かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

おばの作った家系図

2010年12月08日 | Weblog
父が生前よく「おまえに教えておいておかないといけないことがまだまだいっぱいあるよ。」と言っていたことを思い出します。でも、それは、一体なんだったのだろう


父が生前、
「まだまだいろいろと教えておいておかないといけないことがある。」
と言っていました。


今になって、そのいろいろとは、こんなことだったんだろうなあって想像をします。もっといろいろ話して聞いていればと思います。



 現実、父が亡くなって、わからないことがたくさんありました。「父が生きていればなあ。」と何度思ったことでしょう。しかし、一つひとつなんとかクリアーしながら、父が思うようなことはできていないかもしれませんが、父の思いを大切にしながら、進んでいるつもりです。



 先日、父の姉になるおばが新潟から里帰りをしてきました。父の葬儀以来です。おばたちと父の思い出も交えて楽しく会話を弾ませながら時間を過ごしました。



 懐かしい父のアルバムを見ました。少し茶色がけた写真の多くには、知らない人がたくさんいました。「あっ、これは、あなたのひいおじいさんですよ。」などおばが優しく教えてくれました。


 アルバムの中の父と楽しく写っている人が誰なのか、少しわかりました。今まで知らなかった父の人生の一部を知り、なんとなく幸せな気分になりました。



 おばが新潟に戻ってすぐに、帰郷に際してのお礼の文面とともに、家の家系図を作成して送ってくれました。家系図は、おばが一生懸命に調べてくれたのでしょう。


 何世代前から詳しく書かれていました。家系図を見ながら、多くの人たちの繋がりの中で今自分が存在していることを認識しました。父が教えたかった一つに、きっとこの繋がりもあったのだろうと想像します。


 父の代わりにおばが、「こういった家の流れの中であなたがいるのですよ。」と教えてくれたような気がします。90歳近くのおばの新潟からの帰郷に際しての道のりは大変だったと思います。


 突然のこの帰郷は、おばにとっても多くの思いを持ったものだったでしょう。



 おばの顔に父はそっくりです。おばが元気で過ごしていることにうれしさを感じました。父の分までいつまでも健康でいてほしいと心から願いました。


最新の画像もっと見る