



「いつか一度は見に行ってみたい。」
と思っていた宝泉寺温泉の「素人芝居」に願いを達成することができました。いとこが宝泉寺にいて、出演することを新聞でも見ていました。
宝泉寺は、小国や久住に行くときなどには通りますが、なかなか街の中まで入って、歩いてみるといったことはありませんでした。芝居のあるところは、川沿いでやわらかなせせらぎが聞こえ、なんとなく趣のある場所です。古びた屋内駐車場で行われていました。
地域の方や、遠方から来た人たちが、布団を敷いて、じっくりと見ることができるように場所をキープしていました。なんとなくむかし、田舎に劇団がやってきて、席取りをするために布団を持って行った記憶があります。懐かしい光景でした。
宝泉寺温泉の秋の風物詩「宝泉寺素人芝居」となっているようです。今回で8回目ということです。第1部から第3部まであります。驚いたのが、1部が1時間近くあります。地域の方が集まって練習するだけで大変なことです。1時間の台本をつくるだけでもすごいことです。6月にせりふの練習を始め、お盆すぎからは毎週土、日曜日以外は夜間に猛特訓を重ねたそうです。人情あり、笑い、涙ありの時代劇で楽しむことができました。
300人ほどの観客が来ていたそうです。
時間がスローに流れていたような気がします。いろんな生活の慌ただしさを忘れさせてくれたひとときでした。
「あの下ネタ(?!)もなかなかよかったねえ。」
と後から電話で話しました。ネタをちょっとゲット?しました。
テレビや映画もいいけれど、芝居を見るのも楽しいですね。