かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

それぞれの道で

2008年04月26日 | Weblog
 4月・・・旅立ちの季節。それぞれが進学・就職と家を離れていく子どもたちがたくさんいます。その中で、生徒たちのいろんな姿が最近、風の便りで寄せられます。みんな体を大切に元気に頑張って欲しいと願います。


 先日、パソコンのメールを久しぶりに開けると、三光中学校時代の野球部の生徒からのメールが届いていました。


「先生、お元気ですか。ぼくは、大学の芸術工学部に合格をしました。浪人の時代は、きついこともありましたが、なんとかがんばることができました。今年は、年賀状が出せなくて、ごめんなさい。」


というような内容でした。いつか高校の入学説明会に行ったときに、その生徒の教室に行って、授業を見せてもらいました。受験に向けて真剣に授業に臨んでいる姿を見せてもらいました。

あとから、「先生、行っていたの、わかった?」と聞くと、「来ていたんですか。」と言う言葉でした。そのくらい授業に集中して頑張っていました。

しかし、残念ながら、浪人。予備校の中で、受験勉強に追いまくられて、人には、言えない辛いこともあったでしょう。目標校にいくために、努力を積み、希望する大学に進学をしていきました。自分のがんばりがしっかりと実って勝ち取った合格です。どうしているかなあと思っていただけにとても嬉しい知らせでした。


 昨日、あるお父さんから、個人的な用事で電話がありました。お子さんは、就職をして家を離れました。


「先生、子どもは行ったきり全然、電話もないんです。」


という言葉。きっと厳しいトレーニングに耐えているところでしょう。そのお家はお姉ちゃんも就職で今度、家を離れました。一度に二人の家族が家から遠隔地へと離れていきました。一人でも家族が離れていくと、寂しさが募ります。

 笑いながら、お父さんは、


「やっぱり二人もいなくなると、たまらないですよ。」


 かったかくんは、高校の時から家を離れました。自分自身は、家を出たことが有る意味では、新鮮で楽しいものでした。しかし、離れてみて、家にいるときよりは、家族というものが大切なものであることを感じました。かったかくん自身家を出たことで、姉弟みんなが家を出た時期でもありました。口に出しているのは聞いたことはありませんでしたが、きっと父や母はある意味では、寂しい思いもしていたことでしょう。

 
 子どもたちは、自立しながら、それぞれのところで活躍をしています。家族の絆も前よりももっと深く繋がっていることでしょう。離れたところで家族を見つめなおしていることでしょう。

 春、旅立ちの季節でもありますが、息吹の瞬間(とき)でもあるのです。頼もしく成長した中学校時代教えた生徒たちに再会できる日を楽しみにしています。

たいせつなもの~風~

2008年04月26日 | Weblog
 昨年一年間綴ってきたものを、まとめました。いろんな方たちとの関わりなどを文章に表しています。ブログなどにも掲載をしてきました。製本は夏までには完成できるかなあって思っています。原稿ができあがりました。付録として、学校便りも載せています。


 今回は、いろんな方のお世話で印刷などをしていただいています。すべて製本をすると費用もかかることもあって、家族からのありがたい?!ご忠告もあり、表紙の印刷と製本だけを印刷店に出そうと思っています。全部で200ページを超えるものです。50部だけ作ろうと計画をしています。でも綴っていると、いろんな人との出会い、出来事などを忘れることはありません。今回は、五馬での出来事、また今まで出会った方との思い出などをつれづれなるままに載せています。


 かったかくんにとって「たいせつなもの」なものは、出会った方、教えた生徒たち、周りにいる方々との思い出です。それを忘れないように日々、過ごしていきたいと思います。

 それを励みにまた次のステップアップができるような生き方をしたいなあって、理想のようなことを言っていますが、そうありたいです。今回は、どんな本の名前にしようかなと思いましたが、「たいせつなもの」という言葉は残したいと思いました。

 それは、これからも同じだと思います。かったかくんは、昨年、綴ってきたものは、左にあるように「五馬の風」というテーマで綴ってきたので、「たいせつなもの~風~」としました。

 表紙の文字は、前回の「たいせつなもの」と同じく、三光の方に無理矢理お願いしました。また、表紙の絵は、また豊田小学校時代の担任をした今イラストレーターで活躍をしている方に頼みました。ゴールデンウィーク明けに描いてくるとのこと。二人ともに忙しい中ですが、快く引き受けてくれました。ありがとうございます。できあがったら、お世話になった方々に手渡しに渡したいですね。