家のリフォームの期間中、どこかに泊まらなくてはいけないので、思い切って、娘が移住したいという京都を
住む目線でも旅をして、そのあと足を伸ばして広島まで行き義理の姉に会うことにしました。こんなに長い国内旅行は
初めてです。
京都には15日から20日まで滞在してその間1日は奈良の空海展を見に行き、20日から22日まで広島にいました。
京都に住むお茶で若いころご一緒した祖母の友人のお茶の先生の姪御さんに40年ぶりくらいに会うことにしました。彼女は
結婚して京都に住むことになり、京都の人になりました。娘のためにも京都に知り合いが増えた方がいいかと思い、
一緒に会っていろいろお話も聞くことにしました。
初日に着いてすぐお会いすることにしたので、9時12分に京都についてすぐホテルに荷物を預け、駅で待ち合わせようかと思った
のですが、ご主人が車で来てくれることになったので、早めにお会いして、予定していた駅近の東本願寺渉成園を散策しました。
渉成園を選んだのは時間が限られているので、なるべく駅に近い場所で今まで時間が空いたときに行ってみたいと思っていた
場所でランチも近くでと思っていたためでした。
ここが人が少なくてゆっくり歩いてお話しするにはちょうどいい「当たり」の場所でした。京都の人は枳殻邸(きこくてい)と
呼んでいるらしく、渉成園?と言う感じでしたが、彼女はずっと草月流の華道を続けて教えているので、ここを全部借り切って
草月流の展覧会をしたことがあると話していました。前回何十年も前に行ったときは彼女が案内してくれて筍のおいしいお店に
行ったり、醍醐寺を尋ねました。母も一緒に待ち合せて行ったのですが、私と母が行きたかった河井寛次郎記念館もご一緒した
ことを覚えているとのことでした。40年と言う時が流れていたのに、昔とちっとも変わりません。懐かしくたくさんお話しました。
枝垂れ桜が残っていました。
もう少し前だったら冬の京都キャンペーンで「園林堂」の板画家・棟方志功の肉筆の襖絵を見ることができたのですが、
1ヶ月遅く、残念でした。
マツバウンラン (松葉雲蘭)
京都に行く度にお会いしたいと思っていたのですが、短い旅行だとなかなか時間が取れなくて
やっと実現しました。前回の旅行でお世話になったままでした。
娘もルンルンで飛び跳ねそうでした。
外国人観光客と、日本人も少しだけいた静かな空間でした。少し前だと桜の花で少し賑わっていたかと
思いますが、穴場でしたね。
April 15 2024 Shosei-en Garden, Kyoto