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とうろう祭り

2007年08月10日 | Weblog
 父の墓が、合元寺にあります。合元寺あたりから、福沢旧邸までのおよそ、1キロくらいの通りにいろんな灯篭が並べられています。風情を感じさせます。
 中津には、寺町というところがあります。その通りには、たくさんの寺が並んでいます。昼歩いているだけで、なんとなく趣を感じます。街のはずれの一角が別世界のように感じます。

 さらに、夜、灯篭が通りの両面に並べられます。優雅な灯火です。夕方から次第に闇が濃くなると、ろうそくの灯がくっきりと寺のあたりを照らし始めます。ロマンティックな装いとなります。

 昨日は、連れ合いと、遊びに来ていた甥の3人で、父のお墓におまいりをしたあと、歩いてみました。そして、合元寺からスタートして、いくつかのお寺もおまいりしました。

 お寺でおまいりをすると、おせったいでお菓子をいただけます。子どもたちは、いろんなお寺を回り、袋にいっぱいお菓子をつめています。そこは、平成の中津の姿ではなく、ずっと遠い昔にタイムスリップをした感じがします。
 夕方、すごい夕立がありました。また雷も爆音を立てました。灯篭祭りが開催されるかどうか心配されましたが、たくさんの人でにぎわっていました。

   ゆらゆらと
      ろうそく揺れる 門前に
          浴衣の親子が そっと手を合わせ 

 盛大な花火大会に負けないほどの雰囲気あふれる2時間です。連れ合いも松葉杖ながら、ずっと歩いていきました。

 合元寺あたりには、写真家がいっぱい来ていました。それは、赤壁とその前の灯篭と、そして、浴衣姿の人を撮影するのに絶好のポジションなのです。きっと素敵な写真が撮れているのでしょう。
 現代の文化の中で、昔からの風習が残されているものをわたしたちは、これからも大切にしていきたいものです。そんなノスタルジーを夏の夜の風を浴びながら、感じました





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