(株)カプロラクタム-blog

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ゲーム実況

2015年02月02日 | 時事
『闘会議2015』にみる、新たな宣伝手法としての“ゲーム実況”の定着
確かにゲーム実況動画は自分もよく見ています。

特にドラクエやFFなど、忙しくて自分では中々プレイできないものや、スーパープレイを見たいときなどにお世話になっています。腰を据えてやろうと思えば結構時間がかかってしまいますしね。凝り性だし(笑)実況動画は他人のプレイなので、見ていると色々思うことはありますが、岡目八目というか、自分のプレイももし公開すれば色々言われるのだろうなあと思い、黙って見ています。動画は2~30分単位のものが多いため自分の都合で適当に区切りにすることができますし、実況者を選べば結構親切に見せてくれる方も多く、また他人のコメントも読むと、まるで子どもの頃に友達を呼んでワイワイとプレイしていた時のような感覚が蘇り、結構面白いです。
しかし、ゲーム会社にとって見れば、商品の中身をタダで流してしまっていることになるので、余り芳しくないのでは?と思っていました。まあスーファミなどの過去の作品ならまだしも、新作ゲームを流されると、自分みたいにプレイだけ見て買うのを済ます輩も出てきてしまう恐れがあるわけです。著作権の問題もありますしね。一応ニコニコ動画は会社として著作料を支払ってくれているようですが、ゲーム製作側はその辺どう思っているのか気になっていました。

で、記事によると、任天堂が最近になって許諾するようになったなど、むしろこうしたゲーム実況を推奨していく方向に動きつつあるようです。そのプレイを見て買わずに済ます人もいれば、もちろんプレイを見て自分もやってみたくなり、購入する人もいるわけで、任天堂は後者の宣伝効果の方が高いと踏んだということなのでしょう。たくさん視聴されたら逆に報奨金も出すらしく、かなりの力の入れようが見て取れますね。
自分達が子どもの頃のゲームと言うのは、製作者から与えられた課題をこなすだけのものでした。もちろん感想などを募集し次のゲーム製作に生かすことはしていたと思いますけど、今はこうしてユーザーの生の声を発売直後からリアルタイムで知ることができ、さらに配信によって後から新しい要素を追加したり、問題点を改善したりすることも容易になり、より速いスパンで改善が進むようになってきています。単なる宣伝だけでなく、ユーザー目線に立ったより面白いゲームを提供する上で、このゲーム実況と言うジャンルは非常に貴重なマーケティングの機会となっているのですね。

かといって、最近ハ-ドを買ってでもやりたくなるような作品が全然ないよなあ・・・スーファミで出して(笑)