katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新宿の下地作りと江戸川FM

2009-01-17 23:41:23 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今朝のブログで書いたように、5時には起きていたので風呂入って朝一番でユニディ。
ユニディの良さは、近いのもあるけれど朝7時から・・・よっ職人思い。

ここで5.5mmと15mmの木を2枚とペンキを買って、5000円越え。
アトリエは大工さんの倉庫と言えど、1200mmx600mmの木なんてそうそうあるもん
じゃないのね。

まっ折角、車に乗った事もあってその後、家賃、携帯と支払いをしてアトリエへ。
いくらなんでも、そんなに早くから木は切ったり彫ったり出来ない・・・

何しろ爆音。すると遠慮していたらしいかぐやから電話。すると、リクエストしました。
おっ早いなっ。そんな会話でいよいよ開始。

まっ彫る、切るは時間が解決するから問題は無い・・・問題は絵だな・・・今回は。
先方から画像アップを禁止と言う事で、一部のみにしたんだけれど・・・

俺は絵描きじゃないから・・・と言い訳する訳には行かない・・お金貰うんだから。
責めてそこそこの看板描きくらいにはしたい・・・

そんな中、声を掛ける人がいる。何してるの?そこでいつものように説明する。
すると、凄いね・・・と言われた。ん・・まずまずだなっ。

でも、これが実力と思われるのも何なんで、中の作品見ませんか?と声を掛けると、
入るや否や、またまた凄いと言われた。そうね、出来ればこっちを評価されたい。

木を彫る、切るだの、絵だのの評価じゃ本業の人に笑われるからね。
あくまでこっちはなんちゃって・・ってなバッタモン。

すると、何か芸術家みたいだね・・・と言う。そうですか・・有難うございますとしか
返す言葉は無い・・・。更に、良いよね好きな事やれて・・・と言う。

そこでいえいえ好きな事にはなっていないですよ。好きな事にしたいからやっている訳で
、食べ物を値段のみで決めて食べていて、楽しい訳無いじゃないですか。

まっ修行だと思ってやってます。と言うと判って頂いたみたいで、頑張って・・・と
帰られた。良くある通りすがりの一コマ。

おやおやお昼を気が付くと回っている。とりあえずおいなりさんを食べながら、
リクエストを入れる。すぐさま、下地に戻る。

3時までには、大まかに終わらせたい・・・何せ寒くて手がかじかんで、10分が限度。
細かい事が多いし、作業台も無いから姿勢の悪い態勢・・・

力がはいらなくなってくるのね。騙し騙しやるしかないのね。まっそれでも何とか、
大まかに終わる事が出来たので、3時からは絵を描きつつ江戸川FM。

前回、4連敗から脱出し、何とか弾みを付けたいリクエスト・・・って大げさかぁ。
今日は、かぐやも聴けるらしく、一緒に聴いていると、かおるさんが、生でリクエスト

を受け付けるって言う。かぐやにやってみぃ・・・ってやらせて見た。

しばらくすると、俺のが掛かった。宇多田ヒカルさんの僕はくま。
のんびりしたかったからなのね。

そんな中、かぐやに電話が掛かって来る・・・あっこの話し方は・・・リクエストの
打合わせだ・・・やったね、面白い。

気取った声出してやんの。携帯からもラジオからもかぐやの声がする。変なの・・・
でも、とても面白い。

その後、キウイが読まれていたけれど、最近、キウイあんまり掛からなくなっているのね
ここんとこ連敗中。最近リスナ-増えてるんだよね。

それでも、やっぱ土曜日のかおるさんは欠かせないのね。唯一の娯楽だからね。
そのうちまた見に行こうかな。

こんな感じで落ち着いて出来たせいもあり、もしかすると明日完成なんて事も、
有り得るのかな・・・下地作り。


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新宿の下絵と構想

2009-01-17 05:55:15 | 世界遺産をみんなでつくろ!
流石に前日の明け方までの下絵で疲れてしまったのか、更に下地作りで帰ったのも
12時過ぎじゃ、その後の夕飯と暖房で布団も引かずに気が付くと寝てた・・・

まずは朝、昨晩の拡大コピ-で構想を先方にお伝えすると、縦長のデザインに不具合が生じるらしく、横長に変更する事になる。

まっこれも何とかクリア-になるも、確認が必要で連絡待ちになる。
いずれにせよ、色は関係の無い話だから、その下絵をパソコンとにらめっこしながら、

色塗り。何しろ1200mmx600mmの大きさになった大きさの下絵に今時15インチの
画面の原画を見ながら、色を拾うのは地味ぃぃな作業。

いずれにせよ、プロの絵描きさんの色など出せる訳も無いから、いかに雰囲気で
見せられるか?が仕事。言い換えれば、いかに素晴らしいバッタモンになるか?。

ズルいぃぃ・・・えっ?・・・・何これ?こんな声が聞ければ最高って話。
まともに考えては全くこの話は無理な話。

そもそも俺が考えるに、モザイクなんてもんは生きるの死ぬのなんて時代背景の中、
外国が大理石やガラスのふんだんに使える状況下で、金持ちの道楽か、宗教じみた

寺院に、奴隷のごとく職人が散って行った意地の産物・・・・それが現代ののん気に
なった時代に綺麗、素敵に変化して、芸術じみたモノから、一般的な生活用品に移行

して行った・・・そんなもん。言葉選ばす、ざっくりならね。

つまり、綺麗な工芸品にもなるし、見事な芸術品にも作り手次第でどうにでもなるもの。
では何故、そんな良いモノが衰退して行ったか?

簡単な理由だね。時間とお金の掛かり過ぎによるもの。奴隷の時代は人件費は奴隷の
ように削減出来るのだから、いくらでも削減出来るから、材料費だけで済む。

それがガウディくらいの話になると、まともな人件費を計算したから莫大な人件費が
掛かる事になるから、高級化してくるはず。

それじゃ一般的になるはずが無い・・・現代に至ると、1ドル300円なんて時代には、
益々日本には入って来る訳無い。それが日本人が海外へ簡単に行けるようになった。

1ドルが100円台になったからね。そうすれば、ガラスだ大理石の輸入も簡単になった。
更に中国材なんてのも出て来た。こうした経緯があるはず。極論だがね。

ここで判るのは、材料が安くなってもモザイクは手間が掛かると言う事。
更に追加すれば、作品依頼の作家katsuの場合なら、駆け出しと言う事でお客さんの言い値で、修行だと思ってやる事も出来る。

まっ勿論、それが貧乏になる原因の1つなんだけれどね・・・あはははは。
そうでもしないとあの時代の奴隷職人達の作品とは喧嘩にもならないからね・・・・

それが教えるってkatsuになると、18年職人やっていたノウハウの切り売り。
道具の使い方、材料選び、そして施工と、いくらでも教える事は出来る。

若い衆に教えて来たからね。まっ先生と言うより親方だけれどね・・・・あはははは。
コ-スタ-からマンションまで作り方教えられるからね。こっちは日本一。

やりたい事さえはっきりしてくれさえいればね。タイル屋さんは施工なんて中々教えては
くれないし、モザイク画は無理だろうからね。

しかし、今回はそれにも当てはまらない。1回の経験値で更にみんなで作る・・・
なのだから。そもそもそれは、俺の永遠のテ-マ。簡単なはずが無い・・・・

でも、こう書くと無理なのかな・・・と思う人もいるだろうが、そんな事は無い。
先日カトリック教会では、完成する事が出来た。

でも・・・何十人も何十時間も掛かったはず・・・そうさっきから言っている事。
モザイクは時間が掛かる。でもたった1回の指導でもそうすれば出来る。

しかし、それすらも今回は無理。では時間が掛からないようにするしか無い。
いつものようにまともに考えては、出来ないって答えしか出て来ない。

そこで、考えた結論。ス-パ-モザイク風味。ガウディを思い出して欲しい。
良くモザイクって話をすると、ガウディなんて思い出す人達がいる。

えっ?これが答え。カサ何がしって建物あるでしょ?頭のてっぺんだけクラッシュの。
建物全体のほんの少しのタイルのクラッシュなのに、モザイクとして成立している。

なら今回はそれ。ほとんどが絵なんだけれど、モザイクもやってあるでしょ・・・
チャンバラやっている所に火縄銃ぶっ放す考え方にして見た。

それが先方に通った。なら下地作りって事で、夜、下絵を木に写し始まったって訳。
やっとここまで来たって経緯。

しかし、正直な話は絵として金が貰える訳があるはずが無い。画家じゃないからね。
しかし、アイデアも俺は金にならない。こんなもん人に見せたら簡単に真似出来る。

絵描きさんに書いてもらえば良いのだから。では木を切るはどうだろう?
これも欄間屋さんや大工さんに頼めば、出来ない事は無いだろうね。

じゃいくら掛かるんだろうか?俺は道具のレンタルと材料持ちで6万そこそこで受けた。
もっか2日間の夜なべ付き。高くは無いと思うんだけれど・・・・

誰もきっとやらないだろうから。この金を美術展の出展料の足しにしようと思っている。
けれど私利私欲にはなっていないと思うんだけれど。

2時間で終わるモザイク・・・これが出来ればまた面白い事やる人って烙印押されるなぁ
まだ終わっていないけれど、ハ-ドルの高い仕事だ。良い勉強になる。

さっ朝になっちゃったから、ユニディ行くかな。

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