Reflections

時のかけらたち

小さな発見 ・・・ small discoveries

2022-01-31 23:29:45 | a day in the life

右手が使えないと歩いても何かバランス感覚が狂っているような感じがします。
このまま歩かないと足が弱ってしまいそうなので、買い物にはできるだけ行こうと思っていますが、おしりや股関節も
痛いので、歩くと何か疲れてしまっています。

 

今まで右手でいつも何でもしていて、今左手でするとやさしくて右手は力が入りすぎていたことがわかりました。
あと時間がかかるのですが、ゆっくりもいいなと思いました。夜寝るのは少し早くなって1時にはベットに
入れるようになりました。その前にお風呂にゆっくり入るのですが、それがとても気持ちがよくて。

1月28日

買い物に行く途中、近くの公園でエナガが高いところにいるのを見ました。

 

とても高いところに数羽いたのですが、家の近くでエナガを見たのは初めてに近いかもしれません。

 

右手が使えない料理は洗って出すだけとか、あまり切らないようにとか、ゆっくりで結構厄介なのですが、自分はやっぱり料理が
好きなのだと思いました。料理というか食べるのが好きなのですね。

朝食にラタトゥイユの残りをオムレツにかけて、夕食にはその残りにさらにズッキーニを足して、ラザニア風にしました。
トマトの缶詰の残りを使わなければならないので、同じトマトを使った料理になってしまいましたが、TVでやっていた
ミニのモッツアレラチーズとバジルを三枚肉でクルクル丸く巻いたミートボールを作りました。左手だけでころころと
できました。

 

インヴォルティーニの方がおいしかったかな?カリカリに焼けるから・・・
白ワインもかなり入っているから味は良かったです。

 

1月29日

膝はなんだかすっかり治ったように痛みがなくなりましたが、右足がずっとおかしくて買い物のついでにぐるっと回ろうかと思ったけど
ショートコースで帰って来てしまいました。
スーパーの向かい側にある玄国寺では梅の花が咲いていて、ロウバイも咲いていました。清浄な空気が流れるお寺の庭でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一眼レフは重いのでまだ駄目かと思いスマホの写真のみです。でも右手はシャッターだけなのでそろそろ
大丈夫かなとも思うのですが。

 

昼食に久々のバインミーサンドイッチを半分ずつにして。本当においしいこのお店は立て続けに前の駐車場から車が
突っ込んで昨年3回も休業しました。1回はお店の改修にずいぶんと長い時間がかかりとても残念でした。偶然とは
思えない事故です。この日はマンスリーのベトナム風かきオムレツ、レバーとベトナムハム、アボカドとエビの
3種類をシェアしました。

 

この日は燃えるような夕焼けでした。

 

クリスマスローズもこんなに伸びてきました。

 

 

夕食は娘が作ってくれたレバニラ炒め。初めてのレバー料理に挑戦していました。

娘が作ったときは私が洗い片づけを担当なので左手だけで洗っています。食洗器は勤めているとき、結構持っている同僚も
いましたが、どうも好きになれず持っていません。母も晩年買ったようでしたが、あまり使っていませんでした。

でも本当にできなくなったら必要かしら・・・

 

Line news で四大陸フィギュアのニュースが入ってきて、最近はジュニアとか若い人たちの活躍も多くて日本のフィギアスケートの層の
厚さを感じますが、また素敵な雰囲気を持つ選手が出てきました。4位だそうです。1位が韓国で2~4まで日本人が入っています。
アンチェインド・メロディーの手の動きが美しい三宅星南(Sena)です。

 

三宅星南 【四大陸フィギュア2022】男子SP <ノーカット>

三宅星南【四大陸フィギュア2022】男子FS <ノーカット>

 

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Underground

2022-01-29 22:01:21 | movie

次に見たのは旧ユーゴスラビアのサラエヴォ出身の映画監督エミール・クストリッツァの大作
「アンダーグラウンド」です。

 

昨年録画していた映画をテレビの録画容量が足りなくなってきたので、時間のある時に見て消さないとと思って見たら
ものすごい映画だったので驚きました。
単なる寓意的なストーリーかと思っていたら、ファンタジーにしなければ、コメディにしなければ作れないような
ユーゴスラビアの半世紀の歴史です。記憶のどこかに引っ掛かっていた映画です。

1995年製作/171分/フランス・ドイツ・ハンガリー合作
原題:Underground
配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム
日本初公開:1996年4月

 

 

カンヌ国際映画祭でパルム・ドールに輝いた、エミール・クストリッツァ監督のブラック・ファンタジー。ナチスによる占領を機に
半世紀にも渡って続いた、旧ユーゴスラビア動乱の悲劇の物語を群像劇として描く。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ問題など、旧ユーゴスラヴィアの混乱の戦後50年の歴史を綴る映像絵巻。監督は「パパは出張中!」「ジプシーのとき」
「アリゾナ・ドリーム」のエミール・クストリッツァ。エグゼクティヴ・プロデューサーはピエール・スペングラー。旧ユーゴ出身の劇作家デュシャン
コバチェヴィチの戯曲を基に、彼とクストリッツァが脚本を執筆。撮影のヴィルコ・フィラチ、音楽のゴラン・ブレゴヴィチ、「デリカテッセン」を
手がけた美術のミリェン・クチャコヴィチ“クレカ”は、「ジプシーのとき」以来の常連スタッフ。中でも音楽は、民族音楽をアレンジしたサウンドが印象的で
また第二次大戦中のドイツで圧倒的な人気を集め、連合軍側でもヒットした『リリー・マルレーン』が挿入曲として使われて実に皮肉な効果を出している。
出演は、ピーター・ブルックの劇団などで活躍する国際的な名優で、「マハーバーラタ」映画版(NHK教育テレビで放映、LD発売)にも出演した「パパは
出張中!」のミキ・マノイロヴィチをはじめ、旧ユーゴ映画・演劇を代表する俳優たち。95年カンヌ国際映画祭で賛否両論を集め、やはり旧ユーゴ問題を
背景にしたテオ・アンゲロプロスの「ユリシーズの瞳」を抑えてグランプリ(パルム・ドール)を受賞。96年度キネマ旬報外国映画ベストテン第3位。

監督 エミール・クストリッツァ
脚本 デュシャン・コバチェヴィッチ
撮影 ヴィルコ・フィラチ
音楽 ゴラン・ブレゴヴィチ
美術 ミリェン・クチャコヴィチ・クレカ
キャスト
プレドラグ・"ミキ"・マノイロヴィッチ
ラザル・リストフスキー
ミリャナ・ヤコヴィッチ
スラヴコ・スティマチ
エルンスト・ストッツナー

 

テオ・アンゲロプロス監督のギリシャ映画『旅芸人の記』(希: O Θίασος、翻字: O Thiassos)が思い出されます。

 

映画『アンダーグラウンド』予告編

"Underground" Music - Intro: Kalasnjikov

 

猥雑でグロテスクでエネルギッシュな映画に巻き込まれます。最初この映画どうやって終わるのだろうと
果てしない感じがしました。高田純次に似たコミカルさを出すミキ・マノイロヴィッチ。他のキャストも最高でした。
途中から話が怪しくなり、地下で生活する人たちの時間まで支配する武器商人。途中実写のフィルムも流れ、ナチスドイツの
支配からチトー大統領の時代、そして内戦へと目まぐるしく変わる時代を知らされない地下生活者。外に出たらユーゴスラビア
という国は無くなっていた。セルビアとクロアチアの内戦は隣人を殺しあった記憶のまだ残る内戦です。リリーマルレーンの曲が流れて、
何かどこかで聞いた曲だと懐かしく思えました。ナチより連合軍(NATO)の空爆の方がすごかったというのが皮肉的です。

なんだか最初面白く見ていたのですが、この映画の深さにどんどん引き込まれました。

ラストシーンの死後の世界か楽そうな結婚祝いの席での
ナレーションが刺さります

昔あるところに国があった。
この物語に終わりはない・・

映画が次世代に残さなくてはいけないこと・・そんな監督の思いが伝わってくる映画を超える映画でした。

 

 

 

 

「許そう、でも忘れないぞ」

 

 

 

 

 

 

 

離れていく土地の形がなんと旧ユーゴスラビアの形をしているそうです。

 

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アメリカの古い映画を見る ・・・ two American old movies

2022-01-28 21:38:17 | movie

右手が使えない今やれることは読書や音楽を聴いたり歌の練習、TVを見ることくらいです。そこで録画して見ないでそのままに
していた映画を先週と今週にかけて見ることができました。普段はなかなか時間が取れないものです。

去年録画していたこの2つの映画は偶然原作者が同じドライサーで、ストリーも女性のために運命が狂ってしまった男の話でした。

 

陽の当たる場所 A Place in the Sun 

この映画は小学生の高学年か中学生の頃TVで見たことは記憶しています。

モンゴメリー・クリフトもマロン・ブランド、ジェームス・ディーンと並んで有望視されていた
スターだったのですね。子供の私はジェームス・ディーンがお気に入りでした。

その後モンゴメリー・クリフトは交通事故で顔面を損傷し整形手術ですっかり変わってしまったことを
覚えています。

今改めてこの映画を見ると重厚な映画だったと思うし、主演の二人の演技も素晴らしいと思いました。
モンゴメリー・クリフトもアクターズ・スタジオの出身だったのですね。野心はあってもおどおどした演技が
とても人間らしかったです。話としては心で犯した罪のために死刑を受け入れていく厳しい役でした。

 

 

 

モンゴメー・クリフトとエリザベス・テイラーが共演し、野心に燃える貧しい青年の恋と転落を描いた人間ドラマ。1931年にも映画化
されたセオドア・ドライサーの
小説「アメリカの悲劇」を原作に、「シェーン」のジョージ・スティーブンス監督がメガホンをとり、
1952年・第24回アカデミー賞で監督賞など5部門を受賞した。

貧しい家庭で育った青年ジョージは、伯父チャールズが経営する水着製造工場で働き始める。やがて彼は同僚のアリスと恋に落ちるが、
社内恋愛は禁止されているため、
周囲の目を盗んで逢瀬を重ねる。そんな中、伯父から昇進を約束されたジョージは、伯父の家の
パーティで出会った富豪令嬢アンジェラと惹かれ合う。

1951年製作/122分/アメリカ
原題:A Place in the Sun
配給:パラマウント日本支社

監督・製作 ジョージ・スティーブンス
原作    セオドア・ドライサー
キャスト  モンゴメリー・クリフト
      エリザベス・テイラー
      シェリー・ウィンタース

ラストのこのセリフが聞き取れませんでした。
「私たちはお別れをするために出会ったのね」と訳されていたところです。

A Place in the Sun (1951) Part 12 (the end)

Seems like we always spend the best part of our time just saying goodbye.

 

 

 

Montgomery Clift video tribute.wmv

 

Montgomery Clift i Elizabeth Taylor... przyjaciele po to są

当時著名な映画監督がそろって使いたがっていたという。「エデンの東」も最初はモンゴメリー・クリフトにオファーがあったのを
断ったという話です。

エリザベス・テイラーとは恋愛関係にあったと言われていますが、バイセクシャルであったとされています。リズとは死ぬまで
友情関係が続いたと言います。
事故以降、アルコールとドラッグの中毒がひどくなり、苦しみの多い人生だったのですが。45歳で心臓発作で亡くなるまで演劇への
情熱だけは捨てなかったと書かれていました。
比較的最近、彼の伝記映画の作成が予定されいるとネットにありましたが、完成したかどうかは確かめられませんでした。
ジェームス・ディーンと言い、痛ましい人生を送った人たちが世に素晴らしい作品を残していったのですね。

 

黄昏 Carrie

 

 

ウィリアム・ワイラーが「探偵物語」に先立って製作・監督した、セオドア・ドライザーの処女小説「シスター・キャリー」の映画化、
1951年の作品である。脚本は「女相続人」のルース及びオーガスタス・ゲーツ夫妻で、原作の一部を集中的に脚色した。撮影は「旅愁」の
ヴィクター・ミルナー、音楽は「悪人と美女」のデイヴィッド・ラクシンが担当。主演は「嵐ヶ丘」以来ワイラーと組んだロウレンス
オリヴィエと「終着駅」のジェニファー・ジョーンズで、以下「女相続人」のミリアム・ホプキンス、「ブラザー・ラット」で舞台から
映画入りした喜劇俳優エディ・アルバート、ベイジル・ルイスディール、レイ・ティールらが助演する。

1951年製作/アメリカ
原題:Carrie
配給:パラマウント
監督:ウィリアム・ワイラー
原作:セオドア・ドライサー シスター・キャリー
キャスト:ローレンス・オリヴィエ ジェニファー・ジョーンズ
音楽:デイヴィッド・ラクシン
撮影:ィクター・ミルナー

 

    

 

黄昏の紹介:1951年アメリカ映画。職を求め、シカゴへやってきた娘キャリーは劣悪な職場環境で怪我を負い、居候先の姉夫婦の家にも居づらく
なってしまう。行き場を失ったキャリーは口説いてきた会社経営者チャールズのもとに身を寄せる一方で、高級レストランのオーナー、ジョージ
にも惹かれていき…。「ローマの休日」の名匠ウィリアム・ワイラーが描く叙情的メロドラマ。イギリスが誇る名俳優ローレンス・オリヴィエが
若き女性との出会いによって人生を破滅させていく初老の紳士役を魅力的に演じています。

とにかく話の展開がすごかったです。まるでイタリア映画を思わせる工場で働く女性たちの映像。陽の当たる場所でも同じような工場が出てきていました。
アメリカもそういう産業の時代だったのですね。チャールズだった決して悪い人ではない。ジェニファー・ジョーンズがたくましく生きていく女性を
演じていました。はじめのうちはノー天気な映画だと思っていたのですが、落ちていく展開がすごくて、ローレンス・オリヴィエがさすがの魅力でした。
プライドを捨てられない男と生きていく強さと柔軟さを持つ女性。ラストシーンで自分のためにホームレスにまでなってしまった彼を助けようとしも
出されたお金の小銭だけをもって街に消えていくラストはなんともわびしいものでした。歌舞伎で吉右衛門が情けをかけられたために切腹をするという
役を演じたと書かれていたことがありましたが・・ 若い彼女の将来を思って身を引いた初老の男性の哀しい話でした。

『アメリカの悲劇』(「陽のあたる場所」の原作)を書いたドライサーの小説『シスター・キャリー』を映画化したもので、ワイラーは、社会派メロドラマ
作家のこの原作の恋愛部分に焦点を絞って、重厚な悲劇を作っている。

 

 

小学生の高学年の頃から結構映画を見だし、おませな映画も見ていたことを思い出します。「地上より永遠に」はどうしてみたいと思ったのかしら?
「うちのママは世界一」のドナ・リードが出ていたからではなさそう。モンゴメリー・クリフトも出ていたのですね。デボラ・カーが出ていたのを
最近再確認したばかり。とにかく連れて行ってくれた母も驚いたことでしょう。私もよくわからなかった映画だったと思います。

 

子供の頃に見た映画


地上より永遠に(ここよりとわに)

新宿武蔵野館

 

 

みゆき座

シベールの日曜日

 

このパンフレット私も買いました。とにかく画像がきれいでした。インドシナでの戦争の
爪跡が残る映画でした。

「エデンの東」も中学生の頃、みゆき座に見に行った記憶があります。

母と中学生の頃最後に見た
サミー南へ行く

父の転勤で中学3年生の頃、家族が九州に引っ越し、私は祖父母の家に預けられて(私の希望でもあった)
家族と別に暮らすことになって、この男の子が一人でアフリカを縦断する話で私を勇気づけてくれたのかも
しれません。

あの頃夢中になったウエスト・サイド・ストーリー 中学生になると友達と渋谷や吉祥寺、日比谷に
映画を見に行くようになりました。今再び分断されたアメリカのためにウエスト・サイド・ストーリーを
作ろうと決めたスピルバーグ。私はE.Tとかは見ましたが、特にスピルバーグは好きな監督ではありません。
でもこの映画は見てみたいと思いました。

中学生の頃は渋谷名画座にAさんとよく見に行きました。I.バーグマン、E.モンタン、A.パーキンスの「さよならを
もう一度」はあのころはやっていたサガンの小説の映画化でブラームスの音楽がすごく合っていた映画でした。
ミュージカルの「南太平洋」もこの映画館だったかな。安く見れて、帰りにジャーマン・ベーカリでチョコレート・パフェ
を食べるのが好きでした。

小学生の頃は家族で映画を見ることもあり、父が黒沢が好きだったので、お付き合いさせられました。
小学校低学年の私には無理でした。赤い風船、道、ベンハー、禁じられた遊び、菩提樹、汚れなき悪戯(マルセリーノの歌)
世界の七不思議(初めて見たシネラマというのだったと思います。)とか小学生の間に両親と見たと思います。

ディズニーのファンタジアは高校生の頃見に行ったかと思います。音楽と映像が一緒になった素晴らしい映画でした。
今思うと曲選びもいいですね。当時のコラムで徳川夢声がこの映画を見て日本が戦争に負けたと思ったと書いて
あったのを覚えています。地球の誕生を「春の祭典」で表したり、スケールの大きな映画でした。

大学生の頃はチャップリンやデビット・リーン、マイク・ニコルズ、シドニー・ポラックなど妹ともよく見に
行きました。イタリアのゼッフェレッリや社会人になってからはヴィスコンティをずいぶん見ました。イタリア語も
少し習ったし。ギリシアのアンドロゲプスやフランスのトリフォーを見たりして、バゾリーニの「王女メディア」では
主役はカラスだったのですね。日本の地唄なども使われいてなんだかものすごい映画だったという記憶が残っています。

 

 

岩波ホールもその歴史を閉じるという・・・残念ですね。今ではミニシアターがたくさんできて他でも
いい映画は見ることができますが。。就職してからはよく帰りに寄りました。ブレッソンの「白夜」とか
ヴィスコンティ、ベルイマン、サタジット・レイ、オルミ、ヴィクトル・エリセ監督などの映画が印象的でした。
カコヤニス監督のエウリピデスのギリシア悲劇「イフゲニア」という心理劇も面白かった。学生時代にアヌイの
アンチゴーヌを読んでいたけど何も覚えていない。
タルコフスキーやニキータ・ミハルコフは六本木のWAVEとかいう映画館で見た記憶が・・・

そのころだったか、アイヴォリー監督の「眺めのいい部屋」で有名なオペラのアリア「私のお父さん」がすごく
効果的に使われていて強く印象に残っています。クンデラの小説の映画化「存在の耐えられない軽さ」も
ダニエル・デイ・ルイスが全く違う役作りで出ていて同じ人かと思うくらい。ジュリエット・ビノシュも初めて
見ましたが心に残る役者さんです。機会があればもう一度見たい映画です。

だんだんハリウッド映画はあま見なくなってきました。ディア・ハンターで知ったメリル・ストリープが出る映画を
見るくらい。イタリア、フランス、スペイン、ソ連の映画などが主流になりました。

結婚してからは主人と暮れとかに三越劇場とかでやっていたオペラの映画をよく見たくらいで映画を見に行くことも
なくなりました。ゼッフェレッリの演出とかで素晴らしかったです。
映画はテレビで放映されるの見たり、図書館から借りたり、年に1度くらいしか見に行っていませんでした。
比較的最近見た中で一番印象に残ってるのがマイケル・ラドフォードとマッシモトロイージの「イル・ポスティーノ」です。

とりとめもなく思い出される映画とそれにまつわる思い出。

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何もできない日々  ・・・ under medical care

2022-01-27 23:48:15 | a day in the life

先週は録画してあった古いアメリカ映画を見たり、日曜日には食料品の買い出しは
娘にも手伝ってもらって出かけました。

今週に入ってからは暮れに途中になっていた書類の整理。そして保険の確認。通院だけでは出ない
掛けている意味がないかもと思いました。

 

1月25日

期限切れの図書館から借りたCDと本をやっと返しに行きました。
小学校の横を通ったら梅の花がきれいに咲いていました。また公園などが閉鎖されている
東京です。


ぱっと気持ちも明るくなります。

 

ランチはお弁当を買ってきました。チャイカのシュクメルリ弁当。グルジア(ジョージア)の料理らしい。
ボルシチ付きのにしたら、ボルシチがとてもおいしくて。

 

おやつはお気に入りのパン屋さんのパンドーナッツ。

 

ユーゴスラヴィアの半世紀にわたる歴史を背景の映画「アンダーグラウンド」に圧倒された午後でした。

 

夜はパスタの時の残りのムール貝と海老でリゾットを娘が作ってくれて、
私はサラダだけつくりました。

ハイカロリーな一日となってしまいました。

 

26日

富士山がぼんやり見えて淡い色できれいでした。

 

 

陽が沈むにつれてシルエットがはっきりしてきます。

 

夜は大根と人参の皮をピーラーで剥くだけでいいのでおでん。あとは何とかカットしました。

 

27日

整形外科受診の日はお日様が朝から出て気持ちのいい日でした。

 

 

 

先生に診ていただいて、順調で手首もずいぶん曲がるようになっていました。
このまま行けばあと1週間で副木は取れるようです。ヨガは休会の手続きをしたとお話したら
できないでしょうと言われてしまいました。右手を使わないでやろうと思っていたのですが
無理な話でした。三角巾で吊っていないので、とっさの時に手すりでもつかみそうになって
危ないと思っていました。ヨガでも同じことが起きるし、周りの人には迷惑な話です。

 

ランチは小川町のカンティーニで。最初友達と会う予定でしたが、風邪気味でオミクロンの勢いも
止まらず、期日に追われて仕事の彼女は安全を取って出かけないことになりました。
なんだかリモートで仕事をしている人が多いせいか、お茶の水から神田にかけても外に人があまり
いません。お店にも人がいなくて心配でしたが、帰るころやっと人が少し入ってきました。
街から人が消えています。お店にとっては大変なことです。月火と人がパタッと来なくなって
昨日は出社日が重なっているのか大勢来たとのことでした。いいお店なので頑張ってほしいです。

 

ラザニアランチ。スープがついていますが、蟹のサラダも特別サービスでついてきました。

 

 

ランチの追加のデザートセット。ホワイトチョコレートのムース。

 

そのあとで渋谷に回って、フィンランド・デザイン展へ。
ものすごく悩んだのだけど、完全予約制の余裕がありそうなので行ってみました。
オミクロンであまり出ない方がいいのですが、この展覧会はとても見たかったので。

この事態であまり混んでないと見込みました。混んではいなかったけれどまあまあ
入っていました。

森の中に入っていったような心落ち着く展覧会でした。
用の美。シンプルかつ合理的なデザイン。

ムーミンの1作目は広島・長崎の原爆投下がきっかけとなったことも知りました。

久しぶりにワンピースも着たくなりました。

世界が皆川さんの世界に似ていると思ったら、なんとナビゲーターで音声ガイドをしていたのが
皆川明さんだったとのこと。いつも音声ガイドを使わないので気がつきませんでした。

飾ってあったラグの色も深くてすごくきれいでした。マーク・ロスコの絵のようでした。

ガラスは氷の世界から来ていました。若いころイッタラのガラス食器とかよく買っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いよいよ高齢者だね・・・finally the elderly

2022-01-23 23:30:29 | thoughts

年取ったら骨折は命取りと聞いていましたが、こんな形で自分に降りかかってくるとは思いませんでした。
もしこれが足の骨折だったら、寝たきりになったり、ボケが始まるとか‥いろいろ一気にやって来そうです。

幸い動かさなければそれほど痛まなくなりましたし、固まってしまった指も動きやすくなってきました。
娘が少しは力になりますし、私は左手で乗り切ろうかと思っています。

いろいろ約束していた人がいたので、連絡したら、一緒に小学校の同級生の息子さんのジャズを聴きに行く予定
だったS君からは手首の骨折は複雑なので大変だったとの経験談やO君は元陸上部だったのでお正月にお孫さんと思いっきり
走って肉離れで大変だったとか連絡が入ってきました。「気持ちは別にして、からだの老化は現実です」と。

2月に民藝展に行く日程を調整中の友からは励ましのおやつが届きました。(笑)

 

北條みつうろこの形をした落雁でもののふの心意気で乗り越えなければと思いました。ありがとう!

 

メールやお電話、コメントなどいただいてご心配をおかけしました。ありがとうございました。
これから一人で動けなくなった時にどう暮らして行ったらいいか等を具体的に考えるいい機会となりました。
あらためて人間の体の不思議、素晴らしさも感じました。

午後に事故の相手の方から電話があり、会社で保険の申請をしてくれるとのことでした。
私の保険を調べたら通院の場合は出ないことがわかりました。応対がとても丁寧で助かりました。

 

昨日は図書館から延長して借りていた本をやっと読み終えました。

  

高尾山の自然とそこに来る人を守る仕事をしている方の書かれた本で、
とても面白かったです。 まるたけさんに紹介していただいた本です。
もともとはカメラマンで森林保護員になり、高尾山の四季が
描かれていたし、観光本と違う高尾山を知ることができました。

高尾山に来る人のための道路点検とかされて、安全が森林保護員の人たちに
よって支えられていることがわかりました。

 

仕事なので雨の日でも雪でも山に入っています。もともとカメラマンなので写真も素敵。
その世界が美しいこと。私が絶対に行かない時です。

 

最近出会った花やまだ出会ったことのない花とかが出ていてにぎやかなガイドブックでは
ないけれどなかなか良かったです。最近盗掘の被害も多く、場所などは書かれていないので
残念です。こんなに大事に守っている花たちを盗む人は許せません。
他に面白い生物もたくさん出ていました。鳥についてあまり出ていなかったのだけが残念でした。

  

去年見たヤマシャクヤク
今度大平林道や高尾林道も歩いてみようかと思いました。

切り口が全く違う面白い本でした。

今年の春はどれだけのスミレに出会えるか楽しみです。

 

昨日はベルカントのレッスンに行けなかったので、アヴェ・マリアがちゃんと歌えるようにとのラインが入ってきました。
以前のレッスンを録音していなかったので、ラテン語の歌を探して聞いてみることにしました。言葉と音の両方を取っていくことは
とても難しいことです。九段フェスティバルの配信の録画撮りがあるので大変です。

 

ルネ・フレミングのがちょうどラテン語でした。パヴァロッティのは途中からアレンジされていたので言葉が少し違っていて参考に
できませんでした。

Ave Maria

 

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不自由な生活  ・・・ inconvenient life

2022-01-22 23:59:58 | thoughts

1月19日

いつも買い物に行くスーパーの帰り道、道路を横断しようと思ったら猛スピードで来る自転車に出会って、
びっくりして接触を避けるため後ずさりして転倒してしまいました。幸い背中に買い物を入れたリュックを背負って
いたので、頭を打たなくて済みましたが、帰ったら左手に持っていたエコバックの中の卵が少し割れていました。

近くにいた人が駆けつけてきてくれて、すぐ病院に行きなさいと言われたのですが、頭を打っていなかったので
大丈夫に思えて、そのまま家に何とか帰ってきました。声をかけてくれた女性が相手の人の名刺をもらっておきなさいと
言ってくれて、ぶつかりそうになった人も心配していて携帯番号をお互いに取り交わしました。
家に帰ってからその方から電話があり、業務中のこともあり、警察に話して事故証明を取ったとのことでした。警察(交通捜査係)
からもその後電話があり、あとから症状が出ることもあるので気を付けてと言われました。こういう事故はどちらが悪いとか
いうのではないと。

夕食はすでに手首が痛かったので、手があまり動かなくなっていて、包丁で切るにも力が入らず、少しずつ切って生協の野菜ボックス
に入っていたセリと九条ねぎを使ってセリと鶏ささみのワサビ酢和え、ねぎといかの辛子酢味噌、親子巻卵焼き、澄まし汁を
やっと何とか作りましたが、食欲は珍しく全くありませんでした。

手が回らないので着替えもできず、パジャマをやっと羽織ってもちろんお風呂には入らない方がいいのでそのまま寝てしまいました。
とにかく横になりたくて・・・

 

1月20日

年も取っているし、骨折でもしていたらいけないので、膝を診てもらっていたお茶の水整形外科まで前日に予約を入れていきました。
かかっていた名誉院長先生は3月までで故郷の新潟に戻ってしまうことを知りました。それで予約がいっぱいなのか取れなかったので
院長先生の予約を取りましたが、東京医科歯科大にも務めていた先生で今私がかかっている呼吸器内科の担当の先生のこともご存じでした。

強く打ってしまった腰と手首のレントゲンを取って、右手首の骨折と言われました。写真を見てひびが入っていて、少し骨がずれて外に膨らんでいる
をがわかりました。手首の骨は複雑になっていて、手術もしなくていいのでよかったねと言われました。2週間炊事禁止です。でもしないわけ
にはいかないので左手だけですることにしました。ヨガも右手を使わなければいいかなと思っていたのですが、そういうわけにもいかないよう。
歌だけは歌えそうですが、発声練習の時に手をあげたりするし、とりあえず今週のベルカントは休んでおとなしくしておくことにしました。

病名と今後の治療

右橈骨遠位端骨折 副木 2週間  治るまで6週間目安 
 (とうこつ)

あらためて手首の働きについて驚きます。すごい重さの負荷がかかっていたのですね。持ったり、回したり
ひねったり、切ったり、結んだり、引っ張ったり、複雑な働きで、人間の体、動物の体のなんという素晴らしい作りなんだろうと
感心するばかりです。創造主は本当にすごいです。

主人も不自由な生活をしていて大変だったのだと改めて思いました。脳出血などで半身不随になった人たちがどれだけ
大変なのだろうと思いました。いろいろ工夫して知恵を出して生活していかなければなりません。

病院で何時間かかかって疲れて近くの高山珈琲でサンドイッチとコーヒーでランチにしました。食べやすいものでないと
食事も難しいのです。

 

おいしいコーヒーでビル・エヴァンスを聴くのも久しぶりで心地よかったです。

 

 

夕飯は作るのが困難なので、鰻を買って帰り、あとは前日の残り物で。
お豆腐は切りやすいので澄まし汁だけ作りました。
こんな時でないとなかなか買えない鰻のごちそうになってしまいました。

朝食のためには洗うだけの野菜サラダの材料をそろえて、あとはパンの上に
チーズとハムを乗せて焼くだけにしようとそろえておいて、インスタントの
スープもストックがあり何とかなりそうです。

 

1月21日

朝の富士山がきれいでした。

 

去年のクリスマスローズの芽が出てきました。
もうだめかと思っていたのですが、うれしいですね。

病院で相手方がある事故の場合は保険でするかどうかを健康保険組合に聞いてと言われて結構ややこしいです。
相手の人も会社には報告してあるということですが、どうなるかわかりません。

午後、昨年録画していた古い映画を見ました。
ローレンス・オリヴィエとジェニファー・ジョーンズの「黄昏」という映画です。原作はドライサーで
どんなふうになって行くのか心配で最後まで見てしまいました。

夕食は生協で買っていた冷凍食品と残り物の材料を工夫して一品プラスしました。
一人暮らしで何もできなくなった時にどうするかをこれからちゃんと考えておかないとね。

 

 

夜は早く寝るようになりました。
お風呂は入って大丈夫というのでゆっくりと浸かって気持ちがとてもよかったです。

 

1月22日

残念ながらベルカントは休み。ヨガもしばらくは無理かも。ヨガに行きたいような感じで
いたら先生に笑われてしまいました。手芸もNGでした。指先を使っても手首に影響が出ます。
ボビンは軽いし大丈夫かなと思って事故の日も帰ってやってみたのですが。せっかくだいぶ調子が出てきたので
やり続けたいのですが、すべて一時中止しないとだめなようです。

それで今日はなかなかできなかった読書と借りてきたCDを聴いたり、取り込んだりしていました。
洗濯ものをたたむのはなんとかできるのでそれは音楽を聴きながら・・・

最近、土日の食事の準備は娘に分担するようになったので、助かりました。
夕食はカレーで人参もたくさんすりおろして、結構何時間もかけて作っていました。
作らない人は後片付けというルールです。

新宿御苑前の草枕カレーのようなカレーを作りたいらしいですが、
すりおろした野菜がほんのり甘くそれで味が深くておいしかったです。
あとから今日はカレーの日だったんだと知って驚いていました。

これからは街の中でも家でも、ハイキングでも本当に気を付けて安全を第一に暮らしていかないと
いけないと強く思った出来事でした。

コメント (8)
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新版画の魅力 吉田博と川瀬巴水 ・・・ Hiroshi Yoshida & Hasui

2022-01-18 23:59:53 | art

MOA美術館で開催されていたのはこの二人の展覧会
昨年からあちこちでそれぞれ二人の展覧会が開かれていて、私も吉田博のポスターを見ては
こんな人がいたのだと少しだけ気にはなっていたものの気が付いた時にはすべて終わっていました。
ラッキーなことに間に合う展覧会がありました。

ダイアナ妃が愛したとキャッチフレーズにあった吉田博を調べていたら、スイティーブ・ジョブズ氏が最高と
絶賛の川瀬巴水。日本の伊勢型紙のようにヨーロッパに強く影響を与えた浮世絵のように海外での評価も
高く少し逆輸入の感があります。美術も工芸もお互いに影響を与えつつ広がっていきます。

 

ジョブズがこよなく愛した巴水に浸れるSOMPO美術館を見てきた
でジョブズ氏が若いころから巴水をコレクションしていて、最後まで部屋に飾っていたことがわかりました。

この静かな新版画に欧米人が魅かれていったのは少し不思議な感じもしますが、私自身は人生の後半で
日本の版画の色やデザインのすばらしさを知り本当に驚きました。ヨーロッパでゴッホやいろいろな画家たちに
衝撃を与えたのはよくわかります。広重や北斎の浮世絵の展覧会は若いころは接する機会もなかったような
気がします。

MOA美術館の展示は吉田博は撮影OKだったのでほとんどスマホでしたが撮りました。未知の世界だったので
一つ一つワクワクしながらその絵を見ていきました。

 

一番最初にあったのがナイアガラ ピンクが買った色とブルーの組み合わせが素敵でした。

 

ユングフラウ山

 

マッターホルン

 

ヴェニスの運河

 

アゼンス(アテネ)の古跡

 

レニヤ山

 

ラングーンの金塔

 

カンチェンジャンガ

 

ヴィクトリア メモリヤル

 

ウダイプールの城

 

サンチの門

 

北陵

 

昌慶宮

 

蘇州

 

劒山の朝

 

穂高山

 

黒部川

 

雷鳥とこま草

 

河口湖

 

朝日

 

潮待ち

船頭と料理人を雇って小さな帆船で瀬戸内海を風まかせに巡航したとありました。

 

鍋島

 

帆専 夜

 

帆船 午前

 

帆船 霧

  

帆船  朝

 

ダイアナ妃が執務室に飾っていたという「光る海」

 

興津

 

川瀬巴水の絵で撮影可はこの数枚だけでした。

 

見老津(和歌山県)

 

喜光寺(奈良県)

 

赤目 千手滝

 

洗足池乃残雪

 

巴水の絵はどこかとても個性的な感じがしました。また一つ別の世界にいざなってくれるような・・
撮影可ではないのがほとんどでしたので、ネットから少し借りてきました。

  

 

この絵は今回出ていなかったかも。

 

 

 

 

新版画というジャンルがあるということを初めて知りました。静かで心が穏やかになって行くような
そんな版画です。

 

Jan. 15  2022  Atami

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MOA美術館へ  ・・・  MOA Museum of Art

2022-01-16 23:59:23 | wonderland

1月15日

1月25日まで開催の「木版画紀行 吉田博と川瀬巴水」を急遽見に行くことにした。
娘に確認したら行きたいというので一緒に行くことにして、計画を立てました。

せっかく熱海に行くのだから日帰り入浴でもしたいと思い、いろいろ聞いてみたのですが、
今は長引くコロナで営業を縮小しているところが多く、KKRは日帰り入浴ができることが
わかったのですが、土曜日は4時までなので3時に着くのはちょっと難しそうに思えました。

今回は午前中はMOA美術館、午後に駅まで戻り、海鮮の昼食 そしてアカオハーブ&ローズガーデン
に行って、入浴して帰るという計画にしました。時間がないので入浴かハーブガーデンどちらかだけも
ありかと。

 

朝は6時前に起きて家を7時少し前に出ました。

 

7:57発のこだまで熱海に向かいました。
大人の休日倶楽部をもうやめようかと思っていましたが、やっと使うことができました。

家の近くの駅では共通一次試験の日だったので、電光掲示板に「自分を信じて ・・・」と
いうメッセージが流れていてちょっとした感動。

旅に行くときはいつも富士山が見えて、通り過ぎていく感じが好きです。

 

 

 

 

 

今回はあっという間に熱海につきます。

 

駅前の足湯

 

MOA美術館には過去2回来たことがありますが、最初に来たときは絵のクラブの人たちを
一緒だったと思いますが、鉄道を使ったかどうか覚えていません。あと1回は主人と旅行で
箱根から回ったような記憶です。熱海駅に降りるのは今回が初めてのような気がします。

駅前のバスターミナルからバスで7分ほどでMOA美術館に着きます。駅前のバス会社の案内所
でMOA美術館のチケットが最安で手に入るのでそちらで求めました。どこを回るか聞かれてバス一日券
の方がお得なので、そちらを勧められて買いました。800円で乗り放題です。それとKKRとアカオ
ハーブガーデンと両方は無理だからバスで駅に戻る途中の日航亭にの日帰り入浴にしては
と教えてもらいました。

駅からのバスであっという間に美術館に着きます。9時25分のバスなので9時半の開館で
着いてすぐ入れました。

 

 

すごくいいロケーションに建っているので、気持ちがいい眺めです。

 

 

よくあるヘンリー・ムーアの彫刻が海を眺めています。

 

 

 

 

2時間弱で見終わって出てきたところです。

思ったよりずっと見ごたえのある展覧会でした。

 

 

 

急いで降りていきました。11時13分のバスに間に合わせるために。

バス停で予定のバスが来て、乗ろうと思ったら、娘のカメラを見て運転手さんに「桜の花は見てきたの?」
と聞かれて、慌てて道を少しだけ下った所に咲き始めたカンザクラの木を見に行きました。

 

 

 

早くも春めいた日差しの中、カンザクラが咲き始めていました。
やっぱりこちらの方は少し暖かいのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか世界救世教とかわけのわからない宗教の教祖となった創立者ですが、
芸術や工芸に関係のあった方だったのですね。今回初めて創立者の説明を
読みました。

日本の芸術が世界に流出してしまうのを防ごうとしたとありました。
黄金の茶室の復元はあまり好きではありませんが、コレクションは
いいものがあります。

 

 

Jan. 15   2022  Atami

 

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穏やかな海へ ・・・ to the calm and spring-like sea 

2022-01-15 23:59:43 | wonderland

昨日の強い北風が噓のように穏やかな暖かい一日を娘と熱海で過ごしました。

MOA美術館で開催中の「木版画紀行 吉田博と川瀬巴水」をどうしても見たくなり、熱海まで
のプチ旅行です。

 

 

この新版画の世界に魅了されました。MOA美術館でなんと見たかった二人の展覧会をしてくれるなんて。
そして出展作品の数も多く、とても充実した展覧会でした。

 

 

吉田博の作品は撮影可でしたのでたくさん写真を撮りましたが、下に斜めに置いてあるので
撮るのは難しかったのですが、今度整理して載せます。

 

 

 

川瀬巴水の作品はほとんどが撮影不可でした。

雪がなんとも魅力的です。暖かい感じがして。
私は大好きな岡鹿之助の絵を思い出していました。

静かな感じがする版画でした。

 

ついこの前まで東京でやっていた展覧会のポスター

 

MOA美術館から駅に戻るバスに乗ろうとしたら、運転手さんに桜が咲いているよと
教えてもらって急いで見に行ってバスに飛び乗りました。

 

駅に戻って海鮮のランチを取って、今度はアカオハーブ&ローズガーデンに行きました。

 

 

 

 

 

 

イソヒヨドリかしら?

他にメジロ、シジュウカラ、ジョウビタキに会いました。

 

今咲いているバラって? たくさんのバラの実も見ました。

 

この後温泉によって気持ちのいい一日が終わりました。

 

Jan. 15  2022  Atami

 

 

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サブリナとノッティングヒル(去年見た2つの映画) Sabrina & Notting Hill

2022-01-14 23:05:32 | movie

昨晩、深夜にプレミアムカフェで邦楽の番組の10年以上前に放送されたものをやっていて、最近やっと邦楽も聴けるように
なったので思わず見てしまいました。山本邦山は知っていたけれど、若い人たちがこんなにやっていたなんて知りませんでした。
山本邦山の他の分野とのコラボがよかったです。この番組を見て、今の道山を見たいと思ったら、番組の最後に登場して
いろいろなことに挑戦して、邦楽を広めていて、落ち着いた大人になっていました。

プレミアム8 ▽伝統芸能の若き獅子(しし)たち一音一会 尺八奏者 藤原道山

プレミアム8 伝統芸能の若き獅子(しし)たち 一音一会 尺八奏者 藤原道山(2010年)「和楽器の貴公子」と呼ばれ、
尺八界のエースとして活躍してきた藤原道山。師匠・山本邦山との共演、日英合作舞台に向けて50曲もの作曲と演奏、同世代の
津軽三味線奏者・上妻宏光とのセッションに取り組む日々を追ったドキュメント。今回「プレミアムカフェ」のゲストとしても
登場し、当時を振り返るとともに今後の展望を語る。

 

 

今朝もたまたまチャンネルを回していたら、田中泯がでていて、相変わらず素敵な人だと
思いました。結婚したての頃、家に遊びに行ったとき、隅でずっと音楽を聴いていました。
若いころのダンスは何回か見に行ったけれど衝撃的でした。新婚旅行の時の写真を
見せてもらったときは、仲代達矢みたいと思ったら、本当に彼は俳優にもなってしまった。
底知れぬ存在感のある人です。

 

      

番組の中で引かれた言葉がありました。「たった1回の人生。初めての経験を重ねている。
体験のない時間の中を生きている。唯一無二と思わなければもったいない。」
生きることとはすべて新しい経験なのです。

松山ケンイチも出演していましたが、かなり生き方が田中泯と似ていますが、
俳優は心の部分をたくさん教えてくれる仕事と話していました。
清盛のドラマを思いだして、力強く「生ききることは美しい」と言っていました。
生ききる・・ なんとすごい言葉。私なんてふにゃっと生きている。

 

二人とも農業を生活の土台として生きていました。

 

 

そういえばエレさんがクロワッサンに載ったのでした。

菊地信子コレクションを彼女らしくアレンジしています。素敵な布をふんだんに使って。

 

ここからが本題だったのですが、ガラッと変わります。

年末にMINAMANAを見たかったのですが用事が重なり、見に聞くことができませんでした。

今日は昨年の秋録画しておいた古い映画を見て、メモを残していなかったので残しておこうかと思って
いたものです。ノッティングヒルはテーマソングが好きで何回も「She 」については書いています。

「麗しのサブリナ」

 

 

 

1954年製作/113分/G/アメリカ
原題:Sabrina
配給:マーメイドフィルム
日本初公開:1954年9月17日

監督 ビリー・ワイルダー
脚本 サミュエル・テイラー(原作)、ビリー・ワイルダー、アーネスト・レーマン
撮影 チャールズ・ラング・Jr
衣装デザイン イーディス・ヘッド
   本作品はサブリナパンツというファッション文化を生み出した。ユベール・ド・ジバンシィはドレスを3点提供したが、
   映画にはクレジットされていない。

出演 オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガード、ウイリアム・ホールデン

ただヘプバーンを見せるためだけの映画でしたが、ファッションもなんともお洒落でした。
永遠の妖精のようなキュートなヘプバーンでした。私は「ティファニーで朝食を」を映画館に見に行きましたが、
それが一番好きな映画かな・・・ 他のはTVで見ただけです。

 

「ノッティングヒルの恋人」

 

監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:リチャード・カーティス
出演:ヒュー・グラント,ジュリア・ロバーツ,リス・エヴァンス

初公開:1999年5月13日
製作:イギリス

 

 

 

 

ハッピーエンドのラブコメ。町を歩く二人がとても自然で素敵でした。

ヒュー・グランドは離婚訴訟中の続編が作りたいと語っていたそう。
ハッピーエンドはありえないと。でも映画だからいいじゃない?

 

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