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薬物乱用防止教室

2009年01月10日 | Weblog
 1月9日(金曜日)に薬物乱用防止教室が行われました。生徒たちがこれから生活していく中で、出あうかも知れない恐ろしい違法なドラッグ。しっかりと知識として身につけさせておきたいと企画をしていきました。日田市は、違法薬物使用者の逮捕者数が大分県でも多いそうです。いつか、夜回り先生の水谷先生がパトリア日田での講演会で語っていましたが、

「違法ドラッグは他人事ではないのです。」

 西部保健所の薬剤師さん2名、そして、日田警察署の生活安全課の方が来られて話をして下さいました。またDVDを視聴したりしながらいろんな角度から薬物乱用の恐ろしさを学んでいきました。


 乱用とは、社会のルールから外れた方法で薬物を使用することだそうです。乱用される薬物は中枢神経を破壊します。一度破壊された脳は元には戻りません。興奮作用、幻覚作用、抑制作用などが発生し、中毒症になってしまいます。また依存性が出てくるので、人格さえ失ってしまいます。心と体がめちゃくちゃになってしまいます。そのことを薬剤師さんが詳しく話してくれました。専門家だけあって話もわかりやすかったですね。

 また事前に学校に来て準備万端な中での話でした。二人とも専門知識はもちろんでしたが、すごく親近感を持たせる雰囲気がありました。話を聞いた生徒の中には薬剤師さんになりたいと言う人も出ているかも。事前の来校のときからいろいろと話をすることができました。一人の方は、中津の方でした。


 一方警察の方は、社会的見地から話をしてくれました。違法薬物を使用すれば中学生でも逮捕されるそうです。油断していると、自分から手に入れようとしなくても入る場面に遭遇する可能性があるのです。出会い系サイトから薬物に手を染まっていった例もあげられました。変わり果てたわが子を見て、両親は泣き崩れたそうです。現実的なちょっと迫力ある話に生徒たちは聞き入っていました。

 薬物乱用に対しての知識ときっぱりと断る勇気がこれから生きていく中で重要なことです。この日の話が必ず、生徒たちに役に立つときがやってくると思います。先日の親子講演会、今回の教室から生徒たちは、『命』『生き方』について大切なことを学んでいきました。

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