(株)カプロラクタム-blog

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郡上踊り再び

2012年08月16日 | Weblog
4年ぶりに郡上踊りに行ってきました。

たまたま算数の集まりが美並であったため、準備のために訪れたついでに寄って来ました。お盆の時期には4日連続で徹夜踊り(午後8時から午前4~5時)があり、前回行った時は「初めは混むだろうから」と10時過ぎを目指していったのですが30分ぐらいの駐車場待ちを強いられた経験があるので、今回は逆に5時半ぐらいから駆けつけました。

駐車場は流石に空いていました。基本的にどこも一回千円といった感じで貸しているのですが、時間があったためぐるっと探索し、時間貸しをしているところを見つけました。30分100円だったので、まあ4時間以内で帰るならお得な感じですね。ただし、この時期の来場者は1日2~3万人も訪れるため、やはり早く来ないと停められないかもしれません。
踊りが始まる8時までに、腹ごしらえも含めて散策しました。まず1番気になっていた郡上城に登り、中は入れませんでしたが市内を一望できる場所で景色を堪能しました。その後、立ち並んだ屋台で間食を楽しみつつ夕食をとり、街中をぶらっと1周してきました。郡上は知らないうちに「食品サンプル」という観光資源を発掘したようで、至る所に展示があり、4年前とは違う発見がありました。あと、郡上の町は川沿いに造られており、さらに城下町だということもあってか道が局所で折れ曲がり、遠くまで来たはずなのにいつの間にか元の場所に戻っているという孫悟空のような不思議な体験をしました(笑)

そんな感じで戻ってきた辺りで8時を迎えました。この前とは踊りの会場(路地)が違い、1直線の道で踊っていました。中央には不思議な空間ができ、ほぼ2重の楕円になって踊る老若男女と、周りで見物する観光客といった風情は変わりませんでした。しかし、明らかにプロ(?)だと分かる出で立ちの方以外はほとんどが素人で、踊りも2~3周見て参加し、つられて踊りながら覚えるといった感じの人ばかりでした。かく言う自分も、ここ数年は全く踊っていませんでしたので、外周で少し覚えては円に飛び込むといった楽しみ方をしました。まあ8時の時点では自分のように物見遊山で来ている人が多いので、12時を回るともう少し趣が変わるのかもしれません。ちなみに、声がやたら幼いなあと思ってやぐらを見たら、明らかに小学生数人が登って音頭を取っていたのにはビックリしました。歌だけでなく、合いの手や三味線、太鼓、横笛なども全て10人ぐらいの子どもが交代でまかなっていました。9時には交代していましたけど、郡上踊りの将来も安泰のようですね。

スーツで踊るという暴挙を犯し、9時過ぎに「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる(かわさき)」状態となってしまいました。明日の研修会は大丈夫かな・・・orz

川遊び

2012年08月15日 | Weblog
田舎に帰省してから、毎日のように川で泳いでいます。

帰省日にも今夏3回目の温水プールで4時間かけて6000m泳いだわけですが、川の水は冷たく、流れもあるためにそれほど長く泳げるわけではありません。とくに今年のお盆は雨が続いているために水かさも増しており、川上に向かって延々と平泳ぎをしても全く前に進まないほどの水流でした。まあ、常に同じ場所で泳いでいるという意味では逆に危険性が低いわけで、たまに川面を跳ねる鮎や、流れてくる流木や精霊流しのナス(笑)などを楽しみながら、昼と夜に1時間ぐらい泳ぎました。

最近、特に川遊びで命を落とす子の報道が多いような気もしますが、危険だからと近寄らせないのでは、肝心の「何が危険か」が分からずに、逆に危険なような気がします。川底はぬるぬるで滑るし、石に足を取られるし、水や風は冷た区体が動かなくなるし、場所によって流れや水深には緩急があるし、天候によってはいつもの場所でも近づけないほどの水流になるところもあります。自分は幼稚園まではこの辺に住んでいましたし、岐阜に来てからも毎年遊んでいたので、そうした危険性を肌で感じてきた自負がありますが、遊び慣れた場所でないところには敢えて行こうとは思いません。安全か危険かの判断は、「川」という一くくりの場所でなく、自らの体験によって選別するべきだと思います。ただし、「事故があってからでは遅い」と言われますし、その辺の判断は本人にのみ適応するものですから、一概には難しいでしょうね。

学校も、「夏休みのくらし」では「川には近寄らない」という一辺倒な指導ですけど、保護者の責任で是非子ども達の危険察知・回避能力を順次磨くよう、様々な体験をさせて欲しいと思います。

尖閣と竹島

2012年08月14日 | 時事
香港団体 尖閣へ出航 当局の警告振り切る
李大統領が竹島訪問 日韓関係の悪化は必至
終戦記念日を前に、日本の領土である2島で激しい動きを見せていますね。

尖閣諸島については、戦争前後も含めこれまで領土問題として扱われてきていなかったのに、あの近海に石油やら天然ガスやらレアメタルやらが眠っていると分かった途端に中国や台湾が領有権を主張し始めたわけです。ただし、中国は現在、国際的な関係を非常に気にしていますから、自国側に理がないことは百も承知の上で言っている気配も感じ取れます。現に、以前漁船衝突事件で船長を逮捕した時は、レアメタルの輸出を規制したり日本人数名を別件逮捕して死刑をちらつかせたりして圧力をかけてきましたが、あくまで「時期が重なっただけ」というスタンスであり、明らかにそうであったとしても領土問題に対する報復措置であるとは一言も名言しませんでした。今回の件も、活動家の個人的な思想による問題であると上手に看板を建てた上で行動してきており、日本としても上陸すれば逮捕はするでしょうが、おそらく強制送還で済ますのではないかと思います。今回は物損被害がないわけなので、船長逮捕の時の様な弱腰外交なのではなく、れっきとした大人の対応であると言えるでしょう。

竹島については以前にも経緯を考察しましたが、約60年前に韓国が不法占拠を謀った際、そこに住んでいた日本人を全て虐殺したとの事です。これがきっかけで戦争が起きてもおかしくないほどの、完全なる侵略。しかも本当に謝罪すべきはあちらなのに、居直り強盗のような対応を国のトップが率先して行っているわけです。この尖閣と竹島の対応の違いは、それぞれの国の人間的文明的な成熟度にも起因しますが、一番は「実行統治の有無」が大きいと思います。例えば日本人が同じように個人の意思で自国領土である尖閣や竹島に渡った場合、前者は何ともないでしょうけど、後者では必ず逮捕されてしまうということです。そしてもしそうなった際、あの国に大人の対応ができるとは思えないのが一番の問題です。
そしてもう一つ、テレビ映像でやたら竹島にできた韓国旗や「韓国領」の石碑を映す日本のマスメディアの体制にも、我々は気をつけなければいけません。いかにも「我が国土にあんなものを作らせて許せない」というように報道しているように見えますが、視覚から入る情報は言葉よりも直接脳に届きますから、あの映像を見て、難しい解説など分からない子ども達が「竹島には韓国のものがいっぱいあるけど、本当に日本の領土なの?」と少しでも疑問を持たせてしまってはアウトなのです。分かってやっているのかどうかは分かりませんが、やたらと韓流をごり押ししてくる番組ほどあの映像を多用して解説している気がするので、非常に危惧しています。

一番の根拠となるはずの古地図や史実を書き換えてまで嘘を通そうとし、指摘されると居直ったり論点をずらして誤魔化そうとする国であるということは、今回の五輪での対応でも随所で見え隠れしていましたが、世界中が「ちょっと変な国だな」という認識をもっている今こそ、日本は金で動くメディアに惑わされずに、堂々たる大人の態度で、しっかりと世界に向けて主張を発信しなければいけないと思います。

「みんなで日本の領土である竹島まで泳ごうツアー」が実現できる日に向けて、この夏はもう一回ぐらい泳ぎに行きたいなあ(笑)

最多メダル

2012年08月13日 | 時事
底上げ示した最多メダル数=金の目標は届かず―日本勢総括
金メダルは少なかったものの、獲得数ではアテネを抜いて歴代1位になった模様です。

最終日にもレスリングで金メダルを取り、金メダルの合計は7個になったものの、銀メダルの数でベスト10からも漏れてしまいましたね。あと1つ金があれば余裕の8位だったのですが・・・獲得数で言えば世界の6位に入っているのは大したものだと思います。

そういえば、開催国のイギリスって前半戦は金メダル1個とかで日本と競っていた気がするのに、いつの間に29個も取ったのでしょう?日本のテレビで報道されている種目でイギリスが強かった記憶はあまりないのですが・・・アメリカも、ずっと中国より少なかったのに後半一気に追い上げた感がありますね。後半から始まった競技と言えば、陸上とかかな?ボルトぐらいしか見てないや(笑)

まだまだテレビに映っていない、我々の知らない競技が多そうですね。

ボクシングで金

2012年08月12日 | 時事
壁破り極めた頂点=村田、48年ぶり金字塔―ボクシング
ボクシングはあまり詳しくないですが、素晴らしいですね。

スポーツは、必ずしも前評判通りには行かないもの。今回の五輪もメダルラッシュとはいえ最初は金メダルの数こそ心細いものでしたが、後半になって盛り返してきた感がありますね。こうして活躍することによって今まであまり知らなかったスポーツへ興味をもつようにできるのも、オリンピックの良さでしょう。

そういえば、射撃はどうなったのだろう?

やはり韓国

2012年08月11日 | 時事
韓国選手が「竹島領有」掲げる サッカー3決後、IOCが調査
折角サッカーで日本に勝ち、中々韓国もやるなあと思っていたのに、やっぱり韓国は周りが見えていない国でした。

まあ普通に考えて剥奪でしょうけど、このまま日本が繰上げで銅メダルになったとしてもあまり嬉しくないので、準々決勝で韓国のラフプレーに負けた地元イギリスに献上するのが良いかと思います。

サッカーで銀

2012年08月10日 | 時事
なでしこ、懸命の猛攻及ばず「銀」…米に1―2
非常に惜しかったですが、堂々たる銀メダルですね。

流石に決勝なので、夜中に起きて最初から見ていました。開始早々の失点が結局最後まで響いた形になってしまいましたが、世界に誇れる日本の女子サッカーを見せてくれました。本当に昨年のワールドカップで聞くまでは、「なでしこ」どころか「女子サッカー」の存在すらほとんど知られていませんでしたから、彼女達の果たした功績は非常に大きいものがあると思います。

何より、男子サッカーの記録を追い抜いての銀メダル。今回の五輪って、女子選手の活躍が素晴らしいですね。男子もがんばらないと・・・

算数の力

2012年08月09日 | 時事
観察・実験の分析苦手=初の理科、小中で課題―順位は固定化傾向・学力テスト
データが上がっていたので、とりあえず岐阜の順位を調べてみました。

結果は、算数Aが36位、算数Bが24位でした。2年前も確かA問題は悪かったので、岐阜県の算数科の課題は「基礎・基本問題」にあると言えるでしょう。算数教育に携わる者として、この結果は承服し兼ねるものがありますが、原因も何となく分かる気がします。

一般的に算数で評価する窓は「関心・意欲・態度」を除けば3つあります。「数学的な考え方」「技能」「知識・理解」です。岐阜県では、昔からこの中の1つ、「考え方」に重きを置く課題解決型学習と言うものを進めています。1つの問題に対して「計算の仕方を考えよう」という課題の下、自分の考えをもち、交流してまとめるやり方です。計算原理を追究し「分かる」ことで「できる」ようにしようという発想です。しかし、この授業スタイルの欠点は、1問に重きを置き過ぎる結果、まとめに至るかどうかの時点で授業時間がほとんど残らず、練習問題までしっかりやりきれないことが多くなる点にあります。「できる」に重きを置くなら、「この問題はこうやってやるんだよ。」と知識を教えて、ひたすら類題を練習させる習得型学習の方が、A問題の点数は高くなるかもしれません。現にこの学力調査の結果を踏まえて、そういう授業が岐阜でも少しずつ増えてきている印象はあります。

ただ、自分はこの「考える授業」は、即効薬にはならなくとも、長期的に見れば非常に有効なのではないかと思っています。「何か分からないけどこうすればできる」程度の理解では、所詮本当の力にはなりません。その時はできていてもすぐに忘れてしまい、「分数のできない大学生」に成り下がってしまうのではないかと思うのです。そうでなく、「なぜこうなるのか」「他の方法でもできないか」「考え方の共通点は何か」と考えていくことが、日本人に苦手とされる応用力を育てていくことになるのではないでしょうか。ちなみに中学では、数学A6位、数学B5位と、毎回岐阜は信じられないくらい上位にいます。中学からは専科なので、岐阜の数学教師が優秀であるという見方もできますが、このように小学校で「考え方」に重きを置いて繰り返し学習をしてきた結果が中学校で開花しているのではないかと捉えています。要は義務教育レベルの基礎基本と応用力を15歳までに兼ね揃えていれば良いわけで、16歳が対象のPISAの調査でも善戦できるのではと思います。

4年後の日数教全国大会では、そうした岐阜県の算数数学の良さがアピールされることでしょう・・・だといいなあ(笑)

卓球で銀

2012年08月08日 | 時事
卓球女子団体、日本は「銀」…中国に敗れる
バドミントンより3日遅れ(ココが重要/笑)で、見事に卓球も初メダルを獲得しました。

まあ、敢えて言わずとも自分はバドミントン派なわけですが、今回はそういう視点で卓球という競技の素晴らしさについて分析したいと思います。
自分は中1からバドミントンを始めましたが、奇しくもその頃に、卓球界で鮮烈なデビューを飾ったのが、「天才卓球少女」こと福原愛選手でした。僅か4歳にして大人と同じように練習をこなし、台から顔しか出てないにもかかわらず(笑)小学生を相手に勝ってしまう、まさに卓球界の新星が現れた瞬間でした。その後も着実に力をつけ、実績も積み上げてきましたが、何故か我々の脳裏には、CMにまでなった「泣き虫愛ちゃん」の顔が離れず、立派になっても何故か自ずから応援したくなってしまう“妹キャラ”が固定化されていました。どんな大会であっても、特に競技そのものに興味がなくても応援したくなる人物というのは、自分はこの「愛ちゃん」と「ヤワラちゃん」しか知りません。誰からも愛される「愛ちゃん」というキャラは、日本だけでなく、小泉首相が靖国神社に参拝した年にも中国リーグ参戦が中国でトップ記事になるなど、中国でまでも愛されるという世界的にも類稀な存在にまで登りつめました。

そんな彼女ももう23歳。もう流石に「少女」とは呼ぶには申し訳ない年齢なわけですが、このオリンピックの試合を見ていると、未だにあの「泣き虫愛ちゃん」の顔がダブって見えるのは自分だけではないはずです。これは、卓球という競技が20年間かけて築き上げてきた、バドミントンにない強力な武器であるといえるでしょう。競技の魅力は、そのゲーム自体の魅力やルールの完成度よりも、どんなスター選手がいるかにかかっているからです。メジャーと言われるスポーツは、後者の要素が非常に強いですし、バドミントンもココに来て少し日の目を見るようになったのは、オグシオが出てきたからに他なりませんしね。さらに石川佳澄という「愛ちゃん2世」とも言うべき後進も育っており、この卓球界の戦略の巧さは、バドミントンも見習うべきところが多いと思います。

ともあれ、そんな卓球界やマスメディアがかけた重圧にも負けずに、五輪の舞台で堂々と銀メダルを勝ち取った3選手の闘いは本当に素晴らしかったですね。あの愛ちゃんが銀メダリストか・・・愛知銀行が喜びそうだ(爆)

プールに金魚

2012年08月07日 | 時事
中学校プールに金魚500匹、夏祭り売れ残り
いろいろ突っ込みどころが多い記事ですね。順番に行きましょうか(笑)

まず、建造物侵入と器物破損(フェンスを壊した)罪ということですが、金魚を入れたこと自体が罪に問われているわけでないということ。法律上は産業廃棄物と言うより拾得物になるのでしょうか。処分せずに捕まえているところを見ると、持ち主に返す気満々のようですが。
次に、夜間に放流されたとして、その後朝まで金魚が死んでいないこと。うちのプールであれば残留塩素は1.0付近で管理していますから、一般的に魚類が住める濃度のおよそ10倍の塩素が含まれています。水道水ですらカルキ抜きが必要な金魚が1日以上生息できると言うことは、そのプールの塩素濃度がそれほど高くないことを示しています。岐阜はちょっとした事情で塩素に敏感(笑)なので、2番目に突っ込んでみました。
それから、プール水の全換水に16万円もかかるということ。これは純粋に驚きました。基本的に、井戸水+河川に放水であればプール水には一銭もかからないはず(厳密には電気代とかが含まれる?)なので、この学校は水道水を使っているか、下水に流しているか、その両方と言うことになります。記事に「排水と給水」と明記されているので、両方と言うことでしょうか。上水道と下水道の値段はほぼ同じなので、水道水+河川に放水のウチであっても半額の8万円はかかるわけです。それでも金魚500匹の市場価格は5000円程度なので、16倍の損失というわけですね。
あとは、校長の「プールは生徒が管理している」発言。小学校は輪番制ですが、中学校であればプールの管理は当然体育の教員が行っているわけです。「生徒たちが一生懸命に練習しているプールなのに」なら分かりますが、施設を子どもに管理させているとすれば問題がありますね。いくら施錠や塩素投入をやらせてたとしても、そこは正直に言っちゃまずかったのではと思います。
さらに、全換水する覚悟にも関わらず、わざと半分水抜きして生徒に金魚すくいをさせている件。誰がどう考えたって、水さえ完全に抜いてしまえば金魚を全て捕まえるのは至極容易なことでしょう。どうせ排水溝の隙間からは逃げられませんし、手づかみでポイポイ水槽に投げ込めるはずです。それを、わざと苦労して捕まえている振りを撮らせているのは、「こんなに苦労している」と魅せるためのマスコミの演出に他なりません。しかしアレでは非常に楽しそうに映ってしまい、模倣犯を呼び込みかねない出来栄えだと思いました。
最後に、これは記事でなくテレビの取材で答えていた生徒のセリフですが、「金魚が藻を食べていた」発言。プールに藻を生やしちゃダメでしょう・・・

そんな感じで、プール担当として中々に考えさせられました。もし今度の土日にウチでも同じことが起こったら・・・まあもう終了の時期なので、そのまま飼うかな(笑)

ボルトにボトル

2012年08月06日 | 時事
ボルトらに向けペットボトル=投げ込んだ男を逮捕―陸上男子100M
まさにこの見出しが使いたかったがために逮捕されたようなものですね。そのまんまボルトを投げるよりは危なくなくてよかったかなと。

それにしても、数あるオリンピック種目の中で、男子陸上100mだけは自国の選手でなく「世界最強の男」を応援したくなるのは不思議です。

バドミントンで銀

2012年08月05日 | 時事
フジカキ“銀”バドミントン日本初メダル
失格騒動で多少の後味の悪さを残しますが、見事に日本バドミントン界初のメダルを手にしました。

流石に贔屓するスポーツなので、終わりまでずっと試合を見ていました。卓球もいいところだったのですが、競技が始まるからとNHKが卓球を教育テレビに追いやったときの爽快感は何ともいえませんでしたね(笑)バドミントンと卓球は、部活動から常にスペースを奪い合う関係であり、体育倉庫から卓球台と支柱のどちらを先に出すかで揉めたり、お互いの球の進入に目くじらを立てあったりする正に犬猿の仲なのです。まあそれはさておき(笑)第1試合は大方の予想通り、リードする場面はあっても最後は引き離されてゲームを落としてしまいましたが、後半は世界ランク2位のチームと互角に渡り歩く素晴らしい試合でした。準決勝、準々決勝も素晴らしく、胸を張っていい銀メダルだと思います。

何より、卓球より先(ココが重要)にメダルを取ったということで、今後のメディアの扱いも変わってくる・・・かな?

柔道惨敗

2012年08月04日 | 時事
柔道男子、史上初の金ゼロ…上川、2回戦で散る
今回のオリンピックで、柔道の金メダルが0に確定した模様です。

オリンピックの前段階で、「日本が金を取れそうな種目を3つ挙げよ」と言われれば、まず間違いなく柔道はその1、2指には数えられたことでしょう。体操といえば中国、水泳と言えばアメリカと言うライバルがいますけど、柔道と言えば、東京オリンピックから正式種目になった、まさに日本のお家芸であるわけです。何か柔道着の着こなしがダルダルだったり、不思議な判定があったりと、徐々に古き良き柔(ヤワラ)の道からこの種目自体がかけ離れて行っている感も否めませんが、その柔道で金メダルを1つも取れなかった理由の一つに、日本の教育があると思います。

新学習指導要領では「武道」が必須化されていますが、裏を返せばこの10年間は日本では学校で柔道の授業がほとんど行われていなかったと言うことになるわけです。まあ、中学の部活から初めてオリンピック選手になるというのは稀かもしれませんけど、それだけ競技人口が減っているのもまた事実。自分が子どもの頃になるともう2~30年前になるわけですが、その頃は友達と結構遊びでもやっていましたし、柔道マンガも結構ありました。今では「柔道は死亡率が高く危険」と言われているくらいですし、子どもが柔道ごっこをしていたらまず間違いなく親や教師が止めに入ります(笑)授業で武道復活を謳ったとしても、4年後の結果はおそらく変わらないでしょうね。

もう一回YAWARAみたいな柔道マンガが出てこないかな・・・

無気力試合

2012年08月03日 | 時事
「無気力」の于洋、引退表明=女子ダブルスの世界ランク1位〔五輪・バドミントン〕
世界ランク1位と3位を含む、強豪中国・韓国の2チーム・インドネシアが失格になった模様です。

録画で見ましたが、相当露骨なことをやってのけたようですね。サッカーで言えばホイッスルと同時にガンガン自殺点を取り続けた感じでしょうか。ネット型のスポーツでは相手にソレを防ぐ術がなく、先手必敗なわけです。しかし、テニスもバレーも卓球もいまだかつてこんな醜い試合は見たことはありません。自分は中学高校とバドミントン部だったので、このスポーツがいつか日の目を見ることを願ってきましたけど、それは決してこういう形ではありません。唯一の救いが、失格の理由が国際バドミントン協会の規約に反していたということでしょうか。これがもし感情的な理由だけだったり、オリンピック憲章?違反とかの“親父の大目玉”だったりしたら、バドミントンという競技自体の失態となり、よりマイナーな扱いに成り下がっていたことでしょう。競技が魅力を失えば、今度は五輪種目として相応しいかどうかの問題になってしまいます。それでなくとも、今後「バドミントン」でググれば「失格」とか「無気力」とか負のワードがついて回ることになるでしょうし、今回の事態はバドミントンという競技自体の価値を落とした最悪の試合だったと言わざるを得ませんね。

オグシオとかスエマエとか、ここの所は多少注目を浴びるようになってきていました。でも、それは同じくマイナースポーツである卓球に比べるとずいぶん扱いは小さかったように思います。ちなみに卓球とは大体体育館の半面を共有して部活しますから、バドミントン部のヤツラは卓球をライバル視することが多いです(笑)まあ、日本チームの視点に立てば、卓球より先にオリンピックメダルを手にする最大のチャンスができたわけなので、是非決勝トーナメントに残ったチームにはがんばってもらいたいです。

平泳ぎの優位性

2012年08月02日 | 自伝
北島選手に触発され、再び遠泳に出かけてきました(笑)

前回が4000mだったので、今回は5000mに挑戦。50分に1回休憩があるので、コンスタントに1500mずつ泳ぐことにしました。最初の休憩前に水慣れをし、疲れないペースを平泳ぎで25mを45秒とし、息継ぎも13回と見定めて、後はひたすら泳ぎ続けました。100mが約3分なので、1500mは大体45分。まあ5分は今風に言うとアディショナルタイムと言うか、オマケですね。3時間かけて4500mまで泳ぎ、あとの500mは息継ぎ無しで泳いだりクロールや背泳ぎをしたりと適当に流して終えました。25mプールなので、5000m泳ぐには199回もターンしたことになるわけですが、今度は50mプールでも挑戦したいと思っています。

今の学校の水泳では、主にクロールと平泳ぎを教えることになっていますが、基本は速く泳げるクロールの指導が中心となっており、うちで言うと1・2年でバタ足を教え、3年生からクロールの手のかき方を覚えています。しかし、学習指導要領によると「速く泳ぐ」ことは目標ですらなく、「続けて長く泳ぐ」方が大切なのです。実際にやってもらえば分かりますが、バタ足のみで25m泳ごうとすると、めちゃくちゃ疲れます。そりゃ、持久運動のクセにありったけの力で足を動かすわけですからね。それに加えて手も回すクロールは、速くは泳げますが、「続けて長く泳ぐ」のには不向きであると言わざるを得ません。そう考えると、1本泳ぐだけで息が上がってしまうクロールより、ゆっくりでも疲れずに長い距離を泳げる平泳ぎの方が大切なのではないかな?と思うわけです。俗に言うカエル泳ぎのように、顔を常に水面から出したままでも泳げますし、子ども達が苦手とする息継ぎの必要すらないわけですから(笑)まあ、ずっと顔を出したままより1かき1呼吸した方が楽なのもやってみれば分かるので、学校でもクロール一辺倒に走らずに、初期からこのカエル泳ぎから平泳ぎを教えていったらよいのではと思います。

もしかしたら、未来の北島がそこから誕生するかも?