(株)カプロラクタム-blog

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新人研修

2012年03月14日 | 時事
「入社してすぐ現場に飛び込ませて、実務を叩き込む」で辞める社員続出!「現場主義」に隠された勘違い
何か我々のことを言われているようだなあ・・・

新任の頃は、それこそ1月前まで学生の身分だったのに、いきなり「先生」として教壇に立つわけです。担任を持たされれば、仕事内容や立場・責任はベテランでも同じな上に、年間300時間の研修でろくに学級経営もできず、非常に大変な1年です。さらに管理職からは「1年経つまでは仮採用」だとか脅されて、電話対応1本にもビクビクしていた気がします。
幸い自分の時は、「応援しますからがんばってください」と保護者の方から言われる(何をやらかしたのだろう?)ほど、大分助けてもらえましたが、これでもし保護者ともめたりすると八方塞りでしょうね。1年を待たずに辞める先生が異常に多いのも頷けます。

そうしたギャップを埋めるためか、最近は大学生の頃からよく現場に赴いて体験を積む活動が多くあるわけですが、やはりそういう「お客さん」と実際教壇に立つのとは違うと思います。まあ、いきなり現場主義のおかげで、3年もすればそれなりに力をつけていくわけですから、若い先生で今は苦しい思いをしていても、めげずに次の1年に向けてがんばって欲しいものです。

帰りが遅いのは10年経っても変わりませんがね。