぴったりでした。本田翼が出てくるとちょっとホームドラマっぽく
なってしまって、できるだけ女優さんという感じがしない人が良かったような・・

話はつい最近まで騒がせていたリアルな話がクロスするので、いろいろ考えさせられました。今現在でも
関西電力の金品授受が露見していて・・ この映画の中では文科省の前川前事務次官と望月さんの対談シーンが
TVの画面から流れて、加計問題や籠池問題はどうなっちゃっているのかと思い出しました。今治の獣医学部は
生徒が集まらなくて100億も市が補助金を出しているのに無駄遣いに終わってしまいそうです。総理のお友達が
優遇されるという客観的に見ても本当にそんなことが起きていたことのおかしさに今さらながら気づかされます。
森友疑惑でも公文書を改ざんさせられた公務員が自殺したことは記憶に新しいことです。

新聞記者がどれだけ命を懸けて、記事を書いているのか伝わる映画でした。新聞が面白くなくやめてしまった
私ですが、おもしろくなくなった理由もわかるような気がします。それでも中には光るものもあるかもしれないので
図書館で読み比べて見てもいいかもしれませんね。
今ではネットでニュースも取れるし、情報操作も簡単にできる時代になって、真実を探すことが難しくなって
来ている時代ですが。
私の高校時代のクラブの先輩は上智の新聞学科に行ったことを思い出しました。いいところに目をつけていたのに
学生運動にはまって、その後中退したと聞いたような気がします。


この映画の最後の松坂桃季の呆然とした口の動きが忘れられない映画となりました。
また夫婦は支え合って生きていますが、全く違う世界、違う現実の中に生きていることを痛感しました。
でもジョルジョーネの嵐(テンペスタ)と言う絵にあるような男と女と子どもがいる世界が基本かと
思いました。そこにある安らぎの世界が生きる力になるのでは。

フィクションとはいえ、これだけ今の現実をちりばめた映画を作ったスタッフには驚くばかりです。
作品としてもスリリングでよくできていると思いました。
平日の午後でしたが、小さな映画館はほぼ満員で、盛況でした。静かなブームが続いています。






今度は望月さんのドキュメンタリ映画が公開されるというニュースがつい2~3日前に流れました。
合わせて見て見たくなります。



森達也監督のコメント

望月衣塑子記者の名前を、あなたはいつ知っただろうか。官房長官の記者会見で質問を重ねる女性記者。同じ質問を
何度もするなと官邸スタッフに咎められたとき、「納得できる答えをいただいていないので繰り返しています」と
彼女は即答した。とても当たり前のこと。でもその当り前の言葉が、ずっと僕の頭から離れない。
この国のメディアはおかしい。ジャーナリズムが機能していない。そんな言葉を日常的に見聞きするようになってから、
もう何年が過ぎただろう。いや見聞きするだけではない。僕自身も頻繁に言ったり書いたりしている。
かつてテレビ・ディレクターだった。その後に映画監督が肩書に加わった。それから活字も仕事の領域になった。
いわば僕のこれまでの人生は、常にメディアと共にあった。そのうえで断言する。確かに今のメディアはおかしい。
ジャーナリズムが機能していない。
あなたが右だろうが左だろうが関係ない。保守とリベラルも分けるつもりはない。メディアとジャーナリズムは、
誰にとっても大切な存在であるはずだ。だから撮る。撮りながら考える。望月記者はなぜこれほどに目立つのか。
周囲と違うのか。言葉が残るのか。特異点になってしまうのか。
撮りながら悩む。考える。だから観ながらあなたにも考えてほしい。悩んでほしい。きっと最後には、あるべき
メディアとジャーナリズムの姿が見えてくるはずだ。

『i -新聞記者ドキュメント-』

2019年11月15日(金)から新宿ピカデリーほか全国で順次公開
監督:森達也
出演:望月衣塑子
配給:スターサンズ

Sep.26 2019
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9月の星岡日本料理講習会(2019) ・・・・ Hoshigaoka in September, 2019 

2019-09-26 23:57:18 | dish
9月4日







9月の日本料理講習会のレヴューです。当初予定の初島クルーズが3日から6日へ変更となっていたので
軽井沢から帰って1日休む日ができて助かりました。
今日は贅沢なことに生徒二人でした。途中炊き立てのかやくご飯を味見させていただきました。美味しかったです。


9月の献立



向付  いか菊花和え  木の葉胡瓜
椀    きす有平  貝割菜
焼物  さば若狭焼 れんこん万年煮
煮物  茄子の丸炊き
強肴  いちじくふろふき
     ほうれん草焼椎茸浸し
ご飯  炊き込みかやくご飯





かやくごはんの具がこんな細かく切れています。
油揚げは湯抜きしなくていいとのこと。何時もの湯炊きです。




いかは包丁の先で引き切りにします。細く切ったらお酒を少しかけてさばいておきます。
お酒をかけるとほぐれやすくなります。菊の花と和えるときれいです。



木の葉に切る胡瓜は板ずりして半分に切って、きざ包丁を入れますが、下まで切れないように竹串などを両側に
敷いて切ります。そのあとで塩水につけて、水を切った後、板で挟んで押しておきます。供する時に葉っぱの大きさに
切って、真ん中に包丁を入れ左右に倒します。






きす有平 有平糖のようにねじって網代のように重ねてあります。




若狭焼きは一塩した魚をお酒を振りかけながら焼きます。




茄子は茶筅茄子に切ります。手前から包丁を入れて回転させます。





では、いたたきま~す。


















いちぢくのふろふきがとてもおいしかったです。






素朴な和食ですが、どれもとてもおいしくて幸せでした。



この日は夕方から恵比寿でDeliliを見る予定もあり、和服を着るパワーがありませんでした。



あるばとろすさんはきっちり和装です。







帯揚げのブルーがさわやかで横から撮らせていただきました。



私はお気楽スタイルでした。


Sep.4  2019  Asagaya
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イタリア語の時間 ・・・ Italian language time

2019-09-24 23:23:44 | pause-cafe
9月22日

月1回のイタリア語のレッスンです。月1回でも再帰動詞の近過去までやってきました。
新しい文章でも文字を見ないで言うのが先生流です。ヒアリング、発声、そして最後に
文字を見ます。いつまでたってもとんでもない、基礎的なことを聞いたりして・・
今回体の部位のイタリア語を習ったのだけど単数形と複数形で男性名詞から女性名詞に変わるものも
あって・・もう~っていう感じですが、先生は理屈でないので冠詞と一緒に覚えるしかないということでした。
そういうのも耳から入って覚える感じです。時制が進んで、ボキャブラリーが増えるとちょっと表現できそうな
感じがします。



いつもSさんが持ってきてくださる花を窓辺に飾って・・・


最後のティータイムで聴く音楽。
今回はヘンデルのオンブラ・マイ・フ
なんと私の結婚式の時上智大学のクルトルハイム聖堂で2階の後ろから
ソプラノで歌ってくれた曲です。式はフロモン神父様にお任せしていたので
リクエストした曲でなく、神父様は良く知っている曲が流れるからそしたら父と
入ってきてねと言われていました。曲の名前を聞いていなかったので
想像していたのと違ったので、ちょっと慌てました。私より、友人が泣いたりした
結婚式でした。

あれからあっという間に月日が流れました。人生速いですね。



当時もキャスリーン・バトルでブレイクした曲です。

今回先生のところで男性のを初めて聴きました。それもバリトンのようです。
本来オペラでは男性が歌う曲です。

ネットでマリオ・デル・モナコのをみつけました。



私が小さなころ有名だったテノール歌手ですが、ちゃんと聞いたことはありませんでした。
明るい澄んだ声なのですね。






チーズにマンゴーが入っている珍しいお菓子は中級の人たちの持ってきたもの。
先生にフルーツケーキをごちそうになってしまいました。私は今回はお菓子を作る時間がなかったので
持って行くことができませんでした。



巣鴨に遊びに行ったzさんからお土産をいただきました。「千成もなか」のどら焼きです。ふわふわの皮が
美味しかったです。大きかったので家に持って帰って半分ずついただきました。巣鴨は歩いたことがないので
一度行ったみようかと思います。あまりにぴったりなので今まで避けていたところです。


                 


ベルカントのサークルの発表会は11月24日に日経ホールで開催の千代田区コーラスフェスティバルで
「私のお父さん」と「Voi che sapete」に決まりましたが、練習不足なので、まず言葉がメロディーについて
行けるようにいろいろな人のを聞きながら家で予習してみました。アグネス・バルツァのが一番好きかなと
思いましたが、他にもイタリア語を母国語にしていない人の方がわかりやすかったりして。







バルトりのはさすがの貫録です。

私たちが歌うのは合唱曲ではなく、みんなで歌うというだけで同じ音でみんなで歌います。
ですから合わせるのが大変。先生が一人で歌うならどんなに歌ってもいいけど、みんなで歌うので
長さを合わせてねと叫んでいます。つい伸ばしちゃう人がいるのよね。
先生はとにかく楽しんで歌ってくれればそれでいいとおっしゃるのですが、フェスティバルとなると
ワンランク上を目指したいと。
とにかくモーツァルトをもっと教わりたくて、この曲を選んだ私です。


Sep.22 2019

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落語は楽し ・・・ enjoy Rakugo

2019-09-23 21:38:38 | art
9月19日



小学校のクラス会と花緑さんの落語が同日となりましたが、クラス会はいつもお昼なので
助かりました。何時ものように恵比寿ガーデンプレイスのビアステーションで12時スタート
3時過ぎに出て、いつものように宮越屋珈琲店でコーヒーを飲んで帰りました。何時もの時期だと
このテラスではストーブをつけていますが、まだまだ暑いこの時期ではコーヒーフロートにしました。
恵比寿から人形町までは日比谷線で1本だったので移動はスムーズでしたが、時間が余る予定が
ちょうどいい到着となりました。

日本橋劇場での第27回人形町花緑亭です。このシリーズは常連さんが多く、発売と同時にいい席が
売れて、すぐチケットも売り切れてしまうようです。また桟敷席でしたが、結構この席がお気に入り
です。斜め上になりますが、すごく近くていいです。

お引越しで多忙のあるばとろすさんご夫婦も一緒に大いに笑いました。

演目は事前にわからなくて、当日発表です。
落語は当日お客さんの顔を見て、決めるということですが、独演会だとさずが決めているのでしょうね。
明るい客席で、お客さんの反応を見ながら、時にキャッチボールの一体感もあり、生きている芸能です。
ワンテンポ遅れて笑うお客さんがいてそれも楽しく返していました。




当日の案内のミスプリから始まるまくらでした。
この噺家のまくらが物凄く楽しくて。今回は最初の二つの話し「つる」と「狸賽」の説明もあり、噺家によって全然違うので
他の人のも聞いてみて比べると面白いとコメントがありました。

こんなに笑うのは久しぶりと思うくらいよく笑いました。江戸の庶民にはこのような笑いがあふれていたのですね。
笑いほど人間の生活に必要なものはありません。健康にもいいとのことですよね。

たまたま知り合った花緑さんの奥さまがきっかけで落語の世界を知り、まるで初めて聴くように新鮮でした。
小さなころはTVでもやっていて、4代目の柳家小せんや春風亭柳昇がおもしろく、小三治はクラシック好きで
雑誌にも音楽の連載があったような記憶があります。5代目三遊亭圓楽は粋で素敵でした。今存命なのは小三治だけ
なので絶対に聞きに行きたいなと思っています。

今日久しぶりに花緑さんの奥さんと話して、人形町で聞いた新作落語の「鶴の池」のようにバレエ物をまた実際の
バレエとのコラボがあるということをお聞きしました。結構わかりやすくて面白いとのこと。さすが
バレエダンサーの兄弟がいる彼の発想でしょうか・・ 先日の寄席でも最初にジゼルをやったそうで
これが受けたとのまくらでの説明がありました。何とも私には想像を超えてしまいます。
奥様もとてもチャーミングな方です。明るくて、素敵なカップルだと思いました。

この会の前座の若手も熱演でした。まさに一人芝居。落語ってブームなのかしらと思いました。




次回の花緑ごのみでこれには行きたいと思っていたのですが、土曜日はもう完売のようです。
2日間ともまだ自分のスケジュールがはっきりしていなかったのでチケットを取っていませんが、タイトルにある
「練り直しの会」という言葉が素敵です。





 クラス会の後の和服姿で鑑賞 古典芸能の鑑賞にはできるだけ和服で行きたいと思っています。


Sep. 19   2019   Nihonbashi
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いつもの場所で ・・・ at the usual place

2019-09-22 23:59:54 | old familiar faces
9月19日

いつもの場所で小学校の時のクラス会がありました。何時もはクリスマス前でちょうどガーデンプレイスの
バカラのクリスマスツリーが飾られている頃ですが、今年は幹事さんの都合で9月という早い時期になりました。

出席者は男子9名、女子6名でしたが、膝が痛いという理由で出席できなかった人が2名、急用でキャンセルが1名
いたということでした。連絡つく人ももともと少ないのですが、体調や親の介護などで動けない人もいるので
出てこれること自体幸せなんじゃないと前に座っていたO君が言っていました。

いつもこの1年どうしていたのというような話になるのですが、八ヶ岳に移住しているF君は日本語教師を継続していて
喜びを感じていますが、冬がやはり大変で、もし運転免許を返上するような事態になれば、そこでは暮らしていくことは
難しいと話していました。孫が成長していくのを見て、やっと人間がどうやって育って行くのがわかったというU君の話は
団塊世代の日本の男子はどれだけ仕事に関わらされていたかと思います。企業のトップから高齢者や障がい者の送迎バス
のドライバーになったY君は障がいのある子供たちがほんとうにかわいかったと話していました。私も空いたグラスに
どんどん赤ワインがつがれてしまうので、あまり話をちゃんと覚えていないのですが、K君が途中でレビューしてくれて
今の自分たちにできることは「伝えること」「教えること」しかないという言葉に納得しました。彼は今労働者と管理者との
間の話を聞く立場の仕事で結構大変そうでした。今までは確かリクルート関係をしていたみたいだったけど。
Yさんは今まで作って来た北欧の刺繍の作品展示をするかもしれないとの話でした。周りから勧められて、いままでせっかく
やって来たので発表するのも一区切りになっていいかなと思うようになったとか。何時も圧倒されるのは益子でペンションを
やっているIさん。子ども3人を看護士をしながら育てて、益子にペンションを作って今はそちらに住んでいるけれど
整体をやっても盛況で、そちらは体力的に持たないのでもうやめているとのことでした。昨年から着物で参加で
日傘から和服の小物まで何でも作ってしまうみたいです。私にも考えていないで何かミシンで作ってみたらと背中を
押されています。小さな体でのエネルギーはすごいです。昨年は着物を着て行かなかったので、彼女に来年は着てきてねと
言われていました。益子でも和服を着ようという運動をしているとのこと。時間のある主婦を集めて保育関連の仕事も
考えていたという社会への取り組みがすごくポジティブな人です。Gちゃんの浮世離れした雰囲気もおもしろいし
何かみんな心の中であの頃の友情を大切にしているのがわかります。小学校の時の友人って何か原点のようなものが
ありますね。幼なじみとはもう長い年月が経ち、連絡もつかないことが多いのが一般的だけれど、一人でも
みつけられたら、何か心の中があったかくなり、火がともるような気がします。

この時だったか最近どこかで聞いた言葉、
大丈夫と言うことは何が起きても驚かないようになること。
年を取ってくればいろいろなことが起こります。でもそれは変化して徐々に年取っていく人間に取っては自然なこと
です。最近少々疲れ気味の私は年令を感じずにはいられません。(遊びすぎか?)
体の内部から変化して行っています。それは最初の織の先生もおっしゃっていたことでした。70になるということは
今までとは全然違うのよってお母様に伝えてと言われたことがありました。


帰り道に撮った恵比寿ガーデンプレイス





友人が撮ってくれたのですが、長襦袢の袖が見えてしまって残念。ぎりぎりだったので気をつけないと。










この日はその後人形町で落語があったので着物と決めていました。



菊地信子さんの形見分けで譲っていただいた単衣の久米島紬にしました。暑かったので小千谷縮でもいいかと
思ったくらいですが。
帯は甚右衛門さんでオーナーの方にみつけてもらったものです。横にかけてある縞の大島の帯か、クリーム色の
花織、芭蕉の葉っぱを描いたモノトーン系のベージュの帯と組み合せに迷いました。
結果的には白っぽい帯の方が良かったかと思いました。前回のコーディネートは茶系のイカットの帯でした。
それにしても菊地さんの久米島はしゃきっとしていて着心地がいいです。幅出しした方がよさそうで
迷うところです。裄はこれ以上出せないようでした。


Sep.19 2019  Yebisu
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軽井沢の夏休み最後の日 ・・・ the last day of summer vacation in Karuizawa

2019-09-21 22:51:36 | wonderland
9月1日



たった5日間の軽井沢での夏休みの最後の日です。最終日はゴミだしや冷蔵庫整理や
掃除やら大変です。特に食料品の整理が技が必要で残さないように使っていくのが
難しいです。今年は幸い隣のいとこがずっといるので使えるものは使ってもらうことに
して助かりました。



さっさと片付けて、掃除も終えて、最終日は午前中自転車で一回り。
軽井沢で1年に1度しか乗らない自転車はいつも最初はひやひやです。自転車は
いつまでも乗れるのかしら? 最初はドキドキでも風を切って走ると、軽井沢では
自転車が一番気持ちがいいことを思い出します。








行きたかったエロイーズ・カフェにお昼前でしたが、行ってみたら車もいっぱい止まっているし
待っている人がたくさんいました。それでも回転していくだろうと名前を書いてもらって
待っていましたが、30分以上たっても全然進みません。1時間半待ちと言われたけれど
これでは2時間以上かかりそう・・ いとこがネットで調べたら、その回転率の悪さと
店員の無感情な対応に対しての批判が多く、私もお店の中を見に行ってみたら
狭いお店なのに、半分人が出て行っても、新しくお客さんを中に通していないのです。
それで見切りをつけて他の店に行くことにしました。



エロイーズカフェの入口に音楽ホールのパースがありました。
エロイーズは音楽の教育者でした。




自転車でプリンスの通りに出て走っていると信州牛の看板が出ているお店があって
フレンチトーストから変わってハンバーグランチにしました。おしゃれでもなんでもないお店
でしたが、とてもおいしくて満足しました。
先ほども嵐のTVで昨年行った小布施のモンブランが5時間待ちだって。若冲展よりすごいのです。
美味しかったけどそこまで待つかです。





一度自転車で家に戻り、最後の戸締りをして、タクシーで軽井沢駅に向かいました。
駅のコインロッカーに荷物を預け、プリンスのアウトレット内のバスでプリンスホテルウエストまで。
そこまで行くと静かで、カフェマロンで今回初めてのアップルパイを食べました。いつも万平ホテルか
プリンスのマロンでいただいています。










コーヒーカップが変わっていました。




この庭を昔よく自転車で走ったものでした。





軽井沢駅も日が暮れました。新幹線に乗れば1時間で東京についてしまいます。


Sep.1  2019   Karuizawa

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遠い世界から ・・・ from the far-off world

2019-09-18 23:36:21 | planet news


昨日は遠い世界に出かけて遠い世界から帰ってきたようにぼーっとしています。
海には山とは違う魅力があります。空と海と鳥たちの世界。

諏訪ッチさんとあるばとろすさんのおかげで大自然を味わうことができました。
たくさんの種類のシギたちが近くで、ちょこまか動いているのを見ていると
時間が経つのを忘れます。



三番瀬











ここにはオオソリハシシギ、ダイゼン、ミヤコドリ、オバシギ、ハマシギ、ミユビシギ、トウネン、
メダイチドリ、ウミネコなどがいたようです。




オオソリハシシギ  コシジロオオソリハシシギもいたそうです。







ミユビシギがかわいかったです。







おなか一杯食事をして飛び立ったミヤコドリ












ランチ後は谷津干潟に移動しました。
セイタカシギが見れるかもしれないからです。




谷津干潟




キアシシギ







干潟の周りを半周したところでセイタカシギを発見。(諏訪ッチさんほっとしたことでしょう)
何時もこの辺にいるそうです。



セイタカシギに出会えてうれしかったです。





400枚も写真を撮ったので、見きれていません。
これから整理してどんな鳥がいるのか調べてみます。
やっと双眼鏡に少し慣れ、図鑑も忘れず、長靴を準備して 海の世界を楽しみました。

Sep.17 2019 Sanbanze & Yatsuhigata
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上田を歩いて -2・・・ short trip to Ueda -2

2019-09-16 23:22:31 | wonderland
8月31日

軽井沢から足を延ばした、上田ミニ旅行の続きです。

お城をガイドさんの話を聞きながら1周して、そのあと城址公園を少しだけ回ったあとは
北国街道沿いの城下町柳町の歴史街道散歩です。昨年はあまりゆっくりできなかったので
二度目の訪問です。

柳町の入口にカワイイ羊毛のお店がありました。





















酒屋さん
試飲もありおいしかったです。
いとこは現地のこのお店でしか売っていないお酒を買って帰りました。









去年パンを買った天然酵母のパン屋さん「ルヴァン」











この暑さの中、休憩しないと上田城の近くのお蕎麦屋さんまで歩いて帰れない感じがして一服。
















巨峰のジュース




チャイ






おしぼりがかわいかった










休憩したのは2階





暑い中、去年も食べた「草笛」に胡桃そばを食べに戻りました。




くるみダレをつけていただきます。
家で真似して作るのですが、どうもこの味が出ません。いろいろな作り方がありますが・・

ここで事件、発生。
何とカメラをテーブルの上に忘れて店を出てしまいました。


慌てたお店の人が出てきて「カメラ忘れていませんか?」と言われて気が付きました。
持ち物がたくさんあり、いとこにおいてもらっていたので、すっかり忘れました。
体調が悪いといえ、ぼーっとしていましたね。まだ48分割払いを始めたばかりの新しいレンズです。

隣の席の人が教えてくれたとのことでした。ありがとうございました。ちょっとぞっとしますね。
言われなかったらどこで気が付いたのだろう。暑さと体調が悪かったとはいえ・・




駅前のみすゞ飴で何かないかと探していたら、リンゴのジュースが自由に飲めるサーバーが置いてありました。
クラシックな佇まいでした。




帰りの列車の中から浅間山がはっきり見えました。




軽井沢駅に戻り、ほっとしています。










旧駅舎も今でも利用しています。







おとなりさん




いとこが上田で買った、限定品の日本酒を持ってきてくれて




持ち寄りであるものだけで、パーティです。
上田で買ってきたパンも少しいただきました。白ワインもクリームチーズも冷蔵庫に残っていました。


久しぶりに会ういとこと楽しいひと時でした。



Aug.31  2019   Ueda & Karuizawa
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