(株)カプロラクタム-blog

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逗子崩落事故

2020年02月07日 | 時事
巻き込まれた女の子は不運だったとしか言いようがありませんが、珍しく誰の責任でもない自然災害ということになりそうですね。

これがブロック塀や建物だったら、建設業者や土地の管理者が謝罪し賠償とかいうような流れになりますし、市の施設であれば緊急点検もなされますけど、自然な風化であり予兆もなかったとなればもうどうしようもありません。本来、天災とはそういう性質のものです。日本は他の国に比べてそういう災害が古来より多く起こり、誰を憎んでも仕方がないという風土であったからこそ、何かあっても水に流し、悲しみの淵から再び立ち上がっていく温和で勤勉な民族性が生まれたのですから。

余り関係ないですけど、今騒がれているコロナウイルスについてもやたら責任を追及する声がマスコミから聞こえてきますが、これこそ人を恨んでも仕方がない最たるものでしょう。うつらないよう、うつさないよう予防を呼びかけることは大切ですが、気をつけていても、または知らずにうつしてしまった場合、それを非難することはあってはいけないことです。目に見えないバイキンを根拠に人を集団で非難することは、ただのいじめですよ。