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『空モデル大展覧会』 で買ったプラモデルに手を付けようと思い、先にニッパとピンセットを買っておきました。
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作りはじめてすぐ分かったのは、このニッパだけではちょっと無理があったということ。
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なにせパーツが小さいので、目いっぱい刃を寄せてもゲート部がこんなに残ってしまいます。
その部分はプロペラを壊さないように注意しながらタッチアップナイフで削り取りましたが、もっと細かい脚のパーツを切り離すのは無理だと判断し、専用ニッパを買いにいきました。
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4000円近いものもありこれは800円くらいでしたが、使い勝手の良さはさすがに専用工具だけのことはあります。
P-38G ライトニング ドイツ空軍 鹵獲機
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プロペラが実機と同じように左右の違いがあったり、機首上の12.7㎜機銃2門が内側から差し込むようになっていたり、キャノピーの枠まで塗装がしてあったりなど、小さなキットでも充分すぎる再現性です。
これで全幅109㎜ほどですが、基本的には切り取ったパーツをはめ込んでいくだけできっちり組める、その製造精度の高さにも驚きました。
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こちらは機体が大きくパーツもこの少なさです。
四式重爆撃機 飛龍
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合わせ目の隙間をパテで埋めて削って塗装する、というような造り込みは今回やりません。
それでも細かい作業に久しぶりの集中と充実感を味わえました。
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2機の大きさの比較はこんな感じです。
ロッキードP38ライトニングは、山本五十六長官を撃墜したアメリカ陸軍の双発戦闘機です。高速ですが運動性能が悪く、最初はゼロ戦にカモにされていましたが、一撃離脱方式をとって多くの日本機が撃墜されました。
陸軍の97式爆撃機は、積載量が少なかったので新型機を設計していましたが、呑龍(どんりゅう)は性能が今一つで、この4式重爆撃機(飛龍)が制式採用となりました。その性能の良さが飼われ、海軍では「靖国」という名前で活躍しました。(海軍の「一式陸攻」は、主翼の中に燃料を積んでいたため、被弾するとすぐに燃えてアメリカから「ライター」と呼ばれていたようです。ちゃんと防弾装備を備えなければいけないなあ。
小学生のとき買った本でP38や一式陸攻のことは知っていましたが、飛龍はこれまで全く知らなくて、そんなこともあって作るのが楽しみでした。
SKさんのコレクションが何なのか、ちょっと気になりますねえ