
宿近くの国道337をそのまま直進して道道16に入り、護岸してない水量たっぷりの千歳川を渡るまで走り始めてから10分足らず!

この旅の目的地の一つである 樽前山 に向かうため、そこまでのルートは念入りに調べておきました。

とりあえず到着? 手前にも左にも路肩に車が停めてあるので、近くにいた登山スタイルの人に訊いてみると、ここから先は作業中のため通行止めだそうと。

ゲートには作業員さんがいて、路肩に車を停め歩いて入るのはいいということで、ライディングブーツからトレッキングシューズに履き替え身支度一式、冬用ジャケットはもちろん脱いでシートバッグに括り付け、リュックをしょって歩き出します。

ゲートの位置が5合目(435m)、緩い上り坂の未舗装林道がどのくらいあるのかわからないまま歩いています。

大型ダンプで運ばれた砕石をグレーダーで均す作業が行われていました。

林道が終わり

ゲートから36分、7合目(660m)ヒュッテの前に出ました。

駐車場はロープで区分けされ50台分以上のスペースがありますが、土日などは満車になるほどのようで、そのため平日に来て歩くという計画でした。
日陰のベンチで休憩しながら履いたままだった厚手のヒートテックタイツも脱ぎます。



クマ鈴を持ってくるのを忘れましたが、前を行く人がカラコロ鳴らしているので心配はありません。


10分少しで樹林帯を抜けると一気に視界が開けました。


振り返ると支笏湖が。
高度が少し上がるとさらに視界は開け

風景には海岸線近くのごく一部以外に画像の外も含め人工物が見えません!

路面は軽石のような感じのところもありますが、整備された一本道なので地元の標高200m級ハイキングコースより安心して歩けるほどでした。

ここまで39分、風が強くなっていたので手前でレインウエアの上だけ着ています。



富士山そっくりな恵庭岳も支笏湖の向こうに見えました。

有毒ガスを発生する活火山なのでそちらへは進入禁止、白い煙も上がっています。

分岐から12分、東山頂上に到着です。

標識のもう少し先、石が積まれたところで座ってパンを食べて休憩しましたが、手前からもいたコバエのような虫が周りを飛び交っています。

下山も同じコースで。


レインウエアはこの辺りで脱ぎました。

7合目登山口までは37分、気温はほぼ21℃で湿度も低く最良の天候に恵まれました。

案内板の前のベンチで少し休憩してから林道を下ります。

ゲートまでは33分、その間作業は行われていませんでした。

車は2方向に15台ほど停められていて、歩いているあいだに何人もとすれ違っていました。
7合目からなら簡単に絶景が拝める登山コースなので、人気があるのも当然ですね。

身支度と荷物のパッキングに30分近くかけてから出発です。
(実はこの道が道道141だったのですが・・・・・は次回に続く)