『カーテンを揺らす校舎静かなる
夏風呼び込む 太鼓と笛の音』
今日の午後、学校の駐車場にお神輿が来ました。
近くの放課後クラブにいる子どもたちや先生方と出迎えました。
以前、西谷小学校に勤務していた時に、同じようにお神輿がきたり、簡単なお神楽がグランドで催されました。
先生や子供の何人かが、鬼に回されていた記憶があります。
その頃のことも思い出し、懐かしく感じました。
いろんな文化が変化していく中で、
「変わらないもの」
の良さ・情緒を改めて感じました。
受け持ちのお父さんでもある神官さんが
「このお神輿は江戸時代のものですよ。」
と子どもたちに説明してくれました。
文化のリレーです。
明日は、「宮園楽(かっぱ祭り)」が下郷小学校校区の雲八幡で執り行われます。
できたら見に行きたいと思っています。
耶馬渓で有名なこのかっぱ祭りとは、どういう由来から行われているのか、ネットで調べてみました。
『毎年7月29日の16時から雲八幡宮で「宮園楽(かっぱ祭り)」が行われます。
雲八幡宮の「おんばらい大祭」の2日目に奉納。岩戸神楽が奉納され、耶馬溪河童太鼓の演奏もあります。
河童に化けて悪さをする平家の落人の魂を鎮めるための行事として始まったものです。』
源平合戦ともゆかりがありそうです。
いただいた雲八幡の神社報によると、もともとこのお祭りは、耶馬溪の豊前国ではなく、霊を鎮める楽があった現在久留米市付近の筑後国に里人たちが習いに行き、楽を演じたそうです。
それからかっぱは浄化していったということです。
もっとネットで、詳しく書いていたものもありました。
『「かっぱ祭り」は、かっぱに扮した5・6歳の4人の幼児を円の中心に、畳半分くらいの大うちわ(唐うちわ)を持った4人の青年が取り囲み、その周りを毛槍、横笛、太鼓、チャンポシ、鉦(かね)を持った総勢40余人の行列が、にぎやかに道楽を奏でながら境内に操り込み円陣を描いて踊りぬく所作のお祭りです。
このことから「かっぱ楽」とも言われます。
この行事は、約300年前から伝えられてきた郷土民芸で、源氏に追われた平家の落人の妄念が、かっぱに化けて農作物を荒らし、牛馬に災いをなし、さらには、水辺で遊ぶ子どもたちの生命をも奪うことから、そのかっぱの霊を慰めるため、この神事を氏神の神前に奉納し、かっぱから子どもやその家畜を守護し、厄を払い、五穀豊穣を祈願するものです。
耶馬渓地域では、この「かっぱ楽」が地域の保存会によって、3つの地域(神社)で、継承、奉納されており、ひとつは、夏の「宮園楽」、もう2つは、秋の「樋山路楽」「二瀬楽」といいます。
人畜の守護や厄払い、合わせて五穀豊穣を祈願します。』
それぞれの地域では、いろんな郷土の文化が継承されています。
以前、耶馬溪の中学校に勤務していた時に、「二瀬楽」に行きました。
明日は、夏の「宮園楽」に行ってみようと思います。
このような伝統芸能を展開する中で、少しでも今、社会を覆っている厄を払ってもらえることを期待しています。
夏風呼び込む 太鼓と笛の音』
今日の午後、学校の駐車場にお神輿が来ました。
近くの放課後クラブにいる子どもたちや先生方と出迎えました。
以前、西谷小学校に勤務していた時に、同じようにお神輿がきたり、簡単なお神楽がグランドで催されました。
先生や子供の何人かが、鬼に回されていた記憶があります。
その頃のことも思い出し、懐かしく感じました。
いろんな文化が変化していく中で、
「変わらないもの」
の良さ・情緒を改めて感じました。
受け持ちのお父さんでもある神官さんが
「このお神輿は江戸時代のものですよ。」
と子どもたちに説明してくれました。
文化のリレーです。
明日は、「宮園楽(かっぱ祭り)」が下郷小学校校区の雲八幡で執り行われます。
できたら見に行きたいと思っています。
耶馬渓で有名なこのかっぱ祭りとは、どういう由来から行われているのか、ネットで調べてみました。
『毎年7月29日の16時から雲八幡宮で「宮園楽(かっぱ祭り)」が行われます。
雲八幡宮の「おんばらい大祭」の2日目に奉納。岩戸神楽が奉納され、耶馬溪河童太鼓の演奏もあります。
河童に化けて悪さをする平家の落人の魂を鎮めるための行事として始まったものです。』
源平合戦ともゆかりがありそうです。
いただいた雲八幡の神社報によると、もともとこのお祭りは、耶馬溪の豊前国ではなく、霊を鎮める楽があった現在久留米市付近の筑後国に里人たちが習いに行き、楽を演じたそうです。
それからかっぱは浄化していったということです。
もっとネットで、詳しく書いていたものもありました。
『「かっぱ祭り」は、かっぱに扮した5・6歳の4人の幼児を円の中心に、畳半分くらいの大うちわ(唐うちわ)を持った4人の青年が取り囲み、その周りを毛槍、横笛、太鼓、チャンポシ、鉦(かね)を持った総勢40余人の行列が、にぎやかに道楽を奏でながら境内に操り込み円陣を描いて踊りぬく所作のお祭りです。
このことから「かっぱ楽」とも言われます。
この行事は、約300年前から伝えられてきた郷土民芸で、源氏に追われた平家の落人の妄念が、かっぱに化けて農作物を荒らし、牛馬に災いをなし、さらには、水辺で遊ぶ子どもたちの生命をも奪うことから、そのかっぱの霊を慰めるため、この神事を氏神の神前に奉納し、かっぱから子どもやその家畜を守護し、厄を払い、五穀豊穣を祈願するものです。
耶馬渓地域では、この「かっぱ楽」が地域の保存会によって、3つの地域(神社)で、継承、奉納されており、ひとつは、夏の「宮園楽」、もう2つは、秋の「樋山路楽」「二瀬楽」といいます。
人畜の守護や厄払い、合わせて五穀豊穣を祈願します。』
それぞれの地域では、いろんな郷土の文化が継承されています。
以前、耶馬溪の中学校に勤務していた時に、「二瀬楽」に行きました。
明日は、夏の「宮園楽」に行ってみようと思います。
このような伝統芸能を展開する中で、少しでも今、社会を覆っている厄を払ってもらえることを期待しています。