Reflections

時のかけらたち

5月のバラ -2 ・・・ roses in May -2

2017-05-31 23:57:50 | wonderland
思い立って行った横浜 港の見える丘公園。
前回バラの咲く時期に行ったのはまだ母が生きている時だったと思う。
この夏、もう七回忌を行う。父がその1年前に亡くなり、仲が良かった二人を一緒に
供養することになった。父は理屈の人で最後まで、結婚とは何かとか考えていたみたいだけど・・




























紫色のバラと言えば、ブルー・ムーンとシャルル・ド・ゴールくらいしか知らないけれど、最近はレイニー・ブルーなんて言う
つるバラもあるのね。薔薇の名前は人の名前付くことも多いけれどステキ。










































ミニチュアの洋館ができていて、楽しめました。今回は時間がなくて山手の異人館には行けませんでした。以前エリスマン邸
でお茶をして、緑を見ながらとてもよかったのですが。
































































May 28  2017   Yokohama
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5月のバラ ・・・ roses in May

2017-05-30 23:53:07 | seasons
今日は真夏のような日。子ども園の仕事は月末は忙しく、一度家に帰ってからの夕方の
ヨガはお休みした。日曜に取っていたヨガを横浜行でキャンセルしたため、きのう、今日と
続いてしまった。娘のお弁当と同じ昼食を食べたら、もう動けなくなってしまい、夕方掃除やら
整理をして夕食となりました。

一昨日はお互いを思いやって?行動が遅れてしまったが、横浜まで出かけました。
私は前日ワイン・バールで飲んでしまったので、娘が行ったばかりの横浜は止めて
近くの古河庭園か行ったことはない鳩山会館の薔薇を見るのでもいいかと
思ったり、娘は私が2日続けて出かけることになるのでまた別の日でも
いいかと思ったり。やっと横浜の港の見える丘公園まで薔薇を見に行くことにして
重い腰を上げたのが、お昼頃。

娘が遅い母の日で中華街でランチをごちそうしてくれて、そのあと元町を通って
港の見える丘公園まで。



外人墓地の下から登って行ったのだけど、まるで「ネコ歩き」のような風景に出会う。日本ではなかなか
見れなくなったのんびりとした猫の風景。












Garden Necklace という緑化フェアをやっていたので、どこにも花がとてもきれいに配置されていた。










港の見える丘公園のバラ園は数年前に行った時より、すっかり様変わりしていて、完全なイングリッシュ・ガーデン。
バラの種類も変わっていた。以前はひとつひとつに名前がついて、バラの展示という感じだったけど。
私はこの自然に咲いているような庭が好き。海とバラが見えるこの公園は気持ちがいい。

買い物の行き帰りでバラの香りに気が付いてから、5月の薔薇を見に行きたくなっていたけれど
一番行きたい場所に来ることができてやっぱりよかった。

































































































May 28  2017   Yokohama
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何年振り? イタリア語 ・・・ Italian language after 40 years

2017-05-29 23:56:56 | a day in the life
昨日はおとといのワインが影響してか、朝あまり声が出なくて
のんびりしていたのだけど、娘が遅ればせの母の日をしてくれるというので
いっしょに中華街・元町・港の見える丘公園まで出かけてきて
ぐったり。それで珍しく早くに11時ころ寝たら寝すぎたのか
明け方夢を見ました。

朝見た夢。中学時代のクラスメイトの亡くなったT君が何かを隣で書いている。
のぞいてみればあのころの字。
不思議な夢。

チェット・ベイカーを聞けば、主人と知り合った頃がよみがえってくるし、
過去と現在を行ったり来たり・・・あまり昔のことを思い出すと
先が長くないんじゃないかと思ったり。

朝仕事に行く時、油が切れた体を動かすような感じだけど
徐々に体も動いてくる感じ。この生活も1年を過ぎるとリズムが取れて
仕事にも職場にも慣れて、健康のためには4時間ノンストップのほとんど手作業の
仕事は生活のリズムをつけるのには程よい感じもする。
月曜は昼食を取る間もなく、ヨガが続く。

昼食の時間が後ろにずっとずれてしまったのが何とも・・
でも最近はお昼は軽くしておやつ程度にしてもいいのかとも
思い始めた。娘が本社勤務になって帰りが前よりずっと早くなって
8時には夕食が取れるようになったのもいい感じ。


月1回の星岡での日本料理、月1回の二葉苑での型染め、そのほかに
月1回のフェリチッシミでイタリア語初級が始まりました。
講師は張あさ子さんでフェリチッシミのオーナーのイタリア語の先生で
7月からNHKラジオで中級を担当するとのことで、とても素敵な方です。
ナント40年ぶりのイタリア語、be動詞の活用も忘れていて
徐々に思い出してきました。口をはっきりと動かすので
なかなか楽しいです。ディクテーションからはいりましたが、
簡単な自己紹介でもなかなか聞き取れません。




最後に場所を提供して下さっているフェリチッシミのオーナーさんが
スプマンテと果物を出してくださって、ゆったりと楽しみました。
また少ししゃべれるようになれたら嬉しいですね。


イタリア語の後はフェリシッシミで元の職場の同僚が集まり、
突然のトドちゃん(フェリシッシミのオーナーさん)の結婚のお祝いをしました。
イタリアのワインの店という夢を実現した後に、もっと大切にしたいものが
みつかったとのこと。前へ前へと進む彼女になにか人生の輝きを感じます。
というわけでお店はキッチン・スペースや講習会のために貸し出しをして、
今のようなバールは予約を取ってその時だけお店を開いていくれるとのことでした。










COSのワイン。なかなかない味。







たまたまいらしていたお客さんの友人が日本でイタリアのチョコを売っているとのこと。
今はまだ伊勢丹のメゾンドショコラの時だけのようですが、販売のお手伝いをしてあげたいとか。
彼女はトドちゃんと同じ大学の先輩ですが、六本木でバック屋さんをやっているという何とも
大きな感じの人でした。パッケージがかわいい。






その前日(5月26日)ですが、金曜日は仕事の後で、銀座三越から案内をいただいていた
江波戸玲子さんのお話を聞きに出かけました。
イタリアのファッション関係をしていたということで、ファブリックにはずっと興味が
あったということでした。彼女が提案したいのは楽に着る着物ということで半幅帯です。
NPOでアジアの布とかにかかわっていたことがあったので、今ラオスで指導して
織物を作っているとのことです。木綿とかとても素敵でした。草木染です。
シルクは少しアジアっぽくて、クメールシルクと言って、タイシルクほどではないのですが
ちょっとキラッとしています。
昨年ここの半幅帯を買ったので、今年は着てみたいと思っています。

















帰りに神田で本郷店は閉店してしまったという近江屋で
大好物のイチジクのタルトを買って帰りました。
残業して遅くなった時に職場の隣に在った他のお店ですが、
買ってきて同僚と食べた味が忘れられません。





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懐かしい曲たち ・・・ long-forgotten tune

2017-05-27 23:14:52 | music
「チェット・ベイカーの音楽には、紛れもない“青春”の匂いがする。ジャズシーンに名を残した
ミュージシャンは数多いけれど“青春”というものの息吹をこれほどまで鮮やかに感じさせる人が
他にいつだろうか?」 (村上春樹 / 作家)

「ベイカーはジェームス・ディーンに似ている。顔立ちも似ているが、その存在のカリスマ性や破滅性も
よく似ていた。彼らは時代の一片を貪り食べ、得た滋養を世界に向かって気前良く、ほとんど一つ残らず
ばらまいた。しかしディーンと違って、ベイカーはその時代を生きのびた。ひどい言い方かもしれないが、そ
れがチェット・ベイカーの悲劇でもあった。」

<引用元『ポートレイト・イン・ジャズ』(新潮文庫)/村上春樹・和田誠著>

チェット・ベイカーを偲んで

私はリアルタイムでチェット・ベイカーを知らない。初めて聴いたのがおそらく亡くなる
数年前。主人が持っていた最初のボーカルのアルバムChet Baker Sings
これはどの曲を聴いても素晴らしい。

Chet Baker with Bill Evans "Chet"も聴いてみるべきか。
今聴いているChet Baker with fifty Itaian strings ~ My funny Valentine は退廃的なヴォーカルだけど
甘すぎと言う批評。眠る時に聴くのにはちょうどいいかも。






ちょっと前まで聴いていたのはルイサダのショパンと学生時代によく聴いていた ”Scott 3”
Chet もScott もアメリカを嫌ってヨーロッパに自由を求めたアーティスト。

Scott の It's raining today.







友人に教えてもらったエディ・潘の古希バースディライブが横浜のライブハウスで行われる。
スケジュールを確認してチケットをお願いしたらすでにsold out.
彼はエディの友人なので、直接エディ・潘に聞いてくれたとのこと。G.Cupsのルイズルイス加部や
マモル・マヌー、ミッキー吉野もでるとインターネットでは案内があったが、友人によると
素晴らしきベーシスト、ルイズルイス加部は舞台に立てないとの話だった。チェットと同じ。
どうしてミュージシャンは麻薬が必要なのだろう。マモル・マヌーも母親の介護で音楽どころでは
ないらしい。普通に音楽活動をすることもできることが奇跡的なのだね。
学生時代に唯一ライブに行ったことがある日本のグループ。エディはコンスタントにライブをしている
らしいが、あのルイズルイスの弾むようなベースをもう聴けないなんて残念。




マー坊は今でもかっこいいね。




去年までのライブはYouTubeでみつかったけれど。これも比較的新しい感じがします。
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Born to be blue & Seymour: An Introduction

2017-05-25 23:41:33 | movie
暑い日が続いて、やっと涼しくなった今日。ちょっとバテ気味で年寄りは熱中症になりやすいので
気をつけないといけません。

一昨日行った3件目のバーでかかっていたチェット・ベイカー。もともと昨日チェット・ベイカーの伝記映画を
見に行こうと思っていたけれど、おとといの話が私にとってはとてもショックだったので、何か現実に
戻るのが難しく、昨日はボーっとしていたので、今日イーサン・ホークが見事に演じた
チェット・ベイカーとイーサン・ホークが作った音楽のドキュメンタリーを見に行きました。
ナント二本立て。最初はチェット・ベイカーだけでいいと思っていたのだけど、ピアニストのドキュメンタリーも
おもしろそうなので、頑張りました。

一昨日は久しぶりに男と女の違いを突き付けられた感じでした。最近はもう人間というくくりでしか
見ていなかったけれど、男と女は生理的にもメンタルにもずいぶんと違うものだと今さらながら感じる。
ここまでの話はなかなかできるものではないというか飲みながらでも初めて。でも真実と向き合ういい時間だった。
またしても時間を超えたつながり。その人の苦しい生き方に「100万回生きた猫」を思い出しました。




チェット・ベイカーはJazzも好きだった主人のお気に入りで、私も聴いてすぐ好きになったアーティスト。
ボーカルをよく聴いていたけど、映画を見たらトランペットの曲をたくさん聴きたくなった。
家にも確か何枚かCDがあったはず。

この映画はチェット・ベイカーが栄光からどん底に落ちたところから始まる。
トランぺッターにとって、歯が全部折られてしまうというのは演奏家としてはもう終わりという
ところから、音楽にとりつかれてそこから再び演奏家へと這い上がっていく。
そのためまた麻薬に手を出してしまうけれど、それも音楽のため。Bill Evans も麻薬を
断ちきれなかったことを初めて知る。アメリカの社会も麻薬についてはとても厳しい。感覚的に日本の方が
軽く考えているように思えた。
音楽に対するひたむきさに心打たれる。それにしてもどうしてミュージシャンはこんなに麻薬に
手を出してしまうのだろう。




イーサン・ホークが映画の中で歌う
I've Never Been In Love Before




Chet Baker: I've Never Been In Love Before




Let's get lost




Over the rainbow

映画の中でこの曲がかかった時、泣いてしまった。映画の中の I've never been in love before も
心に触れたが、この曲は私にとって特別な曲。主人が重大な状況で入退院を繰り返し、そのたびに日常生活が
奪われて、あの時はまた東京医大の時代だったけれど入院した後、近くのお店で休憩したときに
この曲が流れて、幸せは虹のかなたでなく、今ここにあったのだということを思い知らされた。そういうことが
何回も繰り返された。




シーモア・バーンスタインの生き方もちょっとだけScott Walker に似ていて商業的なものを
排除し、孤独を好み、大衆の要望には従わない。突然演奏家を引退して、人間を育てることに
自分を賭けた。

自分と音楽とのつながりを考える度、いつも同じ答えに行きつく。普遍的な秩序だ。夜空の星座が
普遍的秩序を目で確認できる証拠ならば、音楽は普遍的秩序を耳で確認できる証拠と言える。
音楽を通じて、我々も星のように永遠の存在になれる。音楽は悩み多き世に調和しつつ、
語りかける――孤独や不満をかき消しながら。音楽は心の奥にある普遍的真理、つまり感情や思考の底に
ある真理に気づかせてくれる手段なのだ。



ブラームス 「間奏曲イ長調・作品118」
シューマン「幻想曲第3楽章」
シューベルト「幻想曲・変イ長調・D899」
バッハ「パルティータ第6番」
ショパン「ノクターント長調・作品37」、「マズルカ・ハ長調・作品24」、「子守歌」
ベートーヴェン「ピアノ・ソナタ第32番・第2楽章」、「6つのバガテル・作品126」
モーツァルト「幻想曲ハ短調・K475」



パンジーの季節も過ぎ
良く咲くスミレがまだ元気です。
















一部インパチェスに変えました。










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供養  ・・・ gathering for my cousin's memorial service 

2017-05-22 23:43:00 | thoughts


昨日はいとこの3回忌が多磨の霊園で行われました。
そこには私の祖父母や叔父も眠っています。両親のお墓も
同じ墓地の中にあります。

緑が鮮やかな季節の、風が髪を揺らす暑いけれども
さわやかさのある日でした。

つい最近突然亡くなった義理の兄の奥さんを見て、突然死というのが
どれだけ人の心にショックを与えるものかを知って、いとこの奥さんも
夢中で前だけを見て子ども二人の受験を乗り越え生きてきたと話していました。
まだ思い出す余裕はないと。

昨日はみんなの都合もよかったのか一周忌の時よりもたくさん人が集まり、
共にまだ信じられない、亡き人を偲びました。

最後に奥さんが永六輔の言葉を伝えて、私にはまだ思い出に浸る余裕なありませんが
皆さんは思い出してくださいと。

永さんが常々語っていたことだけど、亡くなった時にも紹介されていました。

---------------------------------------------------------------

永六輔は常々、「人の死は一度だけではありません」と語っていた。

人は死者と共に生きている。
死んだ人たちも、人の記憶の中では生きている。
しかし人は歳月とともに少しづつ、死者のことを忘れていく。
だから時々は亡くなった人の思い出話をすることが必要で、それは供養のひとつだと言っていた。


最初の死は、医学的に死亡診断書を書かれたとき。
でも、死者を覚えている人がいる限り、その人の心の中で生き続けている。
最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき。
そう僕は思っています。
(永六輔 著『永六輔の「お話し供養」』小学館)

「生きているということは」
永六輔 作詞 中村八大 作曲・編曲

生きているということは 
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら 誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように 
誰かにそうしてあげよう

生きていくということは 
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを 
忘れないでいること
めぐり逢い 愛しあい 
やがて別れの日
そのときに悔やまないように
今日を明日を生きよう

人は一人では生きてゆけない
誰も一人では歩いてゆけない



              

今朝は早く出かけるため早起き。日曜の朝早く起きたら、必ずTVの「こころの時代」と「時事放談」を
見ることにしています。

こころの時代~宗教・人生~ シリーズ 唯識に生きる 第2回「自分とは何者か」

仏教の根本思想『唯識』。「この世の存在はすべて自分の心が作り出したもの」と考え、心のありようを
変える実践を説く。全6回シリーズの第2回は、「自分とは何者か」。

仏教の根本思想『唯識(ゆいしき)』。「この世の一切の存在は、自分の中の『識=心』が作り出した
仮のもので、『唯だ識』すなわち『心のみ』が存在する」と説く。瞑想をして心の奥深くに沈潜するヨーガを
実践し、人の心のメカニズムを徹底的に観察し分析して、心のありようを深層から変革する方法を打ち立てた。
第2回は、『唯識』が「自分とは何者か」という根源的な問いに対して、どう向き合うべきだと説いているのかを学ぶ。

【出演】立教大学名誉教授…横山紘一,【きき手】草柳隆三,【リポーター】小野文恵

朝食の支度をしながらだったけれど、座禅などについて面白かった。
自分を無にして、生かされていることに気づき。菩薩に導かれて生きるというのは
フラニーとゾーイでGod's actress になるということと同じこと。
宗教ってどの宗教も同じようなことを言っているところもある。


              


昨日は欠席だったいとこの子供はなんと今年就職だったのだけど、就職が決まったいたのに辞めて
なんと今アイドルとしてスタートを切ったとのこと。小さなころからタップを習ったり、
タレントめざして、結構大手のCMに出たり、大学ではチアでTVでその大学のチアガールを追った
ドキュメンタリーに出たり、大学のミスコンでかなりいい線を行っていたりしていたけれど
料理教室に通ってアシスタントをしたり、普通の就職を目指していたようでした。
私の叔父(彼女の祖父)の友人に自由に生きている人がいて、小さいころに聞いたその人の言葉
「人生って1回きり」という言葉を思い出し、アイドルの道を再び目指すことになりました。
大学卒業してからなんて遅すぎる感じもしますけれど。好きな道にかけてみるのもいいのではと
思いました。しかも小さいころから、それを目指していたわけですから・・

ひとつのきっかけは彼女の祖母(私の叔父の奥さん)が子役で木下恵介の「二十四の瞳」で
かなり重要な役だった松江役を演じたことにもよるかと思いました。
小さい頃おばあさんのようになりたいと思っていたとか。

たまたま ”木下惠介監督の名作「二十四の瞳」、約60年前の“子役”たちが思い出語る”
(2013年5月27日)というのに叔母の写真が出ていました。中央のはっきりしたジャケットを
着ている人です。今気が付いたのですが、孫の名前は瞳でした。






運よくデビューすることができて、グループ名は「スマイル海賊団」だって。
中野サンプラザなどで公演しているとのことです。中野サンプラザの前によく若者がいるけど
こういうことだったのね。



瞳ちゃんです。



              


昨日は移動で甥の車に乗せてもらいました。彼はvolvoに勤めていて、小さいころから本当に
自動車大好きでした。安定した保険会社を1年で辞めて、やりがいのある自分の好きなものを
扱っている会社に転職しました。昨日もスウェーデンの出張から帰ったばっかりでしたが、
最近は中国の資本傘下になったので中国に出張することもあるとか。
いつも最新のvolvoを試していて、今回も素敵な車に乗っていました。
私はあまり車のデザインとかには興味はないのですが、初めて素敵と思い写真を
撮らせてもらいました。
1月に高校の英語の先生の奥さまが無くなられて、同級生と一緒にお悔やみに行きましたが
その中の一人がNECの常務を最近までしていてラスベガスの展示会から戻ったばかりで
今コンピューターを一番使っているのは車だよと教えてくれました。自動車ショーだった
ようです。volvoのインターフェースもまるでiPadのようです。





ウッドや皮の素材を使っています。

また色も素敵でmussel blue ムール貝のブルーというそうです。ムール貝は紫貝ともいうので
紫がかったブルーとでもいうのでしょうか・・






デザイナーはドイツ・チームですって。

関係ないけど私のお気に入りのもう20年近く着ているコートは
rolf schulte design team というドイツのものだったことを
思い出しました。
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久しぶりの写真美術館へ  ・・・ to Tokyo Photographic Art Museum 

2017-05-20 23:58:45 | a day in the life
5月19日

1か月に1回の二葉苑での型染めに行ってから
ぎりぎりで恵比寿の写真美術館、ダヤニータ・シンの
オープニングに間に合う。

写真展はインド人のフォトグラファーに興味を持ったことと
副館長の荒木さんに久し振りにお会いして、もしかすると時々来ている
甥夫婦にも会えるかと思って・・・

レセプションでは女性の活躍が目覚ましかった。
企画の中心、キュレーターも、フォトグラファーも女性。
このアーティストのことを知らなかったので女性で驚いてしまった。
勝手に想像をしていて。

去年報道写真展で賞を取った人も、最近見たアフリカの写真の人も
このダヤニータも皆ジャーナリストやフォト・ジャーナリストから
アーティストになった人たち。



後から順番待ちで久しぶりに荒木さんとお話した。もう定年で再雇用の形で
副館長さんを続けてされているとのこと。元資生堂の福原義春さんは館長をやめられていた。
荒木さんはパリ在住の姪を通して知り合ったのですが、気さくな飄々としたところが
いい感じですが、パリ仕込みのおしゃれな方です。








ダヤニータの英語はとても分かりやすかったけれど、作品はちょっと説明を要します。
ディスプレーの仕方たとかとても面白かったけれど、いただいた写真集を文章とともに
見直さないと、何か自分の中では写真だけでは理解できないものがありました。



































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今年も松原工房の藍型染展へ  ・・・・ Japan Blue

2017-05-19 23:57:48 | a day in the life


第23回伝統工芸藍形染展へ一昨日(17日)星岡での日本講習会の後、九段下から都営地下鉄に乗り換えて
江戸川区船堀まで行きました。最近この九段下乗換が優れものかと思っています。半蔵門線とか、
あと飯田橋の南北線、有楽町線も。東西線ってなんて使えない線かと思っていたのですが、地下鉄だけ
つないでも結構いろいろ行くことができます。

昨年着付け関連で知り合いになった方から案内をいただいて行った工房の作品展です。
プロから生徒までかなりの作品が並んでいます。彼女とは着付け教室の修了式の日にたまたま
会場に行く途中に一緒になり、自分で染めた着物を着ていて素晴らしかったので
いろいろとお聞きしました。女子美のテキスタイル出身で、その後偶然紀尾井アート・ギャラリーで
出会ったり、二葉苑でも引き染していたり、ご縁のある方です。

松原工房展は入口に立っただけで、藍のさわやかさに包まれて、言葉に言えない空気です。
この色ってなんて心落ち着くのだろう。
彼女に連絡することもなく、突然行ったのだけど、これもまた偶然入口に立っていらしたの。
昨年は案内のはがきに来る日に丸がしてあったのだけど会えなくて。自分で染めた着物を着て、素敵でした。

会場の椅子に座って話も弾み、スマホにあった作品の写真など見せていただきました。

ほんとうに藍の色は目が洗われます。きっと心も洗われるのでしょう。
こんなに感覚に響くのは久しぶりです。


昨日(18日)仕事が終わってから銀行の用事を済ませ、銀座とみひろからもらった案内のイカット織の帯を
見に出かけましたが、そこで案内してくれた方の一人が松原工房の帯をしていらして素敵でした。
店長さんがまた、松原工房で習っている人を知っていたり、人の輪ってチェーンのように繋がっていくのですね。
久しぶりに見る素晴らしい工芸品に心揺れてしまいました。昨年はここでは夏用の麻の長襦袢を買っただけでしたが。
グレーの白鷹紬なんて手が出ないけど素敵でした。

松原工房についてのブログ
いろいろ作品が載っていました。何しろ型染展は撮影禁止なので。



とみひろのHPに載っていたお客さんのコーディネート。松原工房のもの。

私の好きなスタンダードスタイルは江戸小紋や無地に近いものに合わせるものですが、後はストライプや紬類。
柄物は祖母のものやいただいた物の中から。紀尾井アートギャラリーでも古い柄の着物を最近買ってしまいましたが。



今日は二葉苑で第2期の型紙作製が始まりました。仕事の後、サンドイッチを受け取って
工房で食べてからスタートです。最近は昼食を取る時間がない時が多くて。
水の流れの音を聞きながら、集中して彫って行きました。家でもやらないと追いつかないので
明日誠和まで道具探しに行ってこようかと。

最近4時間集中の仕事がウォーミングアップになって、そのあと用事をいろいろと済ませることが
できるようになり、今までの3倍くらい時間が使えているような感じがします。
焦っているというのではないですが。
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ヨガとうつろう春とブルーと ・・・ yoga and passing spring and blue

2017-05-18 23:20:40 | seasons
この前花屋さんの前を通ったら、日々草とかきれいな色が出ていて
一瞬季節感が狂った。ついこの前、長持ちした日々草をスミレに
替えたばっかりだと思ったけど・・・

一昨日のヨガではいつものchaeさん似の先生は代行になりましたが、
先生が変わるのも教え方が違うので面白いです。
今までの先生の月曜日のクラスはプログラムが変わり器具を使っての補助的な
トレーニングでストレッチとメディテーションがないエクササイズなので
やっぱり基本のハタヨガがいいと同じ先生の火曜夕方クラスを
取ることが多くなりそうです。
先生によって違うポイントがあり、教え方がマニュアル化されていないのが
いいですね。
先生によってBGMもインド的なのからイーズィ・リスニングやピアノ曲など。
一昨日の先生はピアノでIn my life などが入り良かったです。

ヨガのメディテーションの時は一昨年に亡くなったいとこのことを思い出していた。
隆ちゃんどうして肉体を置いて魂だけになっちゃったの?
10歳以上年下のいとこの突然死はいつまでも受け入れがたいものです。
子どもや奥さんにとってはどれだけつらいことかと。子どもが成人する前に
亡くなるのはちょっとお互いにつらい。
今度の日曜日は3回忌。


ブルーが最近のお気に入りの場所で寝ていたのでかわいいと思って
撮ったけれど、近寄っただけで薄目をあけて気がついてしまった。
なめて毛を固めてしまったので、少しずつSが取ってあげていて、
今は禿げのところが少しあって、毛が生え変わる季節














子ども園ではお誕生会用のテーブルの花瓶を準備していたら
子どもたちが話しかけてきて、かわいい。家の中のことでもなんでも話しちゃうのよね。
柔らかな心に、こちらの心も和らぐ。
いつもは職員室なので、それ程接点があるわけでない。
怪我をした子が来たり、怒られたり、ケンカした子供が来るのが
職員室。あとは朝の報告に子供たちが来ます。

この前も用事があって3歳児の部屋に行くと、昼食中で、
お互いに食べ方を教えあっていてかわいかった。

4月からの新体制で同僚も忙しいけれど、生き生きして働いていて嬉しい。



最近また筍をもらって土佐煮、たけのこご飯、木の芽和え、たけのこちらし、青椒肉絲など作りました。
今年ほど春の味覚をたくさん味わったことはないです。昨日の日本料理の教室での話だと
今年はたけのこがあまり出ていなかったとのこと。Mさん、ありがとうございました。




初めて作った茄子の南蛮は好評でした。クックパッドで見た超簡単料理。











いつだったか、焼き茄子はおかかをかけてしょうがで食べるばっかりだったので、
胡麻をかけて食べたらとてもおいしかった。 星岡で分けてもらったペーストに
お砂糖を少し入れて混ぜただけ。





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アンコールが最高 ・・・ touching encore

2017-05-16 23:56:56 | music
日曜日のいつもの遠くのスーパーへの買い物の帰り道。どこからかいい香りがしたら
バラの花だった。今日も道で何かの香りが・・どこかでクチナシが咲きはじめたのかしら?















5月15日(月) 東京文化会館  

フィルハーモニア管弦楽団 
指揮:エサ=ペッカ・サロネン 
ピアノ:チョ・ソンジン




プログラム
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」Op.20
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調Op.37
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92

アンコール
チョ・ソンジン 
 シューベルト ピアノソナタ 第13番 第2楽章 アンダンテ
オーケストラ
 シベリウス
  「ペレアスとメリザンド」より
   メリザンドの死

R.シュトラウスの音楽は色彩と広がりに満ちている不思議な魅力。
コンチェルトは2楽章目の最後があまりにもゆったりしていたような感じ。
第3番は仕事をしたての頃、何度も聴いていた思い出の曲。
社会人になって初めて大人の世界に接して大人の扉を開けたようなそんな時期の。
その時に出会った人が任期を終了して会社に戻り、なんだか寂しくて毎日聴いていたのが
ヘンツェ指揮、ピアノがクリストフ・エッシェンバッハのベートーヴェンピアノ協奏曲第3番。
その後その方はペンシルバニア州立大学に留学してアメリカからお手紙をいただいたことがあった。
帰ってからますますスマートで冴えわたった感じでしたが、
彼も残念なことに数年前他界しています。

若いチョ・ソンジンでちょっと心配だったけど堂々としたテクニック。
その人らしさが出たのはアンコールのシューベルトピアノソナタ13番の2楽章。
途中で音の表情が変わる。その世界に引き込まれて会場が一つになる。

急に吉祥寺の祖父母の古い家の方を思い出したりして。
小学校に上がる前のころ、遊びに行って良く庭で遊んだ。
大きな池と裏庭があり、祖父が庭仕事を休日にはやっていて、
栗の木の下にイガイガの栗が落ちていたことを思い出していた。
あの時代のせいか使用人が複数いた。庭の仕事や家の掃除だけでも
大変。なんだかものすごく懐かしく幼かった頃を思い出して。

そしてぽつりと主人も今頃はお兄さんと会っているのだろうと
思ったりして。現実が夢なのかもしれない。どっちが夢なのかわからなく
なってくるかも。


サロネンの方も同じように
アンコールのシベリウスが見事な静謐な美しさでした。
自分の音楽がはっきりと出た自国の音楽。
ペレアスとメザリンドからメリザンドの死。
ペレアスとメザリンドはフォーレしか聴いたことがなかった。
シベリウスはScottが傾倒した作曲家で、曲想が似てると思いました。

サロネンはエネルギッシュで若さを感じる指揮で、
ファビオ・ルイージやP.ヤルヴィーや、ノセダなどと並んで、今後注目の
中堅指揮者です。


今回いつもご一緒している方がこれなくてその方の友人が見えました。
お嬢さんがドイツ在住ピアニストの江尻南美さんのお母様で、
南美さんは1995年のショパンコンクールで8位で最終審査の6名に残れなかったとのこと。
年によって最終戦に残る数が違うということで中村紘子の時は15名だったとか。
ショパン・コンクールには2度聴きに行ったと話されていました。
南美さんもYouTubeにでていて、なかなか素敵でした。今度日本に帰ってきたときは
聴きにいこう。前回誘われた時は行かなかったので。
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