katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

くじらにキウイにご新規さんの相席教室

2016-09-29 07:41:32 | モザイク教室
今日はくじらとキウイの相席に、午後からご新規さんの相席教室。2人共に新しいアトリエの教室は初めてで、こちらとしても送迎をしてのお教室となると、今まではみんなが各々集まって来るって感じだったが、バスでは無いが時間厳守って感じになる。

これがご新規さんとなれば、何もかもが初めてなのだから、特に何の違和感らしきものも無く、すんなりなのだが、今まで通われた人達では迎えに行く方も来られた方も何か新鮮って言うか、何て言うか、苦笑い・・・って感じなのかな?いずれにせよ、ご新規さんとは違う気持ちになる。

そんなこんなでまずは2人の感想は、少し落ち着いて来た感じにはなっているアトリエは割と良かったみたいで何よりだったんだけれど、例えばコーヒー
を入れるにしても、いつもと勝手が違っているらしく、まだいつものようには行かなかったり、こっちも何か相談された事に対応しようとすると、

それが何処にあるか?・・・まだその場面が繰り返されないと覚えていなくて・・・・。そんな中、今日はまずくじらの新作の下地の相談となったのだけれど、銘木が良い・・・となるのだけれど、壁に掛けるとなると、まず銘木を使うに当たって・・・って話になるのね。

そもそもまず銘木の値段のしくみって事になると、まず幅が30cm以下であるのなら、低予算で厚みの薄いものって言うのは意外と手に入りやすいのね。
まっ理由は色々とあるのだけれど、1つとしてはそんなに幅が狭いと用途は限られ、少なくともプロとしてのお金を撮れる品物作りには向いていない。

そんな理由もあって、その手の銘木は大抵広葉樹なんて広いくくりで、ホームセンターなどで扱われているのね。当然そんな場所で扱っているのだから、厚みがあったら重くなり、素人には向いていない扱いずらいものになってしまう・・・と言う事なのだろう。

こんな理由からくじらの作品を当てはめると、ヒレの部位が異常に突き出している事からも40cm位の幅は最低欲しくなる。そもそもギリギリ入った状況では銘木を使う意味が感じられないから・・・。そもそも銘木は見せる木であって、余白としての余裕があってその部分を見せるから銘木の良さが出る。

それを入っただけ・・・となると、高価で効果があるか?みたいな事になると、そんな必要性は無くなるし・・・そうなると、では輪郭の通りに木切り抜くってやり方になるのだけれど、これは比較的銘木よりは安く値段を抑えられるが、それとて木には種類があり、高価であればあっただけの理由があり、

例えば見栄えは悪いが安くて強いってコンパネ・・・と言う木があったりする。その上となると、ラワンなんて木があったりして、更にその上にシナなんて表面がとても奇麗で白く下絵を写した時に見やすく、縁取りもケバ立たずにペンキもスマートに塗れるなんて素材の違いがあったりする。

この差は金額の差にもなり、畳1枚分の値段で3.4倍くらい違うのね。しかも厚みで更に値段が変わるから、側面を彫って段差を付けるとなると、最低12mm位は欲しくなったりする・・・これが軽量化を優先した場合は9mmだったり・・・厚みが15mm以上あれば当然段差がある分、色んな刃で彫れたりする。

全てが予算や見栄えを考えた上で、決める事になるのだけれど、それがストックがあるかないか?で状況も変わって来るし・・・そんな中、昔のアトリエなら、お客さんは目の前で選べたり、そこで加工したり・・・そんな事が出来たが、それを見に行くにも1階に降りて、すーさんの倉庫で確認して、

加工となると、相席の場合、終わるまでほったらかし・・・となる。ただ相席の相手がキウイだから、そこは話相手としても、相談相手としても申し分無く、何の問題も起きないが、また1つ問題らしきものが発生する・・・。それがジグソーって言う機械を持っていない事・・・。

今までは角嶋の親父さんのものを借りていたから、その刃を自前で用意してあったのね。つまり今、その道具が無い状況で、もし仮にこうして下地を作らないとならない場合、通常はホームセンターで木を買って、そこの加工場を使い、そこの道具を借りる・・・って話になるのだけれど・・・。

当然、その場で作るとなると、自前の機械が欲しくなる訳で・・・そんな中、家主の倉庫に機械はあって、ただ俺の持っている刃が合うのかな?となるのだけれど、これがビンゴ。上手く合っちゃったものだから、何事も無くすんなり作れちゃったのね。

道具と材料さえあれば、この程度の下地は当日だろうが今の俺なら何とかなる。ただ、それとてキウイの接客ありき・・・であって、1人2階で待機となると、例え2.30分の事であっても暇を持て余すような事になる。いずれにせよ、キウイのお陰でひとまず逃げ切りって話であって、

近いうちに自力のジグソーを購入を考えないと・・・って話。ただ借りればひとまず何とかなる事が判ったって話ね。何しろ刃だけは結構持っているから・・・買うにしても刃に合う機械なんて買い方をするようになるんだろうが・・・・。そんな中、キウイはいつも通り・・・。


まっ午前中はくじらの下地の話で終わっちゃった感じで、午後の部からはご新規さんって感じに切り替わる。ただご新規さんと言えど、先日喫茶店でお会いしたDIY的な店舗の床をやりたい・・・ってご新規さんであって、クラフトのような話では無いので、もう相談、説明の繰り返しになる。

ただここもキウイやくじらがいる事で、ワンクッションある事が非常に生かされるのね・・・説明が頭ごなしにならずに済む。ではそんな中で、どんな話になるか?となると、こんなラフ画をおもちになったのね。

要するにこの大きさが8㎡位あって、ほぼ半分以上はピンク・・・ピンクは桜となると、床に使えてピンク・・・まっ初心者で可能性のあるタイル・・・コロかな?となる。では計算上、一体何枚仕込む事になるのか?・・・となると、9000~10000枚を切る事になる・・・・。

これが3月までに1人で仕込めるかどうか?・・・または、俺ないし弟子や生徒の腕を借りるに当たって、おいくらの予算の中で実現する所まで持っていくか?・・・とその前に、施工するプロのタイル屋を何日確保して、材料を買って、予算の残りはいくらあるか?・・・となって行くのだが・・・。

いずれにせよ、まずは本人が一体何が出来るか?の目安として、仕込みは音が立たず、ニッパーで自宅でいつでも出来て・・・となると、4mm以上の厚みがあったら、初めての人ではハードルが高過ぎるし、しかも桜色・・・更に床に使える材料・・・・相当限定されて来る。

そんな中、ひたすら切って貰ったのね。ただハードルを下げれば、楕円5つでピンクとなれば、桜の花にも見える。がしかし、そこにキウイが切れ込みを入れた瞬間、当然切れ込みがある方がより花びらになる。がしかし、当然リスクがあって、失敗の可能性が高い技術がいる・・・・。

そして更に、その楕円に切れ込みだけでなく、中心部の方側を鋭利に尖らせれば、更に花びらの質は増すが、当然更なるハードルが上がる・・・。
まっ、要するに松竹梅の違いみたいな話・・・技術の違いと手間のお金の関係みたいな事。

そう言う技術の違いをキウイが実演した・・・ってそんな話。つまりここがホームグランドの俺には、素材としてのタイルは見せられ、実演をキウイがしてくれると、説明のみで話を進められる・・・ってのは地の利みたいな話で・・・。こちらとしては最善は尽したと思われる。

いずれにせよ、ご主人との相談もあるので持ち帰りとなるが、こちらとしてもそれが決まるまでは動けないので、次の展開は正式に決まった上での話になる・・・。ただひとまず楕円なら自力の可能性があるのかな・・・?って感じに切れるようにはなった感じではある。

これを金額が決まると、例えば楕円を自力で切って頂き、切れ込みや鋭利に予算に応じたアシストをする・・・なんて事は可能なのかな?の提案はするつもりだけれど・・・・さてどんな展開になるのかな?

そんな中、くじらは大作は目の2粒にして、今日は遊びたい・・・となり、


こんなものを作ってた・・・。ある意味1日で完成の作品・・・初めて見た気がするくらい覚えが無いのね・・・そもそも自分でもアトリエでこんなにタイル張ったの初めて・・・と言うくらいだから、良くやったと思うのね。

こんな一見たわいも無い事が、非常に大事でね、実はプレッシャーの掛からない作品をこの程度の大きさなら、タイルさえあれば1人で作れるようになった・・・って話。でも大作は大作だから、お気楽な気持ちでは作れない・・・って同じ作り手が作り方や姿勢を変える・・・。

つまりメリハリって話で、これ頂戴って言われても、あげるあげないはともかく、悩み1つ無く楽しんで終われる作品を作れる・・・しかも1回で完結ってね・・・ただここでお小言としては、カボチャに眉毛はあったっけ?・・・そんな話。

えっ?無かったでしたっけ?・・・・って資料を確認せずに何と無く作るとこう言う事が起きる。つまりちゃんと作る時は、世間の皆さんのカボチャはこうなのね・・・それを踏まえて、私は眉毛ありで・・・と言うのなら、必然だが、えっ?無かったの・・・では、確認をおろそかにした事になる。

本当に上手くなるには、知らなかった偶然の産物じやなくて、知っててやるかやらないか?それを踏まえて・・・と現存するものを参考に受け入れるべきは受け入れ、自分らしいものを新しく見つけ出す・・・ってブレンドした方が、オリジナル1歩目としては良いのかな・・・と思われるのね。

ただ、それは次の1歩の話であって、1回完結を自力で何も聞かずにこのグレードで作れた事・・・これはこれで進歩ではある。正直、あぁこんな事出来るようになったのね・・・と感心する出来事ではあったのね。そんなこんなで2人送って落ち着く頃には7時過ぎ・・・。

勿論、その後作品作りとなるが、夜9時の壁って言うのがあって・・・お腹は減るわ、でも買い物行かないとならないわ・・・となると、ほか弁が目の前にあった環境とは違う訳で・・・。ただ送迎の帰りに買って来たので、ちょっと展開は変わったのと、電子レンジ使って良いよ・・・って言われた

事もあって、冷凍パスタなんてもんを始めて食べたのね・・・。そんなこんなで10時過ぎまでやって見たものの・・・そうね、思ったよりも進まず、さっきの話では無いが、この作品の重みにやられている・・・そんな気がした。





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