katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやの作品・・・瞑想とご相談者への対応

2009-01-14 23:50:11 | 世界遺産をみんなでつくろ!
先日、新宿の夜間教室なんてのがあったよね。実はまだ続きがあって、自分達で作品を
作りたい・・・みんなで。そんな話が付いていた。

しかし、正式な依頼になっていなかったので、あえて余り触れなかったけれど、完全に
決まったので、詳細を書いて見るので、経験者の意見が聞けるのなら是非。

では、何を作るか?600mmx1200mmの大きさに風神、雷神を作りたいらしい。
人数は6人。5人はこの間が初めてで、1人は未経験。

更に、ル-ルがあって、2時間で仕上げたい。しかもおそらく最初の1時間は2人だけ。
みんなはどう思う? 俺はテレチャンより厳しいと思う・・・

ここで大事なのは完成させる事。まずはグレ-ドの問題じゃない。
仮に、全部のパ-ツが切ってあったとしても、張るだけの行為でもかなりの労力。

そこで提案として、けんちゃん教室のように下地を作ってバックを削除するってどう?
と言って見たが、額装にしたいらしい・・・・

そして更に問題。未経験者の1人は5人の上司。当日に教えるなんてやっていては無理。
1回の経験値じゃ、教えていては自分が止まる・・・

正直、この話が来た時に、いくらなんでも、1日はみんなでやってくれると考えて、
あの下地なら目地さえ出来れば何とかなるかな・・・って感じだった・・・けれど、

2時間・・・この段階でぺきぺきのクラッシュの仕上りしか出来ない。
更に当日張らなければならない・・・となると仕込んで切って置くしかない。

当日それを一枚づつ順番に張って行く・・・しかも今月末・・・ん・・・
問題は山積み。ただお受けした以上、何とか終わらせるアイデアは出してあげたいが、

理想と現実のギャップをどう説明し説得するか?前回の教室でみんなが作った作品が
今回の話の前フリだったのだけれど。

つまり、5時間掛かって15cmx15cmでめいいっぱい・・・それをあの下地なら、
クラッシュで色のみの選択で終わらせる・・・やはりこれしか無いと思うのだが・・・

ここで大事なのは、目的意識。理想と違う事でやる気が失せてしまった状況では無理。
大事なのは終わらせる事。ただし終わらせる・・・これが難しい。

上手い人にしか時間を読むと言う・・・終わらせると言う行為はあり得ない。
こんな時に、人数で時間を稼ぐものだが、人数は決まっている・・・

そこで2体に分ければ、ごちゃごちゃ人が集まらずにやりやすくなるとも考えた訳だ。

ただその2体に分けた下地の難易度は半端なものじゃない・・・何日掛かるかも判らない
それでも金額は決まっている。それでもやろうとしているのだけれど、

何故なら終わらせる方向にする為にだけ・・・金額に合わせるのなら、縁取りを額のように張ってあげた方が楽だし、俺には便利だけれど、それでは間違いなく終わらない。

ここまで考えて下地を金額を度外視して作っても、理想と違う事で何と無く・・・なんて
気持ちでやっていては、経験値が無い分、先が見えず終わらない・・・なんてなっては

すべての携わった人達が不幸。これから明日までこちらが更なる良いアイデアが出なければ、このままお勧めするつもり・・・なんだけれど・・・

ん・・・まだ時間があるから、何か見つけ出そうとは思っている。

先方は責任者の人がこの書いた話を仲間のメンバ-との板ばさみにならぬように、
あえてここに書くと伝えた。

ここに書いたのは、誰かの意見が聞きたかったから。第三者の意見もあると先方にも
参考になるだろうから。

いずれにせよ、かなりハ-ドな話になりそうだ。

そんな中、作品はこんな感じ。今はちあきなおみさんの喝采を聞いてやっているのね。
名曲だわ・・・何度聞いても刹那過ぎる・・・ただそれもそれ。

この作品のテ-マにもピッタリ。



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カネキさんへ

2009-01-14 11:57:23 | 世界遺産をみんなでつくろ!

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かぐやの作品・・・瞑想とカネキさんとの打合わせ

2009-01-14 03:51:32 | 世界遺産をみんなでつくろ!
午前中は作品作り。午後からかなりの時間でカネキさんと打合わせをした。
しかし打合わせと言っても、今の段階では、こちらの下絵を確認してもらい、

あちらから現物見本を取り寄せる・・・そして大工さんに頼む要望事項の確認ってな
具合・・・事務的にやれば30分でも良いだろう。しかし、本当に大事なのは、

そんな事では無い。本来はお互いの温度の違いの修整に他ならない。
どう言う事か?と言うと、一体カネキさんは俺達に何を望んでいるのか?

俺達はとても簡単。使って良いと言われたスペ-スでまずは腕を見せる。
ではもし結果として納得したモノが出来たのなら、それは施工例としてカタログに

必要とされるのか?そうでは無いのか?そしてカネキさんの社長とお会い出来るのか?
出来ないのか?更にこの作品のお披露目の場として使わせて貰う事。

この作品は売れるまで完成するとかぐやの家にしまわれてしまう。最初で最後の大舞台
かも知れないし、これがきっかけでもっと大舞台へ行けるかも知れない・・・

いずれにせよ、派手な葬式がイメ-ジ。しかもとても宗教色濃く、まるで寺院の一角に
見えたりするようなセット。そうかと思えば、レンガ調のタイルに和風のタイルを

挟み込んだりする事で、今までに無いマンションの外壁への提案であったり、
当然、床の幾何学模様もとても斬新なスタイルになっている。

そのパ-ツをカネキさんが既製品として扱えるのか?それは納期、価格、何を質問されても、対応出来るのか?ありとあらゆる事が起こってもおかしくないモノを作るつもり。

しかしながら、最初からただの豪華なセットをラッキ-って感じなら、それもそれで
構わない。いずれにせよ、対応は俺の関知する所では無い。

こちらとしては、いかなる事が起こっても不思議じゃない事を想定し作るだけ。
それをカネキさんに伝えた。

するとかなりの良い感触を得た。ここまでは意外と簡単な事。問題はここから。
俺は本人が打合わせをし、本人も動くからほぼ打合わせ通りに遂行される。

しかしカネキさんはそれを下の者を使って遂行するとなると、意思の疎通が要求される。
通常業務にプラスされる訳だ。今までも何度と無くそれで痛い目にあった。

打合わせした人が下の者にも同じ温度で伝え、同じ温度で動かない事が多かったから。
更に言えば、上の人に許可や説明も必要となって来る。

その人に相当な権限が無いと、いくらでも打合わせ事項は簡単にひるがえる・・・

こちらは日高氏。どうする・・・と一言言えば、やるしか無いだろう・・・で簡単。
そこに俺がいるのだから。ではそれに向き合えるだけの事をやって貰えば良いだけ。

良いモノが欲しいと望むなら、通常なら金。しかしここには金は発生しない。
場所を提供してくれる、それに答える・・単なる意気込みのみ。いつものように。

小粋な人に小粋に返すだけ。意思の疎通がしっかり出来た時のみに出来る会話とは、
結果が納得されたのなら、その結果に報いる事が出来ましたか?と最後に問いますよ。

そう言うと、苦笑いしていた。良いじゃない・・とても。本当に良いモノ作りたいのなら
プレッシャ-は掛け合わないとね。プレッシャ-が掛かるとは期待されていると言う事。

プレッシャ-が掛けられないようじゃ、相当な腕の無い者か、非実力者なのだろうから。
やる気になるのね・・・苦笑いって言うのは・・・

ここまではきちんと温度は合って来た。後はこれからやる事は俺たちは施工まで、
何も無いだろう・・・カネキさんは根回しや説得、説明・・・色々とあるだろう。

同じ温度・・・俺は下絵を描いた。その時、カネキさんは何もする事は無い。
今度は、俺は何もする事は無いから、それを持って根回しをして頂く。

権利を勝ち取ってもらえば、材料の発注をした時点で、今度は俺達の番。
同じ温度なら、痛みも喜びも同じように味わえる・・・・

こんな話を4時間近くした。提案型のセット作り・・・吉と出るか凶と出るか?
いずれにせよ、建材展始まって以来の変わったモノになればこれ幸い。

そんな中、かぐやの作品。この作品の見せ場・・・それは夜どう見えるか?
オレンジ色の光の当て方1つで、この女の人がありとあらゆる表情に見える事・・・・

それには深夜に作らないと、夜の仕上りが判らない・・・・
完璧とは言わないが、方向性は間違ってはいない。デジタルな画面からは伝わりづらい

けれど、ひとまず・・・こんな感じ。




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