katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

今年最後の教室は体験教室

2024-12-31 07:35:30 | 体験教室

今年最後の教室は二人組の体験教室。まぁ和気あいあいな感じに楽しく終わったのね。体験はそれが一番なのね。

ある意味、ウチではとても珍しい事なのかも知れないけれど、楽しいだけで終わって行くスタイルって言うのは、例えばライブとかランドみたいな所に行く

・・・そんなイメージなのね。そうね、もし楽しめない事があるとしたら?席が遠いとか、隣がやかましいとか、前の人の背が高いとかがライブで、ランドなら、混んでいたとか、乗れなかった。

こんな場合ね。これらは全て相手から提供して貰うものだと思うのね。あっ、映画なんかも一緒。これが、野球とか釣り、そして教室となると、ちょっと

ニュアンスが変わるのね。例えば練習せずに結果が最初から出るか?となると、人数がいないから・・・と言われれば、腕に無関係にライトで8番なんて事で、

試合に出られたりする。釣りでも、その季節の旬なもので大量にいる・・・ハゼやキスなんてもんなら、同行しても釣れる確立は高い。これと同等に体験は

誰でも結果がこうして出る。これは最初の一回的なものだからなのね。これを続ける・・・となると、例え草野球だとしても、もしエラーや三振ばかりだと

自分のメンタルが強ければ、それでも続けられるが、何か流石にこれでは・・・となれば、辞めるか続けるにしても、練習しなきゃ・・・となる。

釣りにしても、ベテランでも毎回釣れないようなヒラメだったり、イシダイやシーバスなら、きっとそうは簡単には釣れないし、道具や餌もお手軽では無くなる。

それと同じで体験なら何も要らないです・・・お気楽にどうぞとなるが、続ける・・・となると、一体どうしたい?ってここ。学校みたいに進級した証で、

何年生としたり、免状や免許、何かを獲得するって言うスタイルもあるが、ウチには無い。それがグループ展なんて言うのも無い。無い無い尽くしなのね。

ただ唯一あるとしたら・・・一生残る一点物の作り方。その人の本気の作品って言うのは、得意だったりするし、教えられる。そしてその技術を活かす場所

・・・それがみんなで残す一生ものの作品。こんな理想が俺にはある。そんな腕前を発表する・・・単なるイベントではかなく消えて行くものでは無く、

一生永遠に・・・ただ、こう言うとハードルが高く聞こえたりするものだけど、全てのプロは最初は素人なのね。ただエリートなら最初から目指すのね。

子供の頃から。でもね、じゃエリートはみんな理想になった?なるわけ無いじゃん。だってポッキリ心が折れるんだもん。心技体の心。師がいるって言うのは

そう言うもんなのね。流石に俺はまだまだその域には達していないが、普通にタイル屋をやっていて、弟子を持って育てた・・・その位の人はいっぱいいる。

俺も何十年前にそんな事もあった。でもそれって普通に職人になれたって人の話なのね。でも同じ俺なのに、モザイクのkatsu先生としての生徒さんや弟子は、

何処に出しても、ぶっちぎりに凄い、恐ろしく上手い、こんな事を言われても、有難うございます・・・とは言うものの、それが普通なのね。だって、そう

なるように教えているし、そうなれるように支えているし、そして何より続けてくれるから。だったら結果は後から付いて来るのね。それを途中で辞めたり、

諦めたりすれば、手に入らないのは当たり前なのね。俺はエリートじゃ無いから、エリート先生じゃ無いのね。美大卒じゃ無いからね。ただじゃ無い利点が

ある。誰よりもそうじゃ無い人の気持ちが判るから。だから美大卒じゃ無い人達の気持ちが良く判るし、出来ない人の気持ちや折れる心が理解出来る。

だから技術もさることながら、楽しいが一番では無くて、ちょっと困る、中々困る、凄く困る、最高な難易度、そして・・・って困る事、つまりそれが考える・・・って事になるのね。

いかに自分の気持ちを表現出来るか?であって、習った技術だけで続けられるか?となると、何年が何十年と同じ事の繰り返し、果てしない・・・と向き合えるか?になる。

こんな事は教室に限らず、理解出来れば、それは自分の人生にも役立つ。俺には子供も奥さんもいないが、普通は素人から始まる。もしかしたらペットも

飼った事が無いのに、他人と暮らしたり、子供が出来たりする。全て素人。子育ても素人、他人と暮らすのも素人。もっと言えば、付き合う段階だって素人。

その時にそこに向き合う事になるんだけれど、体験夫婦とか、体験子育てって無いから、いきなり本番からスタートする事になる。勿論、上手く行くはずが無い。きっとね・・・。

ここは無いって言い切らないで置くね。いもしないのに上目線みたいだからね。それが2人目だったりすると、子育て2人目、バツイチ2回目。こうなると

良くも悪くもベテランになる。是正もあるし、慣れもある。もっとより良くなるかも知れないし、そんなの大丈夫・・・なんて手慣れたりするかも知れない。

でもやがて歳を取り、定年を迎え老後みたいな時期に、介護なんてまた体験もしていない事がやって来たりもする。これは子供がいまいが、奥さんがいまいが

全く関係なくやって来る。人生ってのは、あれこれいきなりやって来るからね。だから備えあれば憂いなし・・・って言って、お金を貯めたりするのね。

そう準備。じゃ心は?・・・当然でしょ?無いはず無いもの。でも子供のいる、家族があるって人達は、自分の好きにだけ生きて無かったのね。だから、

自分だけの時間で生きていなかった。だからそれが欠けた時、大きくダメージを受ける事になるし、もう自分だけの時間です・・・って言われてもね。

でもこれがいつものフォワードの性格なのか?ディフェンダーの性格なのか?で、全く変わるのね。フォワードならこれから好きにやる・・・って前向きだが、

これからどうしよう・・・って後ろ向きに不安だらけになる。体験なら楽しめるが、大作は・・・ってなもん。簡単な話ね。だって作品は自分自身なんだから。

こうして子供を育てた夫婦は、時間を取られる、割くって言う事を知っている事になり、でも介護は初めて。子育ての延長な気持ちかも知れないし、今までとは違うものなのかも知れない。

って事になるのと、俺のようにここで携わらないと、俺何して来た?ただ自分の時間だけ生きただけじゃん・・・。って事になると、流石にね・・・。

そうなるといずれにしても、何しろやってもやらなくても、後悔は絶対するなら、やって後悔しとこう・・・って事になるのね。

ただここがちょっと普通じゃ無いのは、欲なのね・・・俺は世界遺産のように残すって事以外、あんまり興味が無いのね・・・だから、自分の時間を簡単に使える。

しかも介護・・・新しい。新鮮。手慣れない。全てがウイルス・・・向き合って練習。必ずみんなここを通るのだから。吸収してワクチン作らないと・・・

先人って先生って・・・失敗して得た事の伝達って考え方の俺と、エリートなら、成功例を伝える考え方。こうした違いだろうね・・・。それと実験。

別に介護を習った訳じゃ無いけれど、自分の考えた事を試して見る・・・どんな反応するか?簡単にはボケさせねーよ・・・簡単には死なせねーよ。ってね。

ボケた人が、昔の記憶は鮮明なのに、今を忘れちゃう仕組み・・・俺は先生だから、何でも試して見たいのね・・・親が俺に教えたのなら、今度は俺が教える番になっただけ・・・。

いずれにしても、考えるってのは、別に創作だけに使わなくても良いのね。生きるって事にも使えるから。目に見える事だけに執着すれば、母のように見えなくなれば、絶望になる。

でもそれを楽しむ事は出来なくても、それを抱えて何とか前向きに生きられる手助けも、俺の役目。トラベラスナースでは、医者は病を見て、看護師は人を

見るって・・・。作家も先生もやるって言うのは、どっちもやるって事。出来るかどうか?は、やらないとね・・・ただそんなもん学校では教わらない。

だから考える知恵を付ける。知識なんて後からでも何とかなる。それが今の俺の考え・・・勿論、人だから変わるかも知れないが。しかしね、毎年この時期は懺悔な気持ちや惨めな気持ちでいっぱいだったのね。

そりゃ、結果の出ない人生を何十年もやりゃ、誰だって挫けるんだけれど、何とか騙し騙しやってても、みんなが休む大型連休は、否が応でも自分と向き合う

事になる。まっ孤独って奴ね。しかも結果が出ないって事は貧しい訳だ。そりゃ切なかろう・・・って話。それをこんな事をのたまっているんだから、変わったもんだ。

もう今年は・・・なんてくだらない事に向き合っている暇は無い。全ては明日の未来の為の捨て石。ブルーロックではスーパーエゴイストを目指せって。

覚醒ってのは、その位しないと・・・。うっせーなっ、良いから俺にボールを回せっ・・・これがフォワードのエゴらしい。そしてそれが作家ってもん。

先生katsuでは無い、作家katsuな部分・・・。何も変わらないのなら、変えられないのなら、自分が変わるしか無い・・・月並みだけど。ただ変わり方。

その人にあった変わり方。ってもんがある。いずれにしても、みんなの成長は先生katsuが出がらしになって行くようなもん。100点先生が削られて行くんだからね。

だからこそ、教えた分を補充しないと、教えられる事が少なくなる。上手くなった人の師であるって言うのは、中々厳しいのね。

しかも、100点先生じゃ無かったら?俺何点の先生で何点削られたの?ってな事になるわけで・・・。おっかねー。ちょ~びびりなのね。

でもそれが作家katsuなら、誰にも負けねーよ・・・例え俺にも。なーんてね。


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