海水温上昇やエサ不足などにより、中身のないウニが増えている模様です。
もともとウニは他の生き物にとっても必要な海草を食べてしまうので、高級食材でありながら駆除対象でもあったようなのですけど、中身がないとなると完全に害虫(?)になってしまいますな。ウニの可食部は卵巣のようで、エサ不足などが続くと生命維持に栄養が回され、なくなってしまうのだとか。しかしそうした中身のないウニを保護し、養殖することで再び食べられるようにする取り組みがなされているようです。
この記事ではトマトやイチゴとありますが、自分が聞いた話によるとキャベツなども大好物のようで、しばらく与えていると可食部がしっかり復活し、むしろ天然のものより甘みが増すのだとか(笑)人間が食べずに捨てているキャベツなどを有効利用していけば、高級食材も低コストで作れるようになりそうですね。