katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

いよいよアトリエも計画停電に・・・そしてモンゴルの仕込み・・・

2011-03-18 01:27:38 | モザイク作家
朝いつものようにモンゴルの仕込み・・・遅れを取り返さないとならない・・・・
そんな中、電話が入る。大成企画さんから・・・金魚道が出来たらしい。

お貸ししていた作品と共に持って来て頂いた。


そしてこんな感じ



誠に有難い話で。そんな中、日本観賞魚フェアの開催がままならない状況らしい・・・
当然と言えば当然だけれど・・・

何が正しくて何が間違っているのか?確かに被災地の事を考えれば、中止とするのが
良い事と選択するのが安全と言えば安全だろう。大義名分としても揃っているから・・・

がしかし、ではこれを企画した会社等はどうなんだろうか?キャンセル料、パンフ代、
スポンサ-になって貰った人への配慮、すべてがマイナスとなる・・・・

これから先、生きて行くには働かなければならない・・・企画会社は遊びでは無い。
どこからがいつからか?が正しくて、何が正しく無いのか?

一概には言えないだろう・・・けれど、何も関係の無い人達は正義を振りかざすように
中止・・・と言う人もいる。

例え延期にしたとしても、やはりそこに合わせて準備をしたのだから、マイナスを
抱えてしまう・・・。勿論それとて、参加する人達が都合が悪い事もあるだろう・・・

いずれにせよ、今何かをする事は賛否両論になる事は間違い無い。
そんな中、展示スペ-スは頂いた。いつも言う権利の取得はした事になる。

権利さえあれば、後は主催者の判断であり俺の問題では無い。いずれにせよ準備だけは
必要だがこれに関しては作品のフック付けとプロフィ-ル位で特にやる事は無し。

一応、頂いたポスタ-は張って見た・・・さてどうなるのか?

そんな中、いきなり電気が消えた・・・確かに計画停電に入っていた時間だったが、
その時間を過ぎていたので、やらないのかな?・・・と油断をしていた・・・



判るかな?信号の電気が消えているのが・・・ちなみに数分後、パトカ-や救急車の
サイレンを聞くのは言うまでも無い・・・・

ガソリンスタンドに人が群がり1車線無くなったり、買いだめするように両手に荷物、
こんな殺伐としていては、その上、停電となれば道を譲るなんてもう何処にも無い。

それでは事故が起こっても不思議じゃない。もうこうなると身を守るのは判断力。
それが無ければひたすら待つ・・・安全と思われるまで・・・

いよいよ計画停電となった訳だが、幸いにも夕方前までだったので仕事は出来た・・が
少しだけ被災地の人達の気持ちが分かったような気がする・・勿論ほんの少しだけ・・・

一応こんな事も考えて厚着はしてある・・・ポットにお湯は用意した・・・そして
携帯の充電もしてある・・・なのに・・・たった数時間電気が消えただけなのに・・・

かぐやが1時間後に充電切れで消えた。音がアトリエから無くなった・・・・
いよいよ本格的な孤独が訪れた・・・ほんの数時間・・・

けれどかなりダメ-ジになった・・・そもそももの作りが時間に追われると言うのは、
自分と向き合う状況で最善をチョイスしろっ・・・時間内に・・・と言う事なのだ。

それをリラックスする為に、孤独にならないように、ラジオの音だったり、音楽だったり
かぐやとの会話だったり・・・で紛らわす・・・そんなものなのに、

静か過ぎる状況の中、もう数日で結果を出せ・・・と言われているような気分になる。
しかも薄暗く気持ちばかりが先行する・・・

それを自分の中で、大丈夫だよっ・・・こんな事も想定内だろっ・・・と言い聞かす。
けれどもう一人の自分が、終わらなかったらどうする?地震のせいには出来ないよ・・・

と後向きにさせる・・・確かに危険な臭いはする・・・がしかし、文字さえ終われば、
後は大多数はクラッシュ・・・そこまで行けば何とかなる・・・はず・・・

そんな葛藤の中、電気が復活する。そしてかぐやが返って来る・・・こうなると、
随分と気持ちも楽になり、時間が来て深夜1人になっても、さっきの孤独感からは

完全に抜け出している・・・明かりもある、コ-ヒ-も飲める。一応地震の後は
暖房は切りっ放ししてあるが・・・。

結果はこの文字が8個中、5個半終わった・・・




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