かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

さつき苑の「夏祭り」

2012年08月18日 | Weblog
西日さすきらめく苑の公演の
            素敵なメロディ利用者に届く




さつき苑の「夏祭り」が行われました。三光中学校から、吹奏楽部がゲスト出演。1.2年生の新チームになって初めての公演です。3年生も何人か演奏に加わってくれました。



 コンクールに出て頑張ることも目標を持って自分たちの力を高めていくためには大切なことだと思います。一方、こうして、地域の行事に出て地域を盛り上げていくいうことも意義のあることだと思います。直接地域の方たちとふれあいが持てる活動は文化的な部活動ならではのことです。



利用者、家族の方、地域の方が夕闇が迫るにつれて、人が増えてきました。さつき苑の「夏祭り」には初めて参加させてもらいました。本当にたくさんの人たちで広場はいっぱいでした。




演奏は、3曲を短期間に練習して披露しました。人数は少ないのですが、一人ひとり心をこめて演奏をしていました。利用者の方の中には、一曲一曲に手拍子をする方も。リクエストに応えて、最後に「ふるさと」を。



ふだんは、ベッドに寝ていることも多い高齢者の方もいるでしょう。生徒たちの演奏に少しでも心が潤ってくれたらと感じます。



コンクールが終わってから、夏休みの練習で公演に向けての準備をしていました。



演奏が終わり、生徒たちも満足そうな表情をしていました。3年生は、受験勉強の合間にときどき練習に出てきての演奏。気分転換にもなったことでしょう。演奏の後は、出店で楽しんでいました。



こちらも楽しむことができていました。こうちゃん、けいちゃん、ともちゃん、しょうこちゃん、まあくん・・・かつて教えた生徒たちにたくさん会いました。懐かしくいろんな話に花を咲かせることができました。もう子ども連れの人も多かったです。




くじでなんと焼酎が大当たり。「耶馬美人」をいただきました。これで今年の運も使い果たしたかな。




夏祭りのひとときをたくさんの人たちと楽しい時間を共有することができました。生徒たちの参加に声をかけて下さった方々、参加に協力して下さいましたお家の皆さま方にお礼を申し上げます。

Tくんの結婚式

2012年08月18日 | Weblog
腕を組みゆっくり階段降りる君
              二人の世界 真夏のウエディング


Tくんの結婚式。夏の初め、二人で招待状を持ってきてくれました。二人ともしっかりしていてお似合いでした。


Tくんを樋田小学校5年生の時に担任をしました。今でも思い出すのですが、ちょうど、校舎改築の年でした。運動会を春に行い、それから一気に校舎の建築が始まりました。



旧校舎からわずか2~3メートルしか離れていないところに校舎が建っていきます。騒音、教室が暗い・・・運動場は校舎の建設、資材があるため立ち入り禁止・・・遊ぶところもない・・・劣悪な環境でした。でもたかしくんをはじめ、クラスの仲間たち、そして学校全体の子どもたちも半年間、ぐっとこらえ、3月に完成を迎えました。



教室でいろんなお楽しみ会をしたり、各種百人一首大会に出るために練習をして、できる範囲の楽しみで過ごしました。今でもクラスのみんなの友情は厚いものがあります。



中学校に入っても家に遊びや勉強にみんなで来ていました。




教員をしていて思うことがあります。当時は教えるという立場にいても、逆転があるということです。Tくんがいい例です。高校、大学と進学して、システムエンジニアになりました。職業柄、パソコンには詳しいです。家族一同、困った時のTくんでした。



このクラスには、ひろくんなど他にもパソコンが詳しい人が何人かいます。ちょっとしたトラブルがおこったときは、すぐに来てくれていました。



逆に教えてもらう立場になっています。生徒と教員ということではなく、一人の人と人として今も付き合いをさせてもらっていることがとてもうれしく思います。




弟のKくんは、本耶馬渓中学校時代、野球部で教えました。二人兄弟の兄が結婚して、うれしさを感じていることでしょう。



しあわせな二人の姿をしっかりと見させてもらいました。いろんな人の話や演出から社会人としての二人の人柄を知ることができました。あたたかさを感じることのできる式でした。



 式が終わり、用事でTくんのところに行ったとき、すでに着替えていました。式の後の疲れもあると思うのですが、二人で明るく迎えてくれました。



今、自分の意思を貫きあることに地域の子どもたちのためにチャレンジしているTくんです。新家庭と新たなチャレンジが素敵なものになることを祈っています。